思い切らなきゃムリなんだな

今日は午後からここでお座敷です。ちなみに、13時30分開始だけど、接続チェックのために11時30分に行かなきゃなりません。まぁ、やらなきゃならないことがあるから、それをやればいいか。
そんな感じで、送られてきたタイムスケジュールを見てビビりました。1時間半あると思っていたら、前後のことを考えたら話す時間が1時間しかないことが判明。どうする…。さすがに2時間のネタを1時間でしゃべりきるのはムリです。急遽、1時間バージョンをつくることにしました。とは言え、ミッション4をつくりかえたらいいかなと。ただ、「あれも入れたい、これも入れたい」となりますが、そこは我慢です。思い切ってバッサリと削りましょう。まぁこんなもんか。あとはやってみなければわかりません。
ということで、会場へ。さっそく接続チェックです。しかし、音響、メッチャいいです。
接続チェックはあっという間に終了です。あとは控え室にこもって用事をしましょう。あれやこれやとしてたら、あっという間にお座敷の開始時間が来ました。
まずは開会行事。かたい…。まぁいいです。ここから1時間でぐにゃぐにゃにしてしまいましょう。
てことで、お座敷スタートです。さてさて、どうなるかな。と、いきなりウケました。これはいいかもしれません。てことで、調子よくしゃべりはじめると、会場の空気が柔らなくなってきました。特に、集中的にウケてる方がおられて、これは助かります。そんな感じで1時間突っ走りました。
質疑応答が、これまたいっぱい出てきました。みなさん、交流会に関心を持たれたようです。なので、交流会の源流は、在日外国人生徒交流会や隣保館学習会にあるって話をしておきました。
最終的に、なんとなく軽やかな感じのお座敷になりました。うん、1時間はちょうどいいのかもしれませんね。
帰ってきたら筋トレです。とにかくここしばらく忙しかった&食べすぎで、まったく身体がなまっています。そしてラン。

今日はゆっくりでいいから7km走りたいですね。ということでスタート。最初の1kmのコールでタイムを確認すると、6分20秒くらいです。今日はこのペースで行きましょう。しかし、走っているうちに、身体が硬いことが気になってきました。やはりストレッチは大切なんだなぁ。
そんな感じで、とにかく7kmを無理なく走りきりました。結果、スプリットは6分17秒→6分17秒→6分26秒→6分19秒→6分18秒→6分08秒→6分01秒でした。後半少しあがったのはいいですね。トータル7.1kmを44分31秒で、アベレージが6分14秒。間もなくシーズンがはじまるのにこのペースというのは、ちょっとヤバイかもしれませんが、ムリはしないでおきましょう。

その後、ちょっと用事をしてから、再び外出です。なにやらSゅーとが山から下りてきて「あずき」に行くとかで、わたしも久しぶりに行くことにしました。せっかくなのでTじさんも誘ってみました。
久しぶりの「あずき」のお好み、うまいですね。ちょぼやきもいい感じです。ビール1杯と焼酎お湯わり2杯でおなかいっぱいです。
さてと、帰りましょう。
充実した1日だったかな。呑みすぎたけど。

新ネタ誕生

今日は大阪樟蔭女子大でお座敷です。去年はなかったけど、ほぼ恒例です。科目は「教育実践演習」です。どうやら、現実にはフリーダムな科目らしく、わたしもこの枠で教育社会学をやってます(笑)。
今回はひとコマなのでなにをやろうかなと。いろいろ考えて、このシンポで生まれて、で育てたネタにしましょうか。なにせ、シンポは15分と言われてて、実際には20分になったものの、凝縮しすぎてました。ちょぼやき会は気心がしれてるので、あまり自分がやってきた実践とかは話しません。そうすると1時間もかからなくて、果たしてネタとして使えるのかどうなのかがわからなくなります。今日は大学の講義ひとコマなので、実験できます。
てことで、新大阪からおおさか東線に乗りました。乗ってて気づいたこと。もしかしたら、この線、すごくないか?今頃ですが…。
いや、途中、淡路で阪急と、野江で京阪と、河内永和で近鉄と接続しています。また、東海道線はもちろん、学研都市線や大和路線も接続しています。東の方から大阪に入る線はすべて網羅しています。京阪とJRの仲の悪さは東福寺や黄檗といった奈良線で感じていることなので、これはすごいです。
まぁどうでもいいけど。
てことで、河内永和で降りたら、すぐそこです。建物も指定されているので、楽勝です。ホイホイホイと歩いて指定された教室番号の部屋を見ると…。

