出張に行くときは、いつもパソコンを担いでいくのが、わたしのいつものパターンです。ちょいと時間のすき間を探して「駄文」を書くためです。いちおう持ち運びができる程度の重さのものを買ったのですが、それでもリュックの中にパソコン+お弁当+水筒がはいるとさそれなりの重さになって、出張を終えて家に帰るとひどい肩こりになっていたりします。
で、今日は思いきってパソコンをやめて、スマホでやってみることにしました。
正直、1700字ほど打たなくちゃならなくて、しかもキーボードじゃなくてフリック入力です。
「とてもじゃないけど実用的じゃないだろう」
と思っていたのですが、思いのほかいけますね。
使いやすそうなエディタを放り込んで、作成した文章はdrop box に放り込んで、家に帰って整形します。
なんか、大幅に作業のしかたが変わりそうです。
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外国人教育セミナー
今日は徳島で某外国人教育団体のセミナーがあります。なぜかわたしはパネラー。久しぶりに「こちら関係」で話をすることになりました。
とりあえず、京都駅に集合するあやしげな人々。で、車に乗り合わせて一路徳島へ。途中、昼ご飯をゲットして、会場へ。
会場でなぜか
「乾杯!」
とか言って、みんなで車の中でお昼ご飯。
その後、セミナーの開始です。
まずは「基調提起」。こちらの方は、ミニ講演ですね。某団体の歩みと、現状報告です。
で、パネルディスカッション。事前にいくらか打ち合わせはしたものの、はたしてできるのか?という感じです。
でも、いざはじまると、なかなかな内容です。なにせ、一人の保護者&全国在日外国人生徒交流会の卒業生の中でも、ある意味セレクトされたメンバー3人です。いや、他の人がどうとかいうのではなく、まぁそれだけ「しゃべる内容」を持ち「しゃべる言葉」を持っているということなんだと思います。
一人一人の経験談のおもしろさ・深さもさることながら、「在日」「中国人」「フィリピン人」「アメラジアン」という一見バラバラな4人の話の内容が、みごとに絡みあっていきます。逆に言うと、世代を超え、立場を超えて、「生きにくさ」があるということでもあるわけですけどね。
で、わたしの役まわりは「やろうと思ったら交流会はできる」という極めていい加減な話をするということです。まぁ、バックに団体がつくわけでもなく、予算がつくわけでもなく、それでも20年近くやっているという、ただそれだけの話をしたわけで^^;;。
てことで、無事終了。
放送部ってやつぁあ
今日は放送部の顧問総会です。といっても、参加人数はすんごく少ないんですけどね。
で、ちょっと開会セレモニーがあって、その後参加者の自己紹介&放送部の状況の交流。
まぁどこの学校の放送部も人数が少ないです。その中で一生懸命がんばっているんだな。
あと、放送部に集まってくる子は、ちょっとクセのある子が多いみたいです。ある学校では、
「せっかく見に来てくれた1年生が、全員やめました」
とか、どこかの学校と同じような話が出てきたり。
まぁこんな中で入ってくる1年生は、放送部の中で大きく育つんだろうな(笑)。
「ルーツと向きあい、広がった世界」
今日は人権教育関係の研究会の総会です。午後からは川崎那恵さんの記念講演。タイトルは「ルーツと向きあい、広がった世界」です。
わたしは川崎さんとは川崎さんが大学時代に出会ったらしい^^;;です。その時は川崎さんはお座敷に来られたお客さんですから、よくわからなかったです。でも、ちょうどその頃が川崎さんにとっての大きな転換点だったんだろうなぁと思います。
その後、NHKの「ルーツを見つめる写真展」で川崎さんの映像を見て「え〜、こんな人がいるんやぁ!」と思いました。純粋に「おもしろい!」と思いました。
それまでにわたしが出会ってきた部落の人は、基本的には部落解放運動をやっている人が多くて、それがメインストリームであろうがそうでなかろうが、ある程度のパターンというか、類型の中にはまっていると、とりあえず言ってしまえるんじゃないかなぁと思います。ところが、川崎さんはそういう類型の中にはいない。というか、その類型から常にズレ続けている感じがします。おそらくご本人はそんなことは意識はしていないでしょうけどね。
「現在の部落問題」をどう考えるかという問いに対して、おそらくはさまざまな答があると思います。例えば、「人の流入出」というのは、明かな現在の部落問題のありようだと思っています。あるいは「土地問題」というのもそうです。ただ、「個人としての」となるとどうか。もちろん結婚差別の事例がなくなったわけではないですけど、それとてもかつての姿とは大きく変わっているとは思います。
そんな時、個人として部落をどう感じるのか。
それは、おそらくは「なんとなく言えないことがある」ということなんじゃないかと、ずっと思っていました。真綿で押しつぶされるような「言えない感」。友だちの言動を見た時「あ、やっぱり言えない」と思う感覚。それは、誰に強制されるわけでもなく、自分で勝手に思うわけなんですが、でも、そこに「現在の部落問題」というのがあると、わたしはずっと思ってきました。そして、そういう自分と折りあいをつけ、誰かに話をした時に受けとめられる。そこに「カムアウト」がある。
もちろんこれは部落問題に限ったことではありません。だからこそ、部落問題を「みんなが語ること」ができる時代になったんじゃないかなぁとも思うわけです。
川崎さんの話は、そういうわたしの感覚とピッタリとあっていました。
川崎さんが話す「わたしにとっての部落解放」は、次のように書かれています。
- 自分のルーツを知る機会がある。そして、そのルーツを卑下しなくてもよいのだと思える。
- 部落問題を語ることやカミングアウトをまわりから非難されない。
- 「親」「世間」を乗り越えて、自分の生き方を選択できる。
- 差別があっても、人と人とのつながりの中でハッピーに生きられる。
なにがおもしろいかというと、「わたしにとっての」なんですよね。「我々」ではない。そこがまさに、内田さんの語りと一致しているわけです。
うん、かなりおもしろかった!
