でも楽しい

まぁ、入れる水が増えた理由はわかっているんです。すべて「おべんきょ」なんていうエントリをつくったからです(笑)。
たしかに行く前は
「あー、今日も帰りが遅くなるよなぁ」
って思うんですけど、やっぱり「おべんきょ場所」へ行くと楽しい。
今日もセンセと土日の研究会の話で盛りあがったり、おべんきょ仲間の今後のおべんきょの方針を話しあったり。
しかし、今週金曜日が発表で、再来週月曜日がまたまた発表かぁ。
マジで「水」入れすぎだな。
まぁその分宴会の回数、極端に減ったけどね(笑)。

今日も長い一日だ→研究会ふたたび

とりあえず目が覚めると、体中が痛いです。あ、畳の上か。横に敷いてあった布団にひょいと乗っかってふたたび寝ました。と、遠くで
「あ、とられた」
とかいう声が聞こえてきたのですが、よくわかりません(笑)。
次に目が覚めると7時。しばらくボーっとして、8時半頃にTーマスと一緒に家まで「白菜の塩漬け」をとりに帰ります。その後わたしはD大学まで送ってもらって、昨日の続きの研究会参加です。

まずはKよぽんの発表を聞きますか。発表の端々に知っている人が出てくるので、とても親しみを感じる発表でした。
その後、昨日の分科会にふたたび参加。昨日より人数は少ないけど、なんだか濃いぃ感じです。質問を聞いていると
「現職の教員ですが」
みたいな前置きがあって、似たような参加者がいるんだなぁと、ちょっとうれしくなりました。
で、一様に学校の最前線からの質問が発せられています。すると、たぶん思いもよらないところからの質問なんで、特に学生さんはうろたえておられます。
まぁ、酷といえば酷やし、すれ違いといえばすれ違いです。簡単に言えばミクロとマクロの観点の差みたいなところがありますから。
ただ一方で、こういうところに出てくる現職教員は、かなりマクロな視点を持ちながら発言をしておられますから、必ずしも「自分の学校では」みたいなところにとらわれない話をされます。
まぁ、学生さんの場合しゃあないかなぁ…。

つい出来心で…

昼ごはんは、ずっとくすぶっていた思いをはらすべく天一へ(笑)。スープを全部すすりきって、やっと満足。
で、D大学へ。今日は「日本教育社会学会」なるものが開催されているとかで、かなりそそられるものがあって行ってみることにしました。
参加したのは「教育をめぐる排除と包摂」なる分科会。
会場に入ると、知っている人は数名いるはものの、学者さんと学者さんの卵ばっかりです。完全にアウェイです(笑)。
で、いろいろ話を聞いていたのですが、なんとも落ち着きが悪いです。いや、切れ込み方というか、問題意識というか、そのあたりはすごくおもしろいです。そして分析についても
「へー。ほー」
という感じです。ところが、最後のあたりが
「んー(-_-#)」
という感じなんですね。
簡単に言うと「教育」にかかわる分科会ですから、当然のように対象が「学校」になります。で、何か問題があれば「学校が悪い」と、こうなるわけです。いや、こんなに単純な切り方ではないのですが、でも結局そういう話なんですね。
てことで、総括討論の時に、とうとう発言。
「学校ってなんですか?」
つまり、研究者の方々の発言を聞いていると、個々の教員や学校レベルの話と、教育行政レベルの話と、法例上の話と、その他諸々さまざまなレベルの話がゴチャゴチャになって「学校」と言っておられるように聞こえてきて、まったく理解ができなくなるんです。であるにもかかわらず、それらがすべて個々の教員の資質あたりにかぶせられてきているように聞こえて、それが落ち着きの悪さにつながっているように思われてきたのです。極めつけは、とある質問の中で
「この分科会で言う「排除」とは、具体的に「誰が」「なんのために」ということを明確にできるようなものですが、あなたのいう「排除」とは「誰が」「なんのために」しているのかが不明確。そこを教えてほしい」
という鋭いツッコミに対して、少々口ごもったあとに
「誰がということであれば…。やっぱり学校の教員」
と返事をされました。いや、全国に約42万人の教員がいるのですが、この返事はあまりにも雑かなと。
おもしろさと居心地の悪さが同居する研究会でしたねぇ。でも、「おもしろさ」を大切にしようかな。

