久々の川口くんの語り→とんでもないわ(笑)

今日は某人権教育研究会の総会です。午後の記念講演は川口泰司さん。山口から無理やり来てもらいました。すんません。
今回、川口さんと言えば、軽快な語り口で自分のライフヒストリーを語り、落としどころではきっちりと涙を搾り取るという、見事なスピーカーです。が、川口さんに話をしてもらいたいと思った内容は「部落差別解消推進法」成立に至る過程なんですね。この間、ほんとうに精力的に活動をしておられるから、きっといろいろな話しが聞けるだろうと思っての依頼です。
とりあえず、午前は、まぁ総会です。予定通り早めに終了。
昼過ぎに駅まで迎えに行って、とは言え徒歩ですけどね。
川口さん、キャスターバッグを引っ張って登場してくれたのですが、実は、PCはもちろん、プロジェクターも本人持参です。まぁ、いろいろ仕掛けがあるみたいだし、それが楽なんでしょうね。
で、セッティングして、あとはひたすらプレゼン資料をいじってます。たぶん、いろいろ算段しているんだろうな。

で、講演開始。
いやぁ、すごいなぁ。誰も寝ない(笑)。てか、寝させない、すごい迫力です。あの、川口さん特有の軽妙な語り口がまったくありません。そりゃそうです。笑える昨今の状況じゃない。たたみかけるように、今の厳しいネット社会のありようを紹介されます。もちろん、わたしもそれなりには知っているけど、それらをひとつの「つながり」にして話をしてくれたので、わたしもとても整理ができました。
で、最後に「自分のことを」と。ここでようやく「懐かしい語り」が聞けました。やはりここが原点だよなぁ。
などと思いながら、ふと自分のお座敷ネタver.3を思い出すと、なんか、似たような感じですね。たぶん、そうやって自分の中のバランスをとってるんだろうな。

てことで、終わってからは呑み。
事務局役員に府◯委まで合同で、向かうは「わかば」です。ここの「うまいもん」をみんなに経験してほしい。
てことで呑みはじめましたが、みなさんムチャクチャや。どんだけ呑むねん。ひたすらビールが消費されていきます。これはえらいことになってます。でもま、いいか。連休前の晩だからね。
その後、川口さんと駅までぶらぶら。もう一軒行こうと思ったけど、そこまでたどりつけそうにないので、駅ナカにあったバーに入ってみたはものの、寝ちゃいました。これはアカン。てか、ごめん^^;;

ようやくやった

今日は4時間目の1年生の人権学習で話をすることになってます。
ここ3年、1学期はビックイベントをしかけてきたけど、今年からできなくなったので、またまた全体的に大きく組み替える必要が出てきました。そんな中で、1年生の1学期は2回にわけて「人権」と「多様性」について考えることにしました。今日はその1回目。「世界人権宣言」の授業です。
基本的には「人権の物語」と「UNITED」というぁゃιぃ映像を使うのですが、それを「どう使うか」が大切です。そこにオリジナリティというか、「使う」か「使われる」かというか、そんなのが潜り込みます。
てことで、ここ半月くらい、ずっとプレゼン資料をつくってました。ちなみに、impressが動画を読み込めなくなったので、やむを得ずpower pointを使わざるを得なくなったなんて悲劇もあるのですが…。
流れとしては、だいたいこんな感じです。

1、人権ってなんだろう
2、人権のリストとしての世界人権宣言
3、ストリートチルドレンを事例として、人権のリストのなにが保障されてないかを考える
4、ホームレスを事例として、人権のリストのなにが保障されてないかを考える
5、「人権の物語」視聴
6、「人権」を具体化させるために人々が声をあげて、さまざまな条約ができた。事例として「婦人参政権・奴隷・人種差別・アパルトヘイト・子ども・障害者・先住民・ハンセン病回復者」をあげる
7、国内においてもヘイトスピーチ/デモに対するカウンターにより「ヘイトスピーチ規制法」がてきた
8、「世界人権宣言」に出てこない人権の事例として「性の権利宣言」
9、それが保障されてない事例としてのLGBT
10、具体化させるものとしての「ジョクジャカルタ原則」
11、「潘基文のスピーチ」視聴
12、人類は「新たな人権」を発見し続ける。それは「みんなが幸せになる」ため
13、どうすれば実現できるか?
14、「UNITRD」視聴

