左右でコンプ

今日は右手に続いて左手の手術です。
なぜに今日?って話なんですが、いちおういろいろ考えてのことではあります。まず、右手は影響が大きいから夏休み中にしたかった。で、これが復活するのにどれくらいかかるかが知りたかった。お医者さんは「3ヶ月」って言ってたけど、実際には1ヶ月後には皮も貼ってて「来なくていいよ」状態になってました。ただ、今も皮が突っ張る感じはないわけじゃないです。でも、いちおう普段遣いができる程度にはなってます。なので、左手も一気にやってきまおうと。そこにはもうふたつあって、ひとつは冬に間に合わせたい(笑)。もうひとつは右手と同じ年内にすませてしまいたい。医療控除が楽になりますからね。そんな思惑の帰結が今日でした。しかも、前回の感染症検査から3ヶ月以内なので、今回はやらなくていいというおまけつきでした。
とは言え、朝はなにか特別なことがあるわけじゃありません。てか、単に忙しくなるだけのことです。普段より1本早い電車に乗ろうと思って、1本早い地下鉄に乗るつもりが2本早いのに乗ってて、楽々電車に乗れました。
おかげさまで、余裕を持ってガッコに到着。昨日洗い出した「足りないデータ」をメモ書きにして若い衆に託しました。若い衆、マジメで仕事が早いから、今日のうちにデータを揃えてくれるかな。そしたら、明日の休日出勤の時に作業ができて、大幅にあとが楽になります。
その後、1・2と授業。うーん、プロジェクタは説明するにはいいんだけど、問はやはり黒板だなぁ。うまく併用するやり方を考えようかなぁ。
で、2時間目が終わったら速やかに脱出。病院に向かいます。コンビニでおにぎりを買ってぱくついて、受付をすませて整形外科へ。
「指輪はつけておられませんね?ネイルもお化粧もしておられませんね?」
との確認をされたけど、まぁそういうことか(笑)。で、体温・血中酸素濃度・血圧を測って、しばし待機。そうそう、記念写真を撮っておかねば。


間もなく呼ばれて手術室へ。今回はボケなしで手術にのぞみました。
基本的には2度目なので、そんなにこわくはないのですが、それでも痛いのは痛いし、あとがめんどくさいのもわかってます。うーん。
とりま手術台に横になって点滴を…。イタタタた。
「すみません、抜きますね。もう一回」
をい!まぁしゃーないです。2度目はうまくいったみたいです。
やがてセンセ登場。
「よろしくお願いします」
てことで、どこを切るかの再確認。そうか、指じゃなくて掌なんだ。
い「中指のここじゃないんですか?」
医「いや、腱がこうつながっててね。ほら、つながってるでしょ?」
い「イタタタた。たしかに」
医「だから、ここを切ったら伸びるはずです」
い「なるほど」
お次は麻酔。これが痛い。けど、これをしなかったら、当然もっと痛い。ここから、準備が加速していきます。が、センセのボヤキもはじまります。
「これ、ハロゲンだから、もっと早くからつけておかなきゃダメやん」
「この取っ手、グラグラやん。抜けるやん。使い物にならんやん」
思わず笑ってしまいました。
そうこうするうちにメスが入った気配と、筋を切る感触が伝わってきました。ここまでいけば終わるまですぐですね。と、看護師さん
「針の準備をしましょうか?」
と、
「なんで縫うの?今まで何回もやってるけど、縫ったこと1回もないでしょ?」
詰められてるなぁ。
「ゲンタシンちょうだい」
看護師さん、バタバタ。
「なんでもっと早く準備しておかないの?プロとしての意識を持ってね」
さらに
「ここ、ガーゼ、とめて」
しばしのち
「止まってないやん。なんで?濡れてるから?ちがうでしょ?絆創膏が短いからでしょ?なんでハサミで切るの」
「そのほうがいいかと思って」
「それ、切れへんで」
ひたすらそんな会話が続きます。ひたすら笑ってました。点滴を抜きに来た看護師さんが
「おつかれさまでした」
って言われたので、わたしも
「みなさんこそ、おつかれさまでした」
と返事しました。
で、手術着からのお着替え。迎えに来られた看護師さん、他にもたくさん手術待ちの方がおられるので
「あと、わかってますよね。会計して処方箋をもらってくださいね」
と放置プレイ。ゆるいわー。
てことで、記念写真。

さてと。今日は飲めないな。
あとは家に帰ってzoomでミーティングをして…。素材がないからビデオはつくれないし、〆切が迫ってるゲンコをやらなくちゃね。
しかし、飲まずに寝られるかなぁ…。