今日は東北学院大学のK坂さん・I川さんと学生さんや、I川さんの教え子さんとかと一緒に久しぶりのおさんぽです。この人たちこないだの10月にすんごくお世話になったので、わたしとしても思いっきりもてなさなきゃなということで、M木ちゃんとふたりで迎撃作戦敢行です。
朝、いつものようにグダグダとして、やがておさんぽ出発。今回は南コースと北コースの間にインターバルを入れて、少し映像を見てもらうことにしました。
にしても、さすがは専門家です。ものすごく真剣&積極的です。そしてなにより、ものすごい好奇心。ほんの少しも見逃すまいというか、なんなら「新たな発見はないか」という感じです。
途中から少しずつ合流する人も出てきたりしながら、結局フルコースを歩いておたふくへ。
ちなみに、事前に電話したら「いっぱいやし入れへんで」と言われたけど「とりあえず行きますわ」と言ってしまうのは、昨日と同じです。そして、やっぱり詰めてもらって入れるのも昨日と一緒です(笑)。
そんなこんなで、楽しいおたふくのあとは、京都駅まで移動して、フレスコへ。さらに途中帰る人もいたけど、最後まで呑んでるK坂さんはすごすぎます。てか、急遽ホテルをとってたし。
ということで、ものすごくめまぐるしくも楽しい3日間も無事終了。
さてと。明日は日常…。じゃないな^^;;。
カテゴリー: 呑み
すごいな
今日は今年度最後のトランスジェンダー生徒交流会です。さてと、どんな話し合いになるかな。
でも、まずはお昼ごはんづくりから。今日のメニューは「チーズフォンデュ」と「チョコフォンデュ」です。ちょいと豪華です。参加者の子ら、はじめは少し緊張もあるけど、だんだん緊張が緩んでくるのがわかります。
と、ある参加者が「これ」と紙を持ってきてくれました。来年度からの「特別な配慮」の一覧表でした。みんな「なになに?」と集まってきます。で、口々に「すごい!」とか「自分はこれなかった」とか言いはじめます。わたしも見ながら「ここ、イマイチやなぁ。ここ、闘お」とハッパをかけます(笑)。
で、話し合いの時間。
はじめは和やかですが、少しずつツッコミが入りはじめます。わたしもだんだんヒートアップしてきて、畳の上によじ登って、ガンガンツッコミはじめました。そうこうするうちに、泣く子も出てきたりして。それでも、最後まで語り切るのはすごいです。わたしも先輩たちに「自分の経験を返したれや」といろんな人に振ります。するの、みんなが口々に自分の経験を話してくれる。そんなヤツらもほんとうにすごいです。
しかし、追求するのはとてもしんどい。たぶん、ワインなしではとてもじゃないけど神経がもちません(笑)。
てことで、ものすごくしんどい話し合いの時間も終了。いろんか緊張が一気にほどけてしまいました。
てことで、打ち上げ。
今回は東北からのお客さんや、その関係の人、さらには大阪教育大学のお客さんなんかもいるので、あちこちでおしゃべり。
さらに、数人は十三に移動して「あらい商店」へ。電話したら「あかんで、いっぱいやで」と断られたけど「とりあえず行きますわ」と押しかけてみると、カウンターにはカウンター界のVIPがおられるわ、座敷におられるのはSゃ納さんだったりするわで、完全に身内ばかりです。なので、席を譲ってもらえて、無事カレーにありつけたわけですが、わたしはM木ちゃんに腰をもんでもらっているうちに記憶が飛んでました。ちなみに、なんでも、Mニョンさんもマッサージしてくれたとか。ビックリしますわ。
てことで、終電で京都へ。向かうは東九条です。
伝えなきゃならないこと
まんまるの会まで1時間ほどあったので、散歩と買い出し。
で、5時半くらいからボチボチ第一部のスタートです。
まんまるの会の第一部は、単なる自己紹介です。とは言え、常連メンバーがほとんどなので、普通の自己紹介ではダメです。なので、「近況報告とその日のお題でひとネタ」にしています。これが苦しい。まずは「近況報告といっても、なにもないなー」ってなります。