学長室じゃん(笑)。
送られてきた教室番号の前を見ると、建物の記号らしきアルファベットがあったので、それを頼りに行くと、S藤さんとI田さんがおられました。お久しぶりです。さらにもうおひとり若い教員の方がおられて、少し緊張するなど。
学生さん、すでに座って待っておられます。えーと、あと5分ありますよ…。
でもお座敷スタートです。
今日は「やってきたこと」をゆっくり話せるのが助かります。おそらく、そういうひとつひとつのことが、今のわたしを形成する要因になっているはずです。なので、そこは抜かしたくないんですよね。そんなこんなで、イントロで30分話しましたよ(笑)。そして、これまでやってきたことを話して、そこで感じたモヤモヤを話します。そして今やってることや生徒に伝えたいことですね。
このあたりになると、学生さん、表情がくるくる変わります。なんか、話が染み込んでる感じがします。さらにメッチャメモをとっておられます。いや、そんな話でもないんですけどね^^;。
なんか、今考えていることは、これまでやってきたことへの反省とかに基づいています。じゃ、そういう経験をしないと「今のわたしの考え」にたどり着けないかというと、そういうわけではないと思います。それが継承というものだと思います。だから、学生さんには話したい。そして、そういう機会を与えていただけることがうれしいんですよね。
てことで、1時間半話ができました。てことは、ネタとして使えるってことです。ありがたい。
その後、いろいろ打ち合わせとか謀議とか今日の振り返りとか。
そんなあたりをガッツリとやって、頃合いもよしということで、ちょいと移動してS藤さんの行きつけのお店へ。お昼ごはんを食べてないから、さすがにお腹が減りました。てことで、ガッツリ系を頼んだら、こんなのが出てきました。

ラーメンライスならぬ、韓国ラーメン&簡易ピビンパですね。うまい!けど、おなかいっぱいです。
あたりが暗くなってきたので、これまたS藤さん行きつけのカフェへ。目の前にこれがありました。

JBL4344です。さらにターンテーブルはこれ。

マイクロです。
お店の方曰く
「このシステムの実力の5%も出していません」
そりゃそうでしょう。でも、だからこそゆっくりとした音が流れます。いいなぁ。
そんな時間を過ごして、さてと帰りますか。

