この人に呼んでいただけるとは…

教研の後、こちゅかるさんと一緒に軽くお茶*1して大阪へ。
まずはちょいと打ちあわせ。その後、ウリハウスへ向かいました。
なんでも今日は「近所のマイノリティの人たちに出会おう」という学習会だそうでして。
集まってこられたのは10人ほどの方。まさにウリハウスの近所の方もおられます。そういう近所の人を呼べるって、すごいなぁ。やっぱりキムさんと三宅さんの人柄とかなんだろうな。そうこうするうちに、突然さっさんと
K◯本さんが登場。さっさんはいきなり「なんで教えてくれへんかったん」と首を絞めてきます(笑)。いや、単に忘れていたんです^^;;。
とにかくアットホームな雰囲気です。みなさん感情をきちんと出して聞いてくださいます。とうぜん笑いもおこります。わたしも乗せられて、いい調子で話をしてしまいました。いやぁ気持ちよかった(笑)。

*1:わたしは赤ワイン

上方漫才発祥の地にて

今日は夜に大阪府東部にあるムラでお座敷です。
集まってこられた方は全部で25人ぐらい。まぁそれはいいのですが…。
このムラを校区に持つ小学校に勤務していた友だちと
「お座敷の後呑みに行かへん?」
みたいなメールをしていたら

ちなみにこのムラは芸能のムラで、しゃべくり漫才の前身である上方漫才の発祥の地です。小学校のクラスのお楽しみ会では必ず漫才をするグループがあるほど笑いのレベルは高いですよ。今日は修行のつもりで。

という、身の引き締まる返事が返ってきました。
で、反応はというと…。
まだまだ修行が足りませんでしたm(_ _)m
それでも時折大笑いをして下さる方がおられたのは、きっと「やさしさ」なんやろなぁ^^;;

で、宿毛へ

今日は黒潮町が主催する「女性泊まりあい合宿」にお座敷がかかりました。高知から汽車に乗って宿毛へ向かいます。途中、横浜のムラが見えます。まだ2度ほどしか来たことがないにもかかわらず
「帰ってきたなぁ」
という気になります。こんな気持ちになれるムラで他に思いつくのは…。京町か…(笑)。
わたしのお座敷は「ネタ」が命です。なので、一番恐れるのは「ネタバレ」です。お座敷は午後から。でも、どうしても午前中の体験発表が聞きたかったので、ふだんとはまったく違う「寡黙ないつき」でごまかすことにします。
この合宿の「体験発表」はすごくおもしろいです。通常ならば部落の当事者の体験が語られるんでしょうが、ここでは結婚して部落に来た人がよく発表されるとか。たしかに、部落外の人が部落にはいることによって、さまざまな「気づき」や「変革」があるだろうし、そういう話を聞くことによって、「わたしはどう生きるか」ということを考える手がかりが出てくるように思います。
で、午後から話。
高知の人はとっても好きです。だって、みなさんよく笑って下さいますし(笑)。てことで、いっぱい笑ってもらって、いっぱい話をして、無事お座敷終了。
と、終了後、話をしに来られた方がおられます。
「わたし、ウーマンズダイアリーの初代編集長です」
でぇ〜!まさかこんなところでそんな人と出会うとは思いませんでした。とても高知にいるとは思えない、きわめて関西圏のセクシュアリティ関係の話で、しばし盛りあがりました。にしても、いやぁ、驚いた…。
さて、この後は待ちに待った「交流会」です(笑)。

客層をまちがえた_| ̄|○

今日は大阪府南部の高校でお座敷がかかりました。実は去年も行ったのですが、担当の方から「新転任の人がいるのでもう一回、今度は基礎編を」というありがたいお言葉があったので、今年も行かせていただきました。まぁ、応用編なんてないんですがね(笑)。
で、みなさんの前に立ってみると、あちこちい見たことのある人がいます。話が違うやん。なんでも、新任の方は、今日は府の研修で出張だとか。てことは、みなさん2回目か?新ネタは準備していません。というより、去年何を話をしたかも覚えていません。あとは野となれ山となれ。
で、1時間半、終えました。まぁ、それなりにウケたから*1 いいとしましょうか…。

*1:とくに管理職の方々が笑っておられた(笑)

