あれから19年のこととか

今日は9.11です。人権と平和の世紀と言われた21世紀が戦争と貧困と格差の世紀だったってことが顕在化するきっかけになった日です。知らんけど。
ちなみに、あちこちで戦争してる国がはじめて本土が戦場になった日だとも思ってます。まぁ、国内での戦争は多々あるんだけどね。知らんけど(笑)。
なので、授業の最初は、個人的な経験を話してみたり。そして恐怖の試験返し。あちこちで悲鳴があがってます。なのでひとこと。
「いいかい。聖書の中に「あとのものは先のものとなり、先のものはあとのものとなるだろう」という一節があってな」
などと講話をたれてみたり。そして、三角関数の授業です。みんな、角度がとれないな。三角関数といっても、はじめのうちは図形だから、図が書けたほうがいいんですよね。で、棒人間しか書けないわたしが図形が書けるんだから、コツがあるってことです。そんなコツを伝えていこうかな。もっとも、それについてこられないとアカンのですけどね。
夜はぁゃιぃ人と会う予定だったけどキャンセルになったので、別の飲み会へ。そこにおられたのはこの時に参加しておられた方なんだとか。なつかしいなぁ。てか、このワークショップ、2年後にはえらいことになって、そのまま呼ばれなくなりました(笑)。他にもH大関係の人がふたり、合計4人の呑みです。とこに行こうかな。やはり水月か。久しぶりにおいしい肉を堪能しました。が、呑み足りない。てことで、最近できたTHE STONESへ。ここでビールを飲んでると、いきなりヴァイオリンとギターのコラボが!でも、なんか、ヴァイオリン弾いてる人、ライブやりにきた感じがないです。なんでも、たまたま来られたお客さんで、なんとなく演奏されたんだとか。と、なんかリクエストする人も出てくるわ、音大出身の店員さんも演奏するわ、えらいことになってきました。
あとで自己紹介されたんですけど「琉球ヴァイオリン」の中の人とのこと。ガッツリとプロですがな。で、「ウチナーですか!」というと、島唄を弾いてくださったり。
久しぶりに生のヴァイオリンの音を聞いて、メッチャ楽しかった!
てことで、いい金曜の夜でした。

安上がりの焼肉からの夜ふかし

朝はリハビリ。昨日は久しぶりに筋トレやったから、それなりに動くかなと思ったのですが、まぁそれなりでした。でも、少しずつ筋肉の緊張がほどけてる気がするので、この調子でいこうかな。まだ先は遠そうですが…。
家に帰って、センセにメール。昨日来てたけど、返事ができませんでした。うーん。
昼ごはんは冷麺をつくったけど、麺が古すぎてパサパサでした。悲しい。ちなみに、ビールを飲みたいところだけど、ガマンガマン。
で、筋トレやって、しばしおべんきょ。
3時くらいに友だちを迎えに行きます。
で、家に帰って収録開始。しかし、我ながらムチャクチャやってるな。こんなので使いものになるのか?
で、お友だちと一緒に晩ごはん。今日は焼肉にしましょう。と言っても外で食べたらお金がかかるから家呑みです。さらに、いわゆる焼肉用の肉じゃなくて、薄切り肉です。こいつを「ハナロロースター」で食べましょう。牛肉は塩で。ぷた肉はポン酢で。うまいなぁ。ちょうどおいしいお塩をおみやげにもらったので、さっそく試してみたり。
ごはんを食べ終わったら、ダラダラ話。ほんとのほんとに会うのは久しぶりですが、やはりいろいろ勉強になります。結局、四六時中人権のことやおべんきょのことを考えるのが楽しい生活なのかもしれないです。
あまりにも楽しかったので、気がつくと3時半。これはアカン。寝ましょう。

今回も台風がらみ

やっときた金曜日です。なので、授業のはじめに
「やっと金曜日やな。でも、明々後日は月曜日やんか。そこで、ものは相談なんやけど、誰か、日曜日の夜に月曜日が来るのを阻止してくれへんか」
と言ったけど、ぜんぜん通じませんでした。やれやれ。
で、少し時間があったので、センセからコメントが返ってきた当事者研究系をちょこちょこいじって送ってみたり。授業に行って帰ってきたら、またまたコメントが返ってきてました。早いなぁ。ただ、あとふたりは小中の教員だから、たぶんメッチャ忙しくて、逆に「お前、仕事してんのか?」って思ってるでしょうね。コメントにしたがってリライトしたけど、送るのはやめておきましょう(笑)。