これでだいたい35分です。とりあえず、10分の感想文の時間をつくって終了です。
疲れた…。
終わって担任がたまってるところに行ったら「ありがとうございました」とか「お疲れさまでした」とかは言ってくれるけど、中身についてなにも言ってくれません。メッチャ不安です。

ちなみに、後半はわたしのオリジナルだけど、前半はパクリです。
まずは「人権のリスト」って話は阿久澤さんのパクリ。「保障されてないリストを考える」のは朴君愛さんのパクリ。さらに、ストリートチルドレンからホームレスの流れは肥下ちゃんのパクリです。でも、パクるためには、その人たちの話を聞いて、それについて話し合ってという過程がないといけないから、それをしてない人にはできない。そう考えると、それはそれです。
後半部分は…。たぶん、おべんきょの成果でしょうね。積み木細工のように、隙間なくいろんなものをつなげていく手法はここに教えてもらいました。まぁ、今日の話は隙間だらけですけどね。でも、ペーパーじゃないので、逆に「それが出てくるの?」っていう意外性は大切にしたいなと思います。

ある担任が、感想文を見せてくれました。「人権の大切さがわかった」「自分は人権が守られてるけど、守られてない人がいるのがわかった」みたいな感想の中に「ひとりでも声をあげれば社会は変わる」と書いてくれた子がいて、メッチャうれしかったです。カウンターの写真の中に青ひょんの写真を使うと決めたのは、まさにそれが伝えたかったからです。
やはり、教員をエンパワーするのは生徒ですね。

不思議な街

今日は午後に某在日外国人教育関係の会議があります。はっきり言って、しんどいです。動きたくないです。でも、当初予定されていたのが先週で「その日、あかん」と言ったら昨日になって「その日もあかん」と言って、今日に移動してきたので、行かなきゃなりません。
てことで、約2時間の会議終了。途中ネットワークプリンタのアドレスが変わってて焦ったり、別のネットワークプリンタはわけのわからない接続してるのがわかったりして困ったりしたけど、まぁそれでもなんとかできたからいいかな…。
で、会議のあとはいつものように呑み。今日はテレビ関係の批判がテーマになりました。たぶん、いわゆるオーティナリー・ピーポーが気づかないというか気にしないことを気にする人々ですから、あんな話やこんな話をいっぱいするのですが、みんなよく知ってるわ。実はテレビ見てるやろ(笑)。
たぶんわたしがついていけないのは、「なんとなくついてるテレビ」の経験をしてないからでしょうね。基本、テレビは居間に1台、ご飯は別のところで食べるという原則をずっと守ってるので、「なんとなく」がほとんどないんですよね。
それにしても、みなさん、すごい勢いで黒霧島を飲んでます。わたしは「芋」はダメなので、泡盛をいっぱい飲んで、でも限界です。一足お先に帰ることにしました。

で、地下鉄に乗ろうとホームに着くと、向こうの方に見覚えのある人々が…。
へ?こちゅかるさん?加納さん?そしてもうおひとりおられますが、このおふたりと一緒なら障害関係の人だろうな。ちょうど電車が来たので、こちゅかるさんとはバイバイして、加納さんたちと電車に乗って、しばし雑談。
にしても、京都は狭い。
まぁ、ほんとに京都は狭いですからね。だって、しょせんは八世紀の世界です。そこに地下鉄は2本。あとはバス。移動は地下鉄→バスか、バス→地下鉄です。
これは、京都以外から京都に入る時も同じです。JRなら山科か京都。そこから入るのは、基本は地下鉄です。阪急もそう。唯一の例外は京阪ですが、それとて三条からなら地下鉄です。
なので、地下鉄で人と会う可能性はすごく高くなります。
しかも、たぶんなんらかの「運動ギョーカイ」の人口密度は高い(笑)。人数そのものも少ないとは言えませんが、母数となる人口が少なくて、しかも土地が狭いから、人口密度は高い。なので、会うんですよね。
ま、これが京都だなと、あらためてあきれるやら(笑)。

