朝、目が覚めたのは6時です。基本的に睡眠不足気味な毎日が続いています。原因はわかっています。秋の夜は長い。何をしているわけでもないけど、長い。なので、頭が重たい日々が続いています。
でも、せっかく6時に起きたので、おべんきょ開始。今日の目標は5を終えて、できれば0もいいところまでやっつける感じです。
昨日、なんとなく方向性が見えたけど、それをどうまとめたらいいのか悩んでいましたが、これだ!って思ってパラパラ見ていたら、あたりでした。てことは、ふたつの順番は逆かな。ちなみに、「これ」は「根気よく寝るみたいな人」を大幅に使っているから、昨日考えたこととの整合性も出てきます。これはいけるな。ということで、5.3.は終了。続いて、最後の5.4.です。ここは、ほんとのほんとに最後なので、今まで書いてきたことをまとめて、やりたかったけどできなかったことを書く。ちなみに、やりたかったけどできなかったことは、ぶっ飛んでた時に書いた話です。ただ、これはこれでいいんだけど、なにかもうひとつ、「言いたいなぁ」ということがあります。それは、5年前に書いた話です。やはり、あれはどこか頭の中に残っているんですよね。まぁ、センセから「蛇足」って言われたら削ればいいから、いちおう書いておきましょう。ということで、5が終了。
さぁ、あとは0です。これも少しは書いているので、ペーストして、さぁ続きと思ったところで、脳みそがストップしました。あり?出てこない。うーん、断念して、他の事務的な作業をしましょう。これもやっておかなきゃならないことです。そんなこんなで、午前が終了。
で、午後はなぜか大阪へ。今日はPTAのみなさんへ向けたzoomお座敷です。ちなみに、前にネジに萌えるをカミングアウトした相手の方が呼んで下さりました。なので、断れません。ただ、「終わってから呑もう」って話をしてたけど、さすがにそれは「今回はゴメンさせて下さい」ってメールしました。もちろんコロナなんて関係なくて、おべんきょです。
で、会場に行って、zoomのチェック。その後、お座敷の時間の割り振りの打ちあわせ。なんと、1時間半と思っていたら1時間しかない。どうしたものか…。まぁええか。なんとかなるでしょう。
それにしてもzoomお座敷って、反応がわからないからどうしたものかと思っていたけど、まわりでzoomをチェックしているPTAの役員さんがウケまくっていたので、安心しながら、ついでに画面の向こうのみなさんに「すみません、放送事故でした」とかセルフツッコミを入れながら話しました。
で、なんとか1時間5分で終了。10分ほど質疑応答をチャットでやったり。ちなみに、質問の少なさは、
「たぶん質問するヒマもないくらい考えてはったんですよ」
とのことだったけど、あっけにとられてたんじゃないかという説もチラホラ。なにせ、途中、カメラに足もとを写したくてイスの上に乗ったりしてたからなぁ。
てことで、お座敷会場をおいとまして、お家に帰りましょう。まぁ今日はおべんきょはできないと思うけど、それでも明日の方を向くことが大切です。
カテゴリー: 高座
中学生、やるな→外呑み
朝、しばしK野さん宅でのんびりして、港へ。今日は小豆島の「人権フェスタ」でお座敷です。なんでこの切羽詰まってるときにお座敷、それも泊まりやねんということですが、去年から入ってました。まぁでも、スケジュールがわかってるはずなので、考えようもあったはずですが、それはそれというものです。
まずはフェリーの中で燃料補給(笑)。
会場に到着したらお昼です。とりま機材のセットを確認。うーん、音が出ない。えーと、ここに挿すのね。でも、これ、マイクやしなぁ。たぶん音が割れるでと思ったら、やっぱり音が割れました。まいったな。まぁええか。
会場はこんな感じです。
真ん中が広い。別に飛沫の予防のためじゃなくて「全体学習」をやるからです。わたしはそのための問題定期みたいなもんですね。それにしても、今どき全体学習やるってすごいです。
で、お座敷開始。
リアクションがちょっと薄めかな。ただ、局所的にウケてます。それがうれしい。てか、今回は小学6年生もいたりしますが、ちゃんと反応してくれてます。すごいな。なんでもここの小中、やはりいろんな家庭背景のある子がいるとか。まぁそりゃそうですよね。なので、いつもの通り、釣り針てんこ盛りの話です。でも、押さえるべきところは大人と基本的には変わりません。そんな話にきちたんとついてきてくれてる感じがします。
