今年の後半戦、火曜日は長丁場です。
とりあえず、おべんきょ場所に向かう夕方の風景。
今日のひとつめは、おべんきょ仲間が5人の小さなグループ。話を聞きながら、理論と実践の話があたまを駆け巡ります。これから半年間、楽しめそうです。
今日のふたつめは、おべんきょ仲間が8人。いままで手を出したことがない領域ではあるけど、かすってきた領域でもあります。こちらはこちらで楽しめそうです。
しかし、おべんきょ終了は21時10分。おうちに帰ったら10時をまわってましたよ^^;;
年: 2012年
突然フィールドワーク
今日は伊丹の人たちのフィールドワークが京都市内であるとか。知り合いの渡辺さん@穀雨企画室の案内だとか。東九条マダン事務局長でもある渡辺さんがどんな案内をされるのか、すごく興味があったので、
「これは行きたい!」
と思ってました。でも、通常営業日なので無理かなと思っていました。で、けさのけさまで迷っていたのですが、
「やっぱり行こう!」
と決断。管理職にも話を通して(笑)、昼前にガッコをりだりだ。
円山公園でお弁当を食べて、待ち合わせ場所へ。と、向かってる最中、渡辺さんとばったり。ちょうどいいので、いろいろ互いに近況報告をしたり、愚痴を言いあったり(笑)。
で、フィールドワーク開始。伊丹のみなさんはすでに午前中の部を終えられています。午前は鳥野辺の話だったとか。行きたかったぁ!で、午後の部は花街*1の話。たしかにこのへんはそうですわな。その後、阿国の像へ。
「江戸期のはじめのことなんですが、やはり女が男の格好をして踊ることはダメだったんでしょうねぇ。で、男がやりはじめたけど、歌舞伎には女役もいる。だから女形も出てくる。でも、女が男の格好をするのがダメなら、男が女の格好をするのもダメだと思うんですがねぇ」
って解説があったので、思わず大ウケしてたら、伊丹の皆さんも気がついて、みなさん大ウケ。と、渡辺さんも大ウケ。
「それが、現代はこうなるんですよ」
と、わたしを指して言われたので、思わず阿国の像に向かって
「先輩!」
と叫んでしまいました(笑)。
今度から使おう(笑)。
そのあと、東九条へ。こちらの方はマダンセンターで、東九条マダンの話。途中何回かこちらにも振られて冷や汗かきました^^;;。
それにしても、渡辺さんの案内、幅広さだけではなく、あちこちに小ネタがあって、
「深いなぁ」
と思いました。うん、勉強になった!
伊丹の皆さん、渡辺さん、ありがとうございました!
*1:「かがい」と読むそうな。そう読まないと、そのスジ人から笑われるらしいです^^;;
あらたにはじまった
今日からおべんきょ再開。後半戦は、時間も内容も、かなりハードです。ビビります。
で、今日はその初日。センセを含めて三人しかいません。で、センセからなにかを教えてもらうんじゃなくて、お互いに自分の問題意識を提示しあう時間になるらしいです。わたしも半年で四回くらい「提案者」にならなきゃなりません。こういうのははじめてです。
「で、最終回は打ち上げねー(笑)」
というセンセの言葉だけが頼りです(笑)
あけて月曜日
台風なんかに負けないぞ!