そんなこんなで家に帰って、ようやくひといき。
それにしても、昨日の夜の記憶が欠如しているのがこわい(;_;)。

春の交流会は粉モンパーリー

例年6月に開催していた春の交流会、今年から4月開催になりそうです。
ちなみに、火曜日までメニューが決まってませんでしたが、なんとなく「粉モンパーリー」と呼びかけるとすごい反応があって、粉モンパーリーになりました。メニューは「練り込みのお好み」「カス入りの洋食」「チヂミ」「たこ焼き」「もんじゃ」です。ちなみに、「カス入り洋食」は一歩くんが担当で、「チヂミ」はSおりさん担当なので、きわめて本格的です。
まずは買い出しです。強力粉薄力粉あわせて5kgはたいがいな量です。飲み物とかなんとか入れるとものすごい量です。これをキャスターふたつに満載して1km強を歩かなきゃなりません。さすがにしんどいけど、でも、ずっとこれをやってたよなぁ。
集合場所に行くと、今回も新しい参加者がいたりして、メッチャうれしいです。
で、料理開始!と言ってもひたすらキャベツのみじん切りをつくります。それから粉を溶いて、あとはひたすら焼くのみです。ホットプレート2枚とたこ焼き器ふたつにフライパンが同時稼働しながら、あちこちで焼いてるのは壮観です。そんなのを見ながら、飲んだくれはニコニコワインを飲むのでした。
やがて子どもたちは外へ。大人は本格的に飲んでます。
そして自己紹介タイム。
主だったメンバーが集まってきて「Kちゃん、高校生になったからグループリーダーやってもらおう」となったりして、これはすごいなと。
今回は「学校」「家庭」「仕事」の3つのテーマ別の話し合いです。もちろんKちゃんは「学校」のリーダーです。見ていると、輪の真ん中に陣取ってグループをまわしていく姿は、先輩のRぽたんそっくりです。いや、その前。Kちゃんたちを膝に乗せて話し合いをしてたKょうこちゃんだな。こうやって受け継がれているんですね。
で、いつものように大幅に時間をオーバーして終了。そこからは打ち上げです。なんか、途中いろいろ話をしてたけど、気がついたら横になって、記憶を失ってました(笑)。
あり?

寝に行ったらしい

今日は朝から大阪で会議です。なので、8時にはスタート。なんで休みの朝にこんなことやってるねんとは思いますが、まぁ、好きでやってることなのでいいでしょう。
で、午前の会議をさっくり終えて、お昼ごはんは近くの料理屋さんのランチです。おいしい刺し身とか天ぷらとかをおいしい日本酒でいただきます。
そして、二次会へ。去年は「豚まん」を食べに行きましたが、今年はRぼるてさん主催の花見です。こんな告知文があるなら、行かなきゃならないでしょう。

時期的にあやしいころあいで花見をします。

ひとは花を見に花見をするのではなく、
花見を理由に食ったり飲んだりしたいからです。

花見を理由にしなければ、
公園で飲んだり食ったりできない現代社会・日本。

現代社会に生きる89%もの人々が
「理由がないと外でなんか飲めない」
「怪しいひとと勘違いされるのではないか?」
「忙しいフリをしているので・・・」
と考えているそうです。(ラボルテ調べ)

ひょっとすると、現代社会の閉塞感は、
ほんのささやかなところからきているのかもしれません。

しかしながら、とりあえずは、
花見を理由にして、
飲んだり食べたりしましょう。

えっと、外呑みなら負けてません(笑)。
てことで、河原で花見という名の宴会です。なんだか楽しいのですが、あっさりと撃沈(笑)。

で、暗くなってきたので撤収です。
お次は放送部の卒業生飲み会です。場所はいつもの「マダン」です。マダンなのにイタリアンなのはなぜかはよくわかりません。
到着直前に電話がかかってきたのは、信用されてないからです(笑)。
で、飲みはじめたのですが、気がついたらあっさりと撃沈(笑)。

