で、新幹線に乗って西へ西へ。到着したのは広島です。
あしたお座敷があるので、今日は前夜祭。連れて行ってもらったお店は、なんか、すごくいいお店です。とにかく素材は新鮮。その素材の味を引き出すべきものは引き出す。手をかけるべきものは手をかける。そういう姿勢が伝わってくるお店です。そして、お酒がおいしい!
もちろんビールはヱビスを含め、各種そろっています。日本酒も地元広島のお酒をきちんと厳選しておいておられます。そしてワイン。
そんなお店で、とにかくあれやこれやと楽しい話や深い話。
楽しい時間があっという間に終わって、宿についたら9時半。うーん、もう少し飲もうかな…。いや、やめとこう。今日はあの店でみなさんと過ごした時間の余韻を楽しむことにしましょう。
カテゴリー: 呑み
講堂がほしい
今日は数学科の飲み会。お店はみんなの手というカフェです。
ここは、福島からの避難者の人たちのコミュニティで、その活動の一環でカフェをしておられます。
ちなみに、食事はとても安くてしかもおいしい!さらに、8人で行ったけど、飲み放題にするかどうかは個人単位で選べるという、もう、普通では考えられないお店です。
てのはおいときまして…。
当然のことながら、わたしの暴言癖が出てくるわけで、今日の暴言は「体育館を講堂にしよう」です。
うちの職場は体育館が都合3つありまして、それはそれでとても充実しているのですが、全校で落ち着いて座って集まれる場所がない。例えば椅子に座ろうと思うと自分たちで並べなくてはなりません。これ、かなりの労力なので、結局やらないんです。
でも、全校で集まるときに「椅子に座る」ってとても大切なんです。
もちろん、床に直接は非人権的ってのもありますが、それだけでなく、おしゃべりとかもしなくなるし、それに伴って怒られることもなくなって、したがって大きな声で話す必要がなくなって、だから静かな環境を保障できる。すると、すごく落ち着いた雰囲気になる。
ところが、みなさん「そんな、全校で集まる機会って、何回あるねん。それよりは体育館として使ったほうが効率がいい。講堂はムダ」と言われるんですね。
ま、もっともな意見です。でも、そのムダがとても大切なんだと思うのです。キチキチの遊びのない効率的なところと、多少のムダが保障された余裕のあるところ。どちらが子どもたちにとってよりよい環境か。
そう考えると、例えばクラブ指導で土日もすべて詰まってしまっている状態は、子どもたちや教員にとっていいのか?あるいは土曜活用の掛け声のもと、土曜日も授業するって、果たしていいことなのか?
ここで、子どもの権利条約にある「余暇を過ごす権利」を思い出します。
「児童の権利に関する条約」
第31条
1 締約国は、休息及び余暇についての児童の権利並びに児童がその年齢に適した遊び及びレクリエーションの活動を行い並びに文化的な生活及び芸術に自由に参加する権利を認める。
2 締約国は、児童が文化的及び芸術的な生活に十分に参加する権利を尊重しかつ促進するものとし、文化的及び芸術的な活動並びにレクリエーション及び余暇の活動のための適当かつ平等な機会の提供を奨励する。
「余暇」。つまり「余った」「ヒマな時間」を過ごす。いまの学校って、その対極にあるような気がします。「余った」「ヒマ」な時間はムダ。そして、ムダな時間を「有効」に使うべく、クラブや授業を放り込んでいく。
しかし、なぜ「児童の権利に関する条約」では、「余暇を過ごす権利」が必要としたのか。おそらくは、長い人類の歴史の中で、世界中の人の叡智を集める中で「必要」と考えられた。だからこそ、この条文がある。
そう考えた時に、世界の叡智の結集を知らず、自分(たち)の限定された価値観でものごとを考え、判断することの危険性を、強く感じます。
例えば、吹奏楽部が「今度の水曜日の昼休みに講堂で演奏会をしまーす。聞きに来てください!」。そして、講堂からお昼に吹奏楽部の音が漏れてくる。例えば、書道部が「今度の木曜日の昼休み、書道ライブをやりまーす!見に来てください!」。例えば将棋部が「今度の火曜日の放課後、公開で対戦しまーす!対局の解説つきです!」こんなことが、どこかのホールを借りて学校の外であるのではなく、日常的にあることの豊かさ。
「スポーツにしか使えない」体育館よりも、実はるかに豊かなことができると思うんだけどなぁ…。
インタビューとか呑み会とか
今日は卒業生から「インタビューをしたい」と言われたので大阪へ。