はじめての経験

朝、いつもの時間に出勤。とりま、今日が〆切のゲンコの最終チェックをして送信!ほどなく返事が来ました。最後に「単著もよろしく!」とあって、がんばらねばと思う朝です。
1時間目は試験カントクです。24人学級です。教室が広々としています。これでいいんだよなと思います。なんで35人だの40人だのと言ってるんだろ。
その後、小さな雑事をいろいろやって、インタビューの修正を反映して。早めにおべんとを食べて、スタートです。向かうは京都府最南部近くにある中学校です。今日はここでお座敷です。
今回声をかけてくださったのは、N野さんという京都府内の中学校でも指折りの「本気」の方です。なので、ここの卒業生はおもしろい。ちなみに、去年担当したクラスの中にここの卒業生がいて、今回声をかけてくださった方といろいろやりとりをしてました。今回、この学校で話すことを、去年担当した子に伝えると「聞きに行く!」とのことで、とうとうこの時が来たかと(笑)。
いや、いくらクローゼットのドアはフルオープンとか言ってても、いざカミングアウトとなると、積極的な行為なので、少しは緊張します(笑)。
しかし、google mapのナビはどこに連れて行くねん。ひどいとは聞いていたけど、「左斜め前方です」というアナウンスに従って行こうと思ったら、ジムニーかウニモグでしか行けない堤防の獣道じゃん。結局自分で探しました。まぁあれですね。だいたいの場所を知るために使うというのが正解かも。
てことで、中学校に着いて、まずはごあいさつ。ちなみにここの支店長さんはこの間同じ分科会にいたという。
そして、会場へ。なんでも今日は全校生徒+保護者の方+地域の小学校教員も来られるんだとか。すげえな。
と、うちの3年生が来ました。なのでストーブにあたりながらダラダラ話。と、たまたま遊びに来たらしい1年生も体育館に来ました。どないやねん。
てことで、お座敷開始。もちろんミッションSです。前半はライフストーリー。これがカミングアウトなんですよね。でも、わたしのカミングアウトは附属物です。このセクションのメインはMさんの部落民宣言です。このあたりはミッション1と同じです。生徒さんの反応がいい。メッチャウケてる子とか、大きく反応してくれる子がいっぱいいます。
てことで、なかほどでいったん休憩。N野さん、ウケてました。生徒さんもおもしろいと言ってくれてホッとするなど。そしてストーブにあたってる保護者の方も「打ち上げ、行ったわ」とか言っておられて、たぶん高校時代を思い出してくださったのかな。
そして後半はセクシュアリティ編です。前半は知識編、後半は理論編です。今回はスライドをほんの少し足しました。伝わるかな。途中の質問コーナーでも質問が出てきて、関心を持ってくれてるのが伝わってきます。
そんな感じで、無事終了。
お座敷が終わったら、ひとり生徒さんが来られて質問してくれました。一見、関係ないことを言ってるように思えるけど、でも、それを質問したかったのかな。たぶん、社会とか権力とかにすごく敏感なのかな。最後に数学の質問が来たので、
「それは専門外!」
と言ってしまいました。なにせ 
「1次関数でイメージすることは?」
って、んなもんどうしろと(笑)。なので
「等差数列かなぁ」
とか数学Bの範囲で答えてみたり。
その後、支店長室に移動したら、その生徒さん
「サインしてくれ」
と言って、数学のワークブックを持ってこられて、どうするねんと。数年ぶりにサインしてしまいました^^;。
その後、しばし歓談。去年担当した子は将来体育の教員になりたいと思ってて、しかも「人権大好き」なんですよね。ほんとに教員になってほしいな。ミッションSでは、いつも「教員になってね」って言ってるけど、今日は何よりその子に向かって言ってたんですよね。きっと届いてるよね。こういうのも初めての経験です。こういう機会を与えてもらって、ほんとうに感謝です。
さてと。暗くなってきたから帰ろうかな。

高齢者大学にて

今日は京都府北部でお座敷です。なので、朝は少しのんびり。頃合いもよしと京都駅から特急に乗って北へ北へ。途中で第3セクターに乗り換えます。1両のディーゼルです。が、けっこうお客さんが乗っておられますね。途中、高校生がたくさん乗ってきたので「ん?」と思って地図を見たら、海洋高校がありました。こんなところにあるんだ。やがて最寄りの駅に到着。4時間弱かかりました。
帰りのバス停を確認して、会場の建物へ。出迎えてくださったのは、かつて他校で人権担当をされていたYさんです。
旧交を温めるヒマもなく、とりあえずおにぎりをパクつきます。
やがてお座敷開始。いきなり司会の方が
「京都から来られた」
って言われたので、
「ここ京都ですよね?京都府南部から来ました」
とツッコんでおきました。
今日は「高齢者大学」です。とうぜん聞かれる方は高齢の方です。困った。早口だしカタカナが多いから、どうなるだろ。まぁいいや。
「あの、早口です。でもこれがわたしのフツーです。なので聞き逃していただいてもいいです。大切なところはちゃんと言います」
と前置き。我ながらひでぇな。
案の定、ポカンとしておられますが、でも、表情が動かれます。聞いておられますね。ところどころで笑いも起きます。いいですね。たぶん、すんごい知的好奇心がある人たちなんだろうな。学び続けることの大切さが伝わってきます。
ただ、90分なので、ネタはばっさり刈り込んであります。まぁしかたないです。どこまでいけるかと思ったけど、最後から3番目のネタでタイムアップしました^^;。
まぁでも、ここまで話したら、わたしとしては十分に伝えられた気もするし、たぶんブレーンストーミングになったでしょう(笑)。
お座敷のあと、Yさんと少し話。なんでも、ここでもトランスの子がいたんだとか。今は都市圏の大学に行っておられるけど、たまに講演をしておられるんだとか。そっかぁ。また会えたらいいなぁ。
てことで、近所のスーパーまで送ってもらいました。道すがら
「高校では最年長だったけど、ここでは最年少で」
とか言われて、なるほどなと。でも、たぶん、だから若いんですよ。もちろん、歳をとることが悪いことではないですけどね。
なんでスーパーに寄ったかというと、行きに寄ったときにアジがあって、3枚におろしてもらえると書いてあったからです。が、どうやら売り切れたみたいで、鮮魚コーナーは撤去してありました。残念!
まぁそのまま帰りますか。帰りはバスです。バス停で待ってると、マイクロバスが流暢なカタコトの人を送ってきました。と、そこにいたネイティブ日本語っぽい人が談笑しておられます。もしかして…。なるほど。合宿免許でいっしょだったのね。
てことで、バスに乗車。北部のあちこちをまわって京都駅まで走ります。途中、天橋立で大量に乗り込んで来られて、なるほどなと。
途中、SふぁんさんとFきさんからライン。
「今から京都駅に向かいます」
マジっすか。でも、今日は8時からzoomで会議がありますよ。
「1杯だけ」
えーと。まぁええか。そんなこんなで、3時間弱で京都駅に着きました。Sふぁん&Fきさんもちょうど同じ頃に京都駅に着かれたようで、
「りょあんに入りました!」
とのお言葉。では1杯だけ。
生中を頼んでしばらくすると、1品目が出てきました。