今日意見を言うと来週がこわいんだけど…

で、電車に乗って、おべんきょ場所へ。今日は他の人がまとめをしてくれているので、わたしは聞きながら意見を言うだけ。でも、来週がわたしの担当なので、ここでへたに意見を言うと、来週反撃されるかも。だまっていよう。と思っても、しゃべってしまうのが悲しい性です。でも、まぁ盛り上がったからええか。気がついたら、正規の時間を40分オーバー。
みんなで教室を出ながら
「他の人は今頃打ち上げでしょ?」
「お酒飲んでますねぇ」
「今から行くんですか?」
「いえいえ、そのかわりにとっても楽しい時間が過ごせたので満足です」
いや、掛け値なしにそうなんですよね。
楽しい時間が過ごせました。さて、家に帰って、家族で打ち上げだ。

ピキッときたこととか

その後、「おべんきょ場所」に移動。きょうも9時10分までの長丁場です。

まずは一発目。
今日も居酒屋で論議をしているような調子のおべんきょです。でも、考えてみるとすごいです。その時その時におべんきょ仲間とやりとりしながら、論議の中で修正を加えながらもレジュメに従っておべんきょが進んでいくんです。で、必ずといっていいほど、いまセンセが考える最前線の話が顔を出します。たぶんこれ、なかなかできない気がします。で、まさにこのセンセは、
「授業(講義)って、あるいは教育って、本来こういうふうにマネージメントしにくいものである」
ってことを地でやっているのかなと。いや、すべてがマネージメントしにくいのではなく、マネージメントできるところもあります。で、できるところとできないところの峻別をいかにするか。で、できるところはすればいいけど、できないところまでマネージメントしようとすると歪が出てくるという話なんですけどね。
で、たぶんそうであるためには、一見グダグダな居酒屋調があえての選択なのかもしれません。
てな感じで終了。

続いて二発目。
こちらはこちらで、そうとう頭を使います。考えないと少人数討論とか、急なご指名に答えられません。そうそう、考えるだけじゃなくて、発言には知識も必要です。とある別グループのおべんきょ仲間が、中国人留学生に対して
「N教組って、K産党で」
って説明しているのが聞こえてきて、思わず
「ピキッ」
って言ったら、センセから
「いまは小グループ討論だから」
って怒られちゃいました_| ̄|○
ま、そんなハプニングもありながら、このおべんきょ時間が人気あるのがわかってきました。ものの考え方や捉え方に幅を持たせてくれる気がします。

にしても、二発終わる頃には身体も頭もクタクタです。元気なのは心だけ(笑)。
さて、帰ってビール飲みながら、パートナーに今日の報告しなくちゃ。きっとパートナーもいろいろあるだろうしね。

はじめての経験

月曜日はとりわけハードなおべんきょです。なんしか、おべんきょ仲間は、わたしともうひとりのふたりだけ。本来は二人で交代ごうたいに発表しなきゃならないみたいなんですが、センセとっても優しい方で
「ふたりじゃきついだろうから、わたしもしてあげよう」
と、大幅に負担を軽減してくださいました。とはいえ、発表はまわってきます。それが今日。
もともと理系の大学で劣等生だったわたしとしては、こういう日常的に発表がをするおべんきょの経験はありません。完全に
「発表って、なにをするんだ?」
状態です。
なんしか、ここ2週間ほど少しだけ準備をしたのと、最後の追い込みで補足したレジュメをもって、なんしか発表に挑戦。あとはグダグダと知っていることを話してごまかしたり、鋭いツッコミにたじろぎながら返したり。そんなことをしていると、あっという間に時間が過ぎてしまいました。

