それでも少し進んだか?

朝起きて、とりま地下鉄に乗ってスタートです。向かうは滋賀県中部の中学校。PTA主催で生徒さんもいるお座敷です。ちなみにここの支店長さんは昔からの顔なじみ。たぶん支店長さんの紹介かな。
中学校に到着して、しばし支店長室で子どもたちの情報をいただくなど。
で、会場の準備もできたとのことなので、体育館へ。寒いな。さすがは滋賀県中部です。
そうこうするうちに子どもたちがやってきました。なかなかにぎやかな子らです。はたして届くかな。まぁでも笑いのネタは古いものだから、PとTにウケたらええかなと。
話しはじめると、ガッツリ聞いてくれる子もおりーの、ひたすら遊んでる子もおりーの。たまに笑顔を見せる子もおりーの。でも、遊んでる子はところどころでこっちを見るから、まったく遊んでるわけではなさそうです。なによりガッツリ聞いてくれる子がところどころで見せてくれる表情がいいです。きっと何か考えるところがあるんだろな。
そんなこんなで90分のお座敷終了です。みんな寒い中を聞いてくれてありがとう!

で、いったんお家な帰りましょう。帰り道のお供はこれ。

うまいわ。
で、帰っておべんきょです。まだ迷走してるけど、とにかく書いてしまわなければ。ふむ。なんとなくまとまってきたかな。ただ「大物」をどこに入れるかですね。一度削除したけど、やはり復活させないとアカンかな。

で、再び出動です。今日は玖伊屋です。その前に角打ちへ。すでにSゅんすけとかYーきとかRいなとかが来ています。もちろん常連の皆さんもおられます。とにかくいっぱい飲まなきゃ。

で、ダラダラ話。
7時前になったので、マダンセンターへ。そうこうするうちにUりんちゃんが来てくれたので料理スタートです。とは言え、基本的には白菜を切るだけです。なにせピェンローですからね。
あとは鍋をつつきながら話をしているうちに、なにがなんだかわからなくなりました。やれやれ。

慣れない→昼も人権、夜も人権

昨日機種変したスマホ、やはり慣れないです。もちろんIMEは同じものにしてるし、設定も同じにしてるつもりです。でも、なんだかビミョーに違います。なので、ミスタッチが多くなります。さらに使ってたアプリの挙動も変わって、これまた困ったもんです。
そんなことを考えながら、とにかく午前2発の授業をなします。ひとつのクラスはどんどん勉強するようななってます。もうひとつのクラスは…。人間関係が変わったな。これからどうなるかなぁ。

で、午後は人権学習です。ちなみに3週連続の2回目。講師は去年に引き続きゆきみちゃんです。
駅まで迎えに行って、その後わたしのテリトリーでしばし話。ひと息ついたら会場設営。今年は自分のPCを持ってきてます。macかぁ。いいなぁ。なんでも持ち歩くためにmacにしたんだとか。たぶん、メッチャあちこちに呼ばれてるんだろな。まぁ、それだけの「言葉」を持ってるからなぁ。
で、講演スタート。
1年前に聞いた話からパワーアップしています。もちろんライフストーリーが変わるわけではないです。なので、「あぁ、この話ね」って内容です。でも、それぞれの話の深さとかつながりとか位置づけとかが変わってます。それはきっとこの1年の思索の結果なんだろな。そしてなにより、ひとつひとつのエピソードにメッセージが込められてます。なのでムダがない。わたしの話とは対照的です(笑)。最後の最後もきちんと「社会モデル」の話をされます。それそれ!それを伝えてほしかったんだよな。
終わってから、ダブルの子に「どうやった?」と聞くと「共感しまくった」と言ってました。あと「話ししたい人がいたら前においで」と言うと、いっぱい来ました。響いたんやな。今年も頼んでよかった。来年も来てくれるかなぁ。

