今日は一日オフです。でも、ほんとはやらなきゃならないことが山積みなんですよね。
さて、どうしたものか…。
でも、とりあえず片づけをしましょうか。なんしか、「山登り(笑)」の最中は片づけはできないし、おかげさまで、本や紙が散乱しています。
必要ないものはズバッと捨てて。ついでにいままで溜め込んでいたペーパーもちょこっと捨てて。だって、うまく行けば、たぶんこれから何年もそんなの読む時間はないでしょうからねぇ。
てことで、夕方あたりには部屋の中がかなりスッキリしました。まぁ、まだまだやけどね。
さてと、気持ちを新たに「先」を向こうかな。
年: 2015年
切実さ・再び
今日は久しぶりに「4人」の呑み会です。やはり、せめて1年に1回くらいはこの呑み会をしたいです。
で、みんなで集まってお店に移動。
まずはこの1年、あるいはこの7年の変化について話をしたり。
でもそのうち、いろいろ最新の話題になるのは当然です。で、出てきた話題が…。
「学生アンケートで「あなたが出会ったマイノリティは?」というのをやったとき、「出会った」という回答が一番少ないのは部落の人」
これをどう考えるかでした。
昨日に引き続き、今日も「切実さ」です。
いや、まっとうというか、まっすぐというか、そういう答えは「部落差別はやっぱりきついから話せない→出会わない」なんですよね。
でも、昨日の考えでいくと、「リスクやめんどくささと切実さのバランス」が「カムアウトしない」に傾いている可能性がある。じゃそれってなんなんだろう…。
例えば、「説明のしにくさ」みたいな可能性はないかなぁ。
つまり
「わたし、部落やねん」
「部落って何?」
「いや、部落っていうところに生まれたらな」
「なんで?それがあなたとどう関係あるの?」
「…」
みたいな。
なんというか、カミングアウトって、実は「共通理解」が成り立っている上で成立するんじゃないか。あるいは、共通理解を得るところまでカミングアウトする側が説明しなくちゃならんのじゃないかと。それをしないと成り立たない。
となると、部落問題学習がどんどん減っている今「共通理解」がとても得にくい状況がある。で、その共通理解を得るための努力を「カミングアウトする側」が担わなきゃならない。カミングアウトする側はそこに「(結局理解を得られない)リスクや(理解を求めるために自分も努力しなくちゃならない)めんどくささ」がある。そして、その「リスクやめんどくささ」の質や量とカムアウトによって得られるもののバランスです。その「リスクやめんどくささ」を引き受けて、なおカミングアウトする切実さがあるかどうか。
それは、部落、レズビアン、ゲイ、あるいはトランス、外国人、ダブル、その他さまざま、それぞれの課題やその人の状況で異なるんでしょうね。
なんか、そんなことを考えたり話したりしてたら、おっと、閉店の時間です。
切実さ
今日は、お友だちのRささんに誘われて、K大学のセクマイの学生さんたちと呑み。
なんか、みんな元気です。いや、元気でまったくいいんですけどね(笑)。食べ放題飲み放題などという店があるのも驚きですが、みなさんガッツリと食べようとしておられます。ま、学生です。
にしても、ほとんどがトランス男性で、トランス女性はわたしひとり。レズビアン・ゲイの人も少数です。
なぜこうなるんだろう。
と、ある方からこんな話が。
「セクマイが集まるとトランスの話ばっかりになるんですよね」
なるほど…。でも、
「なぜそうなるか」
を考えなきゃならないんじゃないかなぁ。
トランスの声が大きい?トランスはしゃべりたがり?トランスはネタが多い?
「トランスって、例えば「名前を変えたい」とか、制度と直接触れるからカムしなくちゃならないことがあって、だから顕在化するんじゃないですかねぇ」
なるほど…。でも、レズビアン・ゲイの方がはるかに人数は多いはず。そんな人たちがドカンと来て恋話したら、トランスなんて片隅においやられちゃいますよ。
じゃ、なぜ集まらないのか?なぜ話題を出さないのか?
