敏感な反応

昨日、断念したので、今日は決戦の日です。ひたすら赤ペンを握りしめ、シャコッ、シュッとやります。
にしても、1学期あまりにもあまりだったので、2学期ちょいと操作をしたら、まぁ危機感を持っていたこともあったんでしょうけど、見事に平均点があがりました。おもしろいな…。

敏感な反応” に4件のコメントがあります

  1. 四側面、なつかしい。いちおうソラで説明できますが。これ、as(学ぶ権利)の話は、識字などを例にして話しやすいのだけど、「これまではabout(人権についての学習、つまり知識)に偏りがちだったから、in/through(人権をとおしての学習、つまり学習環境、安心して学べる雰囲気)が大事ですね。それがトータルでfor(人権が守られるための学習)になるのです」みたいな説明をされることが多いな、とかんじています。多い、っつったって、限られたサンプルですが(^^;。
    だけど、aboutだって大事だし(何を素材とするかとか、他者じゃなく自分自身が権利をもってるということと等)、そのへんもっとつっこんで考えられてもいいんちゃうかな、と漠然とおもっています。

  2. あ、ピンポイントに反応しすぎた。反省。itukiさんが、伝え手の力点や例示のしかたに興味もちはるの、すごくよくわかります。センセ、私の存じ上げてる人かなあ。。。

  3. 『人物本位』

    今回の入試改革案、英国の文系エリート校(オックスフォードとか)の真似ではないでしょうか。だとしたら、この「人物本位」もその文脈で解釈するべきかもしれません。

    英国では、全国共通試験(「ASレベル」もしくは「Aレベル」。たいていは4科目で、素点ではなく6段階評価)の結果で足切りし、コース毎に別途試験と面接(インタビュー)で二次選抜。最終的には、各カレッジ(学寮)で再度面接するそうですね。建前上「業績主義、差別禁止」ということになっているそうですが、実際はエリートの子が入学することが多いとか。英国らしい?

    ちなみに、面接で見る「人物」とは「頭の回転の良さ」「論理的な思考力」「柔軟な発想力」「言語表現力」のことであって、「人柄」のことではないそうです。面接する教授が「自分が個人指導してみたい学生かどうか?」で選ぶとか。なので、予備校では対処しづらい?

     ※ 参考資料「イギリスの大学・ニッポンの大学」中公新書ラクレ

    ちなみに、こんなことを日本の大学(特に理系の選抜)でやったらダメですよねぇ。そもそも今いる教授たちの「人物」に問題ある場合が多そうだし。学問の世界には奇人変人が多い。

    大学は学問をする場であって、就職予備校ではない(という建前な)のだから、学力で選抜するべき。その方が公平だし。

    卒業生の多様性を確保したいのなら、大学入試改革ではなく、就職試験の方を改革するべき。「大学の卒業証明書には大学名を書くことを禁じ、企業側が大学名を調べると罰則がある」とかすれば、各企業(中小企業は、どこが民間団体や半民反官団体が全国共通採用試験とかすればよい)毎に欲しい人材像に合わせて入社試験するようになる気がします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です