朝起きて、身体と対話。全体的にはなんともないけど、左上腕が重い気がしないわけでもないです。なんとなく腫れてる気もしないわけでもないです。押すと…。鈍い痛みが少しします。まぁそんな感じかな。
で、諸事情で車出勤。メッチャ早い時間に着いたので、3年生の感想文を最終修正して、若い衆にまかせられるようにして、1年生の感想文の音声入力開始です。朝の時間外勤務は人がいないからはかどりますね。
で、ショートホームルームの代講を経て、1時間目の授業をやって。授業が終了したら職場発。向かうは病院です。
なんでこんなに病院やねんとは思いますが、もとから入ってたのに、あとからあとからやってくるからしかたないです。
今日の病院はデュピュイトラン拘縮です。これ、金曜日の午前しかダメなので、通院がメッチャたいへんです。でも、今年のうちにカタをつけたい。
診察室に入ると、お医者さんは相変わらずな笑顔です。地顔やな。
なんでも昔と違って不要なコラーゲンを切断するだけのようです。てことは、ザイヤフレックスと同じ感じなわけですね。たぶんそれよりはていねいなんだろうけど。そうして指を伸ばすと皮膚が足りないところができて穴ができる。ここに皮がはるのに3週間〜1ヶ月。で、指を伸ばすクセをつけて、次に曲げる練習をする。一連のことが終わるのが3ヶ月。このあと、もう片方の手の手術をやるので、全部で6ヶ月。
まぁでもしかたないです。右手ができるのは夏休みだけなので、ここでやるしかないです。てことで、7月30日に予約を入れました。
また身体にメスを入れる日々が来るのか…。
年: 2021年
ワクチン接種1回目
今日は午前に3コマ空きがあります。ここが勝負どころです。ちなみに昨日は久々に残業してとにかく作文を読みました。が、最後に目がストを起こしたので断念したという。
なので、まずは残りの感想文を読むところから。やはり「でも闘う人がいた」ってのがよかったのかな。そこに注目してる生徒がけっこういました。
で、読み終わったら音声入力開始です。まわりの同僚も慣れてきたのか、わたしが音声入力をはじめると静かにしてくれます。ありがたい。ただ、大きな音がなることもあります。チャイムと輪転機です。このあたりが音を出すと、変換が終わらなくなって、結果はムチャクチャになるのですが、今回はチャイムを「コーン」って変換したのは笑いました。
昼休みは放送部のミーティング。それが終わったら、急いでおべんとです。が、ここに来て異変が。昨日まであったワクチン摂取の紙がどこかにいってます。おかしい。昨日大切にとっておいたのに。どこにやったんだろう。一生懸命探しているわたしを同僚は笑います。が、ほんとうにないことがわかったら心配に変わるのがうれしいです。結局、予約番号を問い合わせてもらって、各種書類をコピーしてもらって一段落です。
午後の授業が終わってひと息ついたら出発です。駅までテクテク歩くのですが、遠い…。で、電車に乗って最寄りの駅へ。ここからは送迎タクシーが出ています。それに乗ってしばらく走ると大規模接種会場に到着です。
あとは早い。まぁすいているからですけどね。あらかじめ書類は記入してあるから、あれよあれよという間にお医者さんの問診です。これもあっと合う間に終わって、いよいよワクチン接種です。
ここでトラブル発生。着ていたカットソーがジャマらしいです。なのでトイレに連れて行ってもらってTシャツ1枚になりました。
で、接種。「チクリとしますよ」と言われましたが、まったく痛くありません。さらにあっという間に薬剤が入りましたが、これも感覚なし。なんとまぁ…。
摂取が終わったら、15分間の経過観察。その間、自分の体調と対話をします。んー、なんか、左手がしびれてるような気がしないわけでもないけど、それは気のせいな気もします。てか、右手もしびれてる気がしてきます。わからん。
とにかく15分たったところで経過観察も終了。あとは送迎タクシーに乗って最寄りの駅に行くだけです。
帰りの電車の中で、再び身体との対話をします、わからん。まぁでもわからんってことはなにもないんでしょう。なにもないなら、寄らなきゃならないところがあります。
てことで、古い馴染みの立ち呑みへ。
うまい!
そしてうまい!
