毎日毎日バイクに乗っているわけですが、通勤経路はあまりにも退屈です。なにせ、地図上で見たら、経路はまっすぐ。実際に走っても、30kmの間で曲がり角が8つだけです(笑)。おかげさまで、狭いところをまっすぐ走るのはうまくなりそうですがね(;_;)
で、バイクらしい走り方にそうとう飢えているんだと思うんです。なので、思い切って、朝、練習に行ってきました。向かうは、R162〜R477。まぁ、京都近辺のツーリングコースの定番です。
タラタラと走っていると、たまに数台で走っているグループに遭遇します。みんな大きいの乗っているなぁ。でも、あたしゃ250ccで満足満足。
直線をグォォッと走っていく人たちの後ろ姿を見ながら、わたしは慎重に走ります。だって、点数があまり残っていませんから(笑)。
その代わり、ワインディングロードになってもあまりスピードは落としません。だって、指定速度は一緒だし(笑)。走っていると、だんだん感覚が蘇ってきます。アクセルをあけていくと「あ、そんなもんだよ」とキャブが返事を返します。サスが吸収し切れなさそうなショックは、自分の腕を使って吸収します。ひたすらバイクとスピードと路面の「調和」を意識して走ります。そして、自分の体はそれを実現するためのバランサーという感じ。
通称「赤橋」まで行くと、いるわいるわ。たくさんバイクがとまっています。なかには、トライアンフとかMVなんかもあって、「すご…」という感じ。
ほんとうはここからさらに奥に進むといいんですが、時間もありません。引き返すことに。
しばらく走っていると、いきなり排気音が大きくなりました。ひょいと後ろを見ると、インナーサイレンサーがちょこっと顔を出しています。えらいこっちゃ。ガソリンスタンドがあったので、「ねじ、下さい」。てきとうなねじを見つけてくださって固定してもらいました。「あの…」とお代を聞くと「じゃぁ…。50銭もらいましょうか」。ナイスなひねりをしてくださいます。バイクは人と出会えるのも楽しいですよね。
そんなこんなで家に帰ると午前10時過ぎ。ちょうど家族が起き出してくる時間です。
さて、今日も家族サービスの日ですわ。