東へ北へ

今日の午前が勝負なので、少し早めに出勤です。昼ごはんを買う時間がなさげなので、通勤途中にゲット。到着したら朝ごはんを食べて、さっそく「次の作業」の開始です。
まずは掲示物をプリントアウトして担任さんのところへ。すると
「この子、第1セッションも第2セッションも同じ人になってますよ」
との指摘。それはマークミスです。帰って確認すると、やはりマークミスでした。で、修正。人数のバランスは崩れてないですね。OK。と、生徒さんが来て、
「第1セッションと第2セッションを逆にしてほしい」
とのこと。ダメです。友だちと一緒がいいらしいけど、そんなもん、誰と誰が友だちかまでわかるはずがない。てことで、1時間目がはじまるまでに、ほぼすべての作業が終了です。あとは配布物が来るのを待てばOKですね。
1時間目はテスト返しです。阿鼻叫喚です。倒れるヤツもいます。まぁそんなもんです。その後、数学Bに入ります。教科書が新しくなったので、せっかくなのでインクのにおいを嗅いでみました。失笑されました。
そうそう、明日のランニングコースを調べましょう。ん?ここ、走れない?どうすればいい?あ、トンネルがある。歩道はあるかなと検索したら
「心霊スポットかよ!」
と思わず声を出したら、失笑されました。
4時間目はちょいと難しいセクションなので、えー加減にやりましょう。ちょうど隣の教室が移動教室であいてます。黒板を見ると数学の板書が残ってます。
「隣の黒板、見たい?」
3人見に来ました。
い「な、やり方が違うやろ?」
S「ほんまや」
い「よし、教室に帰るぞ!」
4人で走って教室にもどると、みんなから失笑されました。
い「な、うちのやり方、簡単やろ?」
S「うん!」
い「だから、秘密やで」
S「わかった!」
授業が終わったら、速やかにコンビニ弁当を電子レンジにかけて、封筒に入れていたブツを保冷バックに移動します。後片付けをして、そのままスタート。最寄り駅から京都駅まで移動。9分後に新幹線です。ここで昼ごはん。

今日はガッツリ目です。そのまま東京へ。東京での乗換は15分。炭酸水くらい買いましょうか。へー、ホップ入りの炭酸水ってあるんだ。おいしい。
そして乗ったのは「こまち」です。途中最高速は320km/hとのことです。でも、盛岡から秋田までは130km/hになるんだとか。大宮でサラリーマン的なおじさまが隣に座られて、さっそくDMZを侵略されてしまいました。やれやれ…。ちなみにそのおじさま、仙台で降りられたので、もしかしたら通勤してるのか、はたまた単身赴任なのか。まあお疲れさまではありますね。あとは延々と座るだけ。明後日のレポートを読んでチェックしたり、はたまた「生徒コード」をめぐるペーパーを読んでみたり。こういうときにipadは便利です。しかし、「生徒コード」おもしろい。これ、使えないかなぁ。
そんな感じで「生徒コード」に没頭してたら、いきなり音楽が鳴って秋田に到着です。完全に没頭してました。うれしい。
で、ホテルにチェックイン。すでに到着しておられるU海さんに連絡して、この時にお世話になった方とも合流。向かうはたぬき亭というお店です。「飲み放題しかない」ということで、ちょっと迷ったけど、ちょうどお客さまが出てこられたところで、
「ここおいしいよ!入って入って!」と言われたので入店。なんでも、食事が5品と飲み放題で3000円だとか。ビールはスーパード◯イだったけど、日本酒がおいしい!

そして、豆腐がおいしい!クリームなのかチーズなのかという感じ。絶品です。なんでも、この店の名物は豆腐なんだとか。納得です。
それにしても、こんな5品。

食べかけだけど…。
いい気持ちになったところで、解散です。さて、ホテルでウィスキーをなめてから寝ましょうか。

動いたり、Odd Socks Dayだったり

今日は11月1日です。わたしの勤務校では去年からOdd Socks Dayになってます。なので、色違いの靴下を履いていきましょう。
ちなみに、2週間くらい前からこんなポスターがはってありました。

