疲れたけど充実かな

今週も月曜日が来ました。3年生は明日から、1・2年生は明後日から中間試験です。が、明日はわたしは授業がないので、今日が試験前の最終日です。幸か不幸か担当クラスがすべてあります。なので、振り返りをしようかなと。
3年生のふたクラスは基本問題をざっとおさらいです。もちろんターゲットは数学が苦手な子がなので、「何が基本問題か」を伝えるのが目的です。
2年生のクラスが問題です。どうやら数学の学力格差が大きそうです。なので
「0点とる自信満々の人は前に来てください。そうじゃない人は来ないでください」
この呼びかけに来てくれるかどうか、そして友だちを押し出してくれるかどうかが分かれ道です。幸いターゲットのうちのふたりは来てくれました。なので、7枚のプリントから基本問題をピックアップして説明しました。
7枚というのがポイントです。基本問題は固まっていない。散らばっています。そこから「どれが基本問題であるかを見抜く力」が、まずは必要です。そしてそれを確実に解く。まぁできることはやりました。あとは座して待つだけです。
その後、教科会議と掃除カントクを経由して夜の仕事へ。
仔牛控室に行くと、いきなり「あの」と教員が来られました。
「去年の学生が」
と切り出されたので
「えーと、クレームが入ったのでクビですか?」
とボケてしまうクセはなんとかしなきゃなりませんね。まぁ半分本心ですが(笑)。
すると、なんでも研修をお願いしたいとか。しかも、内容が「アンコンシャスバイアス」なんだとか。
専門外です(笑)。まぁ門外漢とまで言っていいのかどうかはわからないけど、専門でないことはたしかです。でもまぁ、自分の見識を広めるためにもチャレンジすることにしました。が、こういう軽さはやめにしないとアカンやろなぁ。
で、夜の仕事本番です。今日は「教育課程と生徒指導」です。
教育課程…。盆明け仕事のために勉強したのが役立ってます。文科省はカリキュラムそのものの説明はしてるけど、それは明示的なカリキュラムの表面の説明です。その背後には「何が正当な知識か」という選別がなされています。さらにそれを「いかに伝えるか」という「隠れたカリキュラム」が存在している。そういう話はテキストには書かれていません。
さらに、教育課程というと「道徳科」を避けて通ってくれないのがテキストです。で、その道徳科の設置に大きな力を発揮したのが「教育再生実行会議」です。ちなみにテキストにはちゃんと「教育再生実行会議」の名前が出てます。だから、それがどういうものか説明できます。
「あくまでも当時の首相[1]A倍さんの私的諮問機関です」
と強調した上で、発足当初のメンバー紹介。そこにかかわっているのは経済界政治家、さらにいわゆる右派の論客です。そりゃ私的諮問機関ですからね。自分に都合がいい人を選ぶわけですよ。で、その影響力があまりにも大きいです。まぁそんなあたりの話をしておきましょう。この話をして「偏向している」と言われたら、そりゃ偏向しています。教育再生実行会議程度にはね。
とまぁ、好きなことを話しながらも、いちおうテキストを説明しました。
帰り際に
「こんなんでいいんですか?」
と学生さんにたずねると
「ちゃんとしてる方ですよ」
とのお言葉。ほんとうにフリーダムな大学です。いいなぁ。
さて、帰ってビールだな。

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1 A倍さん