事故のあと、はじめての休日です。本来は、今日は夜飲み会があったのですが、わたしのケガのせいで延期になりました。なので、一日ヒマ。というか、パートナーから一日謹慎を言い渡されました(笑)。
てなことで、やることがないので、朝のうちは上の子どもと一緒にモトGP(笑)。さすがに子どもはゲーム慣れしています。すごく早くなっています。でも、ノリックには追いつけないみたいですけどね。
それにしても、一日が長いです。朝がすんで、昼が来て、昼過ぎが来て、夕方が来て、夜が来て、寝る時間が来る。何もない一日って、こういう時間の過ごし方をするんですね。ふだん、いかに動き回っているのか、よくわかりました。まぁ、動き回らないと窒息するかなぁという気がしているんでしょうね。こういうの、「仕事依存」つーか「遊び依存」というか。
で、あんまりヒマなので、思い立って、日記の過去ログの整理をすることにしました。で、無事1年分ばかりの日記をサイトに採集できましたここからご覧下さい。
カテゴリー: 日常
よ〜くわかったよ!
救急でかつぎ込まれた病院は、まさに救急なので、整形は午前中しか外来をしていません。なんぼなんでもなので、夕方別の整形外科に行きました。で、痛いところを順々に話をしていって、レントゲンの撮り直しをしました。今回のレントゲン技師さん、すごい細かい撮り方をされます。もしかして凄腕?で、お医者さんもじーっと見ておられます。で、ひとつひとつのレントゲンの糸を教えてもらいながら、解説してもらいました。その結果新事実が浮かび上がりました。どうやら、今回のわたしのけがの全貌は以下の通りです。
- 右足膝下裂傷(これは縫ったところ)
- 右足すね擦過傷(これはすりむいたところ・ここまでは旧事実)
- 頸椎ねんざ(いわゆるむちうち)
- 右第9肋骨骨折
- 右ふくらはぎ筋肉内部裂傷(いわゆる肉離れ)
やっぱ折れてました(笑)。つっても、肋骨だけど(爆)。
それにしても、前の事故の解きも同じところに担ぎ込まれて、初診の時は骨折個所なし。次に行った時は「踵」「右指2個所」の骨折がみつかったっけ。まぁ、最初の救急病院について生徒は言ってましたよ。「セン*1、あそこはな、なんもないときに行く病院や」。よ〜くわかりました。
*1:「センセイ」の前2文字による省略形。教員に対して親しみを込めた呼び方のようです
事故・そのまた続報
今日から平常授業です。といってもテスト返しですけど…。
どうやら生徒たちの間では噂にはなっていたようですけど、まだまだ知らない生徒もいるみたいです。で、せっかくですから、事故の顛末なんぞを生徒たちに話しました。それなりにインパクトがあったみたいです。
それにしても、生徒たちの通学路でもある道での事故だったので、どうやら何人かの生徒は「その瞬間」ではないにしろ見ていたようです。ある生徒は「どうも先生らしき人が、道ばたに寝転がってほほえんでいた」とか言っていたそうな。ほほえんでいたのかよ!
子どもの勉強
子どもは明日から中間試験。なんでも、明日の試験は理科と数学らしいです。「電気がわからない」とかいうので、「持ってきぃや」ということになりました。で、ノートを見たら…。「おまえ、この半学期間なにしてたんや!」ほとんど真っ白です。
しゃーないので、教科書に従ってオームの法則とか右ねじの法則・フレミングの左手の法則あたりをザクザクッと教えました。しかし、こんなんで点がとれたら、逆にアカンと思うのですが…。
しかし、勉強が苦手な子を教えて思うことですけど、教え方って大切だなぁと思います。わたしの場合は、まずスキーの教え方から多くのことを学びました。簡単なことです。
- いまやったばかりのことはできなくてあたりまえ。
- できるようになるためには、練習が必要。
- 伸ばすためには欠点を見抜いて、その矯正法を練習する。
もうひとつ教わったのは、小学校の先生の教え方。
- ひとつひとつのテーマを明確に。
- いま何をしているか、課題を具体的に把握させる。
- 最後に振り返りをする。
こんなところでしょうか。
振り返って昔の教え方を考えると、これらの正反対のことをやっていたなぁと。説明と例題と問いと解答の区分がイマイチだったり、いま何をしているのかをきちんと説明していなかったり、「いまやったやろぅな、なんでできへんねん」と怒ったり…。
すべてのことに「ポイント」があり、ひとつのことをやることは次のステップになっているということ。バリエーションをこなすことが「強い解き方」につながるということ。そんなことをきちんと教えていけば、「解く」ことがうれしくなるじゃないかなぁと思う、今日この頃です。
事故・さらにその後
今日は、生徒たちの前に「ケガ人デビュー」の日です。といっても、いまは中間試験中なので、試験監督くらいしかないんですけど…。
朝、出がけに昔パートナーが使っていた「杖」を借りることにしました。わたしの仕事場は4階。学校なので、当然エレベーターやエスカレーターなんかありません。手すりを使うと、それはそれで楽なのですが、廊下なんぞを歩く時は杖がある方が便利。というか、もう少しいうならば、パフォーマンスですけどね(笑)。だって、ギブスをはめているわけでもないし、パッと見はわかりませんから…。
で、まずは朝から教職員のみなさん、「どないしたん?」「大丈夫?」という反応。で「バイクで空を飛んだ」とか「流れ星になりかけた」とか、てきとうに答えておきました。まぁ、職員室の話題づくりには、ちょっとは貢献したかな。