「切実さじゃない?」
って聞いてみました。
これ、カムの必要性と似てるけど、ちょっと違う。
なんというか…。集まらなくてもいい。「ここで」話をしなくてもいい。別のところにちゃんと世界がある。そんなことはないのかなぁ。わざわざ時間と場所をあわせて「ここに」来なくてもいい。
集まる、話をするためには、それなりのリスクやめんどくささがあります。それと集まる、話をすることの切実さを天秤にかけたとき、どちらに傾くのかって話です。これは「切実さ」の軽重じゃないです。すごく切実でも、それをうわまわるリスクやめんどくささがあれば、やはり来ない話さない。逆にとてもリスクやめんどくささが高くても、それをうわまわる切実さがあれば、来る話す。
なんかそんなことを考えたんですけどね…。あまりウケなかったかなぁ。
他にも、ある参加者から「普通はそうじゃないでしょ」発言があって
「せっかく変態に生まれたんだから「普通」はやめようよ」
と言ったら一部にしかウケなかったりとか、まぁ、学生さんは若いなと(笑)。
にしても、たぶんわたしが知ってる「若いトランス」よりも、さらに5歳くらい若い人になるのかな。ここの変化もすごいなぁという気がした、おもしろい呑み会でした。
また誘ってほしいけど、誘ってもらえるかなぁ^^;;
ブレイクスルーとか
「この先」のことが、なかなか形になりません。ずっとずっと考えていて、具体的にやりたいこともわかっているのですが、それを「形」にできないのです。
あらためて、言葉は「器」だなと思います。そこでいう「言葉」は、もちろん「一語」でもあるし「文章」でもあるわけです。そんなとき「定型的な組み立て」がいかに役に立つかを、今回身にしみて感じました。
というところまで来た瞬間に
「あ!それを使えばいいのか!」
ってひらめきました。その瞬間から「形」になりはじめました。
ものごとを考え、形にするっていうのは、たぶん、そういうブレイクスルーがあるんですね。
考える。溜める。それを深め、内圧を高めていく。と、ある瞬間、あたかも「決壊」するかのように言葉が溢れ出す。
そんな感じ。
夜は在日外国人教育関係のことの御べんきょ。こんなことをやってられるのも、あと少しだけなんでしょうね。その先にもしもいけたら、それはもっともっと厳しくおもしろい世界なんだろうなぁ。
で、おべんきょ仲間から誘われて呑み(笑)。
なんだろ…。
おべんきょ仲間ってほんとにいいです。なにがいいかって、「考える土俵」が同じなんですよね。だから、言葉が通じる。今日の呑み相手さん、一昨年、去年、わたしが苦しんでたところを歩いておられます。わたしはわたしなりに「こんなところを歩いてたよ」「あの時は気づかなかったんだけど、こないだやっと道が見えたんだよ」って話をしてたんですが、たぶんそんなことはいろんな人から聞いておられるだろうな。でも、きっと突然ブレイクスルーが来るんです。
楽しいなぁ…。
とか思ってたら、気がつくと終電終わってました(;_;)。
玖伊屋とトランスジェンダー生徒交流会
- カフェ玖伊屋
日時 1月24日(土)20時〜25日(日)昼頃
場所 東九条マダン文庫センター
内容 宴会
http://kweeya.jp
- トランスジェンダー生徒交流会
日時 2月21日(土)11時〜16時
場所 大阪市内
連絡先 tg.students2006-at-gmail.com(-at-は@に変えて ください)
その先を見る
水曜日は、なんかバタバタと忙殺される日なんですよね。ま、会議があるからか。みんな会議、好きですねぇ…。ま、顔をあわせて話しあうことは大切だってのはわかるんですけどね。
それに比べて授業はのんびりしたものです。なんか、ゴソゴソしてる子どもをてきとうにおちょくったり、おべんきょの話をしてみたり。まぁ、権力関係があるのが前提なんだけど、その権力は付与されているものなんで、いかにその権力を緩やかに行使するかなんですかねぇ。
そうそう、教員を呼び捨てにする子がいたので
「呼び捨てかい?」
