子どもは明日から中間試験。なんでも、明日の試験は理科と数学らしいです。「電気がわからない」とかいうので、「持ってきぃや」ということになりました。で、ノートを見たら…。「おまえ、この半学期間なにしてたんや!」ほとんど真っ白です。
しゃーないので、教科書に従ってオームの法則とか右ねじの法則・フレミングの左手の法則あたりをザクザクッと教えました。しかし、こんなんで点がとれたら、逆にアカンと思うのですが…。
しかし、勉強が苦手な子を教えて思うことですけど、教え方って大切だなぁと思います。わたしの場合は、まずスキーの教え方から多くのことを学びました。簡単なことです。
- いまやったばかりのことはできなくてあたりまえ。
- できるようになるためには、練習が必要。
- 伸ばすためには欠点を見抜いて、その矯正法を練習する。
もうひとつ教わったのは、小学校の先生の教え方。
- ひとつひとつのテーマを明確に。
- いま何をしているか、課題を具体的に把握させる。
- 最後に振り返りをする。
こんなところでしょうか。
振り返って昔の教え方を考えると、これらの正反対のことをやっていたなぁと。説明と例題と問いと解答の区分がイマイチだったり、いま何をしているのかをきちんと説明していなかったり、「いまやったやろぅな、なんでできへんねん」と怒ったり…。
すべてのことに「ポイント」があり、ひとつのことをやることは次のステップになっているということ。バリエーションをこなすことが「強い解き方」につながるということ。そんなことをきちんと教えていけば、「解く」ことがうれしくなるじゃないかなぁと思う、今日この頃です。