まぁ、そういう日ってことです。

今日は6月にある「現地研修」の打ち合わせ。というか、正確には「交渉」です。向かった先は心斎橋。ここには「南小学校」があります。今回はここに行こうかと。
この「交渉の場」は、もともと阪大の未来共生の方々が用事があるのに便乗したものです。もともとはそこにわたしひとりが便乗しようと思っていたのですが、某人権教育研究会の会長さん*1も来られることになりました。が、さらにEのいさんがSん悟さんとかFぁよんとかを連れてこられることになって、いったいどうなんねんと。
てことで、用件のトップバッターはKよぽんさん。
「ご協力いただき、ありがとうございました」
の5秒で終了(笑)。
続いてわたし。
「あの、単刀直入に言いますと、来させてください」
で、日程調整をしたらなんとかなりそうだなと。その後、山崎校長さんと話をしたのですが…。
なんかもう、共通の話がいっぱいです。同推教員として解放教育にかかわりはじめたころの話とか、大阪と京都という違いを乗り越えた共通点はおもしろい。さらに、日之出の話が出てきて、メッチャ驚かれてしまいました。会長さんも長くとりくみをされてこられた方なので、テイストが似てるんですよね。なので、えらいノリノリで聞いておられました。
それにしても、「すべてのことに共通のベースがある」ってことをいつも感じさせられるんですが、山崎さんの話を聞いていて、あらためてそのことを感じさせられました。
日之出の子どもたちへのとりくみのベースにあったのは「自分とはなにものか」という問いへの答えを一緒に模索することだったんじゃないかな。でも、それはまさに「我々はどこから来たのか
我々はなにものか、我々はどこへ行くのか
」という問いかけです。それを小学校の子どもたちにするのか?と問われるなら「しなくちゃならない」としか答えようがない。それ抜きに子どもたちと同じ時間を過ごすことはできないし、それを通して「次」がある。その中で子どもたちは育ち、そしてエンパワメントされる。そんなことをずっとやってこられた。
山崎さんの話を聞くことを通して「我々はなにをしてきたのか 我々ないはなにをしてるのか 我々はなにをするのか」を問うことができたらいいな。
そんな思いを持って、わたしたちの用件はおしまい。
そしてE井さんの用件。ところどころにESDとかいうキーワードが聞こえてきますが、何な話だろ。E井さんは「わかりました」って言ってるけど、まぁ、話の内容をキーワードで分類してるんだろな。と思ったら、ヒマなわたしたち相手に、さらに動画を見せる山崎さん。この人、ほんとうに伝えたいこと伝えなきゃならないことがあふれていて、それも机上の話じゃなくて子どもの姿なんだなって思ったら、ますますみんなに話を聞いてほしいと思いました。

で、南小学校をおいとま。
向かったのは「はてな」です。タイ料理…。まぁ、一部のトランスにとってはソウルフードなわけですが、そういう分類だとわたしのソウルフードは「きしめん」とか「味噌カツ」になるわけで、それは違うなと。ということで行ってみたのですが、これがおいしい!タイ料理、いけますね。
ここでSん悟さんと話をして、ちょこっといじってみたりして。
そうこうするうちにKうさん登場。このミスマッチの中にあるマッチングがおもしろい。そんなこんなで「はてな」の時間はあっという間に過ぎていって、二次会に突入。カクタスです。テキーラです。ヤバイです。
結論は、やはりヤバかったです。終電に乗れたのはキセキですが、明日のことは知らない(笑)。

