テーマを選ぶ

10月がきたので「おべんきょ」再開です。これから1月の終わり頃まで「人権」がテーマになります。
今日は半年間の流れを聞いたあと、おべんきょ仲間みんなで自分なりのテーマ探しをしました。
にしても、わたしはなにをしたいんだろう。いろいろ考えて、最後の最後に選んだものは「ジェンダー」でした。なんだか自分でも意外な気がしました。
ちなみにそれぞれのテーマごとにグループをつくって、グループごとに研究→発表をします。他のテーマは「部落」「在日/国際理解」「障害」「GID」でした。思わず「はぁ?」です。他のものに並んで、こんなニッチなところに関心を持つ人がいるんやと。
で、わたしと同じ「ジェンダーグループ」は、今のところもうひとりだけです。でもこの人、なかなか面白そうな人です。なんというか…。「竹ぼうきさん」的なんですね。暑いです(笑)。
これから半年、楽しみです。

表現

この一週間、ずっと悩み続けてきた「タスク」がようやく終了しました。正確には昨日ひとまず終了していたのですが、一晩寝かせたかったので、提出せずにおいていました。で、今朝
「あ!これだ!」
ってことに気づいて、ようやく提出までこぎつけたわけです。

にしても、表現ってやつは難しい。
わたしの場合は、かつては音楽で表現してみたいとか思っていた時期もありましたが、根っからの練習嫌いな性格が災いして、とうていできるものでもなく。けっきょく、「言葉」で表現しようと考えはじめたって感じでしょうか。
「考え」や「思い」は、それ単体では相手に伝えられないんじゃないかなと思います。必ず何か「器」が必要になる。その器は、例えば「音」であったり「色」であったり「味覚」であったり、さまざまなものがありえます。
でも、いずれにしろ「不定形」な「思い/考え」を「器」に盛りつけた瞬間、「思い/考え」は本来のものと少しずれてしまう。でも、「器」なしで「思い/考え」は存在し得ない。そんなジレンマがあるように思います。
それでも、「思い/考え」ができるだけそのまま出るように、「器」の形を考え、盛りつけ方法を考え、もしかしたら「器」を創作してまでして、「思い/考え」を「器」に盛りつけて、そっと差し出す。その営みを「表現」というのかな。
逆に言うなら、ひたすら考えて差し出した「表現」であれば、ほんの少しの盛りつけ方の変化で、突然色鮮やかに「思い/考え」が浮かび上がることもある。
そのために、「寝かせるための一晩」が必要なんじゃないかな。
そんなことを考えました。

ま、ただ今回の場合は着手した月曜日が実は〆切だったというオチはあるのですが…^^;;。