で、ゆきみちゃんを駅まで送って、30分ほど雑務。定時に退勤して、向かうは崇仁です。今日は恒例となった「ちょぼやき会」です。当然のことながら、「Kっちゃん」に寄ってから行くわけですが、4回目にしてほとんど常連状態になってるのはどうしたものか。まぁ、角打ちの常連さんのおかげではありますがね。「今日は隣保館で勉強会です」と言ったら「あぁ隣保館ね」と、まぁテクニカルタームが通じるのがいい。
で、「ちょぼやき会」。
今日のスピーカーはUりんちゃんです。
んーと。波乱万丈やな。とにかくすごいわ。ただ、いまのUりんちゃんがなぜUりんちゃんであるかということが、半分くらいわかったかな。でも、逆に言えば、まだ半分です。きっと、まだまだ言葉化できていないこと、今回語られなかったことがあるんだろな。
ちなみに、たぶん教員としては、わたしよりもUりんちゃんの方が、はるかに「いい教員」だと思います。てか、わたしは「悪い教員」であり「ダメな教員」です。それはそれでいいし、そんな教員は必要だと思ってます。というか、スタンスが違う。それは、Uりんちゃんのライフヒストリーに根っこもあるだろうし、教員としての現場をどこで過ごしてきたかってこととも関係があるのかな。UりんちゃんはどちらかというとSSC系と言えるかな。それに対してわたしはSSWというか、フィールドワーカーというか、そんな感じかな。
そんなことを考えながら、ちょぼやき会は終了。会のあとは今回は「Kっちゃん」です(笑)。お店に入ると角打ちの常連さんがおられるだけでなく、「かめちゃん」もおられます。恐るべし、「Kっちゃん」。ここで10人ほどでワイワイ飲んでしゃべるうちに、いつしかUりんちゃんの話にインスパイアされたそれぞれの話が出てきます。おもしろいな。
そんなふうにして、人権にまみれた1日が終わりました。

今年もできた

今日は恒例のリビングライブラリの日です。
はっきり言って、10月半ばから11月はじめはめちゃくちゃ忙しいです。このリビングライブラリと東九条マダンが重なってますからね。さすがに文章を書どころか文章を読むどころか、考えることすらするヒマがないです。もちろんそんなことをやらなきゃ楽なわけで、自分で自分の首を締めているんですが、しかたないです。
てことで、2時間目と4時間目の授業を終えて、応接室に行くと、すでにK藤さん@木津川ダルクと機関車Tーますが来ておられました。外には迎えに行ってくれた同僚の車から電動車いすが降ろされます。みなさん、和やかな感じです。すでに5回目か。
と、りぽたんから
「本のタイトル、変えてくれた?」
そうか。そんなのあったな。そう言えば、例年「タイトルやリード文を変えたい人は言ってください」メールを出してるけど、今年は出し忘れてました。
みなさんの前ではのんびりした顔をしてるけど、影に行くと走りまわるのがこの日です。そんなことをしているうちに、第1セッション開始です。と、教室に入れない子らが。N内さんのグループです。なにやら中で授業をやってるとか。まずい!バッティングしたか。実はこの時間、1階の教室がぜんぶつまってるんですよね。
「講師の人、電動車いすなんですよ」
というと、教科担当が「場所あけますよ」と言ってくださいました。ありがたい。
そんなこんなで、なんとか第1セッションがはじまって、ようやくわたしはひと息です。昼ごはんを食べましょう。
第2セッションはU場さんのグループに入りました。のんびりとしたいい感じの話です。でも、中身がおもしろい。なんでも小学校の頃黒板を写せなかったらしいです。曰く
「黒板は横向きでノートは縦向きだから」
とのこと。おもしろいわー。気がつかなかったわ。
てことで、第2セッションも無事終了。ここからは感想文の振り分けです。とにかく全部コピーして、半分に切って、それをみんなに振り分けてもらいました。みなさん、ご自分への感想文をワイワイ言いながら読まれます。
そんなこんなで、4時に解散。わたしは感想文読みへ、みなさんはコンビニ前の宴会です。
5時になったので退勤。いつもの居酒屋に行くと、大将に完全に顔を覚えられてるみたいです。やれやれ。
ここから真剣な反省会の開始です。もう、笑いが絶えません。楽しいな。
で、9時くらいに終了。そりゃそうです。大阪とか兵庫の人もおられます。
わたしはというと、K淵さんとのんびり最寄り駅へ。去年に引き続き、今年もコンビニで買食いです。K淵さんは味噌汁。わたしは辛スープ。さてと、身体も温まったから帰りましょうか。