とある大学の、とあるサテライト教室に入り、インタビュー開始…。と思いきや、質問項目をプリントアウトしたものを忘れてきて教授にプリントアウトさせる大物卒業生です(笑)。
で、インタビュー開始。
最近インタビューの話もこなくなってきてて、久しぶりです。まぁ、いろんな質問をされて、極力正直に答えていくわけですが…。
たぶん、あかんわ。
いや、「性別違和のある人の生きづらさ」って、そんなことを質問する相手としてわたしを選ぶのはあかんと思います。「生きづらさ」って、「生きづらい状況」の只中にあるときはわからない。それが日常だから、「そんなもん」と思っている。で、後で振り返ると「あー、あれはしんどかったよなぁ」って感じになる。ま、もちろん「生きづらさ」がマシになってるってことが前提ではありますが。
ま、そんなこんなでインタビューを終えて呑み会へ。
いやぁ、センセおもしろい。なんか、いろいろ出てきます。
「当事者研究をリサーチしていて」
みたいな話をしたら「久保紘章を入れてくれ」と。この人が「師匠」というなら、きっと面白い人なんだろなって思わせる面白さを持っておられます。
「生きづらさに興味があるのか、その人の生き様に興味があるのか」とか、もう、根幹にかかわる話です。わたしはわたしで、「もうちょっとリサーチしたら」と、えらそうなことを言ってみたり。まぁ、途中から卒業生をふたりで代わる代わるサンドバッグ状態にしちゃいました。
おかげさまで、京阪終電だよ(笑)。
自主的おべんきょの会
朝、なんか、パートナーがごそごそしてるので目が覚めました。うーん。もう少し寝たかったなぁ。
でも、今日を逃すと次の機会はいつかわからないということで、今ごろですがタイヤ交換をすることにしました^^;;。やっと夏用タイヤになりました。
で、昼ごはんを食べて、おべんきょ場所へ。今日は自主的おべんきょの会です。当然のことながらレジュメを切らなきゃならないのですが、切れるのは時間ばかりという、おもしろくもなんともない毎日を過ごしていたので、行きの電車の中でレジュメを切り切り。なんとかおべんきょ場所に着くまでに完成。アカンな(;_;)。
おべんきょ場所に集まってきたおべんきょ仲間は6人。わたしは一番の若輩ものです。
みなさんの話を聞くにつけ「かしこや!」って思いました。ついていくのがやっとというか、かなりの部分でついていけません。ヤバすぎます。
でも、みなさんはわたしを「仲間」として接して下さいます。もう、なんというか…。うれしいです。
で、3時間半ほどガチで頭を使ってくたくたになったので、近くのスペインバルへ。
ここでも話題はやっぱりおべんきょ話。楽しいo(^^)o
みんなおべんきょのことで頭がいっぱいなんですね。でも、普段の生活の中でそこまでいっぱいにできない。でも、今日はいっぱいにしてもいい日。そんな苦しい喜びが伝わってきます。そして、わたしもそこにいます。
たまらんな。これはo(^^)o
今日は某在日外国人教育関係の会議です。
とりあえず眠い目をこすりながら会議の場所に行くと、すでに何人かおられます。うわ、鍵あけ。すみませんすみません。
午前の会議を経て、途中ラーメンとガソリンを補給して午後の会議へ。
うーん。会議の回数減らしたから、なんか、うまくまわってるのかどうなのか。一回ごとに決めなきゃならないことがすごく多い気がします。でもま、経費節減です。
てことで、いろいろ不安を抱えながらも会議は終了。
その後、みなさんとわかれて別のところで飲み会。気がつくとワインボトルを抱えて鴨川の河原にいました。
いやぁ、いい季節です。ワインがうまい!
パートナーのストーリー
今日は、「会いたい!」ってたまに言ってくれるお友だちに誘われての呑み会です。お互い、長い時間をかけてトランスをしてきたので、互いに違う環境ではあるけどわかることもまたある。なので、「あー、わかるわかる」「へー、そんなことがあったんや」みたいな話を延々としてました。
でも、一致したのは「パートナーの位置づけ」でした。
たぶん「パートナー」って随伴的というか、メインディッシュの「トランス」がいて、そのメインディッシュがあってこそのパートナーというか、もっと言えば添え物みたいに扱われがちだけど、それさ違うってことです。
実は、パートナーは当事者なんでしょうね。パートナーにはパートナーの語りがある。
そんなことをあらためて感じたので、そのうちKんちゃんな話をしてもらおうということで一致した、とてもいい呑み会でした(笑)。
イレギュラー?