てことで、調子に乗って10分オーバーしてしまいました。まぁでも、それも含みこんでの時間設定をされてるらしく「ぜんぜんOKですよ!」との暖かいお言葉をいただきました。
しばしのインターバルの後、全体学習開始です。350人の前で、自分の意見発表するのですが、すごいわ。どんどん手があがります。たいていの子は、あらかじめ意見を書いておいて読むのですが、中にはカンペなしで意見を言う子がいます。そんな意見は言葉が生きています。中には自分がセクマイを笑ってたという経験を語る子もいたりして、そういうのがまたいいです。
てことで、4時頃に全日程終了。ホテルまで送ってくださるとのことでしたが、せっかくなので3年生のところにいって雑談したり。
その後ホテルに移動して、さてどうしよう。やはり温泉か。なんでも塩温泉だとか。で、つかったのですが、なぜか背中にひっかき傷があったらしく、しみるのなんの。でも気持ちよかったです。
で、懇親会。お店の名はこれ。
なんのシャレかと思ったけど、スリッパにもこれ。
でも、シャレではなくおいしい!
オリーブ牛のタタキです。脂がとろけます。ここで、あーだこーだと教育論議に人権論議。で、10時頃にお開き。せっかくなので、免許証見せて
「わたしもいつきです」
とアピールしておきました。
さらにここからO澤くんとM本さんと3人で港で呑み。
寒い寒いと言いながら、レモンサワーをチビチビ。今度はトランスネタとか、ここにいたる人生のこととか。ただ、12時になったところで寒さも限界になったのでお開き。
てか、呑むのやめたら、とたんに気が緩んだのか、メッチャ寒くなってきました。温泉は終わってるので、部屋の浴槽にお湯をはって浸かりながら身体を温めました。が、たぶん寝たな。
結局おふとんに入ったのは1時です。
でも、楽しかった!
今年もおじゃました
今日は午後から大阪府東部の大学でお座敷です。
正直言って、そういうヒマはあるのか?と自問自答するわけですが、今週の水曜日から「非おべんきょモード」になっているので、その最終日と位置づけることにしました。
てことで、11時前にスタート。無事昼過ぎに到着。大阪東線は便利です。
まずはおべんとをいただいたのですが、おいしい。てか、豪華。おいしいものが少しずつ、でもたくさんの種類あって、これは幸せです。しかも、幸せになる飲み物も少しいただいたりして、ええのかと。
で、お座敷開始。
毎年この大学では2セットやります。1セット目は「京都の黒歴史」です。でもまぁ、いろんな教員人生があって、「正史」だけを聞いていたのでは幅が広がらないので、黒歴史も必要ということにしておきましょう。2セット目は琉球大学バージョン転じて大学バージョンです。これ、簡単に言うなら、ワークショップを入れて、それでもなおかつ1時間半で終えるというバージョンです。さらに今年は「ゆっくりしゃべる」という目標があるので、はたして1時間半で終わるのかと思ったけど、思いっきり枝葉を切り取ったら不思議なほどオンタイムで終わりました。それにしても、せっかくタイマーつくったんだけど、使わなかったなぁ。まぁでも学生さんが言うとおり、スライドを変えたらワークショップにならんわな。そこはリメイクしよう。
2コマのお座敷を終えたら、今回はじめてわたしの話を聞かれた方が「余人を持って代えがたい」とか言われて、恐縮するなど。でもそう言えば、今の支店長の前の前の前の支店長も同じことを言ってたな。そう考える人もいるわけだ。まぁ、それを人は「黒歴史」と言うわけですね。
で、せっかくなので鶴橋へ言って「茂利屋」です。
はぁ~、おいしい。ここで、S藤さんとダラダラ話。はじめはおべんきょの話なんかをしていたけど、気がつくと話題はスキーになりました。あー、行きたいな。今シーズンは後半に行けるかな。
切り抜けて、ルート発見して、久々のお座敷など
今日は1時間目が試験カントクです。そしてその時間に担当教科の試験があります。そこから人権学習の再学習まで、約50分。さらにそこから職場を出なきゃならない時間まで1時間とちょっとです。
どこまで採点できる?