この店で「お酒の飲み方」を教えてもらったんだよなぁ。おかげさまで、しばしお客さんたちと盛り上がって、おいとま。
さてと、明日はどうなってるかなぁ…。
今年はできた
ここ数年やってる「部落差別問題学習」ですが、去年は全国一斉休校のあおりをくらって日程調整で挫折してしまいました。で、今年はやらなきゃなと。
てことで、昨年度末に年間行事予定をつくるときに、「やりますよ」という話をしてました。問題は、なんコマ時間をとるかです。ふたコマとると、ひとコマ授業がつぶれる&特別時間割を組まなきゃならんことななります。ひとコマのスーパーロングホームルームにすると、生徒も担任もたいへんです。ひとコマだとビデオが見せられない。さてどうするか。てことで、部長さんに玉虫色の提案です。
い「とりあえずふたコマとっておいて、担任さんから「ひとコマ」って言われたらひとコマにしましょう」
部「そうですね。そうしましょう」
で、ひとコマになるのかと思ったら、どこからもそういう声が上がらずに、気がついたらふたコマになってました(笑)。てことで、10分の休憩をはさんで45分×2の人権学習になりました。
朝は少し早目に出勤。昨日の放課後準備しておいた荷物を体育館に搬入です。かつては事前準備をしたら人権学習の時間帯になったら機材がどうなってるかわからないというファンキーな雰囲気でしたが、今はなにもないです。おとなしくなったのか、そもそも機材に興味がないのか。
で、ショートホームルームの代講です。まずはここから。
「みなさーん、今日はなんの日か知ってますかー」
「…」
「君たちが研修旅行で行く予定になってるのは、どこですかー?」
「沖縄…」
「今日は沖縄慰霊の日です」
「…」
少しは沖縄戦の話をして
「今日はそういう日なんだってことを、少し心に刻んで過ごしましょう。そうやって過ごすことが、研修旅行に行けたとしたら、とても大切なことなんだと思います」
その後、1・2・3と授業をやって、おべんと食べて、昼休みはセッティング。そして、「部落差別問題学習」のはじまりです。
まずは担任団の人権担当さんからコメントがあって、ビデオ上映。けっこうガチで見てるのは、たぶん映像の力ですね。で、人権担当さんから少しコメントがあって、わたしにバトンタッチ。
「あの映像を見て、闘ってるのは誰だった?もちろん当事者も闘ってるけど、実は親から結婚を反対されて、その親を説得した人。つまり当事者じゃない人だよね。で、闘うためには練習が必要。そして知識も必要。今日はそういう日だって思っておいて」
とひとことコメントをして休憩時間。
その後、45分間一本勝負です。
なんか、ほとんどの子がガッツリ話を聞いてくれてる感じですね。おそらく、講演でもなんでもない、自分の学校の数学の教員が話す、単なる「授業」です。まぁ「ダルいな」って思うのが当たり前です。が、聞いてくれるのはうれしいですね。
「わたしの話は以上です」
って話終わった次の瞬間、メッチャ静かでした。まぁこの時みたいに拍手はありませんでしたけどね。
ただ、がんばりすぎて48分くらいになってしまったのはまずかったな。なにせ、感想をゆっくり書けない。でも、体育館に残って書いてくれてる子もいたりして、うれしかったですね。そうそう「考え方が変わった」って言いに来てくれた子もいたし。
今回は、被差別の話だけじゃなくて、そこに「でも闘った人がいた」と、必ず付け加えることにしました。やはりそれを忘れちゃいけません。まぁ時間が伸びたのはそれが原因なんですけどね。
さてさて、どんな感想が返ってくるかな。
進まない
今日は出張がない出張日。ただ、振り替え授業の関係で、一コマ+ホームルームの代講が入っています。でも、とにかく広大な時間があります。なので、いろいろ考えなきゃならないことをやろうかなと。
で、やりはじめたけど、進まない。
今回は少し気乗りしなかったけど、引き受けたのは自分ですからね。で、「この線で行こう」と思ったけど、完全にはその通りにはならなくて、ここでまた「きびしいな」と。でもまぁ、オファーの内容はもっともな内容なので、その線で進めています。