なんとなく恒例行事感があっていい感じです。
ちなみに去年は「一部の人から「色違いの靴下とか服装違反になる」と言われるかもしれない。その人に押し切られて管理職も反対するかもしれない」とかいう話があって、急遽、人権教育担当も「supported by」に入ったのでした。でも、去年やったから、今年はまったく大丈夫です。昼休みに昇降口にみんな集まってなにやらやってるところに、支店長と副支店長も色違いの靴下を履いて混ざってはりました。
なんとなく、こういう感じがいいですね。
問題はリビングライブラリの準備です。昨日は全員揃わなかったので、マークリードができませんでした。しかも、今日は定期テストに準じる「11月テスト」があります。テストと言えば採点です。しかも明日は午後から出かけなきゃなりません。さらに今日は残業ができない。ほぼ詰んでます。
てことで、朝のショーとホームルームのあとに担任さんのところに行ったら、あと5人でコンプリートすることが判明。よし、読み込もう。あとは手打ちだ。読み込んだら、速やかに人数調整開始です。
と、ここで会議です。でも、会議は10分で終了。えらいぞ!教科主任!
再び人数調整して、あっという間に完成。
続いて採点です。これが案外進みます。なんとなくするすると採点が進んでいきます。これはいけるかも。セクションの会議中もなんとなくゆるゆると採点を進めます。
放課後に担任さんのところに行ったら、休んでた子のぶんも手に入りました。これでコンプリートですね。てことで、名簿作成ができました。これは大きい。
そして、放課後も採点を進めたら、なんとなく終わってしまいました。これは大きい。明日からの4日間に仕事を持ち込まなくてすみそうです。かなり楽になりました。
てことで、定時に退勤。今日はお客さんがあって鍋です。やがて来られたのはGっさんです。続いて来られたのは後藤さんです。今日の鍋はこの3人です。発端は、Gっさんからの
「相談したいことがある」
というメールでした。まぁ、相談と言ったら、人を紹介することだろうなと、想像はつきます(笑)。さてさて、どうなることやら。
まずはそれぞれのごあいさつや、馴れ初めから。そして「相談って何?」からはじまるGっさんとわたしの会話です。内容は、まぁ、この間のいろんなできごとです。そんな中、今日も後藤さんは質問されません。Gっさんとわたしの会話をずっと聞いておられます。この態度がすごいです。
ここでふと思い出しました。そうだ、あれを見よう。「ルーツを見つめる ー大阪・若者たちの肖像写真」です。わたし、大好きなんですよね。後藤さん、なんか照れながらも「ここで見るか」という感じで、一生懸命見ておられました。
ただ、こんなものを見ていたら、当然のことながら時間はどんどん過ぎていくわけで。気がつくと10時半です。なんでも後藤さんは北芝に宿があるんだとか。それはたいへんです。ということで、お見送り。そのごしばしGっさんと話をして、こちらも終電が近づいたので、お開きです。
うん、今日はいろいろ充実した1日でした。

動きをとる

この間、ずっと頭を悩ませていて、動きがとれなかった事案がひとつはっきりしました。とても残念だったけど、与えられた条件でいくしかありません。逆に、来年への目途もつきました。
てことで、早めに職場に行って、印刷したり、あれやこれやと手当をして、動きをとりはじめました。
しかし、欠席者が多いな。希望調査がとれないです。困った。とにかく休み時間に教室に行ってマークシートに●をしてもらうしかないですね。あとは教科担当に頼むかな。
昼休み、朝に3人ばっか休んでたクラスに行くと、ひとりは来てたので、マークしてもらおうかなと。このクラス、去年担当してたので
「○○さんは?」
と聞くと、
「やめた」
という返事が返ってきました。
「え…。ショックやわ」
と言うと
「どひちゃん、仲良かったもんな」
と言われてしまいました(笑)。
その子、たまたま一番前にいたから、いろいろちょっかいを出してただけなんですけど、そうか、そういうふうに見てたんだ。でも、それはそれでいいか。それが「贔屓してた」とか、他のアカン感じじゃなくて「仲良し」と見られてるなら、それはそれでいい。そして、「やめた」という話にショックを受ける教員がいるということを伝えることも大切だと思います。
放課後、これまた去年担当した子と廊下をすれ違った時に、いきなり
「Trick or treat」
って言われてびっくりしたら
「食べる?」
と袋菓子を出されて、思わず
「ありがとう。逆にもろてしもたわ(笑)」
ともらってしまったり。うん、生徒からもらったお菓子はうまい。しかし、こんなことやってるからアカンのやな(笑)。
そんなこんなでパタパタしてたら、すぐに定時です。さてと、帰ろう。とりま久しぶりに筋トレして、あとはビールだな。

