いま、毎週金曜日に「週末課題」なるものを出しています。ほんとうは宿題とかあまり好きではないし、そもそも世界侵略のススメでも宿題は出さないとなっているらしいから、あまりやりたくないのですが、昨今「意欲・関心・態度」を評価しなくちゃならないという、わけのわからんことになっているので、宿題を点数化して評価につなげるという外道なことをやっています。ちなみに、宿題の提出が「意欲」なのか「関心」なのか「態度」なのかはわからないし、提出しなかったらそれらがないかどうかもわかりません(笑)。
ただ、3日式に触れなかったら忘れるということはあるので、意味がないとは言えないかななどと思わないことはないです。まぁ、復習というやつです。
問題は、授業時の復習です。
ありがちなのは、早めに試験範囲を終わらせて、最後にまとめて復習する。これのいいところは、まとまった時間があるので、苦手な子に集中的に伝授することができたりします。が、遊ぶ子にとっては格好の遊び時間です。
もうひとつありがちなのは、週末の最後の1時間を復習にあてるというもの。これはその週にやった内容を復習するから、まぁ理にかなってるような気がしないわけでもありません。でも、ほんとうに理にかなってるのかどうかは不明です。というのは、金曜日に復習をして、土日は週末課題+遊んで、それが定着するかどうかが不明ということです。そして、月曜日は定着していることを前提に授業を試みるけど、定着していない子にとってはチンプンカンプンということになる。
なので、それの検証も兼ねて、今回は月曜日の授業を復習の図書館学習ということにしてみました。このメリットは、復習から1週間がはじまって、それを踏まえてその週の積み重ねができるということです。ちなみに、デメリットは、遊ぶ子にとっては格好の遊び時間になるということです(笑)。
まぁでも、いまやってるのが定積分の計算なわけで、これができないとあとの面積がさっぱりわやなので、やってみますか。
結果としてよかったかも。苦手な子が、週末課題を一生懸命やって、その成果が月曜日の復習プリントにつながるので、手応えがあったみたいです。もちろん、遊ぶ子にとっては格好の遊び時間でした(笑)。
まぁ、わたしにとっても教研明けのしんどい月曜日に授業せずに、かつ仕事もできたからメリットはありますね(笑)。