が、進まない。実は先日公開されたものはメッチャ早く書いていたんですが、それは単に「書けないかも」という不安の裏返しだったりします。その通り、進まない。
それでも、帰りの電車の中で少しプランが浮かんで、ほんの少しだけ「筋」が見えたかな…。
ただ、明日は部落差別問題学習があって、そこから感想文読みとか入力とか、はたまたワクチンとか通院とかがあるから、ちょっと詰んでるな。
初訪問
朝、某国営放送の方からメールが来てました。web版が公開されたらしいです。
で、職場に行くと内線電話がかかってきました。なんでもわたしが副担任をしてるクラスの担任さんがしばらく休むことになったんだとか。
またかよ。
昨年度もそんなことがあったし、一昨年度もこんなことがありました。わたしが副担任をやると担任さんが長期の休みになるサイクルができてますね。
まぁでも時差登校だから少しは楽かな。
ちなみに、ロングホームルームはわたしは不可。その日、部落差別について話をしなきゃなりませんからね。まぁ「休まないことが前提」だとこうなるってことです。
で、ワクチン接種の予約をするなど。
いや、「生徒は若いから感染しない」とか言って、教員は若くないから感染リスクがあるのにエッセンシャルワーカーにしてるから、こんなことなら高校教員がワクチン接種するのは世界で最後かなと思ってたのですが、どうやら優先枠がまわってきたみたいです。で、予約サイトに行ったら、各枠が100人なんですけど、平日はガラガラですね。こりゃ優先枠がまわってくるわ。てことで、サッサと打つことにしました。
ここからわわわと授業を済ませて、午後は出張です。出張先は京都府国際センターです。ここ、基本的には「国際交流」とか「異文化交流」をやってるだけって聞いてたから、そういう目で見てたんですが、一昨年あたりにめっちゃすごい人がおられるって聞いて、これは行かなきゃアカンなと思ってました。が、とてもじゃないけど行ける状況になかったので延ばし延ばしになってましたが、ようやく行ける状況になったのでアボを入れました。ほんとは先週行くつもりだったけど、先週は本店の人が来たから。行けませんでした。
てことで、話しはじめたのですが、京都府ひどい。いや、たいがいひどいと思ってたけど、ほんとにひどい。なーんにも実践してない。
なかでも印象的だったのは「ベテラン教員が自信を持ってる」って話。なーんにもしてないのに、そしてなーんにも知らないのに、不思議と自信を持っていて、そのせいで外国人生徒がしんどい状態に追い込まれていくんだとか。
わたしは自信なんてないです。だって、かつて中国帰国生徒が指の間から砂が落ちるように、サラサラとやめていったのをどうしようもなく見ていることしかできなかった経験がありますからね。あの時わたしはなにができたんだろうと、今も思ってます。
きっと教員を踏みとどまらせるものは、失敗の経験なんだろな。そして、もしもわたしがあの子らとかかわっていなかったら、「失敗した」っていう認識が生まれなかったんだろな。
まぁそういうことです。
ということで、山のようにひどい話を聞かせてもらって、「すみません」しか言えないんだけど、それでも「なにかやらなきゃならないですね」って話をしてるときに、ふと思い出しました。
「京都府って指針を出してるやん!」
で、指針を見せたら
「ちゃんとしたのを出してますやん。でも、忘れてるんとちゃうかな」
と、厳しいお言葉。まぁでも、これをひとつのテコにして、いろんな形で働きかけていく以外方法はないですね。この動きを置土産にしよう。
てことで、すんごく興味深い話のあとは、角打ちです。ようやく長い長い禁酒令があけて、みなさんどうだろなと思ったら、オールスターがそろってました。で、わたしも認識してもらえて、メッチャうれしかったり。
うん。今日はいい1日だったな。
バラバラだから対応できる?
