普通救命救急講習

元キャンプ屋さんなので、もちろんある程度は知っているのは知っているのですが「資格*1」が必要な状態になりまして、受けに行くことにしました。
会場に行ってみると、どうやら某水泳教室のスタッフ向けのものを一般にも公開しておられるものみたいで、ほとんどが水泳教室の若いスタッフの人たちです。
講習の内容は、1時間半ほど話を聞いて、あとは実習です。
話の方は、まぁ、通り一遍と言えば通り一遍なんですが、わたしの場合、やっぱこの日のことがあるので、かなりリアリティがあります。あのときのひとつひとつの場面、今でも鮮明に覚えていますから、ついそこに照らしあわせながら聞いてしまいます。
で、問題は実習。
こいつはフラッシュバックがおこるんじゃないかと、そうとう不安でした。でも、そんな不安を抱えられるくらいなんで、フラッシュバックはおこりませんでした(笑)。でも、「呼吸の確認」とか「気道確保」とか、わずか4ヶ月ほど前に生身の人間でやったことをそのままやるわけですから、「あの時ああだったなぁ」などと、実習をしながらも感じていました。
全員が一通り実習をして、時計をみてみると、けっこうサクサク進んだみたいで、終了予定時刻の30分前。「早く終わった、ラッキー!」と思ったのですが、そうはいきませんでした。どうやらこの講習、2時間半かけなくちゃならないみたいなんですね。
で、講師の方が一言。「じゃぁ、心臓マッサージのリレーをしましょう」
「へ?」
「男性は2分間」
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
「2分はしんどいなぁ…」と思ったその時、こちらを向いて
「女性は1分間」
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
1分間で許してもらえました(笑)。

*1:てか、カード