進まない

今日は午前に2箇所出張です。が、あまり早い時間に行くのもアレなので、少し遅目の時間に設定。そのおかげで、ほんの少しだけ、1時間ばっか朝に時間ができました。なので、おべんきょ成果。
今朝もなんとなく肌寒いので、こたつに潜り込んでみました。やはりはかどります(笑)。職員室にこたつがほしい。いや、放送室か(笑)。
とりあえず、少しずつ書き足していきます。
それにしてもおもしろい。おもしろいんだけど、それを言葉で具体化するための、わたしの力が足りない。それでも、少しだけ進んだかな。
てことで、出張のためにスタート。今日の出張は2箇所はしごしなきゃなりません。若い衆の車に乗せてもらって、よもやま話をしながらの出張です。
出張先の桜。

もうそういう季節なんですね。
出張から帰ってきたら、ちょうど昼時です。おべんと食べながら、出張の報告を書いてと。とにかくさっさとやればさっさと終わります。
午後は明日のための資料づくり。そうそう。午後の会議の準備もしなくちゃ。そんなことをやっていたら、あっという間に会議の時間。
会議がすんだら定時です。今日は4人のおべんきょ会の呑み会です。呑み会というか、呑みながらのおべんきょです。
会場へ向かう途中の電車でもおべんきょです。会場に着くと、先に着いたおふたりがなにやら相談しておられるので、またまたPCをパチパチ。今書いてるところをふたつのセクションにわけようかと。でも、すぐに燃料補給です。

脳みそを使いながら呑むのは楽しいな。
てことで、食べ過ぎ飲み過ぎなおべんきょ会になってしまいました。アカン、進まない…。

息抜きも大切

とにかく、ずっとメンタルが落ちています。
原因はわかってます。おべんきょ成果と書籍化がまったくすすんでいないことです。あとは、来年度から所得が減ることと、なのに新たなことにチャレンジするから、かなり忙しくなるであろうことが予測されているからです。ただ、ひとつずつ片づけていかなきゃなりません。
てことで、おべんきょ成果です。
とりあえず、Mさんの語りについては、ひととおり紹介できたかな。なので、それを通してなにが明らかになり、なにを明らかにするかってところです。まぁ今回のおべんきょ成果はあまりきっちりとやらなくてもいいかなと思っているのですが、それでもある程度は書かなきゃなりません。ちなみに、最後の最後に書くことは決まっています。この間書いた「小さなほころび」です。それがカウンターになる。
てことで、夕方に終了。そこから十三に移動です。今日は1年前の第2弾です。
駅を降りて飲み屋街を歩きはじめると、落ちてるメンタルが少しマシになりました。たぶん、こういう街をずっと見てなかったってのも悪いのかもしれません。
やがて目的地のお寿司屋さんに到着。おいしい魚料理をいっぱい食べて、メッチャすっきりした芋焼酎を呑ませてもらって、メッチャおもしろい話をいっぱい聞かせてもらって、楽しい時間を過ごさせていただきました。
そうそう、なんか、シマアジの顔が吾妻ひでおのマンガみたいな感じだったのでパチリ。

さてと。帰れるかな(笑)。

終わりよければすべてよし

今日の午前はとある日本海側の中学校とオンラインでつないでのお座敷です。
指定された時間にzoomで接続。ちなみに、おとついもテストしたいと言われたのでテストしましたが、今日も30分前からスタンバイするらしいです。とりま接続して「よろしくお願いします」とあいさつしたら「では、30分後にはじまるので、それまでカメラoff、ミュートにしてください」と言われて、残り25分どうするねんと(笑)。もちろん、こんなこともあろうかと、ペーパーは持ってきてあります。「彼らが本気で編むときは」についてのペーパー、おもしろい。使えるかなぁ。
と、時間がきました。なので、お座敷開始。
うーん…。
zoomは反応がわからないから、なんとも話しにくいです。しかも、事前学習でわたしのことをすでに話してるとか。さらに、フリップに「わたしの」って書いてあるのに、司会の人が「オレの」に脳内変換してしまってて、もう、なにがなんだか。
でも、とにかく話す以外方法はありません。なので、PCに向かってひたすら話します。途中、なんどか切れたけど、復旧してくれるのが助かります。そんなこんなで1時間半話しきりました。やれやれ。
それでも質問が出てきたのでホッとしました。
しかし、トランスに引っ張られない内容ってどうすればいいのかなぁ。

