今日は卒業生から「インタビューをしたい」と言われたので大阪へ。
とある大学の、とあるサテライト教室に入り、インタビュー開始…。と思いきや、質問項目をプリントアウトしたものを忘れてきて教授にプリントアウトさせる大物卒業生です(笑)。
で、インタビュー開始。
最近インタビューの話もこなくなってきてて、久しぶりです。まぁ、いろんな質問をされて、極力正直に答えていくわけですが…。
たぶん、あかんわ。
いや、「性別違和のある人の生きづらさ」って、そんなことを質問する相手としてわたしを選ぶのはあかんと思います。「生きづらさ」って、「生きづらい状況」の只中にあるときはわからない。それが日常だから、「そんなもん」と思っている。で、後で振り返ると「あー、あれはしんどかったよなぁ」って感じになる。ま、もちろん「生きづらさ」がマシになってるってことが前提ではありますが。
ま、そんなこんなでインタビューを終えて呑み会へ。
いやぁ、センセおもしろい。なんか、いろいろ出てきます。
「当事者研究をリサーチしていて」
みたいな話をしたら「久保紘章を入れてくれ」と。この人が「師匠」というなら、きっと面白い人なんだろなって思わせる面白さを持っておられます。
「生きづらさに興味があるのか、その人の生き様に興味があるのか」とか、もう、根幹にかかわる話です。わたしはわたしで、「もうちょっとリサーチしたら」と、えらそうなことを言ってみたり。まぁ、途中から卒業生をふたりで代わる代わるサンドバッグ状態にしちゃいました。
おかげさまで、京阪終電だよ(笑)。