疲れ切った先

今日は試験カントク3連発からの成績処理です。
まずは試験カントク。行ったクラスが昨日2回行ったクラスです。「また来たか」の視線が刺さります。しゃーないやんか。お次は6人講座。ヤツらも解くけどわたしも解きます。簡単に言えば解答をつくらなきゃならんってことです。めんどくさい問題を出しちゃったな^^;;すまん。3時間目のクラスは1時間目に行ったクラスの子が半分くらいいる選択講座。「また会ったか」の視線が刺さります。しゃーないやんか。
こんなふうにして午前は終了。
午後は6人講座の採点からはじまります。あっという間に終わりました。
続いて気になってるクラスの度数分布図をつくりました。過去2回のも残してあったので比較すると、みんなそれなりにがんばりつつあるんだな。下の方が少しずつ上へと移動しています。月曜日、そのことは言ってやらんとなぁ。
その後、来週のリビングライブラリのメンバーづくりです。2回あるセッションの人数調整をしなくちゃなりません。これがなかなか難しい。excelのシート上で調整していくのですが、なんだろ。なんかやってると、うまくはまるんですよね。つぎに座席表もつくりましょう。ちなみに、座席表をつくるためには教室の席の配置を見に行かなきゃなりません。そんなこんなで、リビングライブラリの準備もほぼ終了。
と、センセから「早く原稿を出しなさい」というメールが…。ひー。
ということで、定時に退勤。ぐったり疲れ切ってます。ほんとに疲れた。
と、facebookに見慣れた机が…。Iっぽくん&Kんちゃんが崇仁新町にいるようです。
い「いつまでいるの?」
I「6時半まで」
ということで、崇仁新町に寄ることにしました。なんでも、今日は飲み会があって、その前に寄ったんだとか。で、ぐったり疲れ切ってビールを呑んで「疲れた」とか言っているうちに、少しずつ体調がマシになってきました。と、
「いつきさんも一緒に行こう」
とか言いはじめる人々がいて、気がつくと一緒にタクシーに乗ってました。四条河原町でタクシーを降りたので、酔っ払いついでに四条河原の話をするなど。
で、なぜか呑み会に乱入してしまい、「1時間だけね」と言ってたけど最後まで参加して、結局バスで帰ることになってしまいました。まぁでも「市内均一区間フリー定期」が本当に使えるらしいことがわかったから、それはそれでええかな。

ダメな一日

今日はうちの教組の教育研究集会です。もちろん今年もレポートを出しています。今年のネタは「多様性ワークショップ」です。なんとなく「前にやった気がするなぁ」とは思っていますが、まぁええか。「多様性」が大流行のいま、これを出すことの意味はあるかな。
ということで、少し遅刻をして会場へ。
ほどなく一本目のレポート開始です。中身は沖縄平和学習のとりくみです。中学校におけるとりくみですが、なんか「いいなぁ」と思ってしまいました。中学校は分掌がはっきりとあるわけじゃないから、担任が分担してやらなきゃどうしようもありません。でも、それがいい。いろんな人が主体的にかかわっている感じが伝わってきます。まぁでも自分の担任時代も同じ感じだったんですけどね。
で、わたしのレポート。グダグダです。でもまぁ、「多様性の中に権利の不平等がある」というのが今回伝えたかったことなので、それが伝えられたらOKです。
で、特別報告。うーん、マジか…。ひどい話だな。
その後ランチタイム。Aっちゃんと「ビール買いに行くか」「そうですね」ということで、ふたりだけビールを買って宴会状態です。
教研が終わったら特別報告された方と一緒に「飲み」です。Aっちゃんはインタビューを受けるとかで、これも居酒屋に行ってやることに。ダメダメです。
家に帰ったのは夕方だけど、すでに酔っ払い状態で、ふとんに横になった瞬間に寝てしまったらしいです。8時過ぎに目が覚めて、夜の分のビールを呑むなど。アカンアカン。これはアカン。
そんな一日でした。
明日はなんとかしなくちゃ。

久しぶりのおさんぽ

今日は久しぶりのおさんぽです。話の発端は昨年度の全国教研でした。この時に滋賀の教組の青年部の人に「おさんぽやってるよ」と言ったら、ほんとうに企画されました。さらにハーフサイズのおさんぽの話を吹田のI田さんにしたら「参加したい」とかいうことで、吹田の教組の青年部も乗っかることになりました。じゃぁついでにってことで、京都の教組の青年部も参加することになり、やけくそになったのでM田さんとうりんちゃんも誘うことにしました。そこにもってきて、ふだんから街歩きの案内をされている藤尾さんも「参加したい」ということになって、なにがなんだかわからないおさんぽになりました。
ということで、首謀者のY地さんと藤尾さんとわたしの3人で、まずは「わかば」で腹ごしらえ。相変わらずうまいです。
で、マダンセンターへ。続々と人が来られて、総勢16人のおさんぽになりました。
まずはマダンセンターで部落問題学習のスライドを見てもらって、その後2時からおさんぽです。まずは南まわり。マダンセンターに帰ってきたら、すでに3時です。これはぜったいに5時半に宴会は無理だな。
マダンセンターで少し写真を見てもらっていたら、藤尾さんもご自分の写真を持ってきておられました。それにしても、同じ写真があったりするのがおもしろい。
で、北まわりから「ひかり公園」へ。晴れていて気持ちいいです。