帰着・GW3日目
「深夜食堂」の余韻を残したまま、朝が来ます。
とりあえず、パンを焼いて、スクランブルドエッグをつくって、お外へ持って行きます。で、ちょっと遅めの朝食。うん、やっぱり外で食べる朝ご飯はおいしい。
で、片付け開始です。
まぁなんやかんややって、昼過ぎにスタート。
途中、土産物を買ったり、温泉に行ったり、昼ご飯を食べたりしながら、夕方には高速道路に乗りました。で、ひたすら走ります。渋滞もそこそこあったけど、まぁ11時ぐらいには帰れたからよしとしましょうか。
家に帰ったら、子どもたちが真っ先にやったのはバターライスの試食会でした。
「バターをご飯にのせて、ちょっとご飯をかぶせて30秒蒸らす。それからしょうゆをたらす。「ちょっとだけ、ちょっとだけ」それからご飯をかきこむ」
うまかったです。
滞在・GW2日目
朝ノロノロ起きあがって、弟の行きつけのカフェへ。野菜がたっぷりのモーニングを食べて、コーヒーを飲んで復活です。
ここからは母親とわたしは他の人たちとは別行動。母親はH町にいろんな縁の知りあいがいるので、あいさつまわりです。
それにしても信州の人は、なんというか…。お客さんが来たら、ほんとうにいろいろなものを出してこられるんですよね。まぁお茶はともかく、お茶請けに漬け物とか梅干しとかお菓子とか。今回は
「裏でとれたんです」
とかいいながら、タラの芽の天ぷらを出してくださいました。
そんなのをつつきながら、しばし話。はいいのですが、さすがに2軒まわるとおなかが一杯になります(笑)。
で、ここから他の人たちと合流。なんか、「トンボ玉体験」をしているらしいです。で、わたしはヒマなので「リトル・チャロ」を読んで時間をつぶします。
その後、またまた弟の友だちの家を訪問。というか、わたしの古い友だちでもあるんですけどね。ここでネコと戯れたりツクシをとったりして、しばし遊びます。
で、さよならしたあとは、近くの「おやき屋さん」でおいしいお焼きをゲット。ビールが飲めないのがつらいです(笑)。
で、メインイベントの夜のバーベキューの買い出し&準備です。とりあえず、母親と子どもたちは温泉に行ってもらって、それ以外の人でひたすら準備開始。
カンゾウはさっと湯がいて酢味噌かな。行者ニンニクは味噌と和えてホイル焼きにしましょう。田セリはおしたし。クレソンはカリカリに焼いたベーコンをぶっかけたらいいかな。そんな感じで野菜を処理し終わったところで子どもたちが帰ってきました。ここで入れ替わって大人が温泉です。いやぁ気持ちいいです。
で、ほの暗くなってきたところでバーベキュー開始です。
ちょっと寒くなってきたらたき火をして、ワインを飲みながら肉を焼いて。いやぁいい夜です。
とりあえずすべて食べ尽くしたら、ちょこっと後片付け。その間、子どもたちはなぜか「ルパン三世」を見ています。わけわからん。
さて、もう一杯飲もうかと思ったところで、弟が
「これ、見てみ」
と一枚のブルーレイディスクをもってきました。出てきたのが深夜食堂」です。いやぁ、はまりました。完全にはまりました。
にしても、一目見て
「お、ゴールデン街」
とか気づけたのは、姐さんのおかげです。
結局上の子どもと一緒に最終話までぶっ通しで見て、ようやく1日の終了です。
ちなみに上の子どもが一番
「うまそう」
って言っていたのは「バターライス」でしたよ。
脱出!・GW1日目
3連休と3連休の狭間の一日。でも、今日は授業と会議で昼間はびっちり仕事です。とは言え、考えようによっては仕事でびっちりの方が楽と言えば楽です。なにせ、「他のことができない」と割り切れるのは、精神的に厳しくありません。
てことで、サクッと仕事を終えて、家に帰ります。
で、いきなり台所の片づけ開始です。その間、パートナーはあれこれ動いています。
やがて、すべての準備が整って、出発です。