まずは前半50分が勝負です。が、思ったよりも早い!半分できました。これはひょっとするとひょっとするぞ。再学習の司会だけやって、再び採点。おぉ!できた!ついでにノートチェック。できた!
これは明日が大幅に楽になりそうです。
てことで、職場を離脱。北摂の街に向かいます。向かう途中、自作のおにぎりをパクついて、プリントアウトしてある「おべんきょ成果」をチェックです。昨日見つけた「流れ」はスジがよさそうです。いろいろ考えてるうちに、昔のことを思い出しました。
そういや、渋谷区神南に行ったときの放送でも冒頭いろいろなことを言ってたなぁ。この人もいろいろ言ってたなぁ。
まぁ結局そういうことなんですね。それが「科学」ってことです。うん、これを使おう。
そう考えると、少しずつルートが見えてきました。深入りせず、でもルートを歩く。そうしたら、次のところにたどり着けます。たぶんこれで着けそうな気がしてきました。
そんなことをしてると、北摂の街に到着。今日は久しぶりのお座敷です。いろいろ話してたら、このpdfのもととなった小学校の教員も来られてるとか。
「かつて話を聞きに小学校まで行きましたよ」
なんて話をしてからのお座敷です。
うーん、みなさん、まじめです。必殺のブッコミしても笑いがとれない。これはきつい。まぁ、ところどころで「ブッ」ってしてる人がいたから、ウケたのはウケたんだろうけどね。まぁでも、前のお座敷が8月ですから、わたしもセリフを忘れたりしてて、アカンなぁ。
それでも帰りに「Coming out storyの上映会に行きました」という方がおられたりして、恐縮するなど。たぶん、笑っちゃいけないってのが働いたのと、ソーシャルディスタンスとマスクがアカンのでしょうね。
で、今度は大阪に出て恒例の会議。でも、その前にウォームアップ。
で、会議は滞りなく進んで、今度はクールダウン。
でも、今日は10時に出ましょう。そしたら明日が楽なはず。
この夏最後のお座敷・滋賀3連発
今日は午後からまたまた滋賀県でお座敷です。ただ、午後からなので、朝は少し時間の余裕があります。なので、久しぶりに猫の額で朝ごはん。
で、ゆっくりして、またまた新快速に乗って、今日は少し手前で下車。昨年度末にもここに来たな。そう考えてみると、ほんとに滋賀県にはよく越させていただいています。
今日は昨年度来たとき連れて行ってもらったムラ中の会館でお座敷です。なんでも人権啓発のリーダー研みたいな感じらしいです。例年は50人くらいの参加があるとのことですが、今日は20人くらい。ソーシャルディスタンスを意識したイスの配置です。
今日もらってる時間は2時間です。ようやくノンカットで話ができそうですが、今日も「普通の人の早口」レベルで話をするつもりなので、油断禁物です。
で、お座敷スタート。
なんかしゃべりにくい。なんでだろ。あー、リズムだわ。マシンガントークは、あれはあれでひとつのリズムで、そのリズムにしたがってセリフが出てくるんですね。そのリズムがゆっくりになると、たまに次に何を話すのかわからなくなったりします。これはヤバイな。それでもなんとかかんとか、つまりつまり話をしてたら、みなさんそれなりにウケておられてホッとしたり。ただ、やっぱりマスクの下の口元の動きがわからないから、どれくらいのウケなのかという反応がわかりにくいです。それでも、ところどころで笑いがあるので、まぁそれなりになんとかなってるのかな。
で、最後からふたつめのネタで、終了5分前。んー、ネタひとつが5分として、5分伸びるな。えい、頼んでしまえということで、5分オーバーで終了。まぁ開会行事で5分かかったからよしてしてください。
終わってから、なんとなくお客さんと話をしたら「部落解放運動を普遍化できないか」みたいな話になって、そこからディープな話になりました。
とても簡単に言うと、部落解放運動は「同じ」であるにもかかわらず「違う」処遇をされることに依拠して組まれた。でもこれは「違う」カテゴリーに対しては「違う」処遇をしてもかまわないというスキを与えてしまう可能性がある。もちろん水平社ができた1920年代に「違いますが何か?」とかいう開き直りはできなかっただろうけど、少なくとも「反差別国際連帯」という話になったときには、論理の修正は行わなきゃなかったんじゃないかって思うんですよね。そんな話をしたら「おもしろい!」と言っていただいて恐縮です。