そして柳原銀行。ちょうど崇仁小学校の企画展をやっていて、生まれてはじめて伊藤茂光の声を聴きました。ここで記念撮影。

続いて石碑です。藤尾さん、さすがに慣れておられるし、それだけじゃなくて気の使い方が細やかです。もちろん、わたしの知らないこともご存じなので、ところどころにツッコミがはいって助かります。
てことで、崇仁を出たあたりですでに4時半。6時に間にあうかどうかも疑問です。ここから五条→松原通→四条寺町です。

さらに巽橋と歩いて、ようやく三条へ。あまべをぐるりとまわっておさんぽが終わったのは6時10分くらいです。で、ようやくお待ちかねの「安さん」です。さすがは青年部、鉄板焼きをガンガン食べます。たいしたものだ。途中ラグビー観戦もあったりして、一次会終了。
ここからなぜかタクシーに乗って崇仁新町へ。アカンパターンです。で、定番の裏メニューをいただいて、お店のお父さんにあきれられるなど。てなことで、閉店まで粘ってしまいました。

なんとかかろうじて地下鉄に乗って最寄り駅まで帰ったものの、すでにバスのない時間です。しゃーないな。

初の離島体験

起床は6時。なぜにこんなに早く起きなきゃならんのかと思いながら駅に向かいます。新幹線→「やくも」と乗り継いで、とりま米子駅。

さらに乗り継いで境港駅。ここで昼ごはんゲット。で、レインボージェットに乗り込んでいただきます。

サーモンづくしらしいです。メッチャ多い。ちなみに、ビールはスー○ードライ一択でした。きついな。でも、なぜかうまかったので、よしとしましょう。
レインボージェットの乗り心地、おもしろいです。ほとんど揺れがない。たまにふわふわ上下動するのが楽しいです。
で、着いたのは西ノ島の別府港。別府港は大分にあるだけじゃなくて、島根県にもあると、はじめて知りました。迎えに来てくださったのはK下さん。とてもていねいな人で、ずっと連絡をとりあってました。ちなみに、つないでくださったのはN田さんでした。ほんとにお世話になってます。
到着したのは2時前。お座敷は6時15分から。ずいぶん時間があります。なのでゆっくりしましょうか。
とりあえず会場のチェックということで、向かったのは「西ノ島町コミュニティ図書館『いかあ屋』」です。入り口にはすでに立て看板。

照れます。
なんでもこの図書館、去年できたばかりだそうで、木の匂いが新しいです。なんと言っても靴を脱いで入るのがいいです。で、印刷物のチェック。と、ここでトラブル発覚。レジュメを送ってませんでした。早めに来てよかったというかなんというか。あわててレジュメをつくってプリントアウトしてもらってホッと一息です。
で、観光に連れて行ってもらいました。向かったのは摩天崖。まずは摩天崖を望む向かい側の山へ。

あの崖ですか…。
それにしても、途中の町並みがおもしろい。家の壁が木の板でできています。ちょうどDash島の舟屋みたいな感じですね。あと、1階に大きなスペースがある家もあったり。何に使うんだろ。
で、再び急な坂を登ります。すでに家はないです。
なんでも西ノ島はほとんど平野部がなくて、かろうじて3つの地区に人が住んでるだけだとか。しかもその土地のうちの半分くらいは埋め立てて広げたんだとか。そしてほとんどが山。それも切り立った山です。西ノ島・中ノ島・知夫里島の3つの島はもともとは火山で、そいつが噴火してできたカルデラが海面上昇によって内海になったんだとか。なので、西ノ島は基本的には山なんですね。
途中は放牧地です。
牛。