午後はなんにもなし。なので、おべんきょ成果をやろうと思ったけど、なぜかスイッチが入りません。困った。とにかくインタビューをあっちへ持っていったりこっちへ持っていったり。あとはペーパー読み。でも、迷走する一方です。時間だけが過ぎていきます。焦ります。が、ダメ。
そんなこんなで定時が来たので退勤。
帰りになんとなく角打ちに寄ると、いつものおじさまたちが勢揃い。相変わらず
客「にいちゃんか?」
他の客&店「ねえちゃんやがな!」
のコール&レスポンスです。
しかし、なんか、ハングルマルが飛び交うなと思ったら、おじさま曰く
「日本人はこいつだけや」
とのこと。わたし以外の5人中4人が在日であることが判明。すごいな。
と、これまた前におごってくださったおじさまが
「ちゃんとおかず食えよ」
とおごってくださいました。

おじさまが帰られたあと、さらに「半分」のあてにかき揚げを頼みましょう

すると
「これでちょうど500円やわ」
なんでも、10万円入ってきて、パチンコも勝たれたんだとか。
てことで、わたしの負担は「半分」の140円(笑)。
終わりよければすべてよしo(^^)o

今年もやった

今年度も開催できなかった「京都在日外国人生徒交流会」ですが、やはり年一回くらいはやらなきゃ。ということで、去年に引き続き、今年も河原の焼肉をすることにしました。さてさて、どれくらい集まるかな。
ただ、昨日飲みすぎたので、体調は最悪です。きっとKうさんもしんどいだろうな…。
とりま、明日からのおべんとのネタをつくりながら準備をしましょう。案外いろいろ持っていかなきゃならないのでたいへんです。
それにしても暑い。まぁ寒いよりいいかな。
焼肉の場所に行くと、誰もいません(笑)。まぁええか。ベンチでしばし寝ましょう。てなことをやってると、ボチボチ集まりはじめて、やがて焼肉開始です。

やはりコストコのタンブロックはおいしいな。飲み過ぎだけど、ビールもおいしい。
今回は初参加の生徒がいて、いろいろ話をしてもらったり聞いてもらったり。てか、在日外国人の子どもたちって、もちろん経験してることはそれぞれで違うんだけど、やはり「あるある話」があるんですね。なので、高校1年生と30歳が同じような経験をしている。それがおもしろい。
そうこうするうちに、浜田さん@京教も来られて、なぜかチョークを投げる話になったりして。「いちおう生徒には「腹が立ったら、なにをするかわからんしな」予告してあるし、かまわんでしょう」というと、浜田さん、ひたすら「それはダメでしょう。信じられない」を繰り返されます。まぁ大学と高校の違いということにしておきましょう。
そんなこんなでダラダラしゃべっているうちに、なんとなく暗くなってきたのでお開き。片づけが終わったら、もう少し飲みますか。