ふー、終わったという弛緩感はたまりません。今日のビールはうまいだろうなぁ…。

めまぐるしい

今日のおべんきょ第1段は、センセのマシンガントーク。いや、わたしに言われたくないという向きもあるでしょうが、マジでマシンガントークです。本人も
「ジェットコースターみたいなおべんきょタイム」
って言ってましたから。話題の変化についていくのが大変です。てか、これについていくために、大切な会議を休ませてもらってるんですけどね^^;;。
でも、なんしか「教育の一部はマネージメント可能であり、一部はマネージメントにそぐわない」「その峻別がどこにあるのかを探すことは大切」という結論は当たり前に思いながらも大切なことです。この当たり前の結論に至るために3時間もかけるのが「おべんきょ」なんでしょうね。
で、第2段は、いきなり
「本を読め」
と。
その後、40分ほど話を聞いて
「質問しろ」
と。
いや、質問ないし…。
そりゃ、若いおべんきょ仲間はわからないことだらけだろうけど、センセとわたし、歳5歳くらいしか離れてないし、ほぼ同世代(T_T)。実体験としてわかるし。
で、無理矢理つくった質問の答え、それも知ってるし。てか、某在日外国人教育関係団体のなかまからリアルに聞いてるし。
とは言え、まぁマニアックといえばマニアックなあたりをきちんと把握しておられるのがセンセのセンセたる所以なんでしょうね。なにより、わずか40分の中で半世紀を振り返り、いまの状況までを俯瞰して考える時間が得られたのはよかったです。
さて、来週はどうなることやら…。

初体験

月曜日のおべんきょは、少人数のグループで、週替りで発表者を決めてグループ討論です。理系の学部を出たわたしにとって、はじめての経験です。
今日はおべんきょ仲間の担当。「福祉教員」について調べたい仲間は、その前段としさて「visiting teacher」について発表してくれました。
なんつーか、起きてる問題はどこでも同じやなぁ。そこで考えることも同じやなぁ。つくづくそんなことを考える、「福祉教員」の末裔(笑)でした。

やはり火曜日はハードだ

今日は中間試験一日目。とはいえ、試験監督はガッツリあるし、テストは返ってくるし、細々した用事はあるし。でも、そういうのができる日でもあります。なので、粛々とこなしていきましょう。
で、夕方職場を出て、おべんきょ場所へ。
自分で選んだとはいえ、やはり9時10分まではキツイです。でも、センセはもっときついでしょうね。
一発目は…。
まぁ、簡単に言うと、わたしら役者だけでは芝居はまわらないので、スタッフとか舞台監督とかいろいろいるよって話が半年続くはずです。で、通常舞台監督が絶対で上意下達な構造だろうと思われがちだけど、実際は違うよねという話。いや、これ、芝居だと
「あたりまえじゃん」
なんですよね。だって、そうでなくちゃ役者のオリジナリティの出番がなくなっちゃいます。
ところが、わたしらのギョーカイって、最近とみに世間から不信感があるというか、不信感をつくりだして煽る人がいるというか。まぁ
「ヤツらは管理しないとなにするかわからん」
みたいなことを考える人がいて、ヒエラルキーをつくろうと躍起になっているみたいです。
でも、そんなのうまくいくはずがない。だって、多様なんだもの。簡単に言うと、北海道でバナナつくる方法と沖縄でバナナつくる方法は違うってことで、たぶんできあがりも違うってことです。わけわからん例えやな(笑)。
てことで、実は「ゆるさ」こそが生命線だったんじゃないのみたいな話がこれから出てくるのかな。
二発目は…。
ガチで「平和!」でした。
それにしても、平和教育と人権教育、言ってることがほとんど一緒なんですよね。たぶん、小中だとそのあたりは無矛盾にしてはるんでしょうね。いや、わたしが偏っているだけか(笑)
そんなこんなで、あっという間に9時10分がきちゃいました。さて、帰って晩ごはんを呑まなくちゃ(笑)。

ある意味わたしのフィールド

年度後半は、月・火・金とおべんきょに通います。週3日は、もしかしたらきついのかなと思いながらも、やってみるしかないなとチャレンジすることにしました。
で、夕方、おべんきょ場所に到着。今日のセンセは国語教育の人なんですが、なぜか前々からの知りあいというか、かつて一緒に飲みに行ったことがあるというか(笑)。なので、わたしがおべんきょしに行くの、かなりいやがってはりました^^;。まぁ、逆の立場だったら、それはやっぱりイヤだな^^;;。
でも、内容は「多文化共生系」というか、もっと正確に言うなら「ことばと権力」みたいなことを考えるので、これはかなりおもしろそうです。
にしても、いきなりエスノメソドロジーが出てきて、気分的には
「キタコレ!」
ですね。かつてT田さんからその存在を教えてもらって、
「ちゃんと勉強しなくちゃ」
と思ったまま放ったらかしになっていたことですから、いい機会です。

それにしても、おべんきょ場所が普段と違い「街中」なので、おべんきょが終わると外は夜の街です。
あぁ、誘惑が(笑)。