馬。

監視所跡。

こんなところにも戦争遺跡があるんですね。
そして摩天崖へ。メッチャ高い。真下に海があります。これはアカン。それにしても、ひたすら草っ原です。

その後今日泊まるホテルへ。部屋に入るとびっくりです。

全面窓!
お座敷までは2時間ほどあるので、お風呂に入ってしばし休憩。

6時前に再びK下さんが迎えに来てくださって、会場へ。50人ほど入れる部屋がほぼ満席です。隠岐島前高校から高校生も来てくれてるとのことです。うれしいな。
今日の話は久しぶりのミッション1。セリフが飛んでないか心配です。いちおうお風呂の中で復習はしたけど、全部はできなかったからなぁ。
てことで、いつものマシンガントークスタート。
とにかく反応がいい!K下さんとか教育長さんとか、大声で笑って下さいます。そのおかげか、聞いてくださるみなさんも笑って下さいます。もちろんガチのところは一生懸命聞いてくださる。そのメリハリがうれしいです。てことで、2時間メッチャ楽しく話させていただきました。
話し終わったら、感想を言いに来てくださる方や、質問をしてくださる方、さらにご自分の話をしに来てくださる方もいて、それがまたうれしいです。そんなこんなで9時頃まで会場で話し込んだりしてました。

でも、さすがにビールがほしい。てことで、K下さんと課長さんと3人で向かったのは「みやこ」です。たぶん^^;。
お店に入ると、みなさんラグビーワールドカップのサモア戦でもりあがっておられます。少しそちらも気になりながら、刺し身おいしい!

残念ながらイカはないとのこと。なんか、不漁らしいです。ちなみに、ここでもビールはスーパー○ライ。でもま、おいしかったからよしとしましょう。それにしても、突き出しがきゅうり丸っぽ一本のやみつききゅうりってどうよ。おいしすぎます。その後、日本酒→いそっ子とすすんで、時間は12時半。最終的にK下さんのおつれあいが迎えに来てくださったんだけど、ほんとに迷惑かけてしまいました。すみません。でも、それくらいに楽しかったってことです。
さて、明日も朝が早い(;_;)。

「語る」ということ

朝、メッチャしんどいです。あたりまえです。昨日の今日です。それでも朝にシャワーを浴びて出勤です。
とりま授業の最初に昨日のできごとを話してみると、案外みんな食いついてきました。半年かけて、やっと雑談聞くようになってきたのかな。まぁ、今日も夜に飲むから、明日も雑談からのスタートだな。
空き時間は2次校正。相変わらずおもしろい。なんか、エスノメソドロジーの教科書のようです。もっとも、あの話をそう聞く人は、もしかしたら少ないかも。逆に「それ、考えすぎやろ」とか言われそう(笑)。なにしろ、ところどころに「あたりまえっちゃああたりまえなんですけど、でも」というフレーズがあって、これがしびれます。だって、まさにその「あたりまえ」を解読してるんですからね。

放課後は20分のラン。最初の1kmが7分以上かかってしまって、いかに体調が悪いかわかるというものです。でも、あとの2kmは6分30秒くらいだったのでホッとしました。

で、定時に退勤して、向かうは「生きセン」です。
が、その前に「Kっちゃん」へ。今回もビールをいっぱい飲んでからにしましょう。昨日も「行く」って言いましたからね。ちなみに角打ちの常連さんがふたり来ておられました(笑)。こっちを見て笑顔になられたので、これがまたうれしい。
「昨日はどうも」
「あんた、よう呑むなぁ」
みたいな会話。
で、「ちょぼやき会」の例会です。ちなみに第1回はこの時で、第2回はこの時。第3回は藤尾さんの話を聞く会でした。ここまでは会には名前がなかったんですが、こないだ「ちょぼやき会」になりました。で、今日は4回目。今日の話題提供者は「カフェ・ド・マキグチ」のシェフです。もともと牧口さんはご自分の人権学習の実践を話そうと思っておられたようですが、そうじゃない。「√ 」を話してほしいんです。なので、そういうオファーを出してみました。無茶振りですけどね。
考えてみると、わたしの友だちって、自分のことを話しはじめたら何時間でも話をする/できる人たちです。なので、そういう人ばっかりだと思い込んでました。そしてきっと牧口さんの友だちもそんな人ばっかりなんだろなと思うんです。ところがそんな友だちをいっぱい持っておられる牧口さん自身はそういう人ではないみたいなんですね。いや、はじめは「あえて語ってないのかな」と思って「語った裏には実は語らない/語れないことがある気がするんですが、普段語らないことってなんですか?」って質問をしたんだけど「なんだろ。考えたことがない」って返事でした。
牧口さん、きっとおもしろい人生を送っておられるんだろなと思うんだけど、もったいないなぁ。でも、そういう牧口さんの一面を知ることができたのはよかったです。
「ちょぼやき会」は実践報告の場ではなく、叙述的自己表現の場なんですよねo(^^)o。

