おそらくわたしは、かなり生徒に近い距離で勝負する教員だと思います。
人によっては、距離をきちんととって、けじめをつけるやり方をとられます。おそらくこちらのタイプは多いかな。に対して、わたしはギリギリまで距離をつめます。なので、けじめなんてありません(笑)。こういうの、若手教員に多いのかな。少なくとも、かつての若手教員はそういう人がけっこういました。
で、すでに中堅もいいところになっているのに、やっぱり昔通り、というか、昔よりももっと距離をつめている気がします。
これ、実は学校だけじゃないです。おそらく。いろんなところで、ギリギリまで距離をつめる。そういうやり方なんです。
でも、こういうやり方、もしかしたら、見る人が見たら「けじめがない」と思うだろうし、もしかしたら「ずるい」と思う人もいるかもしれない。悩ましいところです。
てなことを、ほんとうは考えているんだけど、いざ「その時」になったらそんなことを忘れて、やっぱり距離をつめてしまうんですよねぇ…。
てなことを、今日は診察室でちょっと相談してみました。クマさんに。
で、クマさんの答は
「まぁええんちゃいますか」
いつもの通りでした。
「生徒との距離」
これ、理想を言えば、教員個人個人のスタイルではなく、その生徒のキャラと現状に適した距離で決まるべきですよね。近い距離が好きな生徒もいれば、苦手な子もいる。あるいは、普段は近いのが適切なのに、ちょっと距離を置きたい時もあるし、その逆もあるし。
相手のキャラと状態を読みとって、対応を変えるのが理想。メチャ難しいけど。
ホント、教員というお仕事は難しいですよねー。
もちろん「生徒ファースト」がベストですね。
ただ、なんというか、「どっちが得意?」という感じでしょうか。