*1:某高校の校長さん

最終会議と来年度へのキックオフ

今日は午後から某人権教育関係の会議で出張です。もう何回来たことだろうという場所に来て、何回入っただろうという部屋に入って、いつものメンバーと来年度のことについて話し合いです。ここで、年間5回ある講演の内容が決まります。講演の内容は「今喫緊の課題」もあれば「忘れちゃならない課題」もあれば「まわらからは時期尚早と思われている課題」もあります。つまり、ぶれない軸を保ちながらも、時代の風を読むこと、それも大きな風に惑わされない敏感さを持つことが要求されます。これは難しいです。でも、たぶんわたしは得意かも。それは、常にメインストリームにいないというわたしの特性なんだろうな。
例えば、在日朝鮮人教育運動では、かなり早くに日本籍・ダブルのアイデンティティに興味を持っていたし、特例法論議の時には若年層問題に興味を持っていたし。たぶん、みんながやってる課題は「みんながやってるからええやん」と思って、それよりも自分の興味のあるところに向かっていくという趣味的なところがあるのかな。あとは、情報かな。「京都の中の教員」という、ものすごく狭いところには、わたしの居場所はないです。その「居場所のなさ感」が大切なのかもしれません。
てことで、来年度もおもしろい企画を打てそうな予感がします。

で、終わったら呑み会。考えてみると、いつまでもヒラ教員で若輩者気分でいるのですが、年齢的には管理職と同じくらいになるんですよね(笑)。まぁ、管理職になる気なんてこれっぽっちもないし、管理職にしかできないことはあることはわかっているけど、管理職ではできないことをやっているつもりだし。そうなると、管理職とタメ口で論議もできるというものです(笑)。
てことで、散々悪態をつきまくって、たしなめられて、気持ちよく悪酔いした夜でした(笑)。

まだハイシーズン・雪と氷の世界(2日目)

朝起きると雪です(笑)。来週は4月だよ…。
今日の生徒さんは常連さん3人。そしてスタッフはふたり。どんなんやねん。
今回はもうひとりのスタッフがショートポールを持って来てくれてるので、ポールで遊ぶ(笑)ことになりました。

ポール、むずかしいですね。というか、ほんとに久しぶりに「恐怖感」がありました。いや、コブでもアイスバーンでも「めんどくさい」とは思うのですが、それとは違うプレッシャーですね。あと、どう滑るかって、すごく頭を使わないといけないです。でも、それが楽しいですね。
午前は「コブもやりたい」ということで、コブ+ポールっておかしいでしょう。
午後も変わらずポールをやって、3時くらいにはヘロヘロです。生徒さんも「あれ?」っていうところでコケたから、これはもう無理は禁物ですね。

てことで、今シーズン最後のスキーを楽しんだわけですが、この雪、明日までに積もって、あしたは新雪なんとちゃうん。
憂いを残すシーズン終わりです。

「かしこ」やな・雪と氷の世界(1日目)

起床は5時。コーヒーをもたせてもらって、車に乗り込んで、向かうは雪と氷の世界です。
今日のレッスンはなにやらプライベートだとか。まいったな…。でも、レッスンスタートが11時なのは助かります。
スクールに着いて生徒さんのメールを読ませてもらうと、signatureの欄に「MD」とあります。へ?お医者さん?しかもそのあとには「Ph.D」とあります。へ?doctorも持ってる?当然google先生に質問です。うわ、Ph.Dは数学や…。どんな人やねん…。
てことで、レッスン開始です。
その人の技量って、実はゲレンデではじめに会った瞬間にある程度想像がつきます。簡単に言うと、立ち姿ですね。そして、リフトに向かう姿を見て、それは確信に変わります。ところが、今日の生徒さん、その確信を裏切られます。なんか、そんなにうまそうに見えないのに、滑りはじめるとうまいんです。しかも、それが進化していく。
なんでだろう…。
それは、午後になって本格的なレッスンをはじめるとわかりました。素直なんです。
「ターンの時の姿勢が左右で違いますね。両方を右ターンと左ターンを足して2で割った程度にしてください」
という無理難題をふっかけたら、ちゃんとそうしてこられるんです。とにかく、こちらが「○○してください」というと、それをすべて実現されるんです。
これ、すごいです。普通はできない。なぜなら、自分の身体を客観的に見てないと修正はできないし、自分の身体を客観的に見ることは至難の業だからです。しかも、その修正に応じるためには、一度自分の思い込みを捨てる謙虚さも必要です。てことは、これらをすべて兼ね備えておられるということですよね。
でも、もしかしたら、そういう謙虚さと素直さをもちあわせておられるからこそ、Ph.D&MDなんていうことが実現できたのかもしれませんね。
なんしか、「かしこ」ってこんな人なのかなと思ったレッスンでした。
にしても、こんな人相手にわたしがプライベートやっていいのか(笑)?しかも、1級向けのコブをやるって。筋肉痛になりますがな^^;;