渋いわー。
そうそう。在日って、1世と2世ではぜんぜん違うんだけど、ウトロの農楽隊の人って、かなり1世的なんですよね。たぶんそれは、そういう環境だったんでしょうね。
まぁそんな話を30分ばっかやって、退散です。
「こんないつきさんを見たのははじめてや」
って笑われたけど、しかたないです。
さてと。zoomしながらごはんを食べましょうか。

すき間の1日

今日はもともと出張が入っていたけど、いきなり日程変更になったため、何もなくなった出張日です。なので、試験カントクもないし、授業もありません。ごめんなさい。
なので、ゆるゆると過ごします。
喫緊のタスクは、明後日が締め切りのゲンコです。とはいえ、ほとんど書けています。最後のところをどうするかだけです。まぁオチですね。ところが、これがなかなか。なかなか降りてきません。仕方ないので
「オチが降りてこない」
とぼやくと
「「オチ」が落ちてこない」「失われたオチを求めて」
と返ってくるので、仕方なく
「オチを求めて三千里」
とか返しておきました。ちなみに
「やっぱオチって大事なんですね」
というつぶやきがあったので、
「大事なことは最後に言う」
と、かつて前のセンセから教えてもらった格言を伝えるなど。
そんなこんなでいろいろ考えているうちに、気がつきました。順番を変えたらオチになる!
てことで、無事オチました。知らんけど。
あとは、冬休みの宿題を印刷したり、あれやこれやしていると、あっという間に定時になりました。さて、帰ろう。明日から、ややこしい日々がはじまる。

