ま、行きがかり上というか、いろんなやりとりの中で「頼まれても断らないようにしよう」と決断しなくちゃならないこともあるわけで、そんなうちのひとつが今日やってきました。
まぁ、結果的にはみんなでビデオをつくったりして楽しかったですけどね。結果よければそれでよしとしましょ(笑)!
年: 2006年
ちょっとイライラ
連休の中日だというのに、朝からなんとなくイライラしていました。
なんというか…。「頼む人」って「これやっておいて」の一言なんですよね。ところが、それをこなす人は、それを実行するためにそうとうな時間を費やしなくちゃならない。しかも、わたし一人ですまないので、わたしから他の人へと仕事を振る場合は、他の人への依頼の重荷を背負うのはわたしだったりします。で、他の人に何かを頼んだら、当然その人からものを頼まれた時にはそれにこたえなくちゃならない。
ところがですね、最初に「頼んだ人」はそんなことがおこっているかどうかは気がつかない人がほとんどなんですよね。で、結果だけをもらって「ありがとう」の一言でおしまい。
そんなことが、ずいぶん長い間につもり積もっていて、たまに「もう、ええかげんにして!」と爆発することがあります。
ところが、「頼んだ人」は「なんでこんなことぐらいで…」と思うらしい。仕事というのは、微分的(瞬間の増加量)・積分的(たまりたまった量)の両方なんですよ。特に後者については、「頼んだ人」にはわからない。でも、「頼まれた人」にはものすごい重荷だったりします。
はぁ…。
できるかな?
適応判定会議を通ったことを受けて、とりあえずパートナーに質問。
「SRS、どない?」
「やったらええやん」
「そやけど、やっぱりいざとなるとイヤやろ?」
「それはそうかもしれんな。でもなぁ、ふだんはわからへんしなぁ」
「まぁ、外から見た目は関係ないしね。そういう意味では、トランスはじめた時の方が拒否感強かったんと違う?」
「う〜ん」
「子どもはどない思ってるかなぁ…」
「直接聞いたら?」
「そりゃそうだ…」
そうです。教員の世界でもありますよ。「わからないことは、直接子どもや親に聞け」。
「父ちゃん、手術してもかまへんか?」
「好きにしたら」
「おまえ困らへんか?」
「別に。父ちゃんが困るんとちゃうか?」
「なんで?」
「◯子*1と一緒に温泉行ったら、あいつ「お父さん、なんでこっち入るの?」って言いよるで(笑)」
「そらそやなぁ(笑)」
らしいです。
やっぱ、お金か…。
*1:下の子ども
この3連休もあっという間だろうなぁ…
とりあえず、休みの日の朝は近くの神社で湧き水をくむところからはじめます。これでコーヒーを淹れると、けっこうすっきりした味になるんです。
で、家に帰ってコーヒーを淹れて…。いい朝です。
しばらくしてから、上の子どもの自転車のパンク修理。先週遊んでてパンクさせちゃったんです。それにしても、マウンテンバイクのタイヤって、タイヤレバーなしではずれるんだ。しかも、アメリカンバルブだから、これまたネジがついていないし、チューブはずすにも工具がいらない。なるほどなぁ。パンクは2ヶ所。まぁ、溝を越す時に角でガツンとやったから、こんなもんでしょう。裂けてないだけマシということで。
午後はパートナーから頼まれたDVDを焼いたり、昔の30cmLPをCDにしたり。できたCDをボリューム大きめで聴いているうちに寝ちゃいましたよ。
てな感じで、うねるTodoをすっかり忘れたいい1日です。あとがこわいけどね(笑)。
逃避行動の中身
前につくった小さなサイトを、短時間、ちょこっと更新。
まだだれにも知られていないサイトなので、宣伝宣伝。
やっと一週間が終わる…
ほんとにそんな感じです。
Todoが山のようにうねっているんですけど、そこに白いワニが大量発生している感じで、完全に逃避行動に走っています。だから、来週もきっと同じ状態なんだろうな(涙)。
とにかく、帰りに車検が終わった車を受けとって、バイク屋によって注文していたパーツを受けとって、無事家に帰りました。それにしても、グランビアのアイポイント、めちゃくちゃ高いです。久しぶりだったので、かなりビビリました。
家では、子どもの数学の復習のチェック。大丈夫かよ…?