で、最後に「楽しかったです」と言われて、これはうれしかったなぁ。
なんか、とても充実した気持ちで夏休み最後のお座敷、滋賀3連発も終了。さぁ、帰ってビールを飲もう。
今日も滋賀→ちょぼやき会
朝はリハビリです。とにかく夜のうちに筋肉がこわばってしまうみたいで、朝は不調です。が、順番を待っている時に、試しに腕を上げてみたら、上がらないものの「上げ方」を少し思い出した気がしました。いや、実は腕の上げ方を身体が忘れてるんですよね。やっかいだな。
で、40分伸ばしてもらって、いったんお家へ。出発準備をして、おにぎり持って、昨日と同じ電車に乗りました。向かうは昨日と同じ駅です。で、迎えに来てもらって、隣町の中学校へ。今日は中学校区の夏季研です。ちなみに近隣の中学校区は中止だけど、ここはやるんだとか。ただし「密集」を避けるために3会場にわけて、放送室から各教室に配信するんだとか。すごいわ。
今日も与えられた時間は1時間40分です。ネタはミッション3。2時間かかります。かつ、今日も目標は普通の人の早口レベルで話すことです。どうしようか、かなり悩んだけど、動画をひとつカットすることにしました。これで7分くらいかせげます。
で、お座敷スタート。みなさん、マスクをしておられるので口の動きがわかりません。なんか、笑ってる気もするけど笑ってない気もする。ビミョーです。でも、そのうち明らかに反応しはじめた方がチラホラ出てきて、ホッとしました。あとはゆっくりを心がけながら話していって、なんとか1時間42分で終了。よかったよかった。
帰り道、駅まで送ってもらいながらいろいろ話。この方、若い中学校教員で、今は教育委員会に出向しておられます。今の仕事の中で、いろんな気づきがあるんだとか。いいですね。それがきっと子どもたちの前にもどった時に役立ちますよ。
で、家に帰って筋トレやって、再び出発です。久しぶりに「かっちゃん」に寄って、生ビールを1杯。うまいわ。
で、「ちょぼやき会」です。
今日のスピーカーは岡山さんです。
話の内容は、ご自分が自立生活をするまでのことや、自立生活をしたりJCILで仕事をする中で考えられたことでした。
わたしは、絶対に介助の世界には入らないと決めてます。のめり込むに決まってるからです。ただ、障害者解放運動というか自立生活運動というか、そのあたりの影響はものすごく受けています。なので、メッチャおもしろかったです。
そもそも、たぶん岡山さん、束縛されるのがキライな方なんですね。自立生活には運動から入るのではなく、そういう性格ゆえに入られたのかな。それだけに、運動の原則論にとらわれるのではなく、どちらかというとよりよい生活を送るためにどうしたらいいかってあたりを考えておられる気がします。そういうやり方に、プラスJCILの運動が加わって、今の岡山さんがおられるのかな。
例えば「だいたい指示介助」とか書いておられて、この「だいたい」ってのがおもしろい。
あと、やはりインクルーシブ教育の大切さですね。実は前からずっと「特別支援学校との交流」とかいう話に違和感があって、それをどう表現したらいいかと思っていて、岡山さんに質問したら「非日常ですね」とひとこと。それかぁ。なんか、健常者側の自己満足なのかな。
そんなこんなのいろんな話がおもしろかったなぁ。
最後に「命の大切さをどう伝えるか」ってことを質問したら「難しいですね」と。やはり悩んでおられる。ただ「価値がある生き方」ではなく「生きていることに価値がある」へと転換することが大切なんじゃないかっていう提起をされました。これ、言うのは簡単なんだけど、伝えるのは難しい気もします。それは、どこまでそれを自分が血肉化した生き方をしてるかってところが問われるからです。
まぁ、そんなこんなで充実した2時間を終え、solへ。ここで、おいしい料理とお酒をいただきながら、またまたいろいろ話。でも、10時には解散です。