そして日常

朝、起きようと思えば起きられるけど…。ほんの少しだけ寝坊をしましょうか。と言っても、朝の雑事を少し省略するだけで、いつもの時間にスタート。
立番が終わったら、タスクリストにしたがって雑事を開始。まずはノートチェックから。その後、校正原稿を送ったり、連載の校正をしたり。とは言え、金曜日にめっちゃがんばったので、急ぎの仕事はありません。
と、支店長からメール。いつもの仕事がやってきました。まぁそんなに文章を変える必要もないのですが、少しゆっくりと見てみましょうか。そうそう、新しいゲンコの続きもやらなくちゃ。
そんな感じで昼間を過ごして、いつもの通り夜の仕事へ。
今日のテーマは「非行は学校教育と密接に結びついている」です。発表してもらう前に、少しだけ全同教の話。その後、発表してもらいました。
まず押さえておかなきゃならないところをきっちり押さえてくださっています。それは「逸脱=ある基準からはずれた望ましくない行動や社会事象」ということです。その「基準」や「望ましくない」は、どのように決まるのかというあたりです。
さらに話は統計調査結果と、その読み方の話へと移行します。大麻もそうだけど、「見つける」から「見つかる」。そして「件数」が増える。実は極めて恣意的なものです。そういうからくりを知っておかないと、「少年の凶悪犯罪が増えている」みたいな論調に簡単に乗せられてしまいます。さらに話は「理論」へと移行します。「学習理論」「コントロール理論」「ラベリング理論」なんかが出てきます。わたしとしては、頭の中にこれまでのいろんな生徒の顔が浮かんできます。それぞれにあてはまるところとあてはまらないところがあるので、ひとつの理論ですべてを押し切るというよりは、ある事象に対して複数の理論を交差させる方がいいんだろうなと思ったり。そして、階層と非行の関係性の話。
さてさて、学生さん達、どんなことを考えるかな。てことで、ホワイトボードの書き書きです。
今回のお題は、簡単に言えば「事象」を書いたあと、「原因」を書いて、最後に「対処法」を書くという感じです。今回は、というか、今回あたりから、わたしは書くのをやめましょう。教員のバイアスが入ってしまう。
みなさん「事象」については、「ありがち」なことを書かれます。そこで「酒も呑んでタバコも吸ってバイクにも乗ってたけど、別に非行というラベルを貼られなかった70年代の先輩」みたいな話をしてみました。そして「原因」です。これが見事です。誰も「本人の弱さ」みたいなことを書きません。階層の話や排除の話、あるいは社会関係資本のことを書いてこられます。すばらしい。
てことで、わたしからコメント。
「かつて「非行は教育の宝」という言葉があってね。これは「非行」はその子の社会背景や教育課題を顕在化させるものだということです。だから、教員がやらなきゃならないことは、その非行の背景にあるものを解決していくことなんです。ただ、これだけじゃなくてね。「非行は差別に負けた姿」という言葉もある。だから「差別に打ち勝つ」ことを通して非行を克服していこうという話なんです」
ただ、「対処法」になると、個人モデルになります。次はここだな。てことで、わたしからコメント。
「原因が社会にあるなら、その対処も社会で考えないといけない。ただ、ここでは「どんな言葉をかけますか」ですからねぇ。わたしが出せるのは美浪和行さんが言われた言葉かなぁ。それはね。「あなたが悪いわけじゃない」っていう言葉なんですよ」
学生さん達が原因を社会に求めてくれたのは、ほんとうにうれしかったです。確実に学んでおられるってことです。
さぁ、帰ってビールを呑もう。久しぶりに日常のビールです。

