高校生たちの交流会が終わると、続いて「全国在日外国人生徒交流会・卒業生の会」の開始です。こちらはまぁ楽と言えば楽です。わたしは呑みながら「いる」ことが仕事みたいなものでして(笑)。
にしても、今回はみんな出足が遅い!話をしながら待つのですが、全然来ない。思わず既に来ている連中が
「なにしてんねん」
と電話しまくりです。
それでも10時過ぎにはなんとかみんな到着。そこから晩ご飯づくりです。結局みんなで乾杯したのが11時過ぎ。呑みながら今日の議題を話していたのですが…。わたしは当然ダウンです。ふぅ…。
月: 2009年10月
で、交流会
今日は「お座敷」と並行して「京都・在日外国人生徒交流会」をやっています。わたしがいない間に、卒業生にたのでいるんだけど大丈夫かなぁ。今日の作業は「キムチづくり」「タレづくり」で、これはまぁいいとして、初参加の子がいるという話だったのでそちらがちょっと心配です。
会場に到着すると、すでにみんなでわいわいと作業をしています。みんななんだかなじんでいて、誰が初参加なのか、わからない感じです。よかったよかった。
「お腹が減った」とか言う子がいるので、すぐに昼食の買い出しに行きます。せっかくなので、今日は野菜たっぷりの鉄板焼きにしますか。
作業が一通りすんだところで、お昼ご飯を食べながら交流。その後、ちょっと深めの自己紹介。最初に卒業生がきちんと話をしてくれるので、初参加の生徒もそれなりに話をしてくれます。
このあいだ、友達とケンカした。相手の子は最後に「中国人」と言った。その言葉を聞いて、何も返せなかった。
みたいな。卒業生達は、それぞれに自分の考えを返していきます。そういう子どもたちの姿を見ながら、やっぱりこういう「場」が大切なんだなぁと、つくづく思います。
やがて4時。そろそろ終了の時間です。次は3月だな。
中高生相手の3時間
今日の午後からに備えて塩漬けした白菜を京都駅南側にある某所に搬入。その後、茨木へと向かいます。到着したのは、コリア国際学園です。今日は中学生高校生を相手に、3時間連続*1の授業をします。
あくまでも授業なので、50分+10分×3コマが基本です。でも「フレックスでもかまわない」とのことだったので、体力が残っている1時間目は10分オーバー。2時間目は50分。3時間目を40分で考えました。
1時間目はいろいろ考えたけど、せっかくだから普段と少し順番を変えて、いままで出会ってきた子どもたちのことを話すところからスタートすることにしました。にしても、みなさんいい生徒さん達ですね。ちょっとやんちゃ気味の子どももいますけど、真剣に聞いて下さいます。リアクションも抑制がききながらもきちんと返ってくるし、ふともらす笑顔がいいです。
2時間目はライフヒストリー→セクシュアリティの基礎あたりを話します。さすがに2時間目の最後のあたりは疲れが見えてきます。休み時間中に「バタッ」としている子どももいます。話をしたのが音楽室だったので、思わず「3時間目の最初はケンガリでも叩こうか」とか雑談をします。
で、3時間目は「性の多様性」→オチです。
質疑応答では、生徒さんも話をしてくれるし、教員も話をしてくれるし、いい感じです。出がけに最後まで手を振ってくれた生徒さんもいたりして、すごくいい気持ちで学園を後にすることができました。
*1:「2009年度の授業内容はこちら」をクリックするみたい
反射的に出た言葉
近づいてきた
ここらあたりから、たてつづけに行事がつまってます。なかでも10月31日〜11月1日と11月3日の在日外国人関係の行事は、大量の下準備をしなくちゃならないので、もうワヤです。
きのうはきのうで、しょうゆだのみりんだのをドカンと買って、今日は発泡スチロールのトレイを買って。家では白菜の塩漬けもしなくちゃならないし*1。
平行して、あしたはうちの職場の人権学習。そこへ向けての準備もあるし。
正直言って、インフルエンザにかかるヒマもないです。
それが終わったら…。
あ、原稿が2本+1本あるわorz。
*1:これはパートナーがやってくれるm(__)m
Iずみちゃん参り
今日は午前中授業がなかったので、Iずみちゃん参りに行ってきました。いやぁ、久しぶりでした。
まぁ、はじめのうちは血液検査の結果とか近況報告とか。そのうち、いつものグダグダトークになってしまいました。向こうで看護士さんが笑いをこらえていましたよ(笑)。
出がけに看護士さんに「シーですよ」と言うと、「シーですね」と笑いながら返して下さいました。ええノリです。
そこに反応するのか…。
昨日の話が続いた
昨日の「トゲ」の人。昨日一晩落ち込んでいたらしいです。
わたしが落ち込んで、その人が落ち込んで。それを互いに出しあうところから、次の一歩が歩めるんだと思います。なので、ふたりで
「ありがとうございます。これからもよろしく」
と互いにあいさつを交わしました。
読書感想文・さらに
小さなトゲから、でも、つながる
今日、数人の教員で担当している補充授業の最中、突然とても小さなトゲが心に刺さりました。いや、もしかしたら体調がよければ笑い飛ばしていたかもしれない、そんな小さなトゲだったのですがね。ちなみにトゲを発射した人は、おそらくわたしのことを最も受け入れてくれている人のうちのひとりの方です。
そこから補充授業の最中、自分がどんどん落ち込んでいくのがわかりました。ほんまに情けないなぁと思ったのですが、とめられませんでした。
補充授業が終わって、自分の机のところに帰って仕事して、さぁ帰ろうと思ったのですが…。トゲを発射した人がまだどうやらまだ職員室におられるっぽいので、
「やっぱり行こう。言って話をしよう」
と思い直しました。
その方、もちろんわたしがトゲに反応したことはわかっておられたのですが、わたしがそこまで落ち込んだとは思っておられなかったみたいです。
「やっぱり言わないとわからないと思うので」
「言ってくれてありがとう」
みたいな話。
「わたしが海外で出会ってきた人たちってけっこう開き直っていたみたい」
「ん〜、開き直りにはふたつあるんじゃないかなぁ。傷つくことを前提にして、そこから対話をはじめようとする開き直りと、傷つくことを前提にしながら傷つかないように心を鎧で守ってしまうのと」
みたいな話。なんだかいろんな話をしました。
もしも2種類の開き直りがあるとしたら、やっぱりわたしは前者でありたいなぁ。
「傷ついた」という言葉は、相手を責めるための言葉じゃなくて、そこから対話をはじめて新たなつながりがつくるために使いたい。
きっとその方とは、さらに深いつながりが持てたと信じています。