選別装置としての高校

またまた新しい週がはじまってしまいました。まぁそれでも、昨日の夜は10時に寝たから、少しは楽かな。とはいえ、「趣味」であるとはいえ、やっぱり自分のための時間がほしいですね。ここしばらくの土日、そしてこれからしばらくの土日を見ると、自分のための時間がまったくありません。ほんとうにヤバいです。
それでもとにかく出勤。実は、仕事そのものは別にしんどいわけじゃないです。ただ、仕事も自分のための時間ではないから、やはりつらいです。
特に、山もオチも意味もなく1日が過ぎて、夜の仕事です。
今日は「高校における格差」ですが、まずはわたしからひとこと。
今、夜の仕事で伝えたいと思っていることは、子どもを通して、その背後にある社会を意識するってことです。教員って、ついつい「その子」を見てしまう。あることができたのは、その子が努力したから。できなかったのは、その子の努力が足りなかったから。そして、努力の如何にかかわらずできなかったとしたら、「障害」を疑う。常に着目しているのは「その子」です。でも、その子は1人で生きているわけではない。家族という社会や、その家族を取り巻く社会の中で生きている。だから、その影響を強く受けている。そういうことを踏まえて物事を考えてほしいんですよね。そしてもうひとつ。実は、わたしの学校経験を通して、わたしがいわゆる「高SES層」に属する家に生まれたことは伝えています。でも、そういう人だって、「庶民的な学校の教員」はできるし、人権教育もできる。教員の仕事は生まれに依拠しないってことです。
そんな話の後、発表してもらいました。今日の発表もうまいですね。やはり、発表って、最初にする人がいちばん大変だと思います。そういう意味では、みんなどんどんうまくなっていくだろうなぁ。
しかし、高校における格差は露骨です。SESと偏差値が見事な相関関係にあります。げんなりするけど、それが現実です。現実を直視するところからしか、次には進めない。
そんなことを考えながら、みんなでホワイトボードに書き書き。
おもしろいなと思ったのは、出身高校における進路ですね。「浪人が1/3」とかいう学校があります。わたしの勤務校では考えられません。だって、浪人してでも志望校に行きたいというのは、それなりの学力があったりお金があったり、さらには親がそれを戦略として選択することができるわけですからね。
そしてもうひとつおもしろかったのが、中学校と高校の「雰囲気」の違いです。例えば「高校は合唱コンクールをがんばる雰囲気だった」とか、「高校は冷たい感じだった」とか。あるいは「中学校は情に熱い感じだった」とか。行事をがんばるというのは、学校文化に親和的ってことなんですよね。そういう話をすると、「みんな学校が大好きだった」っていう答えが返ってきて、学生さんたちは納得されてました。さらに「情に熱い」についても「学校文化としてのタテマエ」に対して、対抗概念としての「ホンネ」が低SES層と親和性が高いんじゃないか」みたいな話を投げ込んでみました。
最後に、
「仮に今、小学校の同窓会があったとして、みなさんはどういう会話ができる?」
という話をすると、「あ…」みたいな表情をしている学生さんがおられて、まぁそういう選別装置として高校は機能してるんですよね。
てことで、最後は元気になって終了。と、デスクを見ると、プロジェクターのスイッチが入ったままみたいです。んー、鍵を取りに行くのはめんどくさいな。門衛さんにお願いしようかな。
ということで、学生さんと一緒に門衛さんのところに行って
「プロジェクターのスイッチが入ってるみたいなんです」
と話すと、はじめ「ん?」という感じだったので
「子牛控え室まで行くのがめんどくさくて」
というと、「あぁ」という感じで対応してもらえました。
えーと、もしかしたら学生さんと間違えれられた?