でも、それが大切なんだと思います。だって、2ヶ月も間があいていて、なにもないはずがない。いや、なにもなくてもいいんです。なにかひとつはものを考える。それを振り返り、思い出し、掘り起こし、言葉化し、伝えるという作業が、トランスをするためには必要なんだと思うのです。そして「お題」は、それを「自分の人生」という、さらに長いスパンで行う。
たいていの人は「なにもないなー」って言ったあとに「あー、そう言えば」って語りはじめられます。それがおもしろい。そして、みんなでその話に集中する。
教員してると、自分の話にみんなが集中するなんてことは日常のことですが、そうでない仕事をしている人にとっては、もしかしたら日常あまりないことなんじゃないかと思います。ましてや、こもり気味のトランスなんかだと、ほとんどふだん経験できない。それを経験することもまた大切なんじゃないかな。
そんなことを考えています。
で、話を聞いていると「あー、それそれ!」ってことに突き当たることがよくあります。
今日の「それそれ!」は「伝える」ってことでした。簡単に言うとこんなことでした。
いま、巷で「カミングアウト、イェーイ!」っていう感じがある。でも、実はとても少数です。トランスをほんとうに成功させている人間は、基本的にはカミングアウトしない。カミングアウトしないから顕在化しない。だから、後輩トランスからは、たとえそこにいたとしても、出会えない存在になる。ということはロールモデルにならなくなってしまう。すると、「トランスを成功させるためのノウハウ」が伝わらなくなってしまう。
じゃ、なにが伝わるか。
それは、例えば「カミングアウト、イェーイ!」的なキラキラ感。あるいは、「顕在化せざるを得ない」「同じような人」。いやもう、某所で「クラブの先輩に同じような人がいて」なんてことをどれほどよく聞くことか。たぶん、パンデミック状態です。しかも、社会の中に最近「トランス枠」みたいなのができつつあって、そこで受け入れてもらえるもんだから、それを「成功」としてしまう。で、それが顕在化しているから、「トランス枠」に入ることが成功なんだとなってしまう。
で、その人が言っていたのは
「なんかあかん気がする」
ってことです。
「伝えなきゃならないものがあったのに、それを伝えてこなかった自分が、最近伝えなきゃならないんじゃないかと思いはじめた」
ってことです。
クローゼットで生きながら伝えるという難しさ。でも、たぶんわたしはそれを可能にする「場」をつくってきたのかな。もしもそうなら、やってきてよかったな。
ちなみにわたしは…。
完パスでもないし、カミングアウトもしてないけど、たぶんクローゼットでもないし。やはり一周まわって「不完全フルタイムトランスジェンダー」なのかな(笑)。
で、こんな生き方もまたあるということは、伝えなきゃならないことなのかもしれません。
特殊業務とか
今日は毎年恒例の特殊業務の日です。で、わたしの役割は、これまた恒例の放送担当。なかでも、今日はチャイム役もしなくちゃならないので、かなり緊張です。
にしても、かつてはチャンスは一度きりだったのが、今は2度3度あるっての、どうなのかなぁ。まぁ、意味があるならいいんだけど…。
てことで、1日特殊業務に従事して、電車に乗って、移動中に校正をしたりして。うわ、訂正箇所を見つけてしまった。これはきちんと校正しなきゃ。明日までにできるかなぁ。
で、夜は大阪で会議。
まぁこちらもいつもの感じで終わりました。それにしても、相変わらずジェンダーバランスが悪い…。
で、呑み会。これもまた、いつもの感じです。「いつきさん、そろそろ帰るぞ」と言ってもらうのも、これまたいつもの感じ。
まぁ、そんなこんなの1日でした。
暑く語ってしまった
今回の学習会はPROUDと日教組香川の共催でした。なので、懇親会も教員と当事者とどちらでもない人のごった煮です。これがなかなかおもしろい。やはり、呑み会でも多様性は大切です。
自己紹介がまわってきた時は「2時間かかるからやめておきます」と、いちおうウケをとって、最後に〆の言葉を話させてもらいました。