てことで、会が終わるといつもの通り「やきやき」へ。今日の話を振り返ったり、次の話題提供者を考えてみたり、はたまた「変態が世界を変える」話をしてみたり。
とにかく、互いが互いへ向けて延々と語る。その延長線上に「今」の選択がある。それをひたすら聞く。おもしろい。

会議3発からの、なぜにここに?

朝起きると、けっこうさっぱり。やはり9時過ぎにお風呂→10時半就寝がいいようです。
さてと、今日はひたすら会議です。
まずは教科会議。これ、火曜日にあるからよく忘れるんですよね。
続いて地域の保小中との交流会。ふだんは第2のふるさとで開催していますが、今日はうちの職場開催です。お互いの職場の近況報告ののち、授業参観です。みなさん、卒業生がどんな顔で授業を受けてるのか気になるらしいです。まぁそりゃそうか。
そんなこんなで午前は終了。できた用事はメールの返事を2本だけ。
午後は京都府南部の人権担当者の会議です。うちの職場から動線的にもっとも離れているガッコのうちのひとつなので、午前の会議の人に送ってもらって、かなり早くに到着。時間がたっぷりあるのでAっちゃんとムダ話をしたり、うちの教組の委員長とよもやま話をしてみたり。
そういや、ここのガッコ、かつてよく来たなぁ。京都の解放教育の拠点校でしたからね。あれからいろんなことがあったなぁ。今の自分がいる位置はいろんな偶然の中であるんだけど、それでもブレずにあたりまえのことをあたりまえにやってきたんだよなぁ。もっとも、この「あたりまえ」が他の人たちからはあたりまえじゃなかったのかもとは思いますけどね。そんなことを委員長とダラダラ話。
午後の会議ではトリプルヘッダー1発目の振り返りです。中身は研修旅行の部屋割りとかお風呂の話(笑)。そんなもん、子どもたち同士の同意がとれてたらなんにも問題はないじゃないかと思うのですが、なんかそうはいかないらしいです。「なにかあったら」とかいう話はあるけど、その「なにか」とはいったいなんなんだ?そんな雲をつかむような話ではアカンやろと思うのです。てか、トランス女性が男部屋に入れられた時に起こるかもしれない「なにか」のことなんて絶対考えてないな。
ちなみに、お風呂問題について言うなら、例えば完全に見た目が女性の人間が、身体の一部分が想定される形とはちょこっと違う程度のことなんですよね。そういう人間がその「ちょこっと違う方」に行けと言われることの意味がわからんかなぁ。そして、身体をもっとも見られたくないのは当事者なんですよね。
結局、身体の形状でひとをふたつにわけることが「あたりまえ」で、その「常識」を1ミリも疑ってないからこんな話になるんですよね。でもそれは、例えば黒人差別と同じなわけです。「黒人と同じバスに乗るなんて、そんな非常識なこと考えられない!」という常識を1ミリも疑ってない人のことを、わたし(たち)は「なんて差別主義者」って思うし「非常識」って思うわけです。それと同じことを言ってる。
もちろん「それとこれとは違う」っていう人もいると思うんですけど、それこそが「それとこれとは違う」という「常識」そのものを1ミリも疑ってないからなんですよね。常識も定義もなにもない。すべてを一度疑うこと。そこからのスタートなんだけどな。
まぁそんなことを考える会議でした。

で、ふだんより少し早く終わったので、久しぶりに角打ちに行こうかと。
お店に入ると、いつもの人々がいつものように飲んでおられます。ここは変わらんなぁ。変わったのは…。ビールがスーパード○イ1択になったことくらいか。しかたないので、いきなり日本酒です。