というと
S「○○先生?」
い「それでよろしい」
S「どひ先生」
い「あ、わたしは「ちゃん」づけでいいよ」
みたいな会話でしたね。
い「だってね、君ら、教員の名前呼ばずに「先生」って言うやん。あれ、イヤやねん。例えばな「先生?」って言われて「なんだい、生徒」って、会話が成り立たへんやんか」
い「わたしな、君らにしゃべるときに「先生はな」って言ったことあるか?絶対に断言できるけど、わたしは自分のことを「先生」とは言わないよ」
みたいな。
ま、それが自分が持ってる権力を隠蔽することにつながるような気もして、それはそれで「なんだかなぁ」ではあるのですがね^^;;。
で、放課後は「その先」を見据えた作業です。「これまで」を振り返って、到達点を明らかにし、次のピークを設定する。
こないだ到達したピークは、あくまでも比叡山くらいかな。でも、誰もがそこに山があることはわかっているんだけど、登行ルートを見つけることが大切なんで、それでいいです。
で、山はまだまだあるので、少しあちこち登ってみたいなと思っています。なので、これからどんな山を登って、次のピークをどこに設定するか。そんなことを考えていました。
夜、帰りにセンセのところに寄って、よもやま話。
「そうなんだよねー。なにか書くと、必ず「そんなん、みんな言ってるやん」って言われるんだよねー。でも、「だって、誰も書いてないもん」っていう、それが「書く」っていうことなんだよねー」
うん。なんとなくそんなことがわかった、この3年間でした。それがあるから、「先」を見られる。
えらいこってす
朝、職場に行くと…。恐ろしいほどのカルチャー・ギャップです。
昨日まで経験した3日間とまったく違う。変化はめまぐるしいし、言葉が飛び交ってるし、「考える隙間」がない。これはたいへんだわ…。
それでもとりあえず、まずは雑務をこなして、そこからもう一回読み返します。
と…。
出てくるわ出てくるわ。カット&ペーストしたところのつなぎが変なのはまだマシで、勢いで書いたところが変(笑)。これはあかんわと訂正したら、一行あふれます。とにかく別のところで吸収したら、今度は注釈入れるの見落としてたのがあって、ここに注釈を入れると、これまた一行あふれます。どうするか…。よし、ここを注釈必要ないように変更して…。あ、その変更で一行あふれた(笑)。
で、なんとか収めきってプリントアウトすると、またまたあふれてます。あり?んー、どっかでみた症状…。あ!また半角フォントの処理が変になってたのか!
なんとなくわかってきました。
一度保存して、ソフトを終了してから再度確認するとカーニングが広くなってて、それが正常値みたいです。ま、今頃わかっても遅いけどね(笑)。
てことで、なんとか完成。
午後は出張です。
たぶん京都の中で一番風光明媚な場所にあるガッコなんじゃないかなぁ。そこでやってる会議の内容がまったく頭に入ってきません。
ま、これもしかたないですね。別世界です。
夜は子どものハピバで、とある格安イタリアンレストランへ(笑)。いや、けっこうおいしいから、いいんです。でも、グラッパまで呑むと、ちょい飲み過ぎ感がありますね。
ま、家に帰って、ケーキ食べて、寝ましょうか(笑)。
さてと、ピークだ!・天王山3日目
最終的に、昨日、9.8合目まで行ったので、ほんとにピークは見えています。最後のひと踏ん張り。とにかく、頭の中にある言葉を書き連ねるだけです。で、10時くらいにとりあえずピークらしきところに到着。さて、三角点を探そうか…。
おっといけない!
目次をつけなきゃ…。
いやな予感が頭をよぎります。だって、目次のためにとっておいたのは1ページだけど、やたら項が多いからなぁ…。案の定、目次つくったら、1ページあふれました。もう、やってられんわ!
やる気なくした…(;_;)。
というわけにもいかず、削れるところを削りはじめます。
うーん…。ここ、出したいけどなくてもいいよな…。あるに越したことはないけど、あったからどうというわけでもないよな…。
えいっ!