「わたしたちは、配慮される弱者じゃない。多様性に気づいた豊かな人間なんです。だから、多くの人に自分の持つ豊かさに気づいてほしいんです」
みたいなことを話してみたり。なんか、そのあたりで記憶がとびかかっていたから、かなり呑んだんだろうな。
で、〆はもちろんうどんなわけですが、1人前を食べられるわけもなく、みなさんのをへつりましたとも。
K野さん家に帰ったのは11時過ぎ。でも、そのままダウン。
たぶん、充実した1日だったからですね。
で、向かった先は
講演が終わったら、そのまま駅まで走って、電車に乗って、上の子どもと合流して、バスに乗る。3時間半ほどたったら、あら不思議。四国にいました。明日の昼にお座敷があるのでK野さん家に前泊です。
迎えに来てくれたのは、なぜかK原さん。家に着いたら、そこにはなぜかO沢さん@小豆島。みんなで鍋を囲みながら、今回持っていったお宝映像の鑑賞会。とてもじゃないけど笑えない映像を笑ってしまうわたしたちはもちろんクズなわけですが、一方「あー、こんな風景、小さい頃あったわ」とか「おじいちゃんから聞いたことがある」とかいう話が出てくるのもまた、このメンバーならではです。
ということで、3時くらいまで呑んでたわけですが、あしたのお座敷、大丈夫なのか?
話のまわしかた
今日は夕方から元おべんきょ仲間と呑み。「どこか…」っ言われたので「うーん」と考えて、地球屋に行くことにしました。
てのはいいんですけど…。なんか、気になったのは、話題のまわし方でした。
例えば…。
「○○さんはどんな人が好きなの?」って話があるとします。それに対して、いろんな話題のまわし方があると思います。
パターンA「前につきあってた人はホニャララさんだったから、きっとホゲホゲな人かな?」
パターンB「例えば、ホゲホゲな人とホニャララな人だとどっちが好き?」
パターンC「あなたの感じを見ているときっとホゲホゲな人でしょう」
もちろん他にもいろんなパターンがあるだろうと思います。
で、わたしは基本的にはパターンBでいきたいなと思っています。なぜなら、相手にしゃべらせたい。たぶんパターンBのあとは「なぜそうなの?」って続きます。でも、教員にそういう人は少ないんじゃないかなぁ。教員に多いのはたぶんパターンC?
で、これ、対人関係とか教え方とか、あるいは「おべんきょ」の仕方とか、いろんなところに通じると思うんですよね。
まぁ、パターンBはめんどくさいです。だから、途中で終わってしまうかもしれない。でも、いろんな話が聞ける可能性があるから、やっぱりパターンBがいいなぁ…。
うーん
今日は仕事が早めに終わったので、ちょいとひとり呑み。一杯で帰ろうと思っていたら、となりのおじさまに声をかけられて、なんか話しているうちに3杯呑んでしまった。
ま、それはいいんだけど、だんだんナンパモードっぽくなってきたので、結婚してるって言ったら、えらいびっくりされたんだけど、その時点でジェンダーだなと。でも、ナンパモードがとまらないので、「わたしややこしいですよ」とカミングアウトしたけど、まだとまらない。なので、とうとうはるな愛さんとのツーショットを見せたんだけど、まだとまらない(笑)。
まぁ、最後は酔っ払っておられたので、わけわからんようになってたのかもしれませんが^^;;。
うーん…。
ま、ひとり呑みはややこしい(笑)。
フェアウェルドリンク
夜の学習会
昼も本番ですが、夜も本番です(笑)。
てことで、4時頃から急遽お店を探してもらって、いつもの通り呑み会です。20人ほどでワイワイと話。これがいいんですよね。だって、みんな問題意識は共通していて、しかもバックボーンがぜんぜん違う。にもかかわらず、1日半共通の経験をしているわけです。そんな人たちが一緒に話をするんだから、盛りあがらないわけがないです。
で、わたしの役目は「場を提供すること」です。それから…。席替えの号令くらいかな。あとはひたすらクズになればいいです。途中、共同研究者のT賀さんにも来てもらって、もうひと盛りあがり。
なに?12時閉店?じゃ、2次会に行きましょうか。