みんな語るなぁ→全同教は続く•全同教2日目

朝、何が悲しくて日曜日なのに7時起きやねんと思うけど、普段よりは1時間遅いんですね。とにかくコーヒーをボトルに詰めて、とにかく門真に行きましょう。会場に到着したら、ボチボチみなさん集まりはじめておられました。そうこうするうちにYーき登場。今日もここか。
で、分科会開始。
まずは桂中です。ちなみに「かっちゅう」と読みます。桂中と言えば、かつて「つっちー」がおられたところです。熊本全同教で同じ分科会のレポーターでおられたことがありました。今も原点を語られています。そんな学校なので、とうぜん実践は分厚いです。今回のレポートは八尾市内にあった差別落書きにたいする生徒たちのとりくみでした。
聞きながら、やはりもやもや。闘う体験はとても大切です。でも、そこから日常に返ったときに、その日常で闘い続けるのか、「いい思い出」になってしまうのか。後者だったら、あまりにももったいない。そんなことを考えてると、ふと自分のカウンターのことを思い出したり。そうか、カウンターの経験は、わたしをどう変えたかって話ですね。たぶん、わたしを大きく変えてます。ひとつは日常の中で「No Racism」と表現し続けること。そしてカウンターの仲間の存在があることですね。そして、いま自分がそうなってるのは…。そうか、この質問か。
「あの、子どもたちは何と闘ったと思われますか?」
レポーターの方、瞬間とまどわれたけど
「自分と闘ったと思います」
とのお返事。なるほど。矢印が自分に向いたんだ。それはそれでありですよね。差別落書きの前でひるむ自分であり、放っておこうと思えば放っておけるけど、それを放っておかないということは、まさに自分との闘いです。なるほど。
お次のレポートは奈良の高校の「居場所」としてのクラブの話。偏差値を調べると、わたしのガッコとほぼ同じです。が、職業学科があるので、ずいぶんと違うでしょうね。話を聞きながら、放送部や社研や交流会のことを思い出します。これの12月号に書いたけど[1]11月27日現在校正中(笑)。、放送部も社研も交流会も学校とかクラスを補完するものだと思ってます。ただ、どこをどのように補完しているかは、双方を考えないとわからない。ただ、それでも補完するものなので、どこかでクラスに押しもどすものがほしい。まぁ、放送部については、あまりそれは求めてないけど(笑)。なので、
「担任とはどんな連携を?」
って質問しておきました。話を聞きながら、サイトを見つけたら、子どもら、メッチャ楽しそうにしてるので、なんかもう、どうでもよくなりました。きっと、レポーターさんも楽しんでおられるんですよ。なので、それでいい気がします。
で、総括討論。何を話そう。
やはり「教員と生徒•クラスの位置取り」かな。どれだけ距離を離すか。子どもたちとつながるのではなく、子どもたちがつながる場所をつくること。そして、子どもたちが卒業後に自分の場所で自分のつながりをつくる力をつけること。そのためには、教員が出すぎない。だから、教員は語らなければならないわけではない。
そんな話をしたんだけど、やはり教員は語りますね。みなさん、どんどん自己開示をしていかれます。好きやなぁ(笑)。
てことで、今年の全同教もおしまい。疲れた。けど、心地よい疲れです。なんだかんだ、元気をもらいました。そして、わたしはいつもの通り、自分のことは一切言いませんでした(笑)。
分科会のみなさんとあいさつして、そのまま天王寺へ。指定されたお店に行くと、Kう•Mぎちゃん•Sゅんすけ&ご家族がおられます。とりま、餃子とピールです。が、すぐに閉店。どうする?カマに行くか、はたまた寺田町方面に行くか。まぁ、カマ1択ですね。どこか入れる店はあるかなと思ったら、たまたま銀仁に入れたので、ここでもう1杯。さらにKうさん行きつけのバーに行ってジンリッキーをいただきましょう。
ここで、Mぎちゃんとわたしは離脱。向かうは鶴橋です。なんでも、司会者の飲み会があるとかで、そこに乱入です。お店に入ると、なぜかYーきとHリムがいます。すげぇな。でも、Hリムはヘンミさんと話があうはずです。案の定、お互いに「あれ使ってます」「あ、それ、つくりました」みたいな会話でした。
ここで、しばし自己紹介をしてましたが、トリのK野さんの時にタイムアップ。ごめんなさい。帰ります。
ということで、家に帰ったのが9時過ぎです。ようやく帰って寝るまでの間のクールダウンがとれました。シャワーを浴びて、しばしダラダラして、さてと、寝ましょうか。
明日から日常だ。つかの間の…。

