終わってから、Y中研究室の方もまじえて呑み。「いつきさんの話って、臨床心理的に聞いてもおもしろいところがたくさんあるんですよね」ということで、そのあたりについて教えてもらいました。で、わかったこと。クラスづくりとかグループづくりって、臨床心理的な観点は必要なんだなぁということ。これはいいヒントをもらいました。
その後、一緒に来られた方がご自分の体験について話をされたり、Yu-uさんと互いの置かれた状況の違いについて話しあったり、かなり有意義な「呑み」でした。
と、時計を見たら10時。「そろそろ帰りましょうか」と、自分でも「マジメ〜」と思うほど早い時間にお開き。さて、帰ろうと思ったのですが、時間を検索すると…。最終電車に間にあいませんでした(笑)。ダメじゃん…。
日: 2008年7月7日
いろんな反応があった\(^o^)/
今日は、O阪F立大学のゲストスピーカーです。
いままでは月曜日の朝一とかでかなりきつかったのですが、今年は最終講時みたいで助かります。
なんしか、午前中に仕事を終えて、休みをとって大学へ。迎えにきて下さったのはid:Yu-uさん。
なんでもいままでずいぶんと「基礎知識」はやってこられたとのこと。なので、「もしかしたら、「またか」という反応になるかもしれません」というメールを担当のH優子さんからもらっていました。さてどうするか。でもやっぱり、わたしなりの「基礎知識」を話をしようと決めました。
というのは、おそらくはそれぞれのスピーカーがそれぞれなりのとらえ方をしているんだと思うんです。そのことは、部落史の話を聞いた時につくづく思いました。全体的な流れとしては共通しているものの、その流れの中にあるさまざまな出来事をどのようにとらえるかについては、それぞれの人の考え方があらわれてくるし、それがその人の「部落」や「差別」のとらえ方の本質とつながっているんだと思うのです。
それはセクシュアリティにかかわる話についても同じだと思います。認識としては共通しているけど、それをどのように理解し、料理し、組み立てていくのかということについてはそれぞれが違うだろうし、そこにその人の考え方や生き方が反映されていくんだと思います。なので、「いままでみなさんは何人もの人から聞いてこられたと思いますが」と前置きをして、わたしなりのとらえ方を話させてもらいました。てか、ほんとうは、その中にひとネタあるからなんですけどね(笑)。
あとはいつものと同じ話。なんとか5分オーバーで終わることができました^^;;。てか、授業でオーバーしたらあかんやろ。ただ、最終講時だったので、ちょっと時間に余裕があったのがすくいでした。
終わってからしばらく教室にいると、何人かの学生さんたちが集まってこられました。
Yu-uさんは「今年の学生さん、あまり質問に来ないんですよね」とか言っておられたんですが、なんのなんの。たくさんの質問がありました。中でもおもしろかったのが「全奨についてもう少し詳しく話してください」とか「狭山事件についてもう少し」とかいう質問があったんですよね。たしかに話の「スジ」としては違うんだけど、そこに興味を持ってもらえたのはすごくうれしかったです。そんな流れから「実は自分は部落外の出身なんだけど、友だちの部落の子が全奨に行った話を聞いた」とか「部落の学習会に参加していた」とか「高校時代、隠す・隠さないについて討論した」とかいう経験談なんかも教えてもらえて、こちらが「へー」「すごい」という感想を持ちました。