みたいな感じです。
さらに、不要な修飾語をなくしたり、接続詞をなくしたり、はたまた言葉を文字数が少ないものに変えたりしながら、どうにかこうにか1ページかせぎました。
ふぅ…。
さて、一度pdfにしゅつりょ…。固まった(;_;)。仕方ないので、再度ファイルを食わせ…。あり?レイアウトが変わってる?ページがまたあふれてる?原因はなんだ?
とりあえずpdfには出力できていたので、比較すると…。あー、半角フォントのカーニングが勝手に変わってるわけね…。てか、あかんやろ!
やる気なくした…(;_;)。
わかにもいかんので、またまた修正です。にしても、なんでワープロソフトなんだ?こんなもん、indesignならぜったいこんなことないのに。マージンとフォントサイズと行送りと字送りを決めたらええことやのに…。
とにかく、「勝手に変わる」のは対処のしようがありません。半泣きになりながら、せこせこいじって、ようやく2時過ぎにピークに到達!
さてと、次は「アブちゃん」です。えーと、どうやってつくるんだ?
天から「コピペ」というささやきが聞こえてきました。なるほど(笑)。「コピペのしかたが悪いという指摘は見たことも聞いたこともない」というささやきも聞こえてきます。なるほど(笑)。
てことで、あっちからこっちからコピペして変形してるうちに、またまたページがあふれて…。でも、想定内です。あっちを切り、こっちを切り、文末の位置を確認しているうちに…。
あれ?おさまった?てことは?
できたー!
時に19時20分。
さてと。
あとは、あしたの朝、もっかい読んでみよう。
今日「カタ」をつけたる!・天王山2日目
昨日はほぼほぼ「考察」の半分まで進みました。今日は後半書いて、「結語」まで一気に進みたい。
昨日は「強める」までは到達したんだけど「弱める」ができませんでした。なんでだろ…。
あ!分類方法が違ったんだ!「事例」による分類じゃなくて「要素」なんだ!だって、「作為」なんだから「作為」で分類しなくちゃ。
こう考えた時から動きはじめました。
で、夕方にはとりあえず「結語」までいきました。が、問題が山積みです。こんなこと書いてたら、さらに10枚くらい必要です。というか、体力もちません。
と、天の声が…。
「結語はそんなことやるんじゃないよ…」
なるほど!じゃ、テンションを抑えて書くことにしましょう。
でもなぁ…。どうしても書かなきゃならないことがあるんだよなぁ…。こいつをどうやって組み込むか…。
ま、なんしか、書くだけ書こう。
昨日が3合目から7合目まで行きました。昨日はアタックキャンプを張ったつもりでした。今は9.5合目まで来ました。ピークは目の前です。このまま一気にピークを目指すか、それともピバークするか…。
ビールの誘惑には勝てません(笑)。
とりあえずピバークだ。
うん、ピバーク中のウィスキーはうまい!
「考察」まではやりきりたい・天王山1日目
今日から3日間は、とりあえず6時起きでやることに決めました。たぶん、わたしの集中力がもつのは、せいぜいが12時間。てことは、夕方6時を過ぎに限界が来て、おふろ入ってビール飲んだら、ちょうどいい感じだなって計算です。
さてと。昨日、レイアウトが終わったので、今日から「考察」です。
実は12月26日に一度書いたけど、ダメ出しされたので、完全にやり直しです。でも、いちおうこないだ降りてきたので、前半部は書けてます。前半部が書けていたら、それの「答え」を書くのが「考察」なので、できるはずです。「one research question,one conclusion」です。
結局、何が「問題」なのか。その「問題」がどうやって起こり、それをどう解消するかって話なんですよね。
その起こる過程、強まる過程、弱まる過程を、その前にある「素材」から「問題意識」に沿ってあてはめていく。そうすれば、おのずとできるはずです。
そして、そのラフスケッチは、実は昨日のカントク中につくってある。
インスピレーションと作業のリンク…。みたいな?
ふむ。強まるのはシステム。弱めるのは「作為」。対称的です。作為は、とりあえず反システムなのか。
なんか、そんなことを考えていたら、とりあえず「考察」部分は形になってきたかな。てところで、タイムアップです。