朝起きたら、穏やかな天気です。車がひっくり返る映像を昨日見たはずなんですが、そんな気配なし。
こんな朝はなかなかないので、パートナーとゆっくりいろんな話。こんな時間、ほんとうにつくってこなかったよなぁ…。
で、昼過ぎに京都駅へ。
今日は3月に頼まれている「共生共育の会」の総会の打ち合わせという名目の昼呑みです^^;;
今回わたしに依頼してこられたE川さんは、なんというか…。変態です(笑)。でも、この人との出会いが、たぶんわたしを変えてくれたんだろうなぁと思います。
わたしがつくる障害者問題の教材は、E川さんやKさちゃん、Hるひやケメ河内さん、他にもいっぱい出会ってきた人たちとのつきあいの中でできあがったものです。おそらくその教材を使いこなせるのは、わたししかいない。でも、それは他の人にとっても同じ。だれもができる教材なんてあり得ないし、逆に言えばだれもができる教材は、それだけのことってことだと、わたしは思っています。
てなことを考えながら、待ち合わせ場所へ。
「いま、どこですか?」
「The Cubeの前」
それ、いっぱいあるんですけど^^;;。まぁええです。さんざん探したら、さっきまでわたしがいたところのすぐ近くでした。まぁ、会えたからいいです(笑)。
で、激しい雨のなかS平へ向かいます。と、定休日(T_T)。
しかたないので、アバンティ方面に向かいます。
「エレベーター、外やがな(笑)」
「このスロープ、笑かすなぁ(笑)」
「え?スロープ、まさかのあっち?(笑)」
すべてが笑いのネタです。
で、無事お店に入って、打ち合わせ開始。5分で終わり。
その後、延々としょーもない話や今考えていることの最前線の話。
実は、事務的な打ち合わせはどーでもいいんですよね。こういう日常考えていることを交換しあうなかに「打ち合わせ」の意味があるんだと思います。だからこそ、わたしの問いは
「コーヒーを飲みながら、それとも」
となるわけで(笑)。
てなことで、夕方まで楽しい時間を過ごさせてもらって解散。
わたしは家族へのおみやげの551を買って家に帰りました。
夜は家族四人そろってお月見団子。
「月は出てないけど、あの雲の向こうにあるんだよ」
とはパートナーのお言葉です。
さぁ、そろそろ寝なくちゃあしたは早い。
すべてI成が悪い(笑)
ちなみに、時間を守らないのは教員の特質です。打ち上げ会場に遅れて到着。みなさんのブーイングを浴びながら乾杯!いやぁ、ビールがうまいです。
「五臓六腑にしみわたりますか(笑)」
「そのとおりですねぇ(笑)」
その後、焼き肉をつつきながら、なんだかんだと熱く語ってしまいました^^;;
で、一次会修了。
当然のようにI成さんが
「もう一軒行こう」
てことでわかばへ。
ここでやっと村木さんと昔話とか今の話とか。そんな話をしながらも、いつものハイボール濃い目を呑みながら、あっちやこっちやでなんだかんだ。
「I成、一杯目?」
「二杯目、もう一杯呑んだら?」
「う」
みたいなやりとりののち、わたしは静かにクズ直前まで移行。
「そろそろ帰りましょう」
のゴングに救われました。
帰りは地下鉄が一緒であることが判明した村木さんにサポートしてもらいながら、なんとか帰れました。
家に帰って、パートナーに
「全部I成がわるい」
と言いながら倒れたところまでは覚えているのですが…。
大人の遠足
今日はヒューライツ大阪主催の「大人の遠足」の引率です。
この話が来たとき、正直ビビりました。もちろん、何度も何度もお散歩の案内はしていますが、完全に我流。というか、ウソ混じりの案内で、文献読みながら、いまも「加筆修正」しながらの案内です。まぁ、あくまでも趣味の延長、アンオフィシャルということです。
それが、今回は完全にオフィシャルな話です。しかも、もう一人の引率は、東九条にかかわり続けておられる村木さん。役者が違います。もうほんまに、どないすんねんという気分です。
まぁ、仕掛人のうちのひとりがA久○さんなんで
「してやられたな」
ということですね。
で、そろそろ現地に向かおうとしていると、N村I成さんからメール。
「集合場所は京都駅のどこやったっけ?」
「ちゃうちゃう、十条!てか、あんた、なんで昼から来るねん。夜の要員ちゃうの?」
「まぁまぁ」
みたいなしょーもないメールをしながら、現地へ。
到着したところで、ぱくくねさんと村木さんとあいさつ。村木さん
「はじてまして」
って言われるので
「はじめてとちゃいますよー」
だって、ずっと前から知ってますもん。話はしなかったけど。で、どうしてもわたしがイメージできなかったみたいなんで、必殺技・昔の写真攻撃です(笑)。
と、すぐに
「あー!」
てことで、無事認識してもらえました(笑)
大人の遠足の前半は村木さんから東九条の歴史と現状の話。どんどんネタが食われていきます^^;;。でも、村木さんの真骨頂はやはり現状ですね。10年以上前からこだわりかかわり続けておられる経験から語られる言葉は、通りいっぺんの話じゃないです。しんどいことも楽しいことも包み隠さず話をしてくださいました。
で、わたしにどうしろと(笑)?
