佐久間さんにはしばし職場でダラダラしてもらって、同僚の車で京都市内へ。で、厳しい総括の場所へと向かいます。
とりあえず、他の若い衆が来るのを待ちながら、しばしふたりで話。やっぱり講演では言えないネタこそがおもしろいですね。やがて、若い衆が三々五々やってきます。ど同時に、盛りあがりが加速していきます。佐久間さんも話の感じがどんどん「現職の先輩」にもどっていきます。きっとこういうのが大切なんですよ。先輩として伝えなくちゃならないことはやっぱりあるわけで、それを伝えることを怠ると、単なる「年寄り」になってしまうのかもしれません。
てなことで、10時前に解散。いや、佐久間さん、明日も朝から仕事らしいです。大丈夫かなぁ…。
日: 2011年8月24日
「自尊感情を育てる学校づくり」
今日はうちの職場の人権教育研修会です。ふだんは呼ばれる側ですが、今日は呼ぶ側。これはこれで、かなりプレッシャーがあります。なにがプレッシャーかというと、うちの職場の皆さんの反応なんですね。
基本的には「いま、これが課題だろう」「いま、これが関心事だろう」「いま、これを知りたいと思っているだろう」というふうに、風を読みながら、「この人!」と自信を持って人を選んでいます。でも、その読みがあたるかどうかはわからない。
今回は、春の研修会で「自尊感情がわからない」という質問が出てきたので、その流れの中で佐久間敦史さん@大阪教育大学に来ていただきました。
佐久間さんとはまだ数回しかお会いしていないのですが、でもすごく印象的な方なんですよね。なにより、数年前に
「これが最後の仕事なんです」
と言われ、話をさせていただいたことがありました。当時はまだ小学校現場におられながら、人権教育研究会の仕事もしておられ、若い教員の育成もされているという、すごくご多忙な頃だったんだと思います。
で、今日の講演会。
まずは地元のネタから行くあたりが、基本的に「やっぱり関西人」です。その後、子どもたちの意識調査の結果なんかを出されるわけですが、そこへのツッコミが、同年代*1にはかなりウケる内容なんですね。かなりまじめな内容なはずにもかかわらず、ところどころで笑いが出てきます。すごいよ。
最後にリフレーミングのワークショップをして終了なんですが、最初に言われた
「夏休み最終日なんだから、さわやかに終わりましょう」
という言葉通りの終わりでした。終わってからの皆さんの表情も、いつになく柔らかかったような気がします。
いやぁ、感謝です!
*1:40代以上という感じ