やってみた…

家に帰って、さっそくハードディスクの換装。スイッチオン!
ダメ_| ̄|◯
てか、まったくメッセージが出ないじゃん…。てことはもしかしたら…。
ハードディスクをはずしてスイッチオン!ん?「operating system がねぇよ!」と…。もう一回…。スイッチオン!ん?メッセージが出ない。
てことは…。BIOS
ま、いずれにしても、こりゃダメだわ。
てことで、富士通に電話しました。すみません、夜中の12時半頃に電話して。でも、対応してくれるんだぁ。えらいなぁ。15分ほど話をして、最後に「遅くにご苦労様です」と言ったら、ちょっとうれしそうな声で「いえいえ」という返事が返ってきました。

で、トランスの行き先は…

目指すは日本橋(笑)。ちなみに、一緒にいたゲイもレズビアンもFTMも、日本橋なんて行かないらしいです。
ま、わたしの主たる目的は、もちろんLOOXのハードディスクですけど。
それにしても、日本橋に行くと、妙に心が躍るのはなぜだろう。ウィンドショッピングをしながら、値札をじっと見て、価格を頭の中にインプット。あの店この店とふらつきながら頭の中で価格を比較。さらに横を見ると、スピーカーが並んでいたり工具が並んでいたり。いやぁ、いいっすねぇ。
で、結局sumsungの2.5inch、60Gのハードディスクと、2.5inchもいけるIDE→USBの変換器をお買いあげ。これで、LOOXをなんとかしようという算段です。
その後、id:mike_nさん*1千日前近辺の路地裏にある飲み屋へ。
振り返ってみると、結局トランスのこととかあんまり話をしなかったような気がします。どちらかというと、教科教育法の話とか、スキーの話とか武道の話とか…。
でも、それが大人同士の当たり前の会話っていうものな気もしますが…。

*1:実は、わざわざわたしに会いにカラフルまで来て下さいました。しかも、よく知らない日本橋を案内して下さいました。ありがとございます〜

カラフル

年明け早々ですけど、カラフルのゲストスピーカーに行ってきました。内容は「カムアウト」。
会場について打ち合わせをしたのですが、「いつきさんには職場でのカムアウトについて」って言われました。わたし、職場で特にカムアウトしてないんですけど(笑)。てか、単なるバレバレなだけで、あとは単純に押し切っているというか流しているというか…。
とは言え、そんなことも言っていられないので、とりあえず、自分のカムアウトヒストリーみたいなものを並べてみることにしました。
考えてみると、いろんな時期があったなぁ、と。

最初の頃は、「トランスジェンダー」っていうことに気がついて、それまで押さえつけていたものが爆発するような感じで、とにかくいてもたってもいられない。言わなきゃ気がすまないという感じ。ずいぶんとまわりの人たちも迷惑しただろうなぁ。
やがて、自分(達)の「しんどさ」を訴えるためのカムアウト。考えてみると、押しつけがましかったよなぁ。いや、もちろんしんどいのはしんどいし、「なんとかしてくれ」みたいな気持ちはあったんだけど、あまりにも直球、しかも、あさっての方向に飛んでいく球を放られて、みんな困っていただろうなぁ。
そんなこんなのうちに、だんだん「自分って何?」ということを考えるようになって、「トランス」を実践しはじめて。そして、日常ではだんだんと言わなくなってきた。どちらかというと「なるようになる」というか、「出たとこ勝負」というか、「なげやり」というか(笑)。

きっと、はじめのうちは「自分が自分を認めるため」のカムアウトだったんだと思います。それが、今度は「相手に認めさせるため」のカムアウトに変化していった。でも、たぶん「自分へのカムアウト」をまだできていなかったんだろうな。「自分へのカムアウト」をする過程で、だんだんと「レッテル」を拒否しはじめていったような気がする。と同時に、「わたしはトランスジェンダー」から「いつきはいつき」になっていったような気がする。
で、最近は…。かっこうよく言うなら「生きていることがカムアウト」。だから言う必要がなくなってきた。

ま、そんなことを話してみました。でも、実際にはいろいろあるわさ…。

わたしが話をした後、ゲイの人の話。特に親との関係についての話でした。すんごいおもしろかった。芸が生きていく上でなにが障害になるのかとか、カムアウトの必然性がどこにあるのかとか、トランスとの違いがよくわかったし、すごく刺激的でした。いや、話聞けてよかったっす!
しかし、しゃべりすぎたな…。ごめんなさい。