長い1日だったなぁ。でも、充実してた。やってないのはおべんきょだけだな。
今夏は滋賀づくし
今日は近江八幡市内の小学校のお座敷です。古ーいお友だちのM本さんが今年度が最終年で、なんとしてでもわたしとK坂さんを呼びたいとのことで決まったお座敷です。てか、わたしの話にそれだけの価値はないやろうとは思ったのですが、決めるのはM本さんなので、もうしわけないなと。
なんでも、午前に職員会議があって、午後の前半にK坂さん、後半にわたしが話すことになってるとか。K坂さんは部落差別がテーマなので、これはききたいなと。てことで、おにぎりをつくって電車に乗りました。電車の中のおにぎりは、なんとなくおいしい。
会場に着いて、ほどなく研修会開始。
K坂さん、15分ごとにタイマーをセットして音楽を流すというスタイルをとられるんですが、流す音楽が脈絡があるようなないような。でも、斬新ですね。もっともタイマーかけ忘れることが多くて、必ずしも15分ごとになってないのはご愛嬌ということですね。
話の中身はおもしろい。研究の中で知った歴史ではなく、自分自身が経験してきたことを歴史として語られるので、すごくライブ感があります。と同時に、滋賀というか近江八幡というか、そういう地域に密着した感じというか、そういうのが伝わってきました。
で、後半戦はわたし。とりま、1時間40分を守ってほしいということだったので、思い切ってネタをミッション4に変えてみました。ところどころに不足感はあるけど、しかたないです。なにせ大切なお友だちから「一期一会なのに、早口過ぎて伝わらないのは、もったいない」「伝えたいことをすべて伝える必要はない」というアドバイスをもらって、せっかくなのでそれを実践してみようと思ったんですよね。
まぁただ、わたしのゆっくりは他の人の早口なんですが、そこはしかたないということにしましょう。
で、話しはじめたけど、これはこれでいけるなと。てきとーに早くしゃべらなきゃならんところはスカッと話して、あとは意識的にゆっくり話したら、なかなかメリハリがついていい感じです。そのおかげか、はたまたもともとそうなのか、たぶん後者なんだろうけど、けっこうウケて、よかったよかった。
話のあとは、会場近くのムラを案内してもらいました。んー、これは見てもわからん。しかも今銃が進んでて、なにがなんだか。妖怪アンテナがまったく作動しませんでした。ただ、ムラの成り立ちがそもそもそういうところらしく、これまたなるほどなと。
で、飲み会です。気のおけない人々ってのはこの人たちです。「偉そうなヤツは嫌い」と公言するK原さんは偉そうなんだけど、実は偉ぶらない人です。それにしても、メッチャおいしい!
そうこうするうちに、明日お世話になるK居とか前にお世話になったJんJんさんとかがやってきて、なんだかもうな宴会になりました。
帰り道、もうひとつムラを案内してもらいました。夜ということもあるかもしれないけど、久しぶりに「息を呑む」感じがしました。
そんなこんなで、野洲まで送ってもらって、さぁ帰ろう。これで帰っても12時前だな。
「コロナとLGBT」
4月にN入さんから連絡があって、今年は夏の恒例の沖縄行きは「なし」ということになりました。メッチャ残念で、いかにふだん楽しみにしてたのかがよくわかりました。
ところが6月に「オンデマンド配信のビデオをつくる必要があり。できれば「コロナとセクマイ」というお題をふりたいな」との連絡がありました。
「コロナとセクマイ」…。すでにいろんな団体が調査もやり、報告もしています。それに対して、わたしは調査報告はおろか、調査結果すら見てません。そんなのでできるのか?てか、そもそも、わたし個人に関して言えば、コロナで困ってないし(笑)。てか、どちらかというと助かったって話もあったりします。ただまぁ、自分の経験からわかることもあるので、そのあたりを使って考えましょう。
てことで、昨日、「夏休みの宿題3種盛り」をつくったので、今日のタスクはビデオ制作です。