変形ダブルヘッダーからのクズの宴

今日の午前は、某K西大学でお座敷です。声をかけてくださったのは、かつてお世話になった若槻健さんです。ちなみに、若槻さんとは十三のお寿司屋さんで再会したりして、なんとなくおつきあいさせていただいています。てか、その後こんなことになってしまったのも、若槻さんのおかげだったりします。
てことで、8時前に家をスタート。阪急電車を乗り継いで、9時頃に到着。9時40分に来いといわれているので、しばしなにを話すか考えます。ちなみに、ベースになるのはこないだの話です。
実は、このネタ、好きなんですよね。もちろん、ミッション1~4も好きだけど、おそらくそれらのルーツはこれです。今日のネタは、それのエッセンスになります。ただ、今日聞かれる方はK西大学で教職を担当している方々&来年度から新規採用で教員になる方々なので、ウケるかどうか、かなり不安です。
で、お座敷スタート。
うーん、反応が読めない。困った。が、まぁいいでしょう。消去法の教員人生というサンプルを見せることも大切です。と、話を進めていくと、笑いを堪えている人とか、ところどころで小さく拍手をしている人、なにやらうなずいている人とかが少しずつあらわれはじめました。もしかしたら、ウケてるのか?
そんな感じで、与えられた1時間の最後は昨日書いてもらった感想の紹介という禁じ手を使って終了。
ここから25分のディスカッション。なかなかむずかしい質問が飛んできて、絶句しかかるなど。と、挙手された方の名前を聞いてびっくり。白井さんでした。この方のシラバスを見て「おもしろいな」と思っていたので、なんとなく「似てるなぁ」と思っていたのですが、白井さんも同じ思いを持たれたようです。うれしいなぁ。
お座敷の後も、いろんな方とディスカッション。やはり教員養成はおもしろいなぁ。みなさん、試行錯誤をしておられることが伝わってきます。
で、昼前に退散。午後はGID学会のシンポジウムです。もっとも、シンポとは言え、ほとんどはこの間の収録を流すだけです。で、25分ばっか質疑応答に答えました。
ちなみに、ビデオを流している間twitterとかfacebookをチェックしたけど、誰も言及していなかったから、たぶんほとんど誰も見てないな(笑)。なので、見て下さった貴重な方々への応答です。ただ、こちらもむずかしい。てか、知ってる人からの質問とか、実際に参加している人からの質問とか、「なんでやねん」状態でした。
で、シンポも無事終了。
で、呑み。いつものビアホールが閉まっていたので、大阪第2ビルの地下の居酒屋で飲んでいましたが、やがてIっぽくんが迎えに来てくれたので、Kうさんと一緒に移動。ヨドバシの地下にある居酒屋で飲んでたけど、そこにFぁよんさんとKよぽん登場。しばし呑んで、さらに地上に移動。なんでも呑んでもかまわない広場があるとかで、そこでコンビニで買ってきたワインを飲んで、うぇーいとやりました。まぁそれでも、呑んでるのが大阪駅だから、なんとかなるでしょう。
しかし、最後はいつもクズだなぁo(^^)o。

収録

今日の午前は某学会の理事会です。なんでわたしが理事やねんと思いながら、zoomで参加。約2時間の会議でした。まぁ、いろいろ事情がわかるのはいいけど、なんだかな…。モヤモヤしながら、後半は近くのお店を探したり。
会議のあとは、東海地方の某所から来られた親子と合流して昼ごはん。

新大阪駅構内のお好み焼き屋さんです。うまいけど、量が多かった。ここで燃料補給です。
で、午後は本日のメインイベント。交流会のシンポの収録です。まぁ収録と言っても、自分で持っていったビデオカメラでIっぽくんにお願いしてビデオ撮りするだけですけどね。
ちなみに、どういう流れにするか、というか、シンポにするか交流会にするかすら考えてません。どうなることやら。
みなさんにどうするか聞いたら、みなさん「まぁええんとちゃう?」という、なにがええのかわからん答えが返ってきます。でもまぁええんでしょう。
ちなみに、わたしは外野からヤジを飛ばす役と思ってたけど、結局コーディネーターになってしまいました。
てことでスタート。あとで編集するのはめんどくさいので、ワンテイクでいこうと。それにしてもみなさん、話題を振るとちゃんと答えが返ってきます。たいしたもんだ。まぁでも、ふだん交流会で「話しあい」をやってるから、いろんな思いや気持ちを言葉に乗せることには慣れてるんでしょうね。そんなこんなで、約1時間の収録終了。このシンポのビデオは来週公開されます。
で、Sゅん輔の家にみんなで移動。まぁせっかく集まったから、そのまま帰るのもアレやし、軽く一杯呑みましょう。
と思ったのが間違いのもとでした。この人たちが「軽く」で終わるわけがない。ワインボトル3本があっという間にあいて
「追加で買いに行く」
とか言って出て行くおかあちゃんたちの楽しそうなこと。アカンやつらです。
Kうさんと
「7時に中じめにしよう」
と相談して、みんなに宣言。
「あと30分で中じめな!」
そこからみんなのペースが心なしか、あがるなど。
7時がきたので東海地方の親子に
「行くで」
というと、
「わたしら、9時までいる」
とかいうお返事。アカンやつや。
わたしは京都から来られたおかあちゃんと一緒に帰ることにしましたが、新大阪駅で
「ちょっと待ってて」
と走っていくので、トイレかなと思ったら、ビールとワインを持って走ってきました。アカンやつや。
さらに京都駅の近くのコンビニに
「ちょっと待ってて」
と入っていって、出てきたら日本酒の小瓶を持って出てきました。やっぱりアカンやつや。てことで、鴨川の河原でもう少し飲んで解散(笑)。