恒例のキムチの漬け込み

今日は「京都•在日外国人生徒交流会」の2学期の例会です。内容は恒例のキムチの漬け込みです。前回やったのは4年前か。今年は豚キムチ丼の販売なので、タレはなし。なので、少し余裕ができるかな。
てことで、マダンセンターへ。
まずは白菜の水抜きからです。それと並行して、上の子どもとTじさんがにんにくの皮むきをしてくれます。これ、タレがあったら山のようにむかなきゃならないけど、キムチだけだったら3玉なので、かなり楽なはずです。が、それでも大変な作業であることにはかわりないか。
わたしはひたすら野菜切り。にんにくのすりおろし&しょうがのすりおろしが終わったあたりで、ちょうど野菜切りも終了。あとは混ぜ混ぜするだけです。
てことで、11時半くらいに完成。
さてと。昼ごはんだな。どうしようかな。焼肉か。ということで、買い出しです。あまりお金がないので、ビールは別料金にしましょう。
焼肉を食べながら、マダン本番の作戦会議です。今年は東九条マダンの開催時間が短くなった関係で、売上は少なくなるはずです。そして、焼肉から豚キムチにメニューを変更したことで、さっぱり予想がつきません。しかも物価が高騰してて、下手したら赤字になります。みんなで知恵を出しあって、なんとか落とし所を見つけました。
てことで、現役生も来てくれたので、キムチの漬け込み。ワイワイ話しながらこれをやるのは楽しいひと時です。わたしはやらんけど(笑)。
その後、当日持っていく物資の確認です。今回はわたしがいないので、上の子どもが搬入•搬出をしてくれます。ここで、いかにわたしの家に物資があるかが判明。まぁ、ふだんはわたしが持っていくからわからんやろな。まぁそれが顕在化したのはいいことです。
ということで、4時過ぎに解散。
さてと、うまくいくかなぁ。

南へ北へ

朝、6時半に目覚ましをかけていたけど、身体が動きません。結局7時までゴロゴロ。それでも起き上がって、朝の支度をしたら車でスタートです。
実は今日はゼンコーの事後合宿だったけど、参加者が少なくてオンラインになりました。それでいろいろスケジュールが変わりました。ただ、もともとから入っていたスケジュールを、まずはこなしていきましょう。
最初のタスクは東九条マダン用の雑貨の買い出しです。いつも使っているお皿を少し変えようと思ったけど、在庫がなくて残念。なんでも、あらかじめ言っておけば用意してくれるんだとか。それにしても
「久しぶりですね」
とか言われてビビるなど。だって1年に1回しか来ないのに、なんで覚えられてるねん。まぁでもプロしか来ないような店に素人が行くから珍しいのかな。
買い出しが終わったので、次の場所です。ウトロの集会室です。到着したら、みなさんすでに着替え終わっておられます。わたしもあわてて着替えましょう。なんでも、今日は伊勢田小学校の創立50周年の記念行事なんだとか。で、農楽隊はそのオープニングで叩くらしいです。みなさん、気合いが入っておられます。
と、Sニさんから「これ」と渡されました。

うれしいなぁ。
で、会場の伊勢田小学校へ。それにしても、みなさんフリーダムです。体育館に入ったら、いろいろ知りあいがおられて、あちこちで雑談がはじまります。ケンガリのSニさんが
「こっち来てー」
と声をかけても、それぞれがやりたいことをやっておられます。まぁそれでも、なんとなく舞台の方に来て、なんとなくはじまりそうな感じになってきました。
やがてオープニングの時間になりました。まずは、前口上。いつもの通り、わたしの役まわりです。あとで「せんせいやな」と言われてしまいました。あとは、みんなで叩いて踊って楽しい15分を過ごしました。
ちなみにオープニングのあとは「開会宣言」と「あの歌」がありますが、当然みなさんは体育館の外に出ます。わたしも積極的に外に出ます。で、記念写真です。

で、あわてて着替えて、そのままガッコに向かいます。今日は学校説明会があります。ガッコに到着したら、すでに放送部員が荷物運びをしています。しかし、わたしは何も食べてない。とりまスープでおなかをごまかしましょう。
で、放送機器のセッティングをして、主催のセクションと打ち合わせをして、そんなことをしていると12時をまわりました。そこで再びウトロへ。持たせて下さったのはこれ。

焼きめし弁当です。ガッコに帰ってワシワシ食べました。キムチうまい!ケッパリうまい!でも、食べきれない。半分持って帰ろう。
で、学校説明会がはじまります。はじまってしまったら、特にやることもなし。終わったら片づけです。みんなでやったらすぐに終わります。
と、ここでゼンコー事後合宿のオンラインを立ちあげねば。なにせ、proのアカウントを持ってる人はいませんからね。ちなみにzoomのアカウント、気がついたらkwanseiのがなくなってメッチャ困ったけど、kansai-uが手に入ったのでホッとするなど。Aっちゃんが早めには行ってくれたので、共同ホストにして、わたしは帰りの運転があるので退室。
帰りは再びウトロに寄って、おべんとうのタッパーを返したり、Sファンさんに貸してたTシャツを受けとったり。さらに帰り道にキムチの材料をゲット。
そんな感じで家にたどりついたら6時をまわってました。疲れた…。

