なんだかよくわからないけど…

2日ほど前に「いつきさんが出た番組のDVDがほしいって言ってる人がいるんだけど」というメール舞い込んできました。なんでもパソコンと一緒にお亡くなりになったそうな。で、どういうわけかそのDVDを渡すために呑みに行くことになってしまいました。
D町柳で待ち合わせて近くの店へ。
とりあえずブツを渡して用件は終了。そこからは延々とダベリながらの呑みの開始です。
相手の人も教員なんですが、働いている職場が「同系統」なんですよね。なので、「そうそうそう!」と話がはずみます。と同時に、ぜんぜん違うところも多々あります。なにせ、相手の職場はお隣の大都会。街の「すごさ」はケタが違います。ただひたすら「すげぇ…」と感嘆するばかりです。やはりうちの職場は田舎だわ。でも、田舎でよかったです。さすがに「やのつく人」を相手に渡りあうのはしんどいです。

てな感じで話をしていたら、あっという間に11時。なんでもあちらは越境通勤をしておられて、さらにその向こう側の県まで行かなくちゃならないらしいです。あわててお店を出てバイバイです。
で、わたしは近いですから余裕です。電車に乗って、サクッと座ってホッと一息。で、気がついたら2駅乗り越していましたorz。運転手さんに*1「すみません、乗り越したんですけど」というと、「あ、次に来た電車に乗って下さい」とのこと。ありがたいです!向かい側のホームに移動して*210分ほど待ったら、やがて電車が来ました。2駅もどって降りようと思ったら、この電車の運転手はさっきの人でした(笑)。なるほど、そういうことなのね。

*1:ワンマンカーなんで…

*2:この電車、始発駅と終着駅以外はぜんぶ無人駅です。

肝臓との勝負

今日は夕方から新大阪で最終打ち合わせ。
先日のトランス全国交流会の事後処理&打ちあげです。
事後処理の方はサクッと終了。その後、日之出の方々と合同の打ちあげです。
交流会に早い時間に参加して下さった方は食べられたと思いますが、「カスと菜っぱのたいたん」や「カスと大根のたいたん」をつくってくださったおばちゃん二人も参加して下さいました。お二人とも「交流会に参加させてもらってよかった」と口をそろえていっておられました。特に、お一人は「昔、うちの近所にもいはったわ。料理がうもうてなぁ。こないだあそこに行って話を聞いて、そうやったんかとやっとわかったわ」と言っておられました。なんかほんとうにうれしかった。
あと、最後の方に駆けつけて下さった方も、「いま、職場にFTMの人がいるんです。わたし、前回の交流会に参加させてもらっていて、あの時のことがあったから受けいれることができたんだと思うんです」と言って下さいました。

今回の交流会、部落解放同盟日之出支部との共催でおこないました。ですから、日之出の方々も「参加者」としてあの場におられました。そのことの是非をめぐって、実行委員会でも話しあいをしました。その中で勇気づけられた意見がありました。

外へ繋がっていけるコミュニティの状態にやっとなってきたんだなというのが感想です。
10年前まではやはり痛すぎて、傷が深すぎて、風がふくだけでも辛いみたいな業界って感じがしてましたが、そういう意味では成長したんだと思います。
東京・近畿圏以外の地域ではまだまだそういう部分は残っていると思いますが、人権に強い関西だからこそできることだと思うので、どんどんつながりを造っていくべきだと思います。もちろん当事者重視主義は残しつつ。

そして、あれから2週間経って、その通りだったなという気がしました。
中でつながることと外とつながること。深めることと拡げること。そのふたつを、とりあえず少しは実現できたのかもしれないと思いました。

てな感じでいい調子で呑んでいたら、帰れるギリギリの時間になりました。明日は仕事です。やばいぜ…。
結局ほんとうに終電でしたよ。
体、持つかなぁ…。

長〜いおつきあい

午後からは出張。その後職場にもどって、なんだかんだと雑務。
さて、雨も降りはじめてきたから、そろそろスタートするか*1
てことで、京都府中部の街F市をめざしてスタート。雨が降っている時のバイクって、ヘルメットをかぶる前はしんどいけど、走りはじめたら、「これもバイク」という気分になりますね。雨の中の高速をひたすら走って、7時15分に到着。すでに待ちあわせ場所には、O西さんが来ておられます。
O西さんとは、考えてみると20年近く前からの、細く長いおつきあい。
部落の高校生の全国集会*2で、お互いに引率として年に1回ではありますが、何度も顔をあわせています。中でも、O西さんが連れてこられた在日の子どもとのつきあいをきっかけに、ほんとうにいろんな話をしました。あれが、1993年ぐらいのことかなぁ。
でも、いままで一緒に呑んだことがないんですよね。で、今回縁があって一緒に呑むことになりました。
おもしろいものです。話はたしかに「こんなことがあったよね」「あんなことがあったよね」という、まぁ昔話なんですが、でも、その子どもたちの「今」を語りながら、わたしたちの「今」の話につながっていくんですね。それが「続ける」ということなのかもしれません。
ほどよくお酒が回ったところで、明日があるので呑み会も終了。うん、いい夜でした。

