大人も子どもも、生きている限り、得るものがあり、失うものがある。でも、子どもの間は失うものよりも得るものの方が大きい。だから、あたかも「得ている」かのように感じてしまう。
それが大人になると、得たひとつひとつのものが少しずつ膨らんでいくし、数も増えていく。やがて、あたかも両の掌いっぱいのビー玉みたいになる。
そのまま立ち尽くしていればこぼすこともない。でも、やはり一歩踏み出してしまう。そして、バランスを崩した掌からビー玉はこぼれていく。
新しいビー玉もまた掌に乗ることもある。でも、こぼれていったビー玉の中には、掌で大切に膨らませていったものもあったりする。ふと、とても大切なビー玉をこぼしてしまったことに気づく。
それを拾うか諦めるか。
拾うためには両の掌いっぱいのビー玉を片方に移さなくちゃならない。当然乗りきらないからこぼれてしまう。それでも拾うのか、それとも諦めるのか。
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