夜は姐さんとお友だちのIくんを引き合わせるべく呑み。
にしても、今回も台風来てるし(笑)。
で、向かったのは「みなみ」。まずは赤星からです。でも、姐さん、さすがは仕事モードです。かなり真剣な表情です。もっともわたしは「会わせ」たら仕事はおしまい。ええ調子で呑みます。
が、話の中身が「レディメイドかオーダーメイドか」って話になってきたところで、「オーダーメイドはあきませんの?」とツッコミをいれてしまいました。多くの人にはレディメイドでいいんだろうけど、オーバースペックで金額も高い。なので、オーダーメイドでピッタリのスペックにしたらええんとちゃうかと。そんな話をしてたら、予定していた電車の時間を過ぎてしまいました(笑)。
相変わらずです。安心しました。まぁまだ余裕で帰れるとのことだったので、駅までお見送り。
Iくんも納得してくれたのかな。よかったよかった。

氷山を見た

水曜日は午後になにか行事があるとえらいことになりますが、それがなければかなり余裕があるようです。「あるよう」というのは、けっこう午後に行事があったり、バリバリがあったり、なんだか落ち着かない水曜日が連続してた気がします。
てことで、少しおべんきょしたりしながらのんびり仕事。
それにしても体調が悪いです。飲み過ぎではもちろんないし、睡眠不足でもないです。もしかしたら水分不足なのかなぁ。
放課後はICTの会議。リモート授業のこととか某受験産業の教育支援システムのこととか。ちなみに、某受験産業、コロナで休校のときにひとり4000円弱の教育支援システムを無償で公開しました。あまりにも胡散臭いです。だって、そんなシステムで完全に構築したら、そのシステム抜きでは成り立たなくなります。例えば2年くらいたって「無償は打ち切り」ってやられたらお金を払わざるを得なくなります。そしてなにより、イチ受験私企業に全校データを預けるなんて、こわくてしかたないです。しかも、過去にデータの漏洩やってる企業です。なので
「あぶないよ。シャブ漬けだよ」
と警告しておいたけど、そちらへ流れていくんだよなぁ。
リモート授業も各家庭への配信じゃなくて、2教室への配信でしかないです。それもお金がないからzoomは使えない。なんか、貧しい日本の公教育やなってことをしみじみ感じました。

で、夜は「ちょぼやき会」。今日のスピーカーは社納さんです。
社納さんは、毎年うちのリビングライブラリに来てくださってます。が、最初の出会いは「某糾弾闘争」の時ですね。今振り返ると、ようやったなぁとも思うし、でもだからこそよくやったなぁとも思うのです。
というのはおいといて…。
もう15年くらいのつきあいなんだけど、そしてたまに「千鳥足倶楽部」をやったりしてるわけで、いろんな話を聞かせてもらってるけど、これほどまでに深いところからの話を聞かせてもらったのははじめてです。てか、もしかしたら社納さん自身、人前でここまで深く話されることはなかったんじゃないかなぁ。
講演って、基本的にテーマに沿って話すものなので、そこに関係なさそうな話はしないんですよね。でも、実は関係ないところに関係することがあったりもします。「社納さん、なんでそう思うの?」って問への答えは、おそらく今回のような語りからしか生まれないんだろうな。
そうそう。
同じ時代を生きてるはずなんだけど、あまりにも世界が違うというか、世界の見え方が違うというか。そんなことも感じました。
とにかく、人生って氷山なんですね。下に隠れてる部分は大きい。そんなことを感じさせてもらいました。

で、solへ。
ここでみんなで振り返りです。でも、あまり飲まないようにしなくちゃね。
帰りに藤尾さんが
「昨日、いつきさんと一緒に温泉行った夢を見たわ」
と爆弾発言。で
「みんなで温泉でちょぼやき会やるのもいいね!」
って話で盛り上がったり。
わたしが生きてられるのは、こういう人たちに囲まれてるからなんだろなって思った瞬間でした。

