親の思いを聞く

今日はトランスジェンダー生徒交流会です。交流会で一番大変で、一番大切なのは、実はメニュー決めと買い出しだったりします。なので、ここ数日、ひたすらそんな話がネット上を駆けめぐりました。で、結論は「キンパと鍋」になりました。妥当ですねo(^^)o。
で、いつもの時間にいつもの集合場所へ。すでに何人か来ておられます。今日もにぎやかなことになりそうです。
とりあえず、買い出し第一陣が到着。飲み物は確保です。そして、第二陣が帰ってきたところで調理スタートです。参加者のみんなはひたすら野菜きり。厨房では鍋のダシとキンパの具材づくりです。そしてわたしはひたすらビールを呑む(笑)。たまに厨房に入ってそこにあるものをつまむ、単なるジャマ者です。
子どもたちは公園で遊んでます。少し大きな参加者は、気がつくとあちこちで輪をつくって話しあってます。こんなのが自然発生的にできるのがいいですね。
そうこうするうちに、鍋の準備もでき、キンパの準備もできました。
公園から帰ってきた子どもたちはキンパづくりです。

メッチャ楽しそう!そしてひとくちほおばるとうまい!
鍋も豪勢です。

ひと通り食べ終わったところで、いつもの自己紹介です。今日はYーきがいないので、Rくに仕切りを頼みました。こういう感じで仕切りを頼める人がたくさんいてくれるのもうれしいです。
今回は年度末ということもあって、上の学校に行くにあたってのいろんなことがあります。小さな子どもの場合は、保護者が交渉しますから、子どもにはわからないこともたくさんあります。なので、保護者にも話をしてもらうことにしました。するとまた、これがすごいです。親の思いや子どもの思いが本当に出てます。
「子どもはここに来るのがほんとうに楽しみなんです。ほんとうに楽しんでるんです。でも、自己紹介でしんどい聞いたり話をしたりすると、普段の自分のしんどいことがフラッシュバックして、よけいしんどくなるんです。だから、話したくないんです」
なるほどなぁ。しんどいことを話すってことは、子どもにとってはそういうことなんだなぁ。でも、だからこそ話さなきゃならないこともあるんだけどなぁ。まぁ、それはもう少し先でもいいかな。いまは楽しんでもらえばいいのかもしれません。きっとそのうち話してくれる日が来るでしょう。
それにしても、ほんとうにきつい経験をしてますね。学校は精一杯配慮しています。いや、たぶんできる限りのことをしています。が、それは「できる限りのこと」であって、できないこともある。それは、今の枠組みを保持しているからという側面もあるし、生徒たちの心にまで踏み込めないということもあります。そんな中で、精一杯「自分」を生きている子どもたちは、本当にすごいなと思います。
で、ひと通り自己紹介が終わったところで、片づけです。でもわたしはマッサージタイム(笑)。いや、腰痛が^^;。

で、全部の片づけが終わったところで打ち上げです。交流会も大切だけど、打ち上げも大切です。まぁ、こちらは大人の交流会てすか(笑)。
向かうは「幸楽」です。ここはS輔の家のお店です。なんかもう、大人たちでワイワイと楽しく呑んで食べてなんですが、お酒もお惣菜もおいしい。すごすぎます。
結局12時くらいまで遊んでました。てか、終電じゃん^^;。