リベンジ

ってほどのことはないのですが…。2月に長崎に来た時には、会場→中華料理屋→会場→カラオケ→飲み屋→民宿という、まぁありがちなというか、「それ、どこでも一緒やん」状態だったので、やっぱり長崎を見たいなぁと。
なので、会場を出てこS本さんから
「どこか行きますか?」
と聞かれたので
「やっぱり原爆資料館かなぁ」
とベタな返事。
いや、2月の時、某M村さんから
「わたしはちゃんと行ったよ」
とか言われていたので、いくら飲んだくれのわたしでもちょっと反省をしていたんですよね。
で、越Mさんの案内で原爆資料館の中を見てまわりました。
淡々と映し出されるビデオを見ていると、あまりにも非現実的すぎて、逆にリアリティが失われていきます。逆に言うと、それほどまでに想像を絶する出来事だったんだなぁと思います。ちなみに、当初投下候補地に京都が入っていて、最終選考の手前でなくなったということは知っていたのですが、その偶然のおかげで、今ここに自分がいることの不思議さもまた感じさせられました。
そうそう、写真が逆にリアリティさを失うのとは反対に、そこで紹介される言葉にはすごくリアリティを感じさせられました。そうか、これが言葉の持つ力なんだなぁと。
展示を見ているうちに、だんだん疲れてきます。まぁその前に2時間ほど立ちっぱなし・しゃべりっぱなしだったのもあるし、展示って真剣に見ると疲れるんですよね。で、ベンチに座ってしばし休憩。
休憩中の話は、若年層に限らないGIDのあんな話やこんな話(笑)。さらには2月のイベントの裏話。なんでこんなところでこんな話をしているのかなぁと思いながら、楽しい時間を過ごさせていただきました。
で、懇親会の会場に行こうかと思ったその瞬間、まだ見ていないものがあることに気づきました。
「あの〜、手をあげて座ってる人って、どこにおられます?」
「あ、向こうの公園です」
「やっぱせっかくだから見たいんですけど」
「じゃぁ行きましょう」
資料館の隣の公園には黒い柱が立っています。
「あれの上空400mで爆発したんですよ。いわゆるグランド・ゼロですね」
「へ〜」
同じグランド・ゼロでもずいぶんと雰囲気が違います。
やがて隣の公園にいたる階段。その階段を上りきると、こんな風景がありました。

さぁ、では懇親会の会場に行きましょう。

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