*1:かなり混乱をしています。

*2:「全国高校奨学生集会」、現在の「全国高校生集会」

世界一の寿司の町

この学校、校門を出て5分ほど歩いたところが、居酒屋街という絶好のロケーションにあります。フラフラ歩いて到着した居酒屋は、この町でも「安くておいしい」という評判のお店らしいです。懇親会が始まると、あっという間にテーブルの上が食べ物で一杯になります。で、大皿の刺身の盛り合わせを食べると、これがうまい!魚って、こんなに歯ごたえがあって、味もこんなに甘いんだって知りませんでした。
ここでもトランスの卒業生がひとり参加してくれていました。いろんな話を聞きながら、いろんな話を返しながら、気がつくと完全に酔っぱらいになっていました_| ̄|◯。途中、さらにもうひとりのトランスの卒業生が合流。なんでも「手術のためにお金を貯めている」とかいうまっすぐな子みたいです。そうなると、とりあえず混ぜないと気がすまないのが悪いクセです。ついつい「SRSよりスカイライン」みたいな話をしてしまいました。でも、それはそれで新鮮だったみたいです。
で、結局今日も12時頃まで騒いで懇親会終了です。
続いて、少人数で2次会。といっても、ジョイフルです。ここで時間をしばしつぶして、いよいよ次のエントリへ。

遠征

まずは一発目に試験監督。男女別の授業のテストで、女性ばっかりの講座の監督です。なんとなく楽だったりするのが妙ですわ。
で、机のもどると、あさっての会議を前に、なんだかデータがいっぱいまわってきています。さらに、10月に開催した講演の校正原稿も送られてきています。そのあたりのデータ処理をしたら、午前いっぱいかかってしまいました。
で、職場を飛び出してお家へ。そして、電車に飛び乗って西の方に向かいます。途中
「あぁぁ!せっかく電車がとまったのにおりられない」
「今だ!脱出しろ!」
「とうっ!脱出失敗!」
とか、いつものとおりしょーもないメールのやりとりをしながら*1、さらに西へ西へ。
で、着いたのは、F岡県との県境にある町N津。
まずはSンジと再会を喜びあって、肩もみタイムです。ありがとう。続いて、ある高校生との対面タイム。なかなかかわいい子です。将来有望かもしれません(笑)。
で、会っていきなり「なんで学校に行かないの?」と真っ向からの直球勝負です。つれてきて下さった教員の方、のけぞっておられました(笑)。その後はポツポツしゃべる話につきあいながら、たまにドバンと話をしたりして、1時間ほど経過。
と、そこに電話。「いつまでしゃべってるの?」という電話です。なので、場所を移動して、宴会開始。トランス・バイ・在日・ムラと、完全な異種格闘技戦です。途中、福岡の定時制の仕事を終えた方もいらして、異種格闘技戦は延々と続きます。結局終了したのは12時。お店の人、わたしたちが出て行ったら、即、引き戸をえらい勢いで閉めておられました。さもありなん…。それにしても、「駐車場の優待券ありますか?*2」という質問に対して、現金を渡すって、おもろいなぁ…。
で、外へ出たら「もう一軒行くぞ〜!」と暴れている人がいます。暴れていない人を見ても、行く気満々です。あしたは金曜日、仕事あるやろと思いながらも、もちろんわたしも行きます。で、2軒目を出たが1時過ぎ。そこからお友だちの家まで歩いて、しばらくしゃべって就寝は2時半。
あした大丈夫か?

*1:ほんとうに、いつもごめんなさい。T部さん。って、降りられないのがごめんなさいなのか、しょーもないメールをしているのがごめんなさいなのかわかりませんが(笑)。

*2:商店街の中にある居酒屋・呑めない人は来るまでこられています

単なる「うちあわせ」のはず

3月末に、某秘密結社*1の総会・学習会があります。関東・関西の隔年開催で、今年は関西の順番になります。まぁどこでやってもいいのですが、なんとなく「京都開催」ということになっています。
それにしても、3月15日には「交流会」があり、15日〜16日にはGID学会*2があり、ひとつ週を飛ばして*3翌週には某秘密結社という、宴会交流会続きの年度末ってどうよ…。
で、なぜかわたしが担当者なので、会場の折衝や学習会の内容決めなんかをするはめになっています。
今回は、有力な案がふたつあったのですが、最終的には、大阪大学レインボースクールプロジェクトのアンケート結果の報告をしてもらう方向になりました*4。で、今日はその報告者との打ち合わせ。
事前にいつものように「コーヒーを飲みながらかビールを飲みながらか、どっちがいいですか?」という問い合わせをしたら「ビール」というすばらしい答が返ってきたので、そういうセッティングにしました(笑)。
もちろん、打ち合わせなんてはじめの30分位で終了。ふと外を見ると、雪。ふと前を見ると、お酒。
あとはなにやらふたりでゴチャゴチャしゃべって、気がつくと、目の前にはラーメン(笑)。
外に出ると、やっぱり雪。
終電には間にあいました。