何を使って撮影しよう。ひとつの方法は、プレゼンをつくって、zoomで画面の共有をしながら録画するって方法です。でも、なんかおもしろくないな。てことで、手づくり感を重視することにしました。
まずはこれまでボンヤリ考えていたストーリーをテキストにします。続いて「ネタ」の準備です。こちらは「恐れずに」サクサクとやりましょう。
問題はここからです。いちおう三脚にビデオカメラを設置して撮影をするのですが、さすがにカンペがないと、30分〜40分の新ネタは無理です。てことで、三脚にストーリーをはりつけることにしました。あと、ひとりでビデオカメラに向かって話をするのは案外難しいので、鏡を用意してみました。
で、収録開始。
まずはテイク1。基本的に編集したくないので、ミスをしても「ライブ」ってことにしてもらおうなかと。ただ、録画したのを再生すると、なぜか垢色が飛んでます。おかしいな。と、ナイトモードになってました。こりゃだめだ。
てことで、テイク2。ゆっくり話すつもりが、少しずつスピードがあがるのがなぁ。でもまぁしかたないかな。再生すると、まぁまぁなできですね。
あとは、最初と最後にフェードをかけて、エンコしたら完成です。
さぁ、明日は人権学習の作文の入力だ。
打って変わって→前夜
今日は朝一発目にお座敷です。ちなみに行くのは先週行ったところのお隣のガッコです。午前と午後なので、どちらかの日にまとまればラッキーだったのですが、それぞれ4日連続でおこなってる人権学習の中のひとコマなので、お座敷の日を動かせなぃという。というか、ザックリとはわたしの日程にあわせて4日を設定しておられるので、それだけでも御の字です。
てことで、普段より少し遅目に出て電車に乗ってガッコに向かいました。ガッコについたらそのまま体育館へ。急いでセッティング。それにしてもプレゼンテーションクリッカーを使うの久しぶりですが、なんか動きが悪いな。まぁ途中で動くようになったからええけど。
で、子どもたちが入ってきてお座敷開始です。今日の対象は中学2年生。でもまぁ話の中身は変わりません。というか、110分もらってるから余裕があります。
で、話しはじめたのですが、みなさんおとなしい。いや、聞いてるのはわかるし、顔の表情を通して静かな反応が伝わっては来るのですが、先週のようなドッカンドッカンくる反応がない。んーと思ったのですが、まぁええかと。今日はウケをとるのではない方向へと向かうことにしました。てことで、80分ばっか話してお座敷終了。
あとで担任さんと話したら、「人の話を静かに聞く」というのを目標とされてるらしく、なるほどと納得しました。もっと芸風を広げなきゃダメってことです(笑)。
お座敷のあとは教室をまわって質問受付。ここでまたクラスごとのカラーが出ます。おもしろい。そんな中、たぶんTKY(天然空気読まない)系らしき子が質問3連発。これがおもしろい質問でした。ちなみに3つ目の質問は前2つを答えたところで「忘れた」となって、そのあと「思い出した」と言って出してくれたものです。簡単に言うなら
「人にあわせたほうがいいと思うのですが、どう思いますか?」
ってものでした。もちろん
「あわせなくていいです。あわせるとしんどくなります」
と答えました。他にも担任さんから
「どんな社会だったらしんどくないですか?」
と質問されたので、そこにいた生徒さんに「今、しんどい?」と聞いてみたら「ちょっとしんどい」と答えてくれたので
「そんなもんなんですよ。みんなちょっとはしんどいんです。でも、そのしんどさがなくなったら生きてるって感覚がなくなっちゃうんです」
って答えました。ちなみにさっきの生徒さんに「メッチャしんどかったら気持ちが折れるよね」って聞いたら「うん」って言ってくれて
「まぁそういうことです。タコは逆風のほうが高く上がるけど、風が強すぎたら壊れるってことです」
って、いつもの話をさせてもらいました。
で、休み時間になったので校長室に行こうと思ったら「やんちゃそうな子」が遅刻してガッコに来ました。うーん、残念。聞いてほしかったなぁ。