で、バスに乗って向かったのは京都ではなく大阪です。
なんばに到着をして、上本町までテクテク。途中、えらい安そうな薬局を見つけたので思わず入ってヘパを探すと、なんと3本セットが488円!思わず2セット買ってしまったわたしは、やっぱりダメ人間なんだろうなぁ…。
今日のお座敷は福祉関係の委員の方々相手の学習会とやらです。
最大の問題は、「新ネタ」というところです。いろいろ考えたけど、なかなかいいネタが思いつきません。てことで、仁義を切ることにしました。マクラはこれ。

あの、わたし、GIDにかかわる実証的なデータなんて持っていませんから、そういう話はできません。どちらかというと、学校や交流会で感じたことに基づいて、直感的な話をさせていただきます。

これでよし、と(笑)。みなさん、柔らかい笑顔で聞いて下さいます。あきれているのか納得しているのかわからないところが…。
1時間ほどグダグダの話をして、その後質疑応答です。委員長の方から
「福祉の側面でどういう課題があるか」
という質問が出たのですが、もう、答えようがないという。
GID全体としてのなにかがあるかと言われると、あまりにもバラバラで「これ」というところに集約できない。じゃぁなにもないかというと、細かく細かく日常すべてにちりばめられていて、これをどうにかしようとすると、社会の枠組みそのものを変えないといけない*1。で、そういう悠長な話ですむかというと、困っている人は生き死にの問題で困っている。じゃぁ、困っている人ばかりかというと、別にそうじゃない人もいる。
てことで、カテゴリとしてのトランス・GIDとしては、答えようがないんですよね。
でもまぁいい機会でした。

*1:まぁ革命ということになりますか…

距離かな…

で、肝心のお座敷は…。
みなさんまじめな感じです。はたして笑っていただけるのか。
かなり不安だったのですが、
「かなり捨て身のネタなんですが…」
とか笑いを促しているうちに^^;;、だんだんと笑いが出てくるようになりました。とりわけ局所的には体をよじって笑っておられます。助かりました。にしても、最前列におられる教育委員会の方、複雑な表情をしておられたのは、わたしの気のせいかなぁ*1
終わってからK野さんといろいろ話をしていたのですが、どうも「距離」じゃないかという分析です。たしかに教室が長細くて、しかも当然のことながら後ろから座られる。となると、どうしても笑いのオーラがこちらまで届かなくて、それで空回りをしてしまいがちになる。
やっぱり「はこ」って大事なんですねぇ。いや、もっとわたしに「力」があれば関係ないんでしょうけど…。

*1:たぶん気のせいじゃないと思う

なぜわたしが…

今日は昼から関西学院大学へ。なんでも、教員免許更新講習らしいです。
わたしは個人的にはもちろん免許更新制には反対の立場です。でも、個々の講座については「おっ!」と思うものがあることはわかっています。やはり、それぞれ担当される大学教員の方々が「どうせやるなら」ということで、「ぜひこれを」と入れられる講座がとてもおもしろいものなんです。
関西学院大学では「多様なセクシュアリティー」についての講座があって、そのゲストスピーカーとして行くことになりました。
教室の後ろから受講生のみなさんをのぞくと、さすがにみなさんものすごくマジメというか、前向きというか、真剣というか…。すごすぎです。そりゃそうですね。これから10年間の生活がかかっているわけですから。いや、たぶんそれだけじゃなくて、元来教員というやつ、けっこう前向きな生き物なんだと思います。
でも、さすがに今日一日で6時間。おそらくはそうとう疲れておられるでしょう。はたして笑ってもらえるか…。
ドキドキしながら話しはじめると、けっこう笑ってもらえたのでかなりホッ。と、途中で気づきました。自分が担当している時間が14:50〜16:10です。って、1時間半だと思っていたら、1時間20分しかないやんか!
そこからは焦りまくりです。そうでなくても2時間近くかかるのに、どないすんねん。ネタを細かく細かく短縮して、とにかくタイムを削っていきます。ほとんどモトGPの予選です(笑)。
結局1時間半かかってしまいました_| ̄|○。すみませんすみません。