続いて、受診者の会
最近ちょっと、個人的には低迷していた受診者の会ですが、集まってこられる皆さんはすごく積極的です。やっぱり、こういう場をつくることって意味があるんだなぁと、いつも気持ちをあらためられます。
今回は1時間ほどかけて、真剣にこれからの受診者の会のありかたを考えることができました。で、みなさんから「一緒に運営をしていこう」という意見が出され、新たな船出の最初の日になりました。
で、会議のあとは、新たな船出の日にふさわしい飲み会(笑)。
「会の名前、なにか考えようよ!」などという話も出てきたり、かと思うと「ラグビーって、何か自分が持っている力をそれなりに貢献させながらやるスポーツだと思うんですよね」などと語りはじめる人がいたり。うん、おもしろいな。
気がつくと、終電間際です。あわてて駅まで行って電車に乗りました。で、ふと目が覚めると、淀。って、ここ、普通しかとまらない駅じゃん!目の前を急行とか特急が通過していきます。「あれに乗ったら、いまごろ家に着いてるなぁ」と思っても、時すでに遅し。結局、最終の普通に乗るハメになりました。あ〜あ…。
わたしをめぐる最新情報・その2
女性診療科のあとは、河岸を変えて精神神経科へ。
お医者さん曰く。
「あの、適応判定会議ですが…」
「はいはい」
「通りました」
「はぁ」
「ただ、5年とか10年とかほうっておいて、突然『やります』というわけにはいかないと思うんですよね。ですから、新しい状況が出てきたら再度判定会議にかけるということにしたいんですが」
「つまり、免許の更新みたいなもんですか(笑)」。
まぁ、妥当な線だと思います。
「適応判定」って、「SRSをすることを前提」にする必要はないと思うんです。なので、「適応判定を通ってから、やるかやらないか考える」というスタンスで、わたしは今まできました。ただ、新しい状況が出てきたら、それに沿って適応判定を再度行うというのは、現状の中ではある意味、当然の帰結だろうなと思います。
続けてお医者さん曰く。
「ただねぇ、最近思うんですが、300万円かけてやる価値のあるものなのかなぁと思うんです。それだけのお金を他にまわした方が、よりよい人生を送れる場合もあると思うんです」
「そうですね」
「それだけのお金をかけて、たしかに生きやすくはなるかもしれないけど、でも、例えば修正手術をしょっちゅうする必要が出てくるかもしれないです。SRSのメリットとデメリットを天秤にかけるって、実は両方ともすごく重いものなんじゃないかなぁと思うんです」
「なるほどねぇ。確かに重いですね」
「あとね、最近思うのは、6歳〜12歳ぐらいの子どもの相談にのるっていうことが、とても大切なんじゃないかなぁと思うんです。相談にのりながら、実現可能なことを少しずつ試していって、居心地のいいところを探す作業を小さいうちからしていたら、もしかしたら、ホルモンやSRSをしなくても充分にやっていけるケースも出てくるんじゃないかと思うんです」
「わかるわかる」
「そうなるとね、空白の30年の間ずっとガマンをしていて、もしも知らなかったらそのままいれたかもしれないけど、突然『できますよ』となった人達って、ほんとうにしんどい思いをしておられるんだろうなぁと思います」
「うんうん」
てな話をしながら、診察は進みます。で、最後。
「ところで、いつきさん、次回からここに来る理由がなくなったんですが(笑)」
「あ、そうか。そうですね(笑)。まぁ近況報告しに来ますわ」
「わかりました。じゃぁそういうことで…」
わたしをめぐる最新情報・その1
今日は、病院通いの日。まずは、女性診療科からです。
8月の受診日に、ホルモンにかかわる血液検査をしたんですが、その結果を聞かせてもらいました。
検査項目 | 略称名 | 結果 | 上限値 | 下限値 | 単位名称 |
---|---|---|---|---|---|
血中エストラジオール | E2 | 67.3 | 59.5 | 13.5 | pg/mL |
テストステロン | テストステロン | 0.05 | 7.5 | 2.01 | ng/mL |
う〜ん、びっくり!テストステロンがほとんどないっす。ラッキーです。E2はちょっと少なめだけど、まぁこんなもんでしょう。お医者さんは「もうちょっと胸がほしいんだったら、プレマリンを1日5錠にしてもいいとは思いますけど、効果があるかどうかは個人差があるから…」と言われます。う〜ん。ほしいのはほしいわな。でも、「お酒が飲めない&刺身が食べられない状態」は、生きていて楽しくないからなぁ…。ということで、5錠飲む日と4錠飲む日を交互にすることにしました。で、「あ、ビールがまずい」と思ったら、すぐに4錠にもどす、と。
「どっちが大事やねん!」「もちろん、ビールです」(笑)。
原因追及
放課後、今度の体育祭の打ち合わせがあるとかいうので、放送室へ行きました。
まぁ、いってもあまりやることもなので、トランスミッターのマニュアルなんかを見ながら時間をつぶしていると、「これなに?」と聞いてくるヤツひとり。卒業生が遊びに来ていました。指先を見ると、バラバラになったMDウォークマン*1。というか、それのドッキングステーションですね。
実は、ドッキングステーションからウォークマンがはずれなくなっているので、先週バラしていたんです。で、そのまま時間がなくなったので放ったらかしにしていた、と。
なんか、興味ありゲにしている卒業生を見ていると、ついバラしたのに手が伸びてしまいました。
そこから、ふたりであーでもない、こーでもないと、さらにバラしはじめました。
わたしは基本的には、「なぜこうなっているんだろう」と追及していくタイプです。さらに、できるだけバラしたくないけど、しゃーない時はしゃーないなぁ、でももどすのめんどくさいなぁというタイプでもあります。だから、放送室内が散らかるんだけどね。
その卒業生は、「バラそ」の一言でガンガンバラしていくタイプです。わたしが「あ、そのスプリング、あとたいへんやで」と言っても「大丈夫」とつぶやきながらバラしていきます。
ま、こんなふたりですから、けっこうはかどるわけです。わたしが「ちょっと待って、う〜ん。ここバラそか。あと、このスプリングはめられる?」と聞くと「大丈夫」。で、バラす。
いや、楽しいです。あれがこうなって、これがああなって…、な〜るほど、そんなふうになっていたんだぁの繰り返し。
で、最終的にくみ上げて…。あれ?なおってない。
いや、原因はわかっているんです。あるパーツが根性なしなんです。でも、いまから気合いを入れるためには、時間がない。お外は暗くなってきたし、もう今日は終了。また今度やりますわ(笑)。