とりあえず、淡路島を通過して帰ることにしました。と言っても、時間も時間です。徳島を通過する頃には真っ暗。パートナーに「ここが鳴門やで。渦潮はこの下やで」と言うと、「ライトアップしてたらきれいやろなぁ。見たいなぁ」とつぶやいています。んなもん、ライトアップしてるわけないやん…。でも、SAにとまって、展望台に行って確認しました。やっぱりライトアップしていませんでした。それどころか、風が吹いていて、寒かったです。そうそうに引き揚げました。
やがて、淡路島ともさよなら。明石大橋が前に見えます。こっちのほうが夜景がきれいなので、さいどSAへ。こちらはさすがにきれいでした。でも、寒かったです。
あとは、ガンガン走るだけです。ということで、10時過ぎにようやく到着。お疲れ様…。
うん、今回の最大の収穫は、「ケンカせずに旅行ができる」ということがわかったことでした。
カテゴリー: 日常
旅先の朝
朝、目が覚めたのは7時。なんで休みの、しかも旅行先でもこんな時間に目が覚めてしまうんでしょうね。まわりを見ると、他の3人は爆睡中です。えらいなぁ…。で、パソコンをいじくりはじめたのですが…。1時間たってもみんな起きません。2時間近く建って、ようやくパートナーが目を覚ましました。そのまま放っておくと、また寝てしまうので(笑)、とりあえず起こしました。やがて、ピピピという音。「ん?」と見ると、どうやら下の子のたまごっちがなったみたいです。その瞬間、子どもは起きていました。目覚まし時計の「ジリリリリ」が10分くらいなっても起きないくせに…。で、上の子どもはまだ寝ています。もう、知らんわ…。
それでもチェックアウトが10時。とにかくみんなを起こして、部屋を片づけて、なんとかチェックアウトに間にあいました。
今日は昼まで時間があるので、まずはちょっと善通寺に行くことにしました。
どうもうちのパートナーは、お寺とか神社に行くとおみくじを買ったりする趣味があるみたいで、今回もご多分に漏れず、買っていました。さらに、「戒壇巡り」というのがあるそうな。なんでも、真っ暗な中を100mほど歩くらしいです。で、「行こう」ということになってしまいました。
下の子どもは「いやぁ〜!」と半泣きです。パートナーは持病の「閉所恐怖症」が出る可能性があるので、やっぱり「やめとく…」と言っています。いや、「行こう」と言ったの、君でしょ?上の子どもは興味津々。わたしはどうでもいいというバラバラな感じです。しゃーないから、上の子どもと私が入りました。
まぁ、真っ暗闇だったら、見なきゃいいわけで、それはそれだけのことですね。
で、半分ほど行ったところに、お経の流れているところがあって、仏壇が飾ってあって、ちょっと明るくなっています。なるほどなぁ…。これで人をホッとさせて、その心の隙間にもぐり込むのか…。こういうの、キリスト教でもやったらいいんじゃないかなぁ。
その後、再度少林寺の本山へ。今日は開祖の記念の品が入っているなんちゃらいう塔があいているので、見学です。なるほど、少林寺拳法の「精神」というのがよくわかります。なかなかええんちゃうかなぁ…。などとえらそうなことを書いたら怒られそうですが…。ちなみに、塔から見た風景のきれいなこと!向こうの山の形もなんとも言えません。多度津に本山を置いたのが、なんとなくわかるような気がしました。
ここが本山…
明日、PLOUD IN 香川の学習会に行くことになっています。ふだん、自分一人であちこち行っているので、たまには家族で旅行にでも行こうかなということで、みんなで四国に行くことにしました。
で、パートナーが「四国なら行きたいところがある」と言ったのは、多度津という小さな町でした。「本山があるねん」「なんの本山やねん」「少林寺」「は?」。
ということで、少林寺に行くことにしました。しかし、少林寺かぁ。みんなが庭で「ハッ、ハッ、ハッハー」とか言って型をやっていて、足元見たら、石がえぐれていたりするんだろうか…。
朝9時に出ようと思っていたけど、結局家を出たのは10時半。でも、イライラするのはやめました。すべては出たとこ勝負。時間を守らなくちゃならないのは、日曜日の昼からだけ。あとは、すべてのんびりと。そう思うと、イライラもしないです。
途中、「瀬戸大橋やぁ」「与島やぁ」と言いながら、善光寺ICへ。
問題は、少林寺の本山があるのが多度津ということしかわからないということです。地図を見ても書いてない、サイトを見ても書いてない。あと、頼みの綱は野生のカンだけです。で…。ありました。なんか、山の中腹に「SHORINJI KEMPO」と書いてあるので、わかりました。パートナーは、エライ興奮していました。よかったよかった。
あとは、海を見て、ホテルにチェックイン。友だちに教えてもらった焼鳥屋*1に行って、ホテルに帰って、テレビを見て。あぁくつろいだなぁ。パートナーはさっさと寝ています。それもいいよね。
それにしても、ネットつながりにくい…。
*1:おいしかったです!