footnotes

footnotes
1 11月27日現在校正中(笑)。

つい張り切った•全同教1日目

朝、メッチャしんどいです。でも、こないだの月曜日よりはマシです。とにかくノロノロと起き出してノロノロと準備。しかし、何が悲しくて土曜日に早起きして大阪に行かなきゃならんのだろう。まぁしかし、シンポに間に合えばいいや。とにかくシャワーはあびましょう。ちなみに朝ごはんを食べる時間も気も起こらないので、コーヒーをボトルに詰め込んでスタート。
到着したのはグランキューブです。今日と明日、恒例の全同教大会があります。会場は満席です。ちょうどシンポがはじまるところでした。よしよし。
トップバッターは李さん。言い過ぎた日のレポーターの方です。今回はどちらかというと生い立ちの話です。そうかぁ、そんな思いで教員になられたんだ。そしていま人権担当2年目か。いま、やりたいことができてるのかなぁ。きっとシンポに選ばれたんだから、がんばっておられるんだろうな。ただ、京都府では本名でやっておられる人は少ないから、目立ちます。もしもそんなんで選ばれたとしたら、それはまずいという気もします。とにかく、李さんがやりたいことができるようにするのが、わたしら世代の役割なんでしょうね。
あとのおふたりもいい感じでやっておらられます。が、どうも「個人」の話に収斂しがちです。つまり「差別する/しない」って話です。そこじゃないんだけどなぁ。ただ、非当事者って、そうなりがちなんでしょうね。つまり、「非当事者」≒「加差別者」みたいな構図があって、「する/しない」になってしまう。そこに「社会構造」を入れると、そうした二元論を脱構築[1]使い方はこれでいいのか?とにかくカッコイイ言葉なので使ってみたかった(笑)。できるんだけどなぁ。
そんな感じでシンポ終了。さてと、分科会はどこに行こう。ものすごく悩んだけど、決めました。セクシュアルマイノリティ生徒交流会の報告を聞きにいきましょう。
さてと思って、会場を出たところで声をかけられました。なんか、めんどくさいことになってるみたいです。この間、古い話を蒸し返してたからなぁ。いい話はひとつもないと思ったけど、まぁ、書きたかったんだろうなぁ。とにかく必要があれば動きましょう。
てことで、門真に移動。とりあえず席を確保してから昼ごはんですね。
分科会会場に入ったら、いきなり
「いつきさんが来られるとは!部屋の温度を下げなくちゃ」
とか言われてしまいました。いやいやいや。わたしはクールやし。そして、そんな大物ではないし。
席の確保もできたので、昼ごはん。とはいえ、王将くらいしかないかな。ここでS渡さんと合流。そして再び会場へ。と、Yーきが登場。なんでも、「赤い服の人」を見つけたんだとか。
さぁ、いよいよ全同教大会の分科会がはじまります。どんなふうに論議に絡めるかな。と、Mぎちゃんも登場。役者がそろいました。
まずは新井さんの交流会のレポート。いいですね。が、なんか、レポートを聞いていると、新井さんが中心になってる感じにとれてしまいます。トランスジェンダー生徒交流会も、最初期はわたし中心だったけど、今は全然違います。セクシュアルマイノリティ生徒交流会も、すでに教員がまわさなきゃならん時期は終わってるはずなので、そのあたりを聞き出さなきゃ。ということで、そのあたりの質問をしてみました。
お次は熊本のレポート。うーん…。いや、すごいです。すごいんだけど、なにがしっくりこないんだろう。そうか、生徒と教員の距離感か。
これ、新井さんのレポートとも共通しますが、わたしは子どもたちとの距離をいかに離すかってことがテーマです。なぜなら、子どもたちがつながるためには、教員はジャマだからです。だから、教員の自己開示は必要ないと思ってます。正確には必要条件ではないってとです。まぁそのあたりは竹花センセイに聞いてみないとわからないけどね(笑)。
いや、自己開示そのものは否定しません。が、「しなければならない」のは違う。そのあたりのバランスが大切なんですよね。
まぁそんなあたりの質問や意見を言ってみたり。さらにせっかくYーきやMぎちゃんが来てるので、勝手にふたりにマイクをまわしてみたり。まぁでもこのふたりにまわすぶんには怒られないでしょう。
そんな感じで、総括討論も終えて、無事終了。
ここから元町まで移動です。到着したのは東榮酒家です。久々に魑魅魍魎が跋扈する交流会です。ただ、いつもの魑魅魍魎の頭がおられないので、少し寂しかったり。そうそう。ここしばらくは100人とかの規模だったけど、今回は40人くらいのこじんまりとした集まりで、やはりこれくらいがいいなぁと。
そんなこんなで、二次会でハイボール濃いめを飲んで、終了。帰ったら12時前でした。長い一日でした。寝よう。

footnotes

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1 使い方はこれでいいのか?とにかくカッコイイ言葉なので使ってみたかった(笑)。