とりあえず、映像をチョコチョコ見ていただいて、わたしの中途半端な立場*1をあらかじめ伝えておきました。
で、いよいよ引率開始。はじめはどうなるかと思いましたが、そういえばぱくさんから
「いつきさんのこだわりでいいよ。いつき流でいいよ」
と言われていたことを思い出して、いつも通りの話をしたら、なんとかなった気がしました。まぁ、気がしたのはわたしだけかもしれませんが^^;;
てことで、大緊張だった「大人の遠足」終了~。
*1:1、ウソが混じってる。2、質問はするな^^;;
大切なのはわかるけど…
今日の放課後は「ソーシャル・スキル・トレーニング」の研修会。というか、練習会。
子どもたちに「ソーシャルスキル」を身につけさせるための授業をやる、と。で、そのリハーサルをするらしいです。
まぁ、それはそれでいいんですがね…。
なにがいやって、ロールプレイです。あのウソくささ(TT)。「傾聴の練習」とかいうヤツですが、もう、赤面してしまいます。てか、ほんとうに聞かなきゃならない時は、いろいろやっているわけで、それを「練習せよ」と言われてもなぁ。さらに、話をした方に「どんな感じでした?」とか聞かなきゃならない。そんなん、答えられないですよね。
てことで、
「あー、いやだ」
と思いながらの練習会でした。
でも、それは表面的なことです。
ほんとうは、こういうことを「特設の授業」でやらなきゃならないところにあります。なぜなら、SSTって、普段の私たちの子どもたちとの会話の中から身につけさせていくことだと思うんですよね。一つのことを身につけさせようと思うと、「それ」を語るんじゃなくて、「他のこと」をしている最中に提示していくことが必要なんかないかと思うのです。
それは人権も同じ。
「人権」を伝えようと思ったら「人権の特設授業」では、ほんとうは伝わらない。たとえば授業の時、廊下での会話の時、掃除の時、あらゆる学校活動の中に織り込んでいかないと伝わらない。それと同じことを感じるわけです。
ふだん生徒と話をできない教員が、突然そのときだけ「傾聴」とか言っても、みえみえです。でも、特設の授業は、そういうのを要求してしまう。そのムズムズ感が、実は一番苦手なんですよね。
とか言いながら、我が身に跳ね返ってくるなぁ…。
大人になること
大人も子どもも、生きている限り、得るものがあり、失うものがある。でも、子どもの間は失うものよりも得るものの方が大きい。だから、あたかも「得ている」かのように感じてしまう。
それが大人になると、得たひとつひとつのものが少しずつ膨らんでいくし、数も増えていく。やがて、あたかも両の掌いっぱいのビー玉みたいになる。
そのまま立ち尽くしていればこぼすこともない。でも、やはり一歩踏み出してしまう。そして、バランスを崩した掌からビー玉はこぼれていく。
新しいビー玉もまた掌に乗ることもある。でも、こぼれていったビー玉の中には、掌で大切に膨らませていったものもあったりする。ふと、とても大切なビー玉をこぼしてしまったことに気づく。
それを拾うか諦めるか。
拾うためには両の掌いっぱいのビー玉を片方に移さなくちゃならない。当然乗りきらないからこぼれてしまう。それでも拾うのか、それとも諦めるのか。
なんちゅう…^^;;
今日の晩ごはんのうちの一品はタンドリーチキン。といっても、「タンドリーチキンの素」みたいな粉をまぶして、しばらくおいといて、あとはフライパンでゆっくり焼くだけというお手軽なものです。でも、スパイシーでおいしいし、なんといってもむね肉でいいから安くすみます(笑)。
で、晩ごはんも終了間際。下の子どもが突然脈絡なく
「パンツ買うわ」
とか言います。みんな
「ふーん、あした買いに行くの」
と、とりあわず。でも、やっばり
「パンツ買うわ」
と言いながら、パンをとりだしてます。ここでやっとわかりました。思わずわたしも
「わたしもパンツ買うわ」
と言いながらパンを一切れもらいました。と、事情を察知した上の子どもも
「おれもパンツ買うわ」
と言ってパンを一切れ。みんなでお皿に残ったタンドリーチキンのタレをクルクルしました。うまいなぁ。
「わたしはもう一枚パンツ買うわ*1」
とか言いながら、パンをもう一切れ。
思わずパートナーは
「あんたらなぁ!」
とあきれた声で笑ってました。
それにしても、下のこども、このネタのためにかなり黙ってたな(笑)。
*1:言うまでもなく「パン、使うわ」です^^;;