整理する気が起こらない
職場の机のまわり、ものすごい紙です。
版組をして集中しはじめると、
- 校正は紙でやる
- できあがりは紙で確認する
- 確認のためにとりあえずとっておく
- 他から来たプリントを読む時間がなくなる
- したがって、たまってしまう
の悪循環になります。で、もうかれこれ1ヶ月ぐらいのプリントだのなんだのがたまってしまっています。こうなると、もう、どこに何があるのかわからないだろうと思うのが、素人の浅はかさ(笑)。実は、「地層累積の法則」というとても大切な法則のおかげで、地層の持ち主にはかなり早くわかるんですね。なので、安心して、さらに書類がたまります。
さてさて、しかし今後どうなるんだろう…。
喜びは続かない_| ̄|◯
夜、行きつけの板金屋さんから電話。
「あのジムニーね…」
ウチのジムニー、この間煙を噴いたらしいんです。わたしもちょっと転がしてみましたけど、4000回転あたりからパワーはスカスカだし音はおかしいし。どうもターボチャージャーが飛んだみたいです。で、土曜日に板金屋さんに持って行ってもらったんですけど…。
「やっぱりターボが飛んでいたみたいです。あれ、ほんとうに直しますか?たぶん、最低でも10万円はかかりますよ」
パートナーと真剣な論議の末、直すことにしました。さいわい、バイクの慰謝料もあるし(涙)。でも、修理から帰ってきて3ヶ月後に車検やし、次の10月にはグランビアの車検もあるし、慰謝料は全部飛ぶな(涙)。あの慰謝料、手術代の足しにしようかと思っていたのに(笑)。
まぁ、ここにも「コストパフォーマンスも考えないといけません。まだまだSRSの費用は高額です。ほんとにそれに見合う価値があるのでしょうか?」とありますからねぇ。たぶん、ジムニーの修理の方が、QOLの向上には役に立つような気もするし(笑)。
探し物はなんですか〜♪
てな感じでのんびり業務をこなしていると、パートナーから電話。
「昨日の落とし物、山科警察署にあるらしいで」「え〜!」
実は、昨日落としたものって、「免許証」「ICOCAカード」「スルッとKANSAI」「友達の名刺」というところなんですよね。金額にしたら合計5000円ぐらい。これも痛いけど、友達の名刺も痛いです。で、最も痛いのが「免許証」です。再交付にかかる時間を考えると、半日つぶれます。しかも、免許証番号の末尾が1になるというおまけ付き(笑)。
帰りに行きました。ありました。本当に助かりました。落とした場所は、やはり山の中。拾ってくれた人は65歳くらいの男性だそうです。で、この人、「礼はいらないぜ」ということで、連絡先も告げずに去っていったそうです。この場を借りて*1お礼をば。
「本当にありがとうございました!」
無事一式を受けとって、お家へ。途中、あまりにもうれしかったので、刺身なんぞを買いました(笑)。
*1:絶対読んでないと思いますが(笑)
山歩き
うちの親が「一緒に山を歩こう」とうるさいので、春休み最終日、行くことにしました。しかし、きついですね。かたや、70過ぎの人。かたや9歳の子ども。もう、歩くペースから何から何までぜんぜん違います。しかも、みんなが好き放題をするので、えらいストレスがたまってしまいました。
こちらの山遊び
京都府南部の町にいた頃から、うちの家族(というか、パートナーとわたし)は山遊びが好きでした。何より楽しいのは、山菜探しです。3月の終わりには「ふきのとう」。4月の声を聞いたら「つくし」。桜が散る頃になったら「たらの芽」。5月になると「わらび」。あと、4月の終わり頃からは、朝起きると家の前にタケノコがおいてあることがありました。近所のタケノコ山をもっている人が、売り物にならない堀り損じをおいていってくれます。これを、お米と一緒に大鍋で炊いてやります。あたりには、お米とタケノコの混じったなんとも言えない香りが漂います。