*1:by Kさん

*2:これは単なる参加者。のはず…。

*3:といっても、ここには在日外国人生徒交流会が入っている

*4:あ、まだ公開情報じゃないや(笑)。ま、そーゆーことで…

〆の宴会

5時半に研究集会2日目が終了。で、帰りの新幹線は9時24分品川発。もちろん、その間は2日目総括の呑みです。
育児休業のレポートを出された男性たちと北海道の人・福岡の人とわたしで近くで呑み。なんだかんだとゴチャゴチャしゃべったけど、なんだか収拾がついていません。まぁ、みんな勢いがあるわ(笑)。
で、9時前に退散。みなさんは2次会に行かれたけど、わたしは新幹線へ。
赤ワインとサンドイッチで一人宴会をしばしして、その後爆睡。名古屋で目が覚めたものの、ふたたび京都の手前までウトウト。新幹線が減速をはじめたので、ふと車窓を見ると、向こうには見慣れた東九条の町並み(笑)。
てことで、地下鉄→バスと乗り継いで、日常に帰ってきました。

でも、こちらが本番?

終了後、会場の玄関あたりで集合したのが、福岡・北海道・佐賀・京都の面々。渋谷に移動して、滋賀の人と合流。さらに、三重の人も参加。で、呑み会。
研究集会1日目の裏総括からはじまって、各地の交流まで延々と話。そして、延々と呑み。途中からワインボトルが開きはじめて、そうとう危ない状況です。
やがて、1次会の場所を追い出されて2次会へ。めんどくさいので、路上で客引きをしているお兄さんについていくことにしました。どうもイントネーションがネイティブ日本語じゃなさそうなので、「どこから来られました?」と聞くと「上海です」とのこたえ。そこからは、福岡の人が機関銃のように質問。
「給料は月給ですか?日給ですか?時給ですか?」「時給です」「どのくらいですか?」「700円」「てことは、月いくら位ですか?」「13万円位です」
いったいなんの仕事してるねん…。
ここで呑んでいるうちに、そろそろバッテリーが切れはじめました。で、あわてて帰ることに。山手線に乗ったのですが…。品川どまり。京浜東北線が動いているということなので、ホームに行ったのですが、「大磯行き最終です」とのこと。てことは、終電を逃したか_| ̄|◯
しゃーないので、タクシーに乗車。すると、福岡の人が機関銃のように質問。
「生まれは東京ですか?」「そうです」「東京のタクシーはみんなカーナビをつけていますか?」「だいたいつけていますね」「みんなカーナビに頼っていますか?」「いやぁ、細かいホテルをいわれたら、やっぱりわかりませんから」
いったいなんの仕事してるねん…。
てことで、ホテルに帰り着いて爆睡。

ぁゃιぃ会合

今日は午前いっぱいで職場をサイナラ!一路、東の方にある大都市を目指します。
到着したのが5時半頃。ホテルにチェックインをして、しばし休憩。その後、ホテルの近くに設定して下さった居酒屋へ。
店にはいると、すでにMさんとKさんがおられます。
なんか相変わらずのKさんと、ふだんとはぜんぜん違うラフなかっこうのMさん。「めずらしいなぁ」と思ったら、施術をしてもらってこられたそうです。普段から肉体的にも精神的にも走りまわっておられるから、きっと体を酷使しておられるんだろうなぁ…。ちょうどみなさんが集まってこられる前なので、Mさんにかねてからお願いしていた、ちょっとややこしい話についてしばし相談。諸事情により固辞されたのですが、やはりどうしてもお願いしたいので、「そこをなんとか」と再度のお願い。検討してみるとのことで、その話は一件落着。
そうこうするうちに、Sさんが来られて、まずは乾杯。ここで、ちゃんとクーポン券をプリントアウトしておいたのは、まぁ当然のことですわ。そうこうするうちに、Aさんも来られて全員集合。このぁゃιぃメンバーで会うのは、かれこれ2年ぶりぐらいです。
飲み始めると、いきなりパワー全開です。なんか、極めて専門的*1&マニアックな話*2からしょうもないネタまで縦横無尽に話は飛び交います。さらに、思わぬタイミングでKさんに火の粉が飛んでいきます。どぎまぎしながらもなんとか応戦しようとするKさんは、ちょっとかわいいかも(笑)。
そんなこんなで、気がつくとあっという間に終電の時間です。
楽しい宴も終了。次にこのメンバーで飲めるのはいつだろう。でも、その時を楽しみに、あしたからも生きていこう(あれ?)

*1:「パス」は「場」に関係があるとか

*2:診察券の番号争いとか

で、定番の

その後、宴会。主催者の方は「特に声をかけていないよ」とか言っていますが、続々と集まってこられます。すごいみんな仲がいいんだなぁ。というか、「課題」を共有することでつながっている仲間なんだろうな。ちょっとうらやましいですね。
話はいつの間にかトランスのことから部落のことへ。そこにいた部落の人が、自分のことを語るかどうかみたいな話になっていきました*1。なんか、話はどんどんディープな方へ。
うん、楽しい宴会だ。

*1:わたしからの提言。「語れるか語れないか」で考えるのではなく、「語るか語らないか」で考えよう。