延期の代わり

今日の午前は「性的マイノリティの語りとアーカイブ――研究助成報告会」です。ちなみに、このアーカイブスにわたしの語りも入っていたりします。
これまでいろいろな人に対して、ライフストーリーを語ってきました。まあたいていは卒論なんかへの協力ですがね。で、わたしは語るんだけど、倫理的にはAさんになってしまう。そうすると、わたしのライフストーリーをかすめとられた感じがするんですよね。わたしは自分のことを隠していないのに、匿名のAさんに勝手にされてしまう。Aさんは交換可能なんですよね。結局、話してくれる人なら誰でもいいという感じ。それがとてもイヤで、原則的には協力しないというふうになってしまいました。
でも、このアーカイブスは違う。顔も出すし、名前も出す。そこには誰とも異なる、生身のわたしがいる。交換不可能なわたしがいる。
てことで、3時間のwebinarを聞きました。
わたしの語りの分析は武内さんです。3時間以上のインタビューデータのどこを出してこられるのかなと思ったら、そこかと。まぁ、たしかに「加入戦術」って言いました。たしかに「雑味を加える」「ほころびをつくる」って言いました。が、そこか。まぁわたしの前が虎井さんと原科さんだから、そことの比較なのかな。
そうそう。もうひとつ。鬼塚さんとわたしって、もしかしたらテイストが似てるのかもしれないと思ったのも収穫でしたね。
それにしても、アーカイブスをつくるのって、たいへんな作業なんだな。

で、午後は大阪へ。実は今日は元々交流会の日でしたが、このご時世なので延期にしました。でも、交流会に参加しようと遠方から来る予定にしていたM木ちゃんが、予定を変更せずにこちらに来たと。となると迎撃せざるをえません。ということで、S輔の家で鍋と焼肉の午後ということになりました。
到着して、とりまビール。そしてIっぽくんのネギ焼き。鍋は白子とカキのピリ辛です。メッチャおいしい。そして、日本酒からのワイン。これはダメだな。
結局、10時くらいまで呑んでしまいました。明日はwebinarでしゃべらなきゃならんし、内容も考えてないです。やばいな…。