まぁそれはそれでいい

朝、7時くらいに目が覚めると、なにやらピザをつくってる人が。朝、強いなぁ。
わたしものそのそ起き出して、ダラダラした朝がはじまりました。そのままダラダラ昼前まで。その後、久しぶりの「あずき」です。ベタ焼きとちょぼ焼きを頼んで、ビール→焼酎→焼酎と進みながら、ダラダラと真っ赤だったり真っ黒だったりする話をして、昼の部の最後までいました。
で、おうちへ。
家に帰ると、なんかしんどいです。ちょっと母親のところに顔を出したけど、やはりしんどいです。お風呂に入ったら寝てしまって、50分ばっか入ってました。長い。
で、晩ごはん。おいしいけど、なんか体調激悪です。そういや前も体調悪かったな。もしかしたら、考えてる以上にお酒が弱くなったのかもね。まぁそれはそれでいいです。
てことで、8時半に寝ちゃいました。まぁそれはそれでいい(^^)。

ヘイトスピーチってなに?

今日の午前は職員会議。つまり2学期前日ってことです。で、職員会議のあとは「classi」の研修会。うーん、ベネッセやしなぁ。てか、cybozuとかもあるしなぁ。一方向の連絡とかできるみたいだから、それはそれで楽やけどなぁ。
で、午後は人権教育研修会です。講師は金尚均さんです。
今から3年前、ようやく人権教育研修に予算がつくようになって、1年目は阿久澤さんで、去年は松永さんでした。で、今年はヘイトスピーチについてやりたいなと。講師でお呼びしたい人はたくさんおられます。が、今回は尚均さんかなと。理由はいくつかあります。ひとつは京都の人であること。もうひとつは法学者であること。そして、「保護者」という当事者であることです。とりわけ2番目が大切です。というのは、わたしは社会学系の考え方をしてしまうし、他の教員も社会学系だったり直感だったりするのがほとんどで、法的な解釈ってのは新たな観点じゃないかなと思ったのです。
で、講演開始。
あたりですo(^^)o。
かつてゼロ島さんから「法律の役割は線引き」と教えてもらって「なるほど」と思ったことがありましたが、そういう感じです。もちろん「法解釈」というのはあるだろうけど、でも、線引きなんですね。
で、法学者だからかもしれませんが、とても細かく論理を組み立てていかれます。なかでも最後の「表現の自由」とのからみは圧巻でした。ヘイトスピーチが「不快」ということであれば、「表現の自由」が勝つ。なんといっても民主主義の保障のための数少ない武器だからです。が、ヘイトスピーチはそうじゃなくて「人間の尊厳」との天秤になる。だからこそ、そちらに重みがある。
単にこれだけのことなんだけど、そこへ向けての論理の組み立てがすごい。というか、その組み立てがあるからこそ、最後の「当たり前」な結論に重みがある。
そうそう。今回ほど「民主主義」という言葉を聞いた人権教育研修会はなかったですね。そういう意味でも、とてもよかった。

てことで、講演後は感想文を読んでもらったり、よもやま話をして時間調整したあと、近くの居酒屋へ。同僚ふたりも来てくれて、いろいろ話。
楽しい夜はふけていくけど、明日は始業式かよ…。