今日は夜、「打ち合わせ」があります。
ちなみにメールでいつもの質問「ビール?orコーヒー?」とたずねると「コーヒーか食事で」というビミョーな答えが返ってきたのでどうしたものかと考えていました。
でも、いざ合流時に「飲み屋しか知りません」と暴言を吐くと「じゃ、飲み屋で」となったので、なんとなく結果オーライかなと(笑)。
てことで、「世界一うまいすじ肉を食べに行きましょう」ということになりました。
まずはビール。うまい。今日は暑かったから、マジでうまい。
あとは延々と語り。まずはこのインタビュー記事からスタート。そこから、マイノリティとマジョリティの話とか、授業の話とか。なんか、好き放題しゃべってた気がします。が、ハイボール濃い目に移行したから、そのあたりは話半分だな^^;;
打ち合わせの相手の方は遠方から来られたので、今日はサックリとあがることにして、帰りに少し道案内をすることにしました。京都の街の「不思議さ」に、ちょっと驚いてもらえたかな。
さてと。今日は早めに寝られそう。
家に帰ったら、速攻で爆睡です。
泣けた
合宿所で目を覚まし、とりあえずいったん家に帰ることにしました。とにかくしんどい。
家に帰って、お風呂入って、服を着替えて、ようやくひと息。
で、再び合宿所へ。後かたづけが待っています。
子どもたちはとにかく話し込み。わたしたちはとにかく掃除。ま、それでいい。
みんなが帰ってしまった合宿所で、Tーマス、Sみずくん、わたしで
「嵐が去った感じやなぁ」
「ここだけの話、家にいるよりも「日曜の昼」って感じがするなぁ」
と、しばし休憩。
で、天一へ(笑)。
午後はSEALDs_Kansaiのデモ。
学生さんががんばるなら、それを盛り上げるのが先輩の役目でしょう。てか、わたしも学生だけどね(笑)。
円山公園に着くと、なんだか異様に人がいます。カウンターでおなじみの人たちも多数来ています。この人たちは理屈よりも先に行動する人たちなんですね。そんな人たちの仲間に入れてもらえているのは幸せです。
デモの2時間、ラップにあわせてケンガリ叩きまくりました。
それにしても、沿道の人たちがいい!手を振る人、ピース出す人。みんな笑顔です。「憲法守れ」「平和を守れ」という、当たり前のことがコールになってしまうこの国の現実があり、でも、そのコールに笑顔で応える人がたくさんいる。「まだもう少しこの国に希望を持ってみようかな」と思えた瞬間、泣きそうになりました。
デモはなんでも2000人超えだとか。すごいわ。四条→河原町→三条→川端が、ほとんど人で一周したのかな。
デモが終わってクタクタに疲れてたけど、某所で某ミーティング。これもまた仲間に入れてもらうのがうれしいです。ま、ミーティング中宴会してたけど^^;;。
てことで、家に帰ると11時。「ちょっと横に」と思った次の瞬間、寝てました。
今年もこの役まわり→またまた東九条
今日は組合の定期大会です。とは言え、人数がメッチャ少ないので、「ロの字型」でできてしまうのが悲しいです。で、わたしの役まわりは議長。うーん、寝不足なんだけどなぁ(;_;)。
でもま、会議は滞りなくすすんで、昼前に終了。
午後からは「全国在日外国人生徒交流会」の事前合宿です。
とりあえず合宿の場所に行って、みんなのエスニシティを聞いて、今日のメニューを考えます。材料を書き出したところでダウン。しばしおねんねです。
で、晩ごはんづくりから参戦。
夜のミーティングは教員は参加禁止(笑)。
てことで、夜中にやってきたTーマスを交えて、台所でダラダラと呑み。「キラッキラしたのが苦手」という話で盛り上がりながら、気がつくと4時半です。
寝なくちゃ…。
いやー、おもしろいわ
今日も昨日に引き続き『当事者研究の研究』を読み読み。こんな時、電車通勤はいいです。
午後からは出張で、夜は大阪で会議。出張が予想外に早く終わったので、夜の会議まで時間ができました。どうやって過ごそうかと思ったのですが、「そうだ!普通で行こう!」と決めて、再び電車の中で読み読み。
んー
非常に示唆に富みます。
たぶん、わたしは「当事者研究」とは異なるスタンスではあるでしょうね。でも、宴会(笑)を通してやろうとしていることは、当然のことながら、そっち方面です。で、それは単に「当事者研究」的なスタンスだけじゃなくて、p4c的なスタンスもある。
というか、「当事者研究をやる」ためになにかグループがあるってこともあるのかもしれませんが、いまあるグループを分析した時に「当事者研究」的スタンスがあり「p4c」的スタンスがあり、あるいは他のスタンスが抽出される。そうやって、自分がやってることを「理解」して、その上でそれらに振り回されずに、あるいはそれらに「取り憑かず」に、「あいも変わらず」やり続ける。
そういうことにすごく役に立つ気がします。
それにしても、ほんとに自分は無知だなぁというか、ものを考えずにやってきたなぁと、あらためて思います。
みたいなことを会議のあと呑み会に行く道すがら話。そこから、来年の6月の作戦会議。
で、呑み。
Kさんが、Hさんに「クランケっていうのは」とか、熱く語っておられます。おもしろい。そして、刺激的。なので、お酒がすすみます(笑)。
てことで、コケることもなく、最終には間に合いました。