で、夜はいつものように校長が強烈な量の食べ物をおごってくれて…。

これはうまいけどきつい(;_;)。
ここに来ると、絶対に太るんですよね。

その後、ペンションの中のbarで飲んでいるうちに0時まわっちゃったよ^^;;。
でも、今シーズン最終期の夜だから、まぁええか。

ふくろうの会@名桜大学迎撃作戦

昨日から名桜大学の自主的サークル「ふくろうの会」のメンバーが阪大に呼ばれて大阪に来ています。で、中日の今日はノープログラムということで、なぜかわたしが出張って「迎撃作戦」を敢行することになりました。
ということで、まずは鶴橋フィールドワークです。
午前10時半に鶴橋集合。「安寧場所」にいると、見覚えのある顔が…。ぴょんちゃんじゃないですか!なんか、電話をしながらキャーキャー言って、でもとりあえずバイバイ。いやぁ、鶴橋で友だちにバッタリ会うのもおもしろいなぁ。
で、フィールドワークです。案内してくださるのは郭辰雄さんです。なんか、こんなに親しくなるとは思いませんでしたねぇ。それにしても、チヌんさんの案内はすごいです。はじめはガッツリと鶴橋駅近辺の形成史をされるのですが、国際市場でみんながキョロキョロしはじめると、いきなり修学旅行の案内モードになります。ところが、老人介護施設に興味が向いたとみるや、なぜ朝鮮人向けの老人介護施設が必要かということをわかりやすく説明をされます。そしてコリアンタウンでは文化に重きをおいた説明をしながらみんなの興味をひいて、最後には平野川の上でコリアンタウンの形成史を話されました。結局、1時間半の説明を聞くと、きちんと押さえるべきところを押さえておられる。臨機応変というか変幻自在というか、ほんとにすごい案内でした。
そのあと、名桜大学のみなさんのために2時間のフリータイム。わたしはKよぽん・Eのいさん・チヌンさんと焼肉ランチ→迎撃作戦夜の部の買い出しです。
続いて行ったのは、ココルーム。まさかとは思うけど「上田さん、おられますか?」と言うとおられた!しかも、ココルームの説明もしてもらえた!なんというラッキー!人の優しさに触れるとうれしくなります。
そんなこんなで、西成警察の前のボコボコの扉を見たりして、5時前にアメ村到着です(笑)。
やはり、来たいものは来たいんでしょうね。とは言え、思わず「沖縄ならいっぱいあるやん」といらんことを口走るわたしではありますが。

で、新大阪へ。
すでにKよぽんとSゅんすけが買い出しや準備をして待ってくれています。てことで、迎撃作戦本番の開始です。
今回のわたしのタスクはサムギョプサル。ひたすら肉を焼き続けながら、途中から団体紹介的な自己紹介の司会です。長々とした自己紹介はたぶん必要ないんですけど「あの人、どんな人だろ」ってことを感じる瞬間は必要なんだと思います。そのために、その人が瞬間であってもいいから「図から地へと立ち上がる時間」をつくらなきゃならないのかなと思います。まぁ、だからそんな時間ですね。
でも、ワインを飲んで、あまり食べなかったから、まわるまわる。
てことで、いつもの通り、片づけの頃には酔っ払いです。Nほさんと仲よく横になって、しばしゆんたく。
その後、なぜか近くで二次会。気がつくと閉店までいたりして。アカンやん(笑)。