日本の教育に今こそ求められる同和教育の財産

朝はリハビリ。なので車出勤です。朝は楽やな。でも、帰りが電車の時間にとらわれないから、ルースになるんですよね。
リハビリを終えてガッコに行って、少しおべんきょです。今のテーマは3つのペーパーをどうからませるかです。ペーパーを読み込んで、明らかにしたことをコンパクトにまとめて、並べて、からめる。ただし、脱出するのは決めてるので、そこへ向けてトントントンと落ちていく感じにしなきゃなりません。難しい。
てことで、昼になったので中断。
午後は地元の小中の人権教育研究会の夏季研です。どことも開催は苦労するけど「やらなきゃならん」って思ってるのがいいです。まぁいまや会長さんは同年代。加配経験者もたくさんいます。みんなけっこう危機感を持ってます。
てことで、若い衆を連れて参加。到着したら会長さんとあいさつ。さらに講師さんが到着されたので、またまたあいさつ。今日の講師さんは原田琢也さんです。関西インクルーシブ教育研究会でいつもお世話になっています。で、今日の講演のタイトルは「日本の教育に今こそ求められる同和教育の財産」です。と、地元の教育長が来られたのであいさつ。みんな一緒にがんばってた仲間です。ただ、若い衆はびっくりしてたけどね(笑)。
で、開会あいさつ。熱いです。長いです。でも、そうなるんやろなぁ。ただ、その内容は、すでに講演を先取りしてるよ(笑)。
てことで、講演開始。
いつも研究会で聞いてる感じと少し違います。それはたぶん、研究会は自分の最先端のところをしゃべっておられるのに対して、今日は自分の根っこをしゃべっておられるからでしょうね。
例えば校内暴力全盛期の頃のことや、理不尽なほどの校則で抑え込んだころのこと。そういうことがあって「学校ってなんだろう」「教育ってなんだろう」となる。ただ「なる」って書いたけど、そこへいくのがすごいです。わたしなんか、実践が楽しくて、そこへいかなかったですからね。
そんなあたりから、同和教育の歴史や財産の話。コンパクトにまとめられてます。わかりやすい。そこから現状分析へ。
なーるほど。同和教育というか人権教育がなぜメジャーにならないのか、わかりました。学校教育が「排除」の構造を潜在的に持ってるのに対して、人権教育は「包摂」なんだ。ところが、同和教育って「特別措置」でやったから、特別なものになっちゃったんだ。てことは、その「特別なもの」をどう「あたりまえのもの」へと変えていくかですね。
そこでひとつは「力のある学校」です。さすがは阪大人科です。ただ、そこにも落とし穴がある。そこで「インクルーシブ教育」です。ここが原田さんの真骨頂です。日本はサラマンカ宣言に同意してるから、インクルーシブ教育をやらなきゃならないんだけど、基本はさっき言った「排除」なんですよね。てか、もっと言うと「みんな同じ扱い」という同化が前提にあって、その数少ない例外のひとつが障害であると。そして例外として排除される。それが、日本型インクルーシブ教育であると。まぁなんか変なわけです。
てことで、原田さんの主張はインクルーシブ教育に同和教育の財産を入れろと。なるほど。
なんか、関西インクルーシブ教育研究会での原田さんの根底にあるものを垣間見た気がしました。
てことで、講演のあとは若い衆を連れて講師控室へ。しばし懇談です。若い衆、少しびっくりしてました。まぁいろいろあるねん。
てことで、出張はおしまい。お次は大阪へ。今日は恒例の会議です。まずはKうさんと軽く燃料補給。今日は暑いからこれです。

しばらくするとメッセンジャーが。モルタル職人さんでした。「ピルスナーウルケルの生!どこ!」という内容で、反応早いなと(笑)。
で、会議はさっくり終わって、飲み会へ。でも、10時半前に出て、さあ帰ろう。

青木ヶ原樹海の向こう?

今日から出勤しなきゃなりません。イヤやな。てか、たぶんおべんきょは進まないな。ただ、やらなきゃならんことは夕方に30分あるだけなので、それ以外の時間はフリーです。
と思ってガッコに行ったら、自分が主催の会議があることを思い出して、やばかった…。
てことで、それ以外の時間はおべんきょです。昨日再発見したペーパーにまつわるさまざまなのを探さねば。と思ってあちこち探しまわったけど、ないですね。てか、ふと思い立って『教育社会学研究』のサイトを見に行ったけど、2013年のレビューのあとジェンダー系のペーパーで掲載されたのはふたつだけみたいです。どうなってるんだろ。
ただ、そうなると、「再発見ペーパー」と結びつくとも言えるかな。なんか、だんだんといけそうな気がしてきました。

で、夜はおべんきょ後輩が『ディスタンクシオン』を貸してほしいというので、渡しがてら角打ちへ。この人、部落がらみのおべんきょをしておられるので、ちょうどいいかと。
で、呑んでたら、いつもの通りYさんが運動話をぶっこんで来られます。ちなみに、渡り歩いた運動団体は日本共産党系→自由民主党系だったんだとか。マニアックやな。他にもいろいろカミングアウトがあったりして、今日もスリリングな角打ちでした。
さぁ、明日は書く時間あるかな…。

お盆、唯一のイベント

今日もこもって…。と言いたいところですが、今日もリハビリです。これで午前がつぶれるのが痛い。まぁでもしかたないです。
午後はおべんきょ。ようやく「書き方」を思い出しました。が、とにかくペーパーが手に入らない。まぁタイトル見ればだいたいどんな内容かわかりますが、それはなんぼなんでもアカンやろ。ということで、ダウンロードできるものをつないで、縄をないます。
まぁ、いろいろセンセの呪縛なんかもあるけど、それはそれとして進めていって、夕方までがんばりました。でも、いまやってるセクションの6分目やな。まだまだです。まぁでも、昨日は「型枠」を見つけたから、よしとしましょう。
で、今日も手羽元を圧力鍋に放り込んで、点火!続いて「気のおけない」友だちを迎えに行って、宴会です。
このお盆休み、ひたすらリハビリとこもりんしながらおべんきょでした。今日は唯一のイベントです。今日のメインイベントはこれ!