今日の午前は日教組の女性部長会議です。ほんとは終日だけど、午後から用事があるので午前のみの出席です。こういうことができるのもzoomのおかげなんだけど、zoomのおかげでこういうことができてしまうわけで、やはり一長一短ですね。
ちなみに、午前は情勢報告と先達の講演です。いろいろ示唆に富む内容でした。
午後は4人のおべんきょ会。こちらは安定の対面です。身体を前のおべんきょ場所まで持っていくのは気が重いけど、持っていったらおもしろい。これがオフラインなんですね。まぁそれを「古い人」っていうなら、それはそれでいいんだけど、やはりリアルに会うことが大切だなと。もちろん交際範囲は狭まるんだけど、時間と体力とお金を使ってつくる関係というのはたぶん大切なんだろな。
で、約2時間、あーでもないこーでもないと話しあって、なんとなく「筋」が出てきたような感じになりました。
まぁそれはそれでいいのですが、やはり義務制と高校は違うなってことをあらためて感じます。もちろん高校と言ってもひと口では語れないほど、高校によって差があるんだけど、そしてそれは制度的につくられた差でもあるんだけど、でも、その違いよりも義務制との差のほうが、たぶん大きいな。その差はひとことで言えば、教員のふるまいの多様性と言えるかもしれません。多様性はよく言い過ぎか。好き勝手やってるってことですね。
わたしは基本的には好き勝手やってますが、それを嫌う人がいたとしても、放置はしてくれる。なぜなら、嫌う人もまた好き勝手やってるからです。なので、衝突はあります。高校は、それを織り込み済みって感じかな。
そう言えばスクールバス・モデルに感じたすんごい違和感も、たぶんこのあたりにあるんですよね。端的に言うなら、高校はすべての教員が同じ方向を向かないことで幅ができる。幅ができることで、多様な生徒の多様なニーズに応えることができる。それをもっと進めると大学のようになる。逆に言えば、大学ほどバラバラではない。
そんなことを考えると、「学校」というアンブレラタームって、とてつもなく広いというか、すでにアンブレラからはみ出てるんじゃないのってほど、意味をなさない言葉というか。そんなことを感じますね。
で、それが4人のおべんきょ会のおもしろさです。
そんなこんなで、2時間半ばっかがんばって、「次は飲めるかな」と笑いながら解散です。
さてと。帰って飲もうかな。
断捨離った
今日は午前午後とも断捨離の日です。
とりあえず、用事をしに行くパートナーを駅まで送って、上の子どもと某所に向かいます。到着して部屋に入ると、カビが…。こりゃダメだ。主たる原因は、第2のふるさとで使っていたパイプベッドです。パートナーと出会った頃から使っていたのも置いてあるから、30年ものですね。さすがに捨てましょう。第2のふるさとで使っていたソファの骨組みは…。残しましょうか。これ、マットレスさえいいのがあれば、すごく座り心地がいいんですよね。
で、実家へ。こちらも断捨離です。なにせ、母親がものをため込むタイプだから、捨てなきゃどうしようもないです。てことで、がさっと捨てるのですが、たまに残すものもあったりします。が、少しずつ疲れてきて、何を残すべきなのかわからなくなってくる。まぁその境地に達したときに、ほんとうの断捨離に到達するのかな。てことで、2時間半ほど集中して、ひとまず終了。
昼ごはんを食べ損ねたので、王将にいって生餃子を購入。上の子どもに焼いてもらったら、パリパリに焼いてくれました。うまいわ。ビールがすすむ。
とにかくやる
実は金曜日ものんびりです。なにせ、1・2と授業をやったら終了です。しかも、ふたクラスともプリント学習です。が、今日は特殊なタスクをそのあとやらなきゃなりません。なので、朝かなり早めに出勤して、やらなきゃならないことをやっつけたり、タスクリストをつくったり。で、授業が終わったら、女性休養室にこもってひと仕事。
それにしても、プリント学習もおもしろいですね。とても簡単なことだけど、それでも「わからない→気づいた」って時の子どもの顔の変化はとてもいい。思わず「いいもの見せてもらったわ」と感謝を伝えました。
で、午後は来週の部落差別問題学習のポスターをつくったり。
そうそう、プレゼンをいじりましょう。
さらに作文の入力をしたり、必要な生徒のところに行って掲載許可をとったり。
やはりゆきみちゃんの講演は「力がある」から、自己開示してくれる生徒があらわれます。例えば「自分もダブル」「自分は外国籍」というのはもちろん、イジメにあった経験とか、ほんとにいろんな話が出てくる。そんな子らには、やはり掲載許可が必要かなと。そして、拒否する子は誰もいません。
い「載せてもいい?」