雨の合間をつく

今日は夕方に歯医者さんがあるのでバイク出勤です。走りはじめたら、なんとなく走りがいい感じです。アクセルをあけなくても転がっていく感じ。それでいて決して遅くはない。なんか、いろんな場所が動きはじめている感じですね。いつも練習に使うS字コーナーでは、目線が遠くに行くようになったので、これもよし。途中給油したら13.3km/Lだったので、ほぼほぼいつも通りの燃費になっています。おそらく右手首もいつもの感じになっているのかな。
そんなこんなで30kmばっかのツーリングを楽しんで、職場へ。寒いです。
それにしても、仕事をする気が起きません(笑)。まぁもともと仕事をする気は起きない人ですが、基本的には動きがとれないので、どうしようもありません。まぁでも担任さんには「動きがとれないけど、ちゃんと動きますからね」と安心材料を渡しておきましょう。勝負は月曜日だな。それにあわせて、火曜日の朝イチに動く。
放課後は明日の学校説明会の準備です。といっても、今日は機材の準備だけ。説明会は午後なので、午前にセッティングすればいいですね。
そんなふうにしていたら、なにやら外があやしげになってきました。まずは風がすごい。そして、雷。さらに雨。雨雲レーダーを見ると、えらいことになっています。どうする?帰りのバイク…。
定時が来たけど、とてもではありませんが、走れる状況ではありません。てことは、歯医者さんには間にあわない。しかたない。キャンセルですね。
あとは、雨雲レーダーとにらめっこです。どうやら17時45分から1時間程度は雨雲が切れるようです。そこだな。と、35分の段階でほぼ雨が止みました。ここしかないですね。
ということでスタート。いつ雨が降るかとドキドキしながら、そしていつマンホールを踏むかと、これまたドキドキしながら、なんとか雨に遭わずに帰れました。よかったよかった。
さてと。お風呂にゆっくり浸かりたい。

動きがとれない

昨日の夜、とあるメールがあってあわてました。その後、ずっとどうしたものかと思う朝です。そうそう、東九条マダンもどうしたものか。なにしろ、その日、わたしはいない。さらに、Aっちゃんもいない。てか、今週末に予定されている「事後合宿」はどうなるんだろう。MLがまったく動いていません。事後合宿の有無によって、翌日にある京都の交流会の動きが変わります。
とにかく、なにもかもががっちゃんこしてしまっていて、動きがとれない。どうしたものか。それでも、できるところからひとつずつほどいていくしかないですね。
まずは事後合宿か。「誰が来るの?」と投げてみました。うーん、参加者、メッチャ少ないやんか。これは対面はムリやな。ということで、ひとつ解決。てことは、京都の交流会は「あんな感じ」になるのね。
東九条マダンと京都の交流会は子どもに頼りますか。「お願いできる?」とラインしたら「しかたないな」という返事。すまぬ。
あとはリビングライブラリやな。
今日も代講があって、しかたないからプリントをつくって配って、まぁこれでいいやろと思ってたら、ひとり質問に来ました。
「あのこれ」
「なに?」
「a1≡a2 mod(17)でですね」
数学オリンピックの問題でした。
「わたし、数学が専門じゃないからわからんわ」
「でも、教科は数学ですよね」
「教科は数学やけど、専門は社会学やねん。ほら、ここみたらわかるやろ」
と言ってresearch mapを見せたら、納得してくれました。
「もっとちゃんとした数学教員に聞きや」
そんな感じで家に帰ってzoomです。が、19時スタートのzoomがいつまでたってもはじまりません。やるかやらないかの連絡もないので、ビールを呑もうにも、動きがとれない。15分にやっと開始。結局1時間ばっか会議でした。まぁ、どうなるかなぁ。
ここでやっとビール。疲れた。
そうだ、寝る前にパートナーに脚のアロマをやってもらおう。実は火曜日の早朝に右足ふくらはぎが痙ったんですけど、なまじ筋トレしてるから痙り方も激しくて激痛でした。それをかばってフィールドワークしたから、右足の太ももが痛い。このままだったら、明日、動きがとれない。