そんなこんなで校長室に行って校長さんと話。古ーい知り合いであることが判明しました。ちなみにどれくらい古いかというと、おそらく20世紀からの知りあいです。懐かしいなぁ。なので、しばし昔話で盛り上がって、駅まで送っていただきました。
帰り道、少し迷ったけど、午後から年休とってるので、昼間の角打ちに行ってみようかと。
お店に入るとお客さんはひとりだけ。雨ですからね。
「今日は白菜と豆腐の炊いたんがあるえ」
と言われたので、もちろん注文です。
安定のおいしさです。
と、常連さんが来られて「いつものお願いしようかな」と、これまた通な注文をされました。
30分ばっかでお店を出て、家に帰って、なんとなくトゥンセラーメンを食べてしまったり。
今日はあえて何も入れず、プレーンで楽しみました。透き通るような麺がおいしい!でも、辛いわ。食べたら、昼寝です。
夕方起きて、ゲンコに着手。
暗くなったのでビールです。明日はSMがあるからなぁ。たぶん2〜3日飲む気がしないんじゃないかなぁ。
シンポジウム「いつまで続く女人禁制」とか合宿とか
今日は午後から宝塚でお座敷です。このお座敷のためにこの間「やる気スイッチ」を強制ONしたのでした。
ただ、お座敷までに水曜日の人権学習のためのプリントをつくらなきゃなりません。プリントをつくるには約30分の番組を見なきゃなりません。はたしてその時間があるのか?
どんなプリントにするかは昨日決めたので、とにかく見ながらメモをするのが今日のタスクです。でも、メモするためには30分の番組は30分では終わりません。それでもなんとか小一時間で見終わって、頭の中でプリントをイメージしました。
宝塚に向かう電車の中でPCをパチパチやって、約1時間半でなんとか完成。よかった…。
会場に着いて他のパネラーのみなさんとごあいさつ。と、宮前さんが。久しぶりやなぁ。思わずハグハグ。お隣は朴君愛さん。なんでも昨日ヒューライツでわたしの話が出たとか。「くしゃみ出たでしょ」って、なんでわたしの話が出るねん。と、時枝さん?東京ちゃうの?好きやなぁ(笑)。
その後おにぎりをパクついて、プレゼンの最終調整です。そんなことをしてたら、なんとなくイベントがはじまりました。
まずは畑さんによる「女人禁制」についてのレクチャーから。とてもわかりやすいプレゼンだけど、事前に『いつまで続く女人禁制』を読んでおいたので、さらにわかりやすい。予習って大切です。
続いて中川市長の話。土俵の話に入る前に、ご自身の生い立ちを話されたのですが、これがすごい!中川市長の「いま」がなぜあるのかがよくわかりました。やはり「延々とした語り」からしかわからないことがあるんですね。
3番手は高野山の社会人権の佐々木さんの話。高野山の女人禁制廃止の話なんですが、これもまた、そこにいたる話がおもしろい。というか、「廃止」の話をするためには、その前の話は不可欠ですからね。女人禁制が厳しくなったのは、参拝する女性が増えたからで、その引き締めのための「女人禁制」だったという話を聞いて、思わずこの本の渋染一揆にかかわる話を思い出してしまいました。
で、その次がわたし。いつもの通り早口でペラペラと20分ばっか話しました。まぁでもウケたからええかなと。でも、ガッツリメモをとってる人がいたりして、「そんなたいそうな話ではないんだけとな」と思ったり。
最後は源さん。「被害者になるということ」を通して、ご自分の話と宗教、とりわけ浄土真宗とジェンダーについて話されて、思わず『仏教における女性差別を考える―親鸞とジェンダー』を買わねば!買ってサインをもらわねば!と思ってしまったり。
ここでいったん休憩。
その後、質疑応答とか意見発表とか。中には「話したい」オーラあふれるおじさまからの発言があって、思わずヤジを飛ばしてしまうなど(笑)。その一方で、過分な評価をいただいて恐縮したり。そんなこんなでイベント終了。
その後、マイクロバスに乗って六甲保養荘へ。ここで懇親会です。なかなかにおいしい豚しゃぶとか、豪勢です。これでこの値段?と思いながらも、飲んで食べてしゃべって。そのままわたしは女性6人と一緒に合宿です。
温泉も堪能して、おしゃべりも堪能して、気がつくと0時過ぎ。いかんいかん。寝ましょう。