で、京都市北部に引っ越してきて、まだなかなか「沢」を探しあてていないんです。去年も今年も「つくし」くらいしか食べていません。
ところで、昨日パートナーが大原に行って、染め物の工房に出会ったようです。で、たまたま残っていたハンカチを桜染めしてきたとか。上の子どもが前から「桜染めがしたい」と言っていたらしく、今日、再度行くことにしました。
工房の名前は「大原工房」。染め物体験をさせてくれたり、工房の中には藍染めや渋染めの手づくりのいろいろなものがありました。
で、染め物体験。子どもを連れていったこともあるからか、きちんと説明をしてくれて、1時間ほどけっこう楽しめました。
基本的に自然の素材を使って「茶色」「赤色」「黄色」「青色」の4色をで染めるそうです。もちろん、季節や環境によって色はさまざまに変わるみたいでもあります。で、色を濃くする時はミョウバンを使う。あとは、これらをうまく組みあわせてさまざまな色をつくりだすとのことです。
上の子どもは桜の根っこを煮だした桜染め。下の子どもは、「そこに咲いている菜の花をとっておいで」と言われて、工房で働いているお姉さんと一緒に菜の花を摘んでいました。菜の花のまわりを見ると、伸びてしまったふきのとうもあったりして、なかなかいい感じです。
桜染めはきれいなピンクから、ミョウバンをつけることで少し深いピンク色になります。シルクのハンカチなので、光沢があってすごく綺麗です。菜の花で染めると薄い黄色になります。そこに貝殻虫でつくった赤を混ぜてやると、少し深みのあるオレンジになります。輪ゴムで縛って染めたので、黄色とのコントラストのある染めあがりでした。
工房からまわりを見ると、大原の田園風景が広がります。なんとものんびりとした風景に心が和みます。
なかなかゆったりとした春の一日を過ごすことができました。
家族で花見
朝、4人分のお弁当をつくって出発。わたしは仕事、家族は前に住んでいた京都府南部の町へ。
京都府南部のその町は、けっこう桜で有名な町で、京都の「桜の開花情報」にも出ています。実際、見事なもんです。とは思うけど、京都ってよく見たら桜だらけな気もするけど…。
で、仕事をサクッと終わらせて、家族と合流。河原に降りてビニールを敷いて家族と一緒につかの間のお弁当の時間。残念ながらまだまだ4分咲きといったところですが、でも逆に歩いている人も少ないし、のんびりできたかな。
その後、前に行きつけにしていたお好み屋というか飲み屋というか、そういう店が出している売店*1に顔を出してひとくさり話。パートナーは通りかかった友だちと話。まぁ15年住んだ町なんだなぁ。
さらにその後、パートナーの友だちが「今年はお米のできがよかったから安くでわけるよ」と言っているそうで、30kgのお米を受けとりに行って、またまたひとくさり話。で、その後その友だちに教えてもらったツクシの宝庫に行って、ツクシとり。と、そこに先ほどの友だちが子ども連れで散歩がてらツクシ取りにきたので、ツクシを摘みながら、またまたひとくさり話。
そろそろ夕方になってきたので、京都府南部の町にさよならして帰ろうと思ったのですが、ふと思い出して、なじみの立ち呑みによって、生レバー(パートナー)、ユッケ(上の子ども)、ドテ焼き(わたし)、エネルゲン(下の子ども・笑)で晩ご飯。
そういえば、去年までこういう生活をしていたなぁ…。
家に帰ったら、ここ数日の疲れがどっと出て、8時過ぎには爆睡でした。
*1:つっても、ブルーシートをひいて前に机を出して「壬生菜の漬け物」と「ホルモンの炊いたん」を出しているだけですけど(笑)。ブルーシートで常連さんが飲んでいるので、単なる友だち同士の花見にしか見えないので、売り上げは限りなくゼロに近いです。