仕事のあとは•全同教0日目

今日は1時間目に試験カントク、2時間目に作問した試験の巡回があります。と思って立番してたら、
「2時間目、別室のカントクを」
とか言われてあわてるなど。
まぁそれでも別室のカントクを瞬間代わってもらって巡回ができて、よかったよかった。
試験がもどってきたら、速やかに採点です。さぁ、どこまでできるかな。ひたすら採点して、4分の3終わったところで昼時です。うーん。やりきりましょう。無事やりきりました。
疲れた。味噌汁が染みます。
おべんとを食べたら、再び採点です。職員室のみなさん、なごやかに談笑されてます。まぁそりゃ、試験は2年生だけなので、採点しなきゃならん人はほとんどいません。しかも、2年生は試験のあとすぐに研修旅行に行っちゃうので、試験返しはずっとあとです。急ぐ必要はまったくありません。ほとんどの人は。でも、わたしは急いで採点してしまいたい。なので、一人黙々と採点です。4時半くらいに無事終了。疲れた。
まぁしかし、2年生を持ってないのに研修旅行の引率に行く人が同じ部屋におられるけど、メチャクチャです。土日を含むから代休がとれるけど、たぶんとれないな。まぁそういう仕事ってことです。もっとも、わたしのところにはこの時以来、研修旅行の引率はまわってきません。てことで、引率に行きたくなかったら、トランスしたらいいのに(笑)。
で、定時が来たので職場を脱出。速やかに電車に乗って、向かうは淡路です。今日はK野さんが俊輔の店で集合をかけておられます。どうしようかと思ったけど、行かないわけにはいかないかと、行くことにしました。
お店に到着すると、実践協力者という名前の司会の人が他におふたりおられました。まぁ、全同教のたびに会ってる気がしますが。そしてIっぽ&Kんちゃんがおられます。そうこうするうちに、Kうさん登場。さっそく俊輔の子どもが甘えに行きます(笑)。ちなみにばぁばのところには来ません。よくわかってます。
そしてYきみちゃん登場。この日がYきみちゃんの人生を変えた日かもしれない。そんな時間に立ち会えるのは幸せです。さらに、TーますとKきぴが登場。いったいなんなんだ。さらにYーきとSーとも登場。そして最後に真打Mぎちゃんが登場。新幹線が掛川で止まったとかで、どうするねんという感じだったけど、何とか来られたようです。あとは飲んで騒いでしゃべってとやってたら、どんどん終電の時間がやってきて、結局Sーとに送ってもらう、いつものエンディングでした。
が、なんか小腹が減った。つい…。

うまい、寝よう。

次を向けると思ったら

とにかく11月はてんやわんやの月です。
まずは東九条マダンですね。今年は他の人にお願いしましたが、それでもその準備で走りまわっていました。で、今年はその代わりに秋田に行ってました。帰ってきたらリビングライブラリと小林さんの講演の2週連続の人権学習です。人権学習にはもれなく「たより」がつくので、ほぼその週はなにもできません。ひと息ついたら、気がつくと20日を過ぎているので連載のゲンコを書かなきゃなりません。昨日それを手放したので、ホッとしてたら、別のところからゲンコ依頼が来ていて、どうしたものかと。それでも今日は久しぶりにインタビューデータと向きあえます。
てことで、まずは筋トレとランから。

今日は久しぶりに6kmの周回コースを走りましょうか。ただ、あまりにも久しぶりすぎて、ペースがわかりません。最初の1kmのコールの時に時計を見たら5分30秒を切ってました。ちょい早めかなぁ。2kmまではいい感じでしたが、ここからタイムが落ちていきます。てか、きつい。やはりインターバルばかりだとダメですね。これからは長距離も入れていきましょう。
結果、スプリットが5分26秒→5分27秒→5分48秒→5分52秒→5分59秒→6分03秒でした。どんどんタイムが下がっています。トータル、6.45kmを37分13秒で、アベレージが5分46秒です。そろそろ追い込まなきゃならない季節になってきたけど、これではアカン気がしますね。

ランのあとはランチです。久しぶりの外食[1]「そとしょく」と読む(笑)。

カップ焼きそばと思ったけど、今日も自家製焼きそばです。唐辛子とコショウとラー油が入っているのでピリ辛です。ランのあとのビールがうまい。
さて、インタビューデータだと思った次の瞬間、思い出しました。月末締めのゲンコがあるのでした。依頼状を見ると1600字から2000字らしいです。ここからのスケジュールを考えると…。土日はまったく使えないしなぁ。今日~スタートしなきゃどうしようもないですね。
でも、ふたりぶんだけはいじってしまいたい。なので、それをサクッとやってしまいましょう。
さて…。ゲンコのために読みなおすか…。ダメだ、心を揺さぶられる。でも、それを率直に書けばいいか。ということで書きはじめたら1200字くらい書けました。まぁ多めに書いて、そこから削るパターンなので、まだまだだけど、ここからだな。
しかし、なぜわたしに依頼があるんだろう…。

footnotes

footnotes
1 「そとしょく」と読む(笑)。