で、教室へ。もう、会う生徒がみんな「どないしたん?」と聞いてきます。答は何パターンかあります。「空飛んだ」はふつうかな。「ライフル、バン!」とか「仕込み杖」とか、適当に答えます。生徒は「ショーもなー」で、おしまい。ひどいヤツは「きも〜(笑)」おもわず、「そこへなおれ!ぶつぞ〜(笑)」「ごめん、ごめん」。横で見ていたやんちゃそうな生徒「2年生、俺等より口悪いなぁ」。いや、やんちゃそうな生徒たちほど、真剣に心配してくれますから。
実は、「かいーの!」がやりたかったのですが、さすがにあそこまで身体が動きません。寛平ちゃんの偉大さがよくわかりました。
事故・その後…
昨日の日記に、ものすごくたくさんの楽しい(笑)コメントありがとうございました。
とりあえず、この場を借りてその後の報告など…
まずは、ケガの具合。
とりあえず、昨日塗ったところとその上下の擦り傷が外傷です。で、内部についてはわかりませんが、今日首のレントゲンを撮ってもらったところ、レントゲン上は特に何もないようです。ただ、瞬間的に大きな力が内側から発生しているので、首のまわりの筋肉が痛いのなんのって。それ以外に、足をかばって歩いているので、ふくらはぎとか脇腹とかがとても痛いですね。くしゃみをする瞬間が、ものすごい恐怖です。
次に、バイクの具合。
今日バイク屋に見に行ったら、意外と大丈夫そうでした。何より助かったのが、フレームとタンク。フレームにひずみはなさそうだし、タンクには傷ひとつついていませんでした。フロントフォークはまだわかりませんが、まぁ修理の範囲内にすみそうです。
てことで、午前中は消毒や検査でつぶれましたけど、午後からは勤務でした(笑)。もっとも、本日の勤務は出張だったので、まだ学校には行ってませんけど…。
庭仕事
うちの実家の庭がうっそうとした「森」になっているので、「ちょっと整理をしてほしい」というリクエストがありました。なので、実家に行ってお手伝い。
ひたすらスコップで穴を掘って、木を掘り出して、別のところに穴を掘って、そこへ移植するというのの繰り返し。さらに、花壇として囲みがしてある石の移動。こういうことをやっていると「庭仕事は土木工事だなぁ」という気がしみじみとしてきます。さらに、親が「あれをここにやって、これをここにやって」というのを聞いていると、「中世の河原者って、こんな感じで作業をしていたんだろうなぁ」などという気がしみじみとわいてきます。
午後からは、木の枝切り。脚立に登って一本。さらにその上は枝の分かれ目に足をかけて3本ばっか。久しぶりの木登りは、それなりに楽しいもんです。
夕方、作業中に目の中に入った木くずをとってもらいに目医者さんへ。「ほう、立派なものが入ってますね」とのこと。とりだしてもらったのを見たら、たしかにりっぱなものが入っていました。
教訓「庭の作業をする時はゴーグルをする」
非日常
今日は、朝からな〜んにもスケジュールが入っていません。一日完全オフ。朝寝坊もし放題。でも、そういう日に限って、6時に目が覚めたりするんですけどね。まぁ2度寝でもしてダラダラとした朝を過ごしました。
で、昼からもダラダラ。
呼称
生徒たちがわたし(たち)をどう呼ぶのか。
世の中一般では「先生と呼びなさい」という声があるそうな。さらには、教員自らが「先生はね…」などと言うこともあるそうな。振り返ってみると、自分の記憶の中にはありませんねぇ、自分のことを「先生」と言ったり、自分の名前に先生をつけて「◯◯先生はね」と言ったことは。まぁ、生徒が自ら「先生」と呼ぶ時はしゃーないし、さらにわたしの名前を知らない生徒が、とりあえず呼ぶために「先生」ということもあるし…。まぁ、しゃーないかなぁ、と。
ところが、職員室での会話で、教員同士が「◯◯先生」と呼ぶことがあります。これも、わたしはめったなことではそうは呼ばないですねぇ。てか、ウチの学校、いつの間にか「ちゃん」づけが主流になったもんなぁ。仲のいい教頭とか、教務部長(現在、他校の教頭)からも「◯◯ちゃん」と呼ばれてたもんなぁ。「先生」をつけて呼ぶのは、あまり仲のよくない人くらいですよね。
そうそう、何が一番イヤかというと、どこかに呼ばれて話をしに行ったりした時に「先生」と呼ばれるの。あれが一番イヤですね。もう、それだけで背筋がぞっとして、その場から一目散に逃げて、近所の飲み屋(笑)に行きたくなるくらい。
で、話をもどして、生徒の話です。
最近、どうもわたしの名前が「いつき」であることがばれたみたいで、「いつき〜、ちょっとこっち来て教えて」とか言う生徒が出てきました。この生徒、前は「なんや、前の名前は謙一郎やったんか。ほな、男やんか!」と言っていた生徒なんですね。まぁ、その生徒の中で、「いつき」という名前が定着したのかなぁ。
でも、実は生徒から「いつき」と呼ばれるの、まだ慣れてなくて、ちょっとこそばゆいというか、はずかしいというか、そういう感じなんですね。まぁ、そういう呼び方する生徒はあまりいなくて、まぁそれはそれかと思っていたのですが、今日、試験前の自習の時に、「あ、いつき先生に聞こう」などという生徒が出現してきました。こうなると、ほんまにわたしのことを「いつき」と呼ぶ生徒が雰囲気が、学校の中でも広がるかもしれません。
でも、それはそれで、自分が「一致」していく過程なんだから、楽しんでみようかなぁ、と。