順子姐さんのところでK谷さんが無事であったことを確認。よかった。ほんとうによかった…。
カテゴリー: 考え
なんのために、誰に向かって
実は会議の最中もずっとニュースのサイトとtwitterをチェックし続けていました。というか、昨日の晩からずっとですね。
twitterでは大量のRTが流れていました。
家に帰って当然テレビを見るわけで。そこでも大量の情報が流れていました。
そんな情報を見ながら、これらの情報は、いったい誰に向けてなんのために流しているんだろうと、ふと疑問に思ってしまいました。
もちろん大切な情報、有用な情報、「ここにいてできる」ことを呼びかける情報、さまざまな情報があり、15年前と今の圧倒的な違いを肌で感じ、それを驚きもし、「すごい」とも思ってはいたのですが…。
でもその一方、ずっと妙な違和感が自分にまとわりついていることを感じ続けていました。
それを言葉化するのはちょっと後になるかな。
うれしかったこと
今日は某外国人教育関係の会議です。
まぁなにがなんということはないのですが…。
でも、会議の中で飛び交う豊富な情報量にはいつも圧倒されますね。
そんな会議の最中に、うちの生徒会の副会長からメール。
「いま、たいへんなことになっているから、義援金のための募金をしたいんですけどいいですか?」
いいにきまってるじゃん!
こういうメールが生徒から来たことが、素直にうれしい。ちなみにこの生徒、放送部の子なんですよね。
思い出した→無事を祈る
で、テレビの画面を見たら、想像を絶する世界が、そこにありました。
いや、今日、職員会議のあとで
「地震がありましたよね」
って言っていた教員がいたのですが、それがこんなことになっているとは。
しばらく画面を見ていると、夕方の映像か、一筋の煙が見えました。それが「現在」の画面に切り替わったとき、町を覆い尽くす火災になっていました。
あの時と一緒です。
あの時、あまりの揺れにどうしても寝られなくて、テレビのスイッチをつけました。テレビではアナウンサーが
「街は静かです。それほど大きな被害はないものと思われます」
と言っていました。やがて
「遠くに一筋の煙が見えます.しかし、街は静かです」
と言っていました。
それが長田を焼きつくした火事の第1報でした。
あの時と同じ、いや、今回は津波がある分、おそらく被害はとてつもなく大きいだろうと思います。画面には「死者55人」とか出ています。それって、死亡が確認された人数でしょ?あるいは行方不明が確認できた人数でしょ?死んだことも行方不明も確認できていない人数は、もしかしたら数千人数万人いるはずです。
もしかしたら、その中に11月に横手で一緒にのみ、笑いあい、語りあい、再会を誓った人もいるかもしれない。なかでも、MtFの先輩でもあり、教員としても先輩であるK谷さんのことがとても心配。でも、無事を祈る以外、なにもできません。だから、無事を祈ります。
なにが悲しゅうて、休みの日なのに5時半に目が覚めるかなぁ。
てか、完全に習慣になってますね。10時に寝て5時半に起きるっていうのが。また、休みの日に限って目覚めがいいときたものだ(;_;)
で、しゃーないから、あちらこちらのサイトをふらふらしていたら、こんな文章にぶつかりました。
ふと攻めに行って負けるのと守りにいって負けるのと……そもそも「勝ち負けなんて幻想だ」って生きるのとどれを選ぶか?って訊ねられたらどうしよう……って思いました。
まぁわたしの選択は言うまでもありませんね(笑)。
ただねぇ。
最近思うんだけど、波みたいなものだなぁって。
「情況」は、波頭が崩れるように、わたしの上を走っていく。負けじとわたしも走るわけですが。でも、浅瀬に行くと、波の上部って、えらい速さになるんだな。それでも波に飲み込まれないように走り続けなくちゃならない。
飲み込まれたら楽になるんだけどね。わかってるんだけど、飲み込まれたら自分が自分じゃなくなる気がする。だから、やっぱり走り続ける以外なさそうだなぁと。
Uさんさぁ…。
きっと一番いいタイミングだったんだと思うよ。
少なくとも、去年じゃなくてよかった。来年はまだわからないけどね、でも、たぶん今年は一番よかったんだと思う。
レポートの作法
レポートは講演とは違うんだな。だから「正しさ」を叫ぶんじゃなくて、実践で語るんだな。
ほんまにもう…。
発見
O田さんと話をしながらふと気がついたこと。
「特例法の要件って、すごくハードルが低い」
っていうことです。
非婚要件とか子ども要件は、結婚していなくて子どももいない人にとっては関係ない話。で、年齢要件は20歳以上になれば自動的にOK。問題は生殖機能と手術の話なんですが、これまたFTMにとっては内摘だけでOKなわけで、そんなもの、いまやなんぼでもできます。要は時間と金の問題だけでしかない。つまり、やろうと思えば、お金で戸籍が変更できるという。
これは、ハードルが低いとしか言いようがない気がするのですがねぇ…。
あ、もちろん「結婚していて子どもがいる人」にとってはハードルがすんごく高いし、そもそも手術しないとあかんというのは「性の自己決定」を完全に無視しているので、これはあかんわけですがね。
その先になにがあるのかなぁ
なんか、愛知でえらいことがあったみたいですね。
でもねぇ。いまどき、公務員や議員を叩くと、かなり支持が集められるからなぁ。それでなんとかなるのかなぁ。
議員の人数が多いのは、おそらくそう簡単に「合意」が得られないようにする「仕組み」なんじゃないのかなぁと、わたしは思っているんだけど。変化は急激であるよりも緩やかであるほうがいいという、民主主義の(かな?自信はない)知恵じゃないのかなぁ。
議員の首を切って、減税分がまかなえるとは、到底思えない。その先になにがあるのかなぁ…。
今回の収穫
やってみるものだ
今日は人権学習。今回一番力を入れたのは、やっぱり2年生のデートDVです。それだけに、人権学習の前は、自分がピリピリしているのがわかります。なにせ、うちの学校でとりくむのは完全にはじめてであるにもかかわらず、担任さんと「練る」時間がほとんどありませんでしたから。それでも人権学習の前にみなさんがあちこちググリながらいろいろ調べておられる姿を見て、かなりホッとしました。というか、
い「あ、そこ見つけましたか。プリントのネタ、そこからとったんですよね」
担「他にもプリントのネタ、見つけましたよ」
みたいな会話はとても楽しいものです。おそらくわたしがこの半年考え続けてきたのと同じように、この1週間、常に頭の片隅で考え続けてこられたんでしょうね。
で、人権学習を終えて帰って来られた担任さんの姿を見てホッとしました。みんな笑顔です。結局わたしがだした教案を使わなかった人もいたそうな。大歓迎です。
うん、やってよかった!