朝早めに玖伊屋をおいとまして、今日は前にすんでいたところの秋祭りの手伝いに行きました。ちなみに、今回は大学生がふたり、一緒に手伝いに来てくれることになりました。
現地に着くと、餅つきの最中です。「では」と、わたしも一緒に餅つき。「若いなぁ」とほめられはするのですが、どうしてどうして。地元のおっちゃんの腰の入ったつきかたを見ると、ちゃうなぁと思います。向こうでは、地元の老人会がおでんと天ぷらをつくっています。これがまた名物なんです。しっかりと味のしみたおでんもおいしいですが、天ぷらが絶品。ちなみに、もっともおいしいのがタケノコとこんにゃくです。ふたつとも色が変わるまでしっかりと味つけがしてあります。しかも、ちょっとピリ辛。これを天ぷらにすると、ほんとうにおいしいです。そして、その量たるや…。とにかく、朝から晩まで揚げてはりました。
昼からはみこし巡行。わたしの役目は太鼓です。和太鼓をたたくのははじめてだったんですが、いい音がします。ちょっと重いけど。ことしは子どもたちの参加が多くて、あたりは小さい半被だらけです。なんか、ヤッコ凧が走りまわってる感じがして、なんともかわいいですね。
そして、夜は出店。夕方からひたすらチヂミの粉を混ぜてタネづくり。といっても、これは大学生の役目です。大学生達がタネをつくっていると、子どもたちが寄ってきます。やがて、「お兄ちゃんとお姉ちゃん、つきあってんの?」からはじまって「なんでこんなお兄ちゃん選んだん?お姉ちゃん、かわいいのに」という定番のツッコミが入ります。ほんとうにわかりやすい子らですわ。
そして、焼きはじめました。もう、またたくまにガンガン売れていきます。焼いても焼いてもおいつきません。そのうち、消防団が「辛いのくれ」。「はいは〜い」とプッコチをひとつまみ入れて出したんですが、やがて「もっと辛いのくれ」。マジっすか?じゃぁということで、プッコチをパラパラっとかけて出すと、「もっと辛いのくれ」。あんたら、こわれてるんとちゃいますか?向こうでは「辛いなぁ」とうれしそうに食べているらしいです。結局、「鬼辛です」と、一面プッコチだらけにしたのを出したら、ようやく納得。「それ、あと5枚くれ」って。漢だねぇ(笑)。
そんなこんなで息つく間もなく、ビールを飲みながら、延々と3時間半、約300枚のチヂミを焼き切りました。マジ、疲れた。もちろん、家に帰ったら、爆睡です。あした、仕事になるやろか…。