甘い(笑)!でも慣れてきます。今日のアテは…。
「今日はこんなの炊いてるよ」
「それ!」

スジとコンニャクの炊いたんです。ラッキーです。うまいわ。
と、いつものおっちゃんが
「2杯分だけおごったるわ」
とのお言葉。そ、そんな…。ありがとうございます。てか、2杯飲まなきゃあきませんがな。
そうこうするうちに閉店時間の6時半をまわってしまいました。
そこからなぜか常連さんに誘われて2軒目へ。なぜか立ち飲みです。安くておいしいのはいいんだけど、なぜかケンカが起こるなど。気がつくとわたしは仲裁役になってたりして、お開きは11時。
これはアカンパターンやで…。とにかく帰ろう…。

なぜかホーム感

事の発端は6月はじめのことです。毎年リビングライブラリに来ていただいてる加藤さんからラインが入りました。
「えんたくに座っていただけませんか?」
えんたく?なんでも「これからの依存症予防教育」というテーマだとか。
「わたしの役まわりは?」
と聞くと
「教育関係者」
とのこと。なるほど。依存症予防教育はまったくの素人だけど、いろいろ考えてきたことはあるし、たぶんそれを加藤さんは知ってのことなのかな。
てことで、今日の午後は「これからの依存症予防教育 ~依存症は回復可能な問題~」に行くことになりました。
でも、午前中は時間があります。
まずは8時くらいからランです。今日も25分ほど走ってしまった。そんなに長い時間走る気はないんですけどね。道を間違えるとこうなるのがロードのこわさです。家に帰って軽く筋トレしてシャワーを浴びて、猫の額で朝ごはん。

その後、いろいろ調べもの。一番のネックは『Bodies that Matter』の日本語訳がないことです。でも、一部のみあるんだとか。探したら『現代思想』の1997年5月臨時増刊号に載ってるんだとか。へーと思って検索したら「特集レズビアン/ゲイスタディーズ」でした。持ってるやん^^;。灯台下暗しというか猫に真珠というか。いかにおべんきょしてないかってことですね。
もうひとつの調べものは今日の講師の松本俊彦さんってどんな人だっけってことです。そういやKうさんから名前を聞いたことがあったなと思ったので、おふたりの名前で検索したら『精神科治療学』が出てきました(笑)。たしかに巻頭言に書いてはるわ。ちなみにKうさんにメールを送ったら「20年来の呑み友だちです」と返ってきたので、なるほどなと。

