大切なのはわかるけど…

今日の放課後は「ソーシャル・スキル・トレーニング」の研修会。というか、練習会。
子どもたちに「ソーシャルスキル」を身につけさせるための授業をやる、と。で、そのリハーサルをするらしいです。
まぁ、それはそれでいいんですがね…。
なにがいやって、ロールプレイです。あのウソくささ(TT)。「傾聴の練習」とかいうヤツですが、もう、赤面してしまいます。てか、ほんとうに聞かなきゃならない時は、いろいろやっているわけで、それを「練習せよ」と言われてもなぁ。さらに、話をした方に「どんな感じでした?」とか聞かなきゃならない。そんなん、答えられないですよね。
てことで、
「あー、いやだ」
と思いながらの練習会でした。

でも、それは表面的なことです。
ほんとうは、こういうことを「特設の授業」でやらなきゃならないところにあります。なぜなら、SSTって、普段の私たちの子どもたちとの会話の中から身につけさせていくことだと思うんですよね。一つのことを身につけさせようと思うと、「それ」を語るんじゃなくて、「他のこと」をしている最中に提示していくことが必要なんかないかと思うのです。
それは人権も同じ。
「人権」を伝えようと思ったら「人権の特設授業」では、ほんとうは伝わらない。たとえば授業の時、廊下での会話の時、掃除の時、あらゆる学校活動の中に織り込んでいかないと伝わらない。それと同じことを感じるわけです。
ふだん生徒と話をできない教員が、突然そのときだけ「傾聴」とか言っても、みえみえです。でも、特設の授業は、そういうのを要求してしまう。そのムズムズ感が、実は一番苦手なんですよね。
とか言いながら、我が身に跳ね返ってくるなぁ…。

大切なのはわかるけど…” に4件のコメントがあります

  1. いよいよ京都への管外研修の日が近づいてきました。天候だけが気がかりです。
    いつきさんスケジュールいかがですか?

  2. いつきさんお久しぶりです。
    特別支援教育の波が押し寄せてますね。
    わたしも、人権教育と特別支援教育はよく似ていると思います。
    いつきさんなら、SSTもそう難しい事では無いと思いますよ。

  3. > はねきゅうさん
    天気、めっちゃよくてよかったですね!ちなみに、当日朝なのに迷っています。どんだけ優柔不断^^;;

    > 南田さん
    いや、別に難しくはないのですが…。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です