まずは母親をピックアップ。続いて名神高速に乗ります。さて、今日は混んでいるかなぁ。まぁまぁの混み具合です。これならなんとかなるかな。
やがて、弟と連絡を開始。20分ぐらいの時間差で動いているみたいです。
で、とりあえずがんばって、恵那SAまで行きました。ここで20分ばっか休憩。と、弟から
「追い越したみたい」
と連絡。まぁいいでしょう。
やがて辰野PAに到着。ここで弟と合流です。
目指すはTIC。ここを午前0時過ぎに出ないと話になりません。慎重に時間を調整しながら走ります。で、0時01分にICを通過。やれやれ…。
ここからH町に移動。途中、コンビニによって食料を仕入れて、今回の目的地に到着です。
さて、みんなで一杯やって寝ますか。
インタビューの手法
しばらくすると、放送部のメンバーがやってきます。さらにしばらくすると、大阪からM木ちゃんが来てくれます。連中、今日はM木ちゃんにインタビューをするとか。まぁわたしはセッティングをするだけなので、隣の台所でK淵さんとしばし雑談。にしても、インタビューがあまり弾んでいません。う〜ん。
とりあえず一通り終わったところで、K淵さんがインタビューのお手本を見せます*1。さすが話が弾みます。うちの連中は「Aという問い」を発して「A’という答」を求めるんですね。ところが、K淵さんは「Aという問い」のために、CやDやEを話して「A’を引き出す」という感じなんですね。すると、知らない間に深いところまで話が進んだり、予想外の答が得られたり。
こういう手法を連中も倣ってほしいなぁ。でもきついかなぁ…。
*1:K淵さんは新聞記者のアシスタント経験がある
ダラダラ→お掃除・迎撃作戦3日目
朝、みなさんまだ寝ておられます。とりあえず、朦朧とした頭ではありますが、なんとか起きあがって、昨日の晩ご飯の鍋に味噌をほうり込んで、うどんをつくります。
徐々にみなさん起きてこられて、三々五々うどんを食べられます。わたしは入れ替わりにダウン。
それでもボチボチと掃除の開始。お客さんに掃除をさせるのは少々気が引けるのではありますが、みなさん快く掃除をされます。そうそう、昨日とまった京都組のRちゃんとK淵さんもテキパキ掃除。しばらくたつと、見事に片づけ完了です。
その後、みなさんはおみやげタイム。ではありますが、行き先が「カネショウ」というのはいったいなんでだろう(笑)。その後、ツバメソースも仕入れて、みなさん京都を後にされます。次にお会いできるのはいつだろうなぁ。また会いたいなぁ。
メインイベントの散歩・迎撃作戦2日目(その1)
朝、けっこう早く目が覚めました。ほんとうはもうちょっと寝ていたかったんですが、そういうわけにもいきません。とりあえず起き出して、朝食をつくることにしましょう。といっても、みそ汁とコーヒーと卵とパンですけどね。
で、一通りみなさんが朝ご飯を食べてシャワーを浴びられたところで、「パッチギ!」の上映開始です。
なんでも、きのうは午前3時ぐらいまで宴会だったみたいで、なんとなくグッタリ感が漂っていますが、それでも映像の力はすごいものです。
で、昼前からみなさんは「故郷の家」に向かわれます。実は、昨日「土地」で「故郷の家」の人とたまたまあって、なぜか見学に行かせてもらうことになっていたようです。でもわたしはしんどいのでパス^^;;。そうこうするうちに、パートナーが到着。今日の「お散歩」はパートナーも参加してくれます。
で、昼過ぎからお散歩開始です。
いつものところをまわりながら、ダラダラといつもの話をします。でも、たぶんはじめての人にとっては、それはそれで新鮮なんだと思います。まぁそういうところでなんとかしているわけですが(笑)。
それにしても、暑い!そしてしんどい。みなさんは夜更かしの影響が。わたしはモーニングチューハイの影響がモロに出ています。これはやばいです。
それでもなんとかかんとか2時間のお散歩をこなして、聖地・おたふくに到着です。