シンポ「教員社会とダイバーシティ」とか

今日は午後から前のおべんきょ場所で、「教員社会とダイバーシティ」というシンポジウムがあります。
思い返せば、年度当初「相談があるんだけど」ということで、伊藤さん@前のおべんきょ場所のセンセから「シンポジウムをやりたい」という話を聞いていました。なんでも、今年度いっぱいで定年退職なんだとか。通常、退職記念の最終講義は、ご自身と研究のことについて話をされます。去年、「とったどー」の翌日にセンセの最終講義があったので行ってきました。ところが、伊藤さんは、いわゆる最終講義はしたくないと。いままでたくさんの、そしてさまざまなマイノリティ学生に出会ってきたけど、そうしたマイノリティ性を教員社会はないことにしてしまう。というか、教員養成系の大学もまた、ないものにしてしまう。そして、伊藤さんも「女性」というマイノリティ性のもと、ないものにされてきた経験がある。なので、そこを問うシンポジウムをしたいということでした。伊藤さんには修論指導でメッチャクチャお世話になったので、もちろん協力をさせていただくわけですが、役まわりはシンポジストなんだとか。まぁそりゃそうか…。ちなみに、わたし以外にM田さんとKムさんと3人がシンポジストとして登壇することになりました。
問題は、開催方法です。このご時世、どうなるんだと思ったのですが、対面でやるんだとか。すげぇな。しかも、いろいろな事情で来られない人のために配信もするんだとか。しかも、それを知ったのが金曜日の夜。マジかと思いました。なんでもwebカメラを使って配信とか言っておられたけど、それはダメでしょう。せっかくなので、スイッチャーを出さねば。
てことで、まずはおにぎりを握って、その後午前に職場に行って、いろいろ機材をピックアップして、シンポの会場である前のおべんきょ場所に向かいました。
到着したら、おにぎりをパクつきながらセッティング開始です。そうこうするうちに、おべんきょ仲間とか、京都の人権教育界隈の人とか、いっぱい集まってこられました。ここでクラスターが発生したら、人権教育が2週間ほどとまるな。なんだかんだごちゃごちゃしてるうちに、伊藤さんが
「はじめるよ」
と。へ?もう13時30分。
ということで、まずは基調報告から。なんでも、日本の教員養成系の大学で人権教育の講義はそれなりにあるんだとか。でも、何をやっているのか、その中身はわからない(笑)。ダメじゃん。そんな話から、教員社会にはダイバーシティがないという話。で、伊藤さん自身はマイノリティ学生といっぱい出会ってこられた。でも、それらの学生をうまく組織化できなかったことの反省が、このシンポにつながったという話。
んー、組織化はしてなかったかもしれないけど、つないでこられた気はします。だからこそ、M田さんは学生時代にうちのガッコのリビングライブラリで本になってくださったわけで。そう思うと、派手さはないけど、貴重な働きをされてきたよなぁ。
で、シンポジウム開始。お題は「自己紹介」「教員社会の構造的な問題」「人権教育に求めること」「教員養成系の大学や大学生に求めること」です。特に「教員社会の構造的な問題」お内容が多岐にわたります。例えば、カミングアウトとそれにともなうリスクとかマイクロアグレッションとか。むずかしいな。
わたしに関しては、ノンカムフルバレ&24時間ひとりパレードですからねぇ。カミングアウトすると、ひとつの枠に収められてしまいそうで、それがイヤなんですよね。その代わり、カミングアウトしてないから、生徒がわたしのことをどう考えているかわからない。なので、相手の「ふるまい」を観察しながら、相手がわたしのことをどう考えているのかを分析する。例えば、相手が間違った解釈をしていそうだったら、それをこちらのふるまいで修正する。そういうめんどくささがあるけど、でもその駆け引きはおもしろい。おもしろいけど、めんどくさい。
まぁこういう駆け引き、多くの人も実はやってるんだろうけど、その「振れ幅」みたいのは少ないのと、カミングアウトに対するリスクが小さいから、「そのものズバリ」のカミングアウトで修正が可能だったりする。でも、そうはいかないんですよね。あと、なによりめんどくさいのが、性別カテゴリーの特殊性なんです。つまり、ある人を見たとき、必ずいずれかの性別カテゴリーへと割り振る。そこにペンディングがないんです。だから、常に駆け引きをし続けないと行けない。で、それをしないと平穏な生活が得られない。
まぁそんなあたりの内容を、実例を交えながら話しました。
人権教育はむずかしいな。なにせ担当ですからね。だから、担任時代のことと、人権教育の担当としての話。まぁリビングライブラリか。あとは授業担当として雑談の話をしてみました。
教員養成系の大学に求めることは…。子どもを社会的な存在としてみることですね。必ずその子の行動の背後には、その子の生活や、その子を取り巻く社会が存在する。それが学校社会・教員社会の「ふつー」と往々にしてバッティングする。そうしたときに、教員が権力を持っているので、教員社会の「フツー」で断罪をしてしまう。そうならないようにするためには、ある子を見るときに、その子の生活や社会を常に意識することが必要。そんな話をしたら、〆で伊藤さん
「普通を問い直すことがダイバーシティ」
と言われたので、拾ってくださったのかな。
シンポジウムのあとは、しばしの休憩の後、伊藤さん自らがつくられたお宝映像の上映会。いい教員人生を送ってこられたんだろうなぁ。伊藤さんがおられなくなるのは寂しいなぁ。
で、最後に記念写真を撮って修了。さてと、機材の撤収だ。

ほんとうは打ちあげがあるはずだったけど、このご時世なので、また落ち着いたらやりましょうということで、今日は自主打ちあげをやりましょう。
てことで、シンポジスト+αでストーンズへ。
ここで、部落問題をめぐるネタが炸裂。
いや、かつて
「部落問題は根が深い」
みたいな話がよく出ていました。いや、今も出てるか。それに比べると、同性愛の話って最近出てきたみたいな感じで捉えられがちです。でも、考えてみたら、同性愛差別をめぐる話って、おそらく人類が誕生した瞬間から起こっていたんじゃないかな。例えば、ソドムの町の話とか、旧約聖書の世界の話ですからね。そんな話をしたら、M田さんが
「延喜式とか、西暦で言うと、せいぜいが3桁の話ですよね。メッチャ最近のことですよね」
とか言いはじめて、一同大爆笑です。
あー、いい夜が過ごせた。さてと、明日も朝寝坊ができないから、これくらいにしてくかな。

