で、H田プロデュース・死のロード(4日目・その3)

ホテルで楽な服に着替えてテレビを見ているうちにウトウト…。と、電話です。H田さんです。
「いまから駅に来て下さい」
ひえ〜、てっきり6時くらいからだと思っていたら、5時からなんですか…。
とりあえず服を着替えて出陣です。眠いです。
会場の中華料理屋さんに着いたら、すでに宴たけなわです。と、奥の方に見覚えのある方が…。池田賢市さんでした。池田さんも共同研究者なんですよね。
ふたりでいろいろ話をしていたのですが、いつしか話の方向はデモの話へ。
「やっぱ、パレードなんてダメですよ。デモですよ!」
などと騒いでしまっていました。なんでだろう…。
あまりにも盛りあがって、若手教員と意気投合してしまったので*1、2次会へ(笑)。と、またまたおしゃれなバーです。でも、呑むのはなぜかウィスキー。これはかなり効きます。大丈夫なのか?で、さらに
「もう一軒行きましょう」
とか言われてしまって、フィリピン人のお母ちゃんがやっているお店へ。一歩はいると、完全にフィリピン人ばかりです。あのアウェイ感はたまらないです。もう、カラオケの歌詞なんて、聞いていてもサッパリわかりません。でも、たまに日本語の歌が流れます。
「あれ、ボクたちに気をつかってくれているんですよ」
とは、つれてきてくれた若手教員の説明です。なんでも、教え子のお母ちゃんがやっている店だとか。そうこうするうちに、保育園ぐらいの子がオリガミの飛行機を持ってやってきました。
「ここ、成田空港。こっちはマニラ空港」
とか言っています。思わず
「成田じゃなくて三里塚
とか口走っていました。
なんだかんだと熱い教育論議をかわしつつ、気がつくと1時をまわっています。ダメじゃん…。

*1:学級通信の束をもらってしまった(笑)

女性部の皆さんとランチ・死のロード(4日目・その2)

その後、お弁当が出たのですが、なんか心がうずいています。女性部の人たちともっと話がしたい気がします。幸いみなさん報告者をねぎらう会に行かれるとか。てことで、わたしもお弁当を持って参加です。
到着したのはパスタ屋さん。かなり待たされたけど*1、待った甲斐のある味と量(笑)でした。ちなみに、アルコールが飲めるのはわたしともうお一方。ふたりでサングリアは飲むはワインは飲むは。もちろんわたしはビールから。なんだかんだとしゃべって終了は4時頃。みなさんにホテルまで送ってもらって、ちょいと一休み…。

*1:食事を終わったカポーがなかなか出ない

で、教研集会・死のロード(4日目)

朝起きたら、身体が睡眠を要求しています。これはかなりヤバイです。でも、うだうだするわけにはいきません。なんしか9時前には会場に行かなくちゃ。
会場に着くと、えらい丁重な扱いです。慣れない…。とにかく「共同研究者控え室」というところに通されました。う〜、やっぱり慣れない…^^;;。
今日は緊急の全体会があるとか。30分ほど全体会があって、いろいろ昨今の情勢についての説明や提起がありました。その後、分科会。
今回は、2本のレポートを受けて、その後質疑応答・討論があって、それへのコメントという流れで、そのコメントを、わたしを含めて3人の共同研究者が話をするということのようです。
レポートの内容は、基本的には教職員対象のアンケート調査の報告です。ひとつはジェンダー意識について。もうひとつはセクシュアルマイノリティの受け入れについて。
ジェンダー意識のレポートについては、2006年調査との比較があって、これがなかなかおもしろい。女性のジェンダー意識については、少し下がり気味で、男性は有意にあがっています。あと、50代女性のジェンダー意識については、圧倒的に高いものがある。まぁ「そりゃそうだ」というかなんというか。逆に、その人たちが定年を迎えたらえらいことになるなぁという予感も…。
セクシュアルマイノリティの受け入れについてのアンケートは、小学校の教員が対象ということもあって、ちょっと難しいのかもしれないなとは思いました。いや、単に教員にとってリアリティを持ちにくいかもしれないという意味ですが。でも、実際には小学校のうちからある程度の知識を身につけていれば
「女が好きな自分は男」
みたいな話にはなりにくいだろうから、やっぱりセクシュアリティのことをとりあげるのは大切だと思うんですよね。やっぱり、知識を持つことは「自分とはなにか」ということを知ることにつながるんだと思うんです。
そんなレポートの後に、みなさん活発に意見を言われます。もう、ひたすら
「そうそうそう、うんうんうん」
という感じです。だったら共同研究者いらないじゃん(笑)。
まぁそれでも言いたいなぁと思ったことを数点メモして、10分ほどしゃべってお役目終了。ふぅ…。