「タコ焼き」です。もっとも、タコは高いので、中はウィンナーとチーズですけどね。キャベツを入れるのは京都風です。
みんなでコロコロやって、ハフハフやって、グビグビやってたら、11時過ぎ。もう泊まっていきな(^^)。

今日も滋賀→ちょぼやき会

朝はリハビリです。とにかく夜のうちに筋肉がこわばってしまうみたいで、朝は不調です。が、順番を待っている時に、試しに腕を上げてみたら、上がらないものの「上げ方」を少し思い出した気がしました。いや、実は腕の上げ方を身体が忘れてるんですよね。やっかいだな。
で、40分伸ばしてもらって、いったんお家へ。出発準備をして、おにぎり持って、昨日と同じ電車に乗りました。向かうは昨日と同じ駅です。で、迎えに来てもらって、隣町の中学校へ。今日は中学校区の夏季研です。ちなみに近隣の中学校区は中止だけど、ここはやるんだとか。ただし「密集」を避けるために3会場にわけて、放送室から各教室に配信するんだとか。すごいわ。
今日も与えられた時間は1時間40分です。ネタはミッション3。2時間かかります。かつ、今日も目標は普通の人の早口レベルで話すことです。どうしようか、かなり悩んだけど、動画をひとつカットすることにしました。これで7分くらいかせげます。
で、お座敷スタート。みなさん、マスクをしておられるので口の動きがわかりません。なんか、笑ってる気もするけど笑ってない気もする。ビミョーです。でも、そのうち明らかに反応しはじめた方がチラホラ出てきて、ホッとしました。あとはゆっくりを心がけながら話していって、なんとか1時間42分で終了。よかったよかった。
帰り道、駅まで送ってもらいながらいろいろ話。この方、若い中学校教員で、今は教育委員会に出向しておられます。今の仕事の中で、いろんな気づきがあるんだとか。いいですね。それがきっと子どもたちの前にもどった時に役立ちますよ。

で、家に帰って筋トレやって、再び出発です。久しぶりに「かっちゃん」に寄って、生ビールを1杯。うまいわ。
で、「ちょぼやき会」です。
今日のスピーカーは岡山さんです。
話の内容は、ご自分が自立生活をするまでのことや、自立生活をしたりJCILで仕事をする中で考えられたことでした。
わたしは、絶対に介助の世界には入らないと決めてます。のめり込むに決まってるからです。ただ、障害者解放運動というか自立生活運動というか、そのあたりの影響はものすごく受けています。なので、メッチャおもしろかったです。
そもそも、たぶん岡山さん、束縛されるのがキライな方なんですね。自立生活には運動から入るのではなく、そういう性格ゆえに入られたのかな。それだけに、運動の原則論にとらわれるのではなく、どちらかというとよりよい生活を送るためにどうしたらいいかってあたりを考えておられる気がします。そういうやり方に、プラスJCILの運動が加わって、今の岡山さんがおられるのかな。
例えば「だいたい指示介助」とか書いておられて、この「だいたい」ってのがおもしろい。
あと、やはりインクルーシブ教育の大切さですね。実は前からずっと「特別支援学校との交流」とかいう話に違和感があって、それをどう表現したらいいかと思っていて、岡山さんに質問したら「非日常ですね」とひとこと。それかぁ。なんか、健常者側の自己満足なのかな。
そんなこんなのいろんな話がおもしろかったなぁ。
最後に「命の大切さをどう伝えるか」ってことを質問したら「難しいですね」と。やはり悩んでおられる。ただ「価値がある生き方」ではなく「生きていることに価値がある」へと転換することが大切なんじゃないかっていう提起をされました。これ、言うのは簡単なんだけど、伝えるのは難しい気もします。それは、どこまでそれを自分が血肉化した生き方をしてるかってところが問われるからです。
まぁ、そんなこんなで充実した2時間を終え、solへ。ここで、おいしい料理とお酒をいただきながら、またまたいろいろ話。でも、10時には解散です。
長い1日だったなぁ。でも、充実してた。やってないのはおべんきょだけだな。