今日は朝からすごい雨。
それでも通勤手段はバイクです。まぁ、ブーツカバーとバイク用のレインコートとレイングローブをしていたら、自分が濡れることはまったく(!)ありません。それはそれでいいのですが…。
今日の雨はけた違いでした。道で足をつけないですね。なにせ、バイクは左の端を走らなくちゃならないのですが、そこは道路の水を排水するところでもあるわけで、場所によっては川になっています。しゃーないから、センターラインのあたりを走ることにしましたが、まぁムチャクチャです。
職場の近くに「池」があるのですが、見事にあふれていました(笑)。消防車も出動していました。やれやれ…。
で、帰り道。こちらも突然すごい雨です。もっとも夕方の雨はすぐに止みましたが…。
ところが、ふと朝からあった不安が首をもたげてきました。もしかしたら…。
と、近鉄伊勢田駅の近くを通過しようとしたその時、目の前を消防車が2台横切っていきました。しかも、1台の荷台には大きなゴムボート。このあたりでそんなものが必要なのは「あそこ」しかありません。やはり不安的中でした。
すぐに伊勢田の信号を西へ。やがて、消防車は見失ったのですが、行き先はわかっています。ウトロです。
ウトロの町内にはいると、やっぱり消防車がいました。あたりには、知っているオモニ・ハルモニたちが数人しゃべっています。奥の方には「守る会」の人もいます。
「さっきまでな、このあたり川やってんやで!」
「この間、ここの溝を掃除してよかったわ!」
口々にオモニ・ハルモニたちが話をしてます。わたしの姿を見て
「なんで急に来たん?」
「いや、すごい雨やし心配になって…」
「そうかぁ。ありがとうな」
いや、「ありがとう」って^^;;。顔出さなくてすんませんm(__)m
奥の方に行くと、床下浸水・床上浸水の家が多数あります。
6月の雨で床上浸水した家が、ようやくたたみも変えて一息ついたと思ったら、またまた洪水です。
なにしろ、ウトロのまわりには水路がたくさんあって、ウトロの中には水路がほとんどなくて、しかもウトロはまわりよりも一段低い土地にあります。さらに、梅雨時ですから、まわりの土地の保水力はほぼ限界。ですから、わずか30分の集中豪雨でも、すぐに水に浸かってしまいます。
そんなときでも、ウトロの人たちは
「いや、久しぶりやんか!」
「なにしてたん?」
「また落ち着いたら一回呑も!」
と暖かい声をかけてくださいます。
とりあえず、守る会の人たちと一緒に被害状況を確認して、撤収。
やがてメールが回ってきました。
昨日(7月8日)の雨で、またウトロ地区で浸水被害。床上浸水1戸、床下浸水数戸です。午後5時から6時のスコール(たった30分、40ミリ程度の雨)で、今回はウトロ地区の北側にある「伊勢田8号水路」(宇治市が管理)があふれ、集落の中央部付近で被害が出ました。(前回、6月20日の被害家屋は大丈夫でした。)宇治市からは消防ポンプ車2台がきました。町内会はすぐに消毒を宇治市に依頼します。まったく、もう・・・・・。
前回の被害で、被災した家の畳代の限定カンパを集めました。ほぼ目的を達したので一旦終了しましたが、これを再開します。カンパの振込先は、郵便振込01030−9−60413ウトロを守る会です。ウトロ町内会のお見舞いと一緒に、被災者に渡します。次回、ウトロ案内は7月12日(土)午前10時から12時、ウトロ広場(現地)集合です。ウトロ地区へは近鉄京都線、伊勢田駅から西にまっすぐ徒歩8分。ウトロ入り口絵看板を南にすぐ。私(Sさん)がご案内します。
もしもよろしければ、カンパお願いします。
昔の枝川みたいね。第二ハッキョのあるあたりを中心として。