遠方からのお客さん

2000年の8月8日〜10日にかけて小倉で行われた、某人権教育セミナー。これは、わたしにとって大きな転機になりました。
ひとつは、セミナー期間中に「カフェいつき」を開店してたいへん好評だったことです(笑)。なにしろ、アイヌの兄ちゃんがわたしの部屋に転がり込んできて、延々と呑んでいたことをいまでも覚えているくらいですから。
もうひとつは、T嶋さんというトランスの方との出会いでした。
この方、いろんな人間関係でわたしとは「縁」のある方です。そういう方が実際に前で話をされるのを聞くことができた。「あぁ、同じだなぁ」と思うところ「へー、こんな感じなんだ」と思うところ、やっぱり「リアル」に出会うことですごく考えさせられるんだなぁと思いました。
そうそう、このときがわたしのはじめての「フルタイム女装での参加」でしたね。それも大切な経験だったかなぁ。

で、このT嶋さんがたまたま京都に来られるということで、Yさんやid:Yu-uさんと一緒にしばしの宴会ということになりました。
それにしても、4人の間でかわされる会話はYさんやYu-uさんがおられることを差し引いても、トランスの話はほとんどゼロです。でも、それでいいんだよなぁと思います。少なくとも、「どの話題を選択するか」という時に、トランスの話よりも上位に選択されるものがあるということなんですよね。
なので、どちらかというと海外のキリスト教事情とか、あとはどうもわたしにはついていけない学問的な話とかがぞろぞろ出てきていて、ひたすら「ふぅ〜ん」と聞くばかりでした。
結局2次会の店を出たら0時をまわっていました。って、地下鉄ないやんか。てところで、今回どうしても車で来ざるを得ず、ビールを飲むのを諦めたYu-uさんに家まで送ってもらいましたよ。
ありがと!