てことで、スタートです。まずは京都駅で来月使う乗車券をゲット。
続いて会場近くでランチです。

ちなみにテーブル席に通されたので「カウンターでもいいですよ」と言うと「女の人やから目立つところ」って笑顔で言われて、笑顔を返すなど^^;。
で会場へ。
うーん、知ってる人がいない…。アウェイです。やがて加藤さんが来られてホッとしたり。同じ「えんたく」に座る人と「なにしゃべろ」って話をしたり。と、Oか山さんが来られて「えー!」ってなったり。さらにSん均さんが来られて「ほー!」ってなったり。松本さんに「Kうさんと呑み友だちです。精神科治療学ではお世話になりました」とちゃっかりアピール系のあいさつをしてみたり。
そうこうするうちに松本さんの話がスタート。
話、うまい。おもしろい。早口(笑)。
「麻取と飲むとね、酔っ払ったら夢を語るんですよ「この世界から薬をなくしたい」ってね。そんなの絶対無理です。人間は薬をやる動物なんです」
なるほどな。しかし「麻取」っていうんだ。そういやIちくんも言ってたな。「金パブ」とかいうのもギョーカイ用語であるらしいです。
話が進むほどにあちこちでドカンドカンと大爆笑してる人が続出です。たぶんダルク関係者だな(笑)。
めっちゃわかりやすくて、でも深い1時間ちょいの話が終わって質疑応答。ここでまた深い質疑応答があったり。
で、休憩。いちおう「えんたく」の打ち合わせ。登壇者のおひとり谷家さんと「はじめまして」とあいさつすると「前から知ってました」とのこと。「ほへー」と思ったら、現在は麻取だけど、かつてはセクシュアリティ関連のことをやっておられたんだとか。その時にあちこちで名前を聞いておられたんだとか。悪いことはできません。
で、「えんたく」です。
いきなりわたしが指名されて「マジっすか」と5分のセッションスタート。
わたしにとってのアディクションとの出会いは、やはりMりくん抜きには語れません。部落であることとゲイであること。「両方を知ってるのは世界でいつきさんひとり」って言われたことから話はスタートです。考えてみると、加藤さんは在日。Hっかぶいさんはウチナー。シンナーやってたムラの子。みんな被差別の立場にいるんですよね。もちろん被差別の立場にいる人がやるんじゃないです。おそらくバルネラビリティの問題です。だから薬やギャンブルに近くなる。わたしにとってアディクションの問題は差別の問題であり人権の問題なんですよね。
まぁそんな話をして、最後に「一高校教員です」と締めくくりました。いやほんとにここではそうですよね。依存症予防教育なんてなにもしてないです。でも、なぜかアディクションの人たちと出会いがある。不思議です。
その後、加藤さんや家族の方や谷家さんが話。それぞれがそれぞれの立場での深い話をされました。そんな中でやはりダルクの存在の大切さを感じますね。でも、つくろうとすると地元住民から反対の声があがる。なんなんだろ。ダルクの人たちって少ししか知らないけど、お酒もタバコもやらないから、わたしなんかよりよほど迷惑かけないんだけどなぁ。
で、えんたくメンバーで質疑応答。加藤さんや家族さんに質問が飛んでいて「出番はないな-」と思ってたら、突然質問が飛んできました。
「もしも生徒の中に薬物をやっている子がいたらどうします?」
えーと、どうしますと言ったって…。
「たぶん逮捕されなければ「やめろ」ということにはなりません」
これ、退学ではないです。「進路変更を促す」ということです。でも、タバコやお酒が家庭謹慎なんだから、薬物もそうだろうし、ましてや市販薬だったら「オーバードーズ」ってことで、保健部とSCが動くんじゃないかなぁ。一般に考えられているほど高校は簡単に人をやめさせたりしません。じゃぁ、大麻が見つかったら…。微妙やなぁ…。
その後、みなさんが3人ひと組でトーク。すごいしゃべるな。で、それぞれの組で話したことを発表。そしてまたまたわたしたちの出番です。なにをしゃべろう…。
ひとつは、マイノリティ、それもセクシュアルマイノリティのアディクションのことかな。そうした人をダルクが抱えすぎないことかなぁ。「外」にアウトソーシングすることは大切なんじゃないかな。逆に、例えば交流会だってダルクにアウトソーシングすることが大切かな。もうひとつは「てーげー」であること。
ひとつは、かつて大北さんからおそわったことです。
「予防教育を徹底すると、感染者は予防に失敗した人ってことになってしまいます。そこから自己責任論へといってしまいかねないんです。だから、予防しきれないことを引き受ける。あるいは感染することを引き受ける。そこまで含みこんで予防って考えなきゃならないと思うんですよ。それで、例えば感染したかもしれないと思った時に取り乱す」
もうひとつは、かつてMりくんに
「自分は人生がギャンブル。なにかやるたびにレートが上がる。そういうギャンブルをしている。負けるとすってんてんになる。だから死ぬまで勝ち続けて勝ち逃げするねん。ギャンブル中毒やろ?」
って言ったら
「いつきさん、それは中毒ではありません。ギャンブル中毒者はね、トコトン負けて莫大な借金を抱えて「もうやらない」と思っても、「これで借金を返しや」ってお金をもらったら「これで勝って返す」って考える人のことなんです」
と言われて「あぁ、自分は中毒にはなれない」って思ったことがあるんですよね。そのこと。
中毒の人はすごいんです。とにかくマジメなんです。だから依存までいける。わたしはそこまでマジメじゃないから、依存の手前でとまってしまうんだと思います。だから、「てーげーでもいいんだ」ってことを子どもたちに示すこと。月曜日の朝は「学校爆発しろって思ってる」って率直に言うこと。
まぁそんなことを話しました。

で、打ちあげ。いや、楽しい。麻取・保護観察官・当事者が一堂に会して呑む。ちなみに、そこにいる麻取の人のことをずっと当事者と思ってた私がいたりします。それくらいにわからない。そして、ひたすら酒を飲んでるのが保護観察官と高校教員というのも、これまたあるあるなんですよね。こんなところを見たら、ぜったいにダルクが街にあっても大丈夫ってわかるんだけどなぁ。
加藤さんに
「今日はアウェイ感満載でした」って言ったら
「そうでしたか。でも、これでホームになったでしょ?」って言われました。たしかに…。
最後に
「「ダメ、絶対ダメ」がダメな世界をつくろう」という約束をして、打ちあげ終了。さぁ、帰ろう。でも楽しくて呑みすぎたな。