トリプルブッキング

今日はどうせ1日授業にまみれる日です。まぁなにもできません。それでも、試験範囲は終わってるから、図書室学習です。なので、もしかしたら雑用がひとつやふたつはできるかも。
てことで1日がはじまりましたが、なんか、子どもたちの雰囲気が違います。質問に来ます。ふむ、いい傾向です。特に、前回、重点的に見た子らが来るのがいいです。たぶん「コツをつかめばいけるかも」と思ってくれたのかな。でも、今回もべったり教えるのはイマイチです。なので、今回はコツだけ伝えて「答えを見てもわからなければ必ずおいで」と伝えました。
まぁ今回の試験範囲は「指数・対数」です。コツさえつかめば簡単です。だって、ここの分野って「a^b=c」がベースで、cを求めるのが指数法則で、aを求めるのが累乗根で、bを求めるのが対数ってだけのことです。さらに、新たな単元に入った時はできなくても、そのあとのテクニックを知れば簡単にできるとかいうこともあるので、「わからん」とか焦らさないのが大切です。「Not harry」です(笑)。
今日は副担やってるクラスの担任さんがお休みなので、代わりにショートホームルームにも行きました。
「研修旅行の班、ひとり移動なんやろ?誰か動くねん」
「誰も動きたくないねん」
「ほなジャンケンか?」
「いやや、ジャンケンで決まったら気ぃ悪いやろ」
「ほなあみだでいこか」
「いやや、気ぃ悪い」
決まりません。でも、そのうち
「オレ、あみだでもええで」
という子どもが出てきたので、黒板にあみだを書いてあみだくじです。で、言い出した子どもが移動することになって、その子は「ウソや!」と呆然。クラス中大爆笑です。平和やな(^^)。
そんなこんなであっという間に1日が終わって、お次は「打ち合わせ」らしいです。
ちなみに、わたしは基本的には打ち合わせはキライです。もちろん、決めなきゃならないことがあって、それも会わないとどうしょうもない場合はしかたないです。でも、そんなことはほとんどありません。でも、打ち合わせが好きな方もおられます。たいてい「こういうことは電話では失礼、ましてやメールでは失礼なので、ちゃんと会って」と考えておられるていねいな方です。でも、会って、紙をもらってとなると、その紙を保管しておかなくちゃなりません。となると、場所をとります。さらに探すのがたいへんです。これが「失礼ランキングトップ」のメールだと検索かけたら一発です。なぜにそれがわからんかなと。さらに一番問題なのは、時間をとられるということです。これがきつい。
でもまぁ、今日は職場からの帰り道なので、接骨院を予約してあったし、まぁダブルブッキングだけど、そちらは遅れて行くかと。
で、打ち合わせを終えて、接骨院まで歩きながら、「今日の次はいつ接骨院に行けるかな」とカレンダーを見た瞬間、心臓がとまりそうになりました。アカンやん。今日、某国営放送の人と会う日やった!
時間を見ると、すでに1時間の遅刻です。とりあえずすぐに電話をしたら「いいですよ」と笑っておられます。人物がデカイです。そこからあわてて地下鉄の駅まで走って、電車に飛び乗って、駅からまたまた走って、1時間半遅れで合流です。ほんとにもうしわけないです。トリプルブッキングだったんだ…。
それでも約1時間、教育をめぐる諸状況についていろいろ話をしました。まぁ、外部から評論家的に傍観していたらわからないような動きは、内部にはあるんですよね。で、それはたぶんあまりにも地道だからわからないものなんです。でも、評論家的ではなく、研究者的にリサーチしたら、当然わかるものなんです。で、某国営放送に限らず、マスコミの方がそういう観点を持つかどうかってことです。まぁ、果たして参考になったかどうか、わかんないですけど…。
てことで、8時半に駅で見送って、9時過ぎに家に帰って、あとはビールです。
疲れた…。まぁ、トリプルブッキングのうち行けなかったのは接骨院だったので、よしとしましょうか…。

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