朝、思ったほど不調ではありません。もちろん好調ではないですが。
とりま出勤。今日は「待機」なので、そのまま職員室にいましょう。
そして授業はテスト返しです。
「何点台からいく?」
はじめはわけがわからない質問ですが、○を重ねると意味がわかってきます。すると何点台からオープンにしたらいいかもわかってきます。
「10点台!」
「まだ早いな」
というやりとりで煽ります。
低い点数がオープンになると、阿鼻叫喚というやつです。そしてテストを返すと、悲喜こもごもというやつです。まぁ、こんなのを飽きずに毎回繰り返してくれるのが高校生というやつです。
こんなのを午前に3回繰り返して、荷揚げからのおべんとです。あまり時間がないけど、少し横になろうかと思ったら、紙の箱を持ってきてドカンドカンと置きはじめたので、寝るのは断念。紙を持ってきてくれるのは助かるけどね。
5時間目はさすがに眠い。まぁ生徒も眠いか。
6時間目の教科会議は相変わらずです。掃除カントクをさっくりこなして、脱出です。
今日の夜の仕事のテーマは「チーム学校」です。
いつ頃だったっけ。「チーム学校」とか「学校をプラットフォームにする」とか言いはじめたの。まぁすべてを学校に押しつけてきたからこそ、さまざまな人々が連携していこうって話ではありますが、もやりますね。システムをつくると、必ずと言っていいほどシステムから漏れる子どもが出てきます。そしてシステムを完璧にすればするほど、漏れた子どもがわからなくなる。
「学校にはすべての子どもが在籍してる」
という文言が出てきたときに
「これはほんとうか?不就学って問題があるんだよ。例えば外国籍の子どもね。日本国籍の子どもの場合「就学通知」が行くけど、外国籍子どもの場合は「就学案内」がいく。つまり「子どもさんを通わせてもらってもいいですよ」って話です。だから、さまざまな事情で通わせない親もいる。そんな中、例えば可児市では教育委員会がすべての外国籍の子どもの家をまわって「通学させてください」ってやって、不就学児童をゼロにした。そこまでやって、はじめて「すべての子どもが在籍してる」って言えるんです」
とコメント。
いちいちツッコむのもあれやなぁと思うけど、テキストにはそういう「脇の甘さ」があるんですよね。だから、そこを指摘する。まぁこんなことやってたら「正規の人々」からは嫌われるだけだろうけど、それがわたしの仕事なんだろうな。
ということで、今日はいつになく力が入ってしまった夜の仕事でした。
教室から出たら、一昨年担当した学生さんがおられて
「話を聞いてもらえますか?」
とのことで、しばし相談に乗るなど。
帰りの電車は「立ち」だけど、ようやくきつかった先週からの1週間を走りきった気がしました。
家に帰ってビールを呑んで寝ようかなと思いながら「クレイジー・ジャーニー」を見ていたら、突然のJアラートです。その前にテレビでK田が「改憲がなんちゃら」とか言ってたから、これは明らかにセットやな。しかし、事前に「衛星」って話をしてて、しかも沖縄が対象地域なのに全国でしつこくやるのは、明らかにマスコミを使った「情報操作」ですね。やり方が露骨やな。
延々とやってるので、テレビを消して寝ましょうか。