寒い

今日は出張がない出張日です。なので、少しゲンコと向き合おうかなと。なにせ、15,,000〜20,000なので気合を入れなきゃなりません。それを半月前にとりかかるあたりが、自分ってどうよと思います。ちなみに、内容は多様性についてなので、仕事といえば仕事です。知らないより知ってるほうがいい。というか、本来は知っていないといけない内容です。
そんなこんなでいろいろ書きかけて、資料が足りないことをしみじみ感じるなど。まぁ、高校の図書館は研究向けじゃないからしかたありません。ちなみにそれは京都府図書館も同じことです。なので、某大学の図書館に行くことにしました。
で、ガッコの出掛けに、ふとゲンコの字数をチェックしたら、「400字×15枚〜20枚」と書いてありました。あってるのは「15〜20」だけやん。半分以下なのね。てことは、はじめのところですでに3,000弱書いてるから、大幅に削除だな。
で、某大学に行って図書館内をウロウロ。やはり本が充実してます。当たり前か。
で、家に帰って、ゲンコと向き合います。2時間ばっか粘ってお出かけ。今日はAっちゃんと呑みながら謀議です。
どこにしようかと思ったけど、なんとなく「へそ」にしました。実は某国営放送の人も来るので、その対策です。
まずはAっちゃんとこの間の教研の振り返り。
A「いつきさん、話し方が変わりましたね」
い「なにが?」
A「最近は誰々がこんなことを書いてるって、引用をしながらしゃべってます」
い「あー、そうか。前は思いつきでしゃべってたからなぁ」
A「まぁ当たり前ですね」
みたいな。
その後大切な謀議。まぁ、好きにしてもらいましょう。個人の生活を大義名分のために消費しちゃダメですよね。大義名分は考える人が考えたらいい。わたし(ら)が考えることじゃないです。
しかし、オープンテラスは寒いな。ビール→ホッピーの前に燗酒を入れよう。
そんなことをやってると某国営放送の人が来て、なんとなくカメラがまわりはじめました。てか、まわすのかいな。ずっとまわしてはります。
と、お店の方がやってこられて「ラストオーダーです」と。これはやばい。ホッピー黒と中を頼んでおかねば。
で、9時にお店を出たけど、なんか飲み足りないです。なので、コンビニに行って、ワインを買い込んで、公園で飲むことにしました。
寒いな。公園じゃなく地下道にしよう。それでも寒いな。トイレに行きたい。ホテルのトイレを使うか。
そんな感じで、散々飲んで、あまりにも寒いので飲み終了。
寒い。

まちの楽しみ方

今日から授業は復習に入ります。基本的にはプリントを出して質問受付。まぁヤバイっちゃぁヤバイですけど、ヤバイ子はおしりに火がついているからなんとかするでしょう。
てことで、わたしは質問に答える時以外はペーパー読み。かかえているゲンコの内容にちょこっと思いついたことがあるので、それを補強するためのおべんきょです。なんとなくおべんきょしていく中で、いろいろ妄想が膨らんできたから、これはこれでいけるかもです。

夜は、今度お座敷に行く中学校の方と打ちあわせ。でも実は、打ちあわせという名前の呑み会です。もちろん、ちょっとは打ちあわせはしました。が、話はドンドンずれていきます。そんな中から、なぜか「滋賀県でおもしろい町並みがあるのはどの駅か」という話題に。わたしの一押しは「膳所」だったんですが、メッチャ笑われながら「それは間違いない」と。やっぱり膳所はディープです。もうひとつあるとしたら浜大津かなぁ。
そんなあたりから町並みの楽しみ方について語りはじめてしまいました。すると、教員の方、この日のことを話されました。
実は、その教員の方、当日わたしのために休日出勤された方です。
「大人の人を案内するとね、たいてい「きれいなまちですね」ってほめられるんです。「さびれてる」って言ったのはいつきさんだけなんです」
マジか…。思わず
「公園とか使用感がないやん」
と言うと、苦笑されていました。そういや、かつてアメラジアンスクールに行った時も、あとで野入さんが「質問しなかったのはいつきさんだけ」と言っておられたなぁ。だって、見ればわかるもん。
さいわい行った店が2時間制なので、早く終わります。なので、ほんの少しだけ「まちの楽しみ方」を実感してもらいましょう。実は、京都駅周辺も、なかなか味があります。そんなこんなな場所をくるっと案内して解散。
まぁ詳しい打ちあわせはメールやな。