生「ええよ」
い「ありがと。だってな、「外国人はまわりにいない」って書いてる子に「ちゃうで!」ってせんとあかんやん」
生「ニコッ」
もしかしたら、それってプライバシーだから掲載はダメって自主規制する人もいるかもしれません。でも、書いてくれたってことは、伝えたかったからです。それを受け取ることで「書いたことの意味」を見出す。掲載許可をとりに行くのは、やはり緊張します。でも、やらなきゃならないし、それを通して「日本人のわたしと外国ルーツのその子」という小さなつながりができるはずです。
そんなこんなで、とにかく今日のタスクは終えたかな。なんか、終わったかどうか自信がない(笑)。
のんびりのはずが一転
木曜日の授業は基本的にはのんびりです。なにせ、時差登校の今は「午後からはじまる」って感じで、それは「午前は授業がない」ことを意味するわけです。なので、午前はゆっくりと雑務に時間をかけられる日です。
ちなみに、今日明日で昨日の感想を1学年分読んで入力するというタスクがあります。
ところが、今は公開授業週間&教育実習中で、午前に見なきゃならない授業がふたコマ+放課後に合評会があったりして、てんやわんやです。まぁでも仕事だから仕方ない。
それにしても、教育実習生と現職教員を比べたら、授業の技術のあまりにも圧倒的な違いに、感動すらしますね。当たり前のことなんだけど、でも、ほんとにそうなんです。その圧倒的な差をつけてる現職教員ですら、ベテラン教員はダメ出しをする。自分のことを棚に上げて(笑)。でも、若手教員はそのダメ出しを聞いて、自分の中の不充分なところを言語化して、次へと活かす。それが日常的に行われているんですよね。
なんのことかというと、とある若手教員に
「そんなに難しいって言わなくてもええんちゃう?もっと軽やかにいけばいいのに、くどく言うからよけいに難しく受け取られてしまうんちゃう?」
って言ってみたんですよね。そしたら、その若手教員
「そうなんですよ。たぶん、自分が教えるのが難しいと思ったところを難しいと言っちゃって、だから説明がくどくなるんですよ」
とのこと。なるほどね。それが自己分析できてるなら、そこから変えていけるってことですね。力のある教員だから、楽しみです。
ちなみに、わたしのコメントは、すべて「授業のしかた」であって、授業内容ではないです。だって、数学苦手だもん(笑)。
まぁそんなこんなでワチャワチャでしたが、それでもなんとか感想文も読んだし、5クラス分入力できたし、よく仕事しました。
帰ってビールだ!
人権学習ウィークス開始とか
今週と来週の水曜日、人権学習があります。今週は2年生。来週は1年生と3年生です。で、今日の人権学習は「ゆきみちゃん講演会」です。いつぐらいからやってるかなと思って検索したら、いっぱい出てきたな。
とりま、授業前に機材のセット。その後3発授業をやって、4時間目に準備をしたかったけど、体育館を使ってるから準備できません。まぁしゃーない。おべんと食べてひと息ついて。
駅まで迎えに行くと、向こうからオーラが(笑)。ゆきみちゃんの登場です。久しぶり!半年ぶりかな。
と、ゆきみちゃん曰く
「いつきちゃんと出会って10年。アニバーサリーですよ」
とのこと。そうか、寝言を韓国語で話してるのでビックリしてから10年か。他にもいろいろあるけど(笑)。
てことで、講演会スタート。
まずは「制度」「言葉」「心」の「3つの壁」の話から。ここはむずかしいですね。「心の問題にしちゃいけない」ってずっと言ってきましたからね。でも、ゆきみちゃんは「心」に焦点化して話を進めていかれます。はたしてどうなるんだろ。
でも、たぶんそうなんですね。「制度」や「言葉」は、ゆきみちゃんにとっての壁ではない。それはお母さんにとっての壁なんですね。だからこそ、自分の存在に正直になれば、そこに力点を置くのは欺瞞になります。さらに、ゆきみちゃんが経験してきたことは、まさに「心」が行為になった事象なんですね。だから、「心」に力点を置くのは、たぶん正直なんでしょうね。
そんなことを考えながら、話を聞いていました。で、最後の方で「ヘイトの三角形」を出す。なるほど。ここで、「心」と「制度」が結びつくんですね。つまり「心」の問題の延長に「制度」があるし、「制度」の底辺に「心」がある。そういうふうに制度や法律と「心」をつなげてるのかな。であれば、いいな。
てか、毎年毎回考えるのが、そこを補足するのが教員の仕事ってことです。
そんなこんなの最中に、某国営放送から連絡がありました。一週間くらいここから見られるんだとか。「あの子」の現実が、あちこちに伝わるかなぁ。それは「あの子たち」の現実でもあるんだよな。