違憲判決が出た

今日は午前に2発授業です。と、代講依頼が…。ごめん、午後はあかんねん。授業はプリント学習にしようかと思ったけど、今日はやめときましょう。
空き時間にあちこちメール。いつものことですが、10月終わりから11月にかけては、かなり火がつきます。とりわけ今年はきつい。リビングライブラリをもう一週うしろにすればよかった。来年はそうしよう。と思うたびに、まだ自分は「いるつもり」なんだなと思います。
午後はzoomで研究会。脳みそがついていってません。が、なんとかかんとか発言ができたかな。研究会の終盤、突然ポップアップが出てきて、「性別変更の手術要件めぐり 特例法の規定は憲法違反 最高裁」の文字が…。
びっくりしました。なので、すぐにzoomのチャットに転送。するとみんな、バッと顔が輝いて「おお!」という声が。
ちなみに、みなさんシス女性です[1]たぶん
この違憲判決はほんとうに大きな一歩だと思います。しかも全員一致だしね。ご尽力いただいた方々には頭が下がります。まぁでも、わたしも微力ながらこんなことこんなことこんなことはやりましたけどね。

わたし個人は、オペはしたい人がすればいいと思ってます。そのために、ほんとうにオペがしたいのかどうかを、自分自身ととことん対話をしてほしい。対話をするためには、オペに付随する余計なものはないほうがいい。純粋に自分の身体を眼差すこと。
そう考えたとき、特例法の要件は、あまりにもジャマです。だから、反対してる。
もちろん「わたしのため」ではないです。後輩たちのためです。わたしは戸籍制度を叩き潰すまでは性別変更しないと決めてます。だから、たぶんずっとこのままでしょう。知らんけど。
ちなみに、違憲となったのは第4項で、第5項は差し戻しなんだとか。
つまり、トランス男性はOKで、トランス女性は×ということですね。そういうアンバランスを高等裁判所はどう判断するのか。
ちなみに、昨今、みんなが大好きなお風呂問題ですが…。
実はトランス男性の方がハードルは高い。だって、男女問わずに性器を隠す人はいます。トランス女性もそのひとりになればいい。でも、トランス男性で、特に胸が大きい人はたいへんです。男性で胸を隠す人はほとんどいない中で隠さなきゃならない。隠さなければ見られる。見られたら混乱が巻き起こる可能性がある。あるいはトランス男性が性暴力にあう可能性が出てくる。
ここで問題なのは、こういう話がまったく出てこないところですね。つまり、トランス男性のことは、みんな興味の外だってことです。ここにあるのは、トランスジェンダーの問題ではなく、ジェンダーの問題です。

しかし、いつも思うことは、トランスヘイターが「手術してない人がお風呂に入るかもしれない」といい、それに対抗する人が「そんなことはない」ということのむなしさです。
本来は手術をしてようがしてまいが、性暴力を意図せず、その場が混乱しない形であれば、自認する方に入ればいいと思ってます。だって、「一瞥」による性別は手術とは無関係です。逆に手術の有無にかかわらず、外見が自認する方になってたら、出生時に割り当てられた方に入ると、メッチャ混乱します。それは、わたしは経験済みです。
なのに、「反論」するために、自らの行動の可能性を狭めてしまう。それがむなしい。

