はじめての焼き餃子

どうも、パートナーが微熱があるとのことだったので、ちょっと早めに帰って*1、餃子でもつくろうかと…。
で、せっかくスキレットを買ったんだから、ここは焼き餃子かなと。

  • 焼き餃子

強力粉を耳たぶぐらいの固さになるまで練る。しばらく放っておく。キャベツをフードプロセッサーにかける。ニラをみじん切りにする。豚のミンチと野菜を一緒にして練る。塩と中華ダシの素と少量のゴマ油で味付け。皮で包む。スキレットに並べて焼いて、水をかけてふたをして蒸し焼きにして10分くらいでできあがり。

さすがにスキレットです。皮目は見事にパリッと焼きあがって、なかなかのできばえでした。これだったら、味も逃げないしいいかも…。

*1:と言っても、勤務時間がすんでからです。バイクのスロットルが少しあき気味だっただけのことです・笑

実はね…

昨日、2年生の授業と1年生の授業で演説をぶったのですが、はじめに話した2年生の授業で、あれ話ながら泣いちゃったんですよ。最近、歳のせいか(涙)ホルモンのせいか(笑)涙もろくてねぇ。
授業に入って、問*1を出して、教室をウロウロ*2をしていたんです。そしたら、一番後ろに座って全然別のことをやっている子が「先生、大丈夫?もう泣いてない?」と声をかけてくれました。思わず返した言葉が「今日から僕らは泣かない」でした。わかる人はわかりますよね。

涙が涸れる

けふから ぼくらは泣かない
きのふまでのように もう世界は
うつくしくもなくなったから そうして
針のやうなことばをあつめて 悲惨な
出来ごとを生活の中からみつけ
つき刺す
ぼくらの生活があるかぎり 一本の針を
引出しからつかみだすように 心の底から
ひとつの倫理を つまり
役立ちうる武器をつかみだす
しめっぽい貧民街の朽ちかかった軒端を
ひとりであるいは少女と
とほり過ぎるとき ぼくらは
残酷に ぼくらの武器を
かくしてゐる
胸のあひだからは 涙のかはりに
バラ色の私鉄の切符が
くちゃくちゃになってあらわれ
ぼくらはぼくらに または少女に
それを視せて とほくまで
ゆくんだと告げるのである

とほくまでゆくんだ ぼくらの好きな人々よ
嫉みと嫉みとをからみ合はせても
窮迫したぼくらの生活からは 名高い
恋の物語はうまれない
ぼくらはきみによって
きみはぼくらによって ただ
屈辱を組織できるだけだ
それをしなければならぬ
吉本隆明詩集」1958.1書肆ユリイカ

*1:中心が決まっていて、一点を通る円の方程式

*2:専門用語(笑)では、「机間巡視」らしい