第6ラウンド開始・あこがれの松高

で、今日は松原高校の教職員研修会。
松原高校と言えば、同推校としてももちろん有名ですが、わたし的には「在日外国人問題の原点を考える3 出会い」に出てくる車一美(チャイルミ)さんたちのことが真っ先に浮かびます。
河内松原の駅でS木田さんと合流。学校に到着してまず案内してもらったのが、松原高等学校の目的と原則の石碑です。

一、一切の差別を許さない学校
一、落ちこぼれを許さない学校
一、地域に根ざした学校
以上の三目的を集団主義の原則に基づいて生徒・教職員の団結で実現すること。
第九期生卒業記念

すごいよ…。これ、卒業記念の石碑ですよ。いよいよ気持ちが盛りあがってきます。
で、会議室へ。
ピシッと並ぶのではなく、なんとなく雑然と、でもいい感じで椅子が並んでいます。かえって距離感が近く感じます。みなさんの顔がよく見えるので、かえってしゃべりやすいですね。
にしても、やっぱり大阪ってしゃべりにくいけどしゃべりやすい。ネタがあうんですよね。部落問題・在日問題はもちろん、クラスの話とか授業の話とか、こちらが投げたボールをきちんと受けとめて下さる感じです。ただ、こういう時って得てして時間が長引いてしまいます。やばいよなぁと思っていました。ちなみに今日は「1時間45分厳守!」と言われていたのでかなり不安だったのですが、がんばって1時間45分ぴったりでおさめました。よかった^^;;。

第5ラウンド開始

今日は生駒でお座敷。開始は9時45分。てことは…。7時15分には家を出なくちゃ着かないかも。
がんばって走ったら、9時前に到着。ホッとしました。
今回呼んで下さったのは、ここのメンバーのうちの1人の方です。もうかれこれ20年近いつきあいがあります。それだけに敷居の高さも感じてきたし、それだけにそれを越えた時の深さもあるんだろうなぁと思います。まだまだ越えている最中なんですが。でも、呼んでいただけたことは、ほんとうにうれしく感じました。
で、到着して懸案事項を相談。
「あの、生駒の人は笑わはりますか?」
「笑わはりますよ(笑)」
よかった…。
なんでも、生駒の市人協で課題別研究会をするのは今年がはじめてとか。その第1回の研究会だそうです。滑ったらどうしよう…。えらいプレッシャーですね。
最初のあいさつで
「どんな話にも学ぶところがある」
と含蓄深いお言葉が出ました。すみません。わたしの話にはネタはあるけど学ぶところはありません(笑)。
話しはじめたら、おひとり「試験官目線」の方がおられることに気づきました。「気になるなぁ」と思っていたのですが、やがてその方の目がひょいと細くなりました。
「笑ってるよ\(^o^)/」
どうやら今日は成功のようです。
おわりのあいさつ*1この時の話*2を出されたのはにはかなり焦りましたが、まぁ無事にすんでよかったよかった。
そうそう、教職員の方々に混じって大学生の子らが来てくれていました。
この子ら、「世の中のために、なにかできることをしたい」と言っている前向きな人たちなんです。でもまぁ、大学生だしね。まだまだ「自分ってなんだ?」ということを深めた方がいいんじゃないかとも思うんですよね。みたいなことを話してしまったのですが、歳をとってしまった証拠かな(涙)

*1:わたしに声をかけて下さったおともだち

*2:お風呂の暗証番号のくだりです。ただし、日記には書いていないこともあったりして…

第4ラウンド開始

で、夜は大阪市職のユース部(青年部)の役員研修らしいです。にしても、仕事が終わった後にこんなんあるんだ。疲れているだろうに、すごいなぁ…。
集まってきた人を見たら、マジでみなさん若い!てことは、ネタが通じない可能性が大。逆に言うと、通じる人はかなりマニアックっていうことですね。
話しはじめると、さすがに寝る人が出てきます。そりゃぁ疲れているわな。でも、途中で起き出すのが、これまたさすが役員をやっている人です。
前の方でやたらウケている人(仮にAさんとします)がいます。助かりました。
終わってからマイクの片づけをしている人がいるので、
「ケーブルの巻き方、8の字にまくんですよ」
と実演していると、Aさん登場。
「僕、元放送部員です」
8の字に巻きはじめられます。と、Bさん登場。
「僕も元放送部員です」
なんちゅうところや…。