しかし、「coming out story」の「あの」シーンを誰も何も言わないのがおもしろいな。まぁ、ひとまわり前の映画だからか…。

footnotes

footnotes
1 たぶん

人の世に熱と光を ー水平社創立の思想に学ぶー

今日は先週金曜日から延期になった体育祭の日です。体育祭と言えば、朝が早い。7時集合です。てことは、メッチャ早く家を出なきゃならないし、メッチャ早く起きなきゃならないということです。しかも今日は火曜日、出張日です。よりによって水平社博物館に行かなきゃならない日です。どうするねん。
まぁでも、淡々とこなしていくしかないです。
てことで、7時に出勤。放送部員もすでに集まりはじめてます。昨日機材の半分くらいは運んであるので、今日はスピーカーの設置から。
部員がスピーカーを運んでくる間、わたしは朝ごはん。体育祭の日の朝ごはんは卵とハムカツのコッペパンとタリーズのブラックコーヒーと決めてます(笑)。これを誰もいないグラウンドを見ながら食べるのがいい。
てことで、スピーカーの設置が終わったら、スピーカーケーブルの敷設です。
体育祭ではスピーカーは3発出してます。なので、アンプは2台。片方はステレオモードで、もう一方はブリッジモードです。ふたつのアンプに音源を食べさせるためにミキサーを設置してあります。
ここまでが、ひとブロック。ただし、これはスピーカに近いところに設置します。放送席はこことは離れたところに設置するので、お次は放送席までケーブルを伸ばさなきゃなりません。これらはすべて空中配線をします。ここで、体育祭恒例の「サル」が登場します。電柱に登って高いところにケーブルを引っ掛ける役です。それが終わったら、あとはケーブルを放送席まで持っていって、放送席のセットをしたら完了です。
さてと、音は出るかな。出たな。でも、なんかハム音がする。ケーブルが細いからなぁ。まぁ、実際に音を出したらマスクしちゃうでしょう。問題は2つのアンプの音量バランスですが、このあたりは勘ですね。
てことで、8時半に設置終了。よくできました。
てことで、無事、開会式開始。今日は副顧問も放送席に座ってます。いろいろ部員とコミュニケーションとってるのはいいんだけど、なんか「指導」っぽい。できれば一緒に働く仲間になってほしいんだけどなぁ。そういう意味では、できれば設置のところから来てほしいところだけど、勤務時間外だからなぁ。しかし、一番大変なのは設置と撤収なんだけどな。まぁええか。
開会式がすんだら9時半です。さてと、あがりましょう。しばし職員室でメールチェックとか今日の準備とか。そしてスタートです。
さてと。JR奈良から桜井線→和歌山線にするか、大和路線→和歌山線にするか。やはり前者かな、ひなびた感じを楽しみたい。
でも、途中、この間もらったこれの抜き刷りを読んでたり。うーん。あの時、小栗さん、質問されたけど、完全に向こうが専門家じゃないですか。でも、わたしが言ってる話とかなり共通点があるので、うれしいな。
てことで、掖上駅に到着。テクテク歩いて水平社博物館へ向かいます。が、ん?妖怪アンテナが!こんなところからムラなのか?いや、違う?もう少し歩いたところで、明らかにムラに入りました。なるほどな。てか、お好み焼き屋さんがありますがな。入りたい!でも、そんな時間はありません。
てことで、水平社博物館に到着。
まずは駒井忠之館長の講演です。が、うちの事務局長に「レジュメです」と送ったメールにデータを添付するのを忘れてたことが判明。急遽博物館で印刷してもらうことになってしまいました。すみません、すみません。
で、講演。まずは水平社設立時の有名な写真から。なんか、7人なんですね。まぁそれはいいとして、まずは平野小剣からひとりずつ説明されますが、これが詳しい。さすがとしか言いようがありません。そして水平社宣言へ。とは言え、これは「水平社設立大会宣言」で、綱領•宣言•則•決議を一体として捉えなきゃならんという話です。その後、さらに細かいところに突っ込まれていきます。例えば「吾々」は「特殊部落民」を指し、「吾等」は「すべての人」を指すとのことです。なるほど、だからこそ、普遍性を持つんですね。
とにかくこうやって、ひとつひとつの文章を細かく分析していかれます。これはすごいわ。
もちろん、守安さんとか朝治さんなんかの力は借りておられるんでしょうけど、でも、独自に調べておられることもきっと多々あるだろうし、ほんとうにこれが「専門」というやつだなぁと、あらためて思い知りました。
講演のあとは水平社博物館の見学です。個人的に好きなセクションは「帝国弘道会」→「大和同志会」→「燕会」のあたりかな。ちなみに、この頃同時多発的にあちこちで同じような会ができていて、それらが大きなうねりとなって水平社へとつながっていく。このあたりのダイナミックな感じはたまりませんね。
あとは、各地の活動家のコーナーもおもしろい。誰を見ても若い。ほんとうに若さあふれる集団だったんでしょうね。
それにしても、水平社の設立に居合わせた人たちの気持ちって、もしかしたら規模は小さいけど、stnの設立の時と同じような感じだったのかもしれないなぁと、ふと思ったりしました。
そして自主フィールドワーク。基本的には1年弱前に案内してもらった内容を半分以下にした感じで、さっくりまわりました。
さてと。日も傾いてきたし、帰りましょうか。