今日は卒業式です。今年は式場のさまざまなことはすべて1年生が担当します。さてさて、どうなるか。
昨日、部長がLINEで8時に集合かけてたけど、朝から「寝坊した」「しっかり!部長」とか「ICOCA忘れました。遅れるかもしれません」「しっかり!部員」とか、わけわからんメッセージが飛び交ってて、まぁ平和やなと。
それでも8時にはみんな来てたからよかったよかった。で、8時に来たから何があるわけでもないのですが、でも、こんな時は早めに来て準備しないとダメなんです。なにせ、ぜったいに失敗は許されませんからねぇ。
で、会場に入って、各種チェックをして、定位置にスタンバイ。わたしは寒いからシュラフを敷いて、その上に座ってると、副支店長が来て「式歌だけは君がスイッチ押してくれと支店長が言っている」と。
「なんでですねん」
「式典だからミスは許されないと言っている」
「大丈夫です」
「いや、わかってる。とにかく言ってるって伝えただけやし、まぁそれだけや」
「なるほど、りょーかい」
いい副支店長さんです(笑)。
ぜったいにミスが許されないところで、強烈なプレッシャーを感じながらやることで、子どもたちは成長するんです。まぁ、練習試合を何回やっても本試合1回の成長度合いとは違うってことです。もちろん、卒業生にとっての最後の成長の「場」なんだけど、うちの部員にとっても大切な成長の「場」なんです。まぁ、責任者としてはわからんわけでもないけど、ここは攻めなきゃ(笑)。
てことで、ここからは1年生にプレッシャーをかけていきます。だって、その「場」がプレッシャーとわかっていない人がプレッシャーの中でプレイできるはずがない。
「舞台上のマイク、スイッチ入ってるか?」
「さっきから触ってません」
「確認するわ。ヘッドホン貸して。うん、音が聞こえるから入ってるな」
みたいな。顧問がプレッシャーを感じることでプレッシャーを感染すんです(笑)。
てことで、式開始。「あの歌」はいつものように別ライン。そりゃ、不慮の(笑)放送事故を避けるためにはそのほうがいいです(笑)。てか、そのあたりはみんな優しいです。
さてと。ここからガチで式がはじまります。ミキサー担当の生徒はピリピリしながら壇上を見ています。ハンドリングノイズを極力押さえるために、細かくスイッチをON-OFFするつもりらしいです。これ、スイッチ入れ忘れた時とか、入れ損なった時は悲惨です。もちろん、わたしは経験ありです(笑)。「経験してない子は大胆やな」と思いながら、任せることにしました。プレーヤーを立ち上げた時のソフトの挙動にどう対応するかとか、音楽を入れるタイミングはどんなとかって話は、現場だとよく伝わります。なので、今年は細かく指示を飛ばすことにしました。
てことで、式そのものはいつも通りつつがなく終わりました。よかったよかった。
式が終わって、とあるクラスが自作のビデオをテレビに映したいとのこと。教室に行ってHDMIで接続するも、映りません。おかしい。認識してるけど映らない。生徒は「ありがとう。もういいです。パソコンで映します」と。散々粘って、とうとう諦めて、一度教室を出てしばらく用事をしている時に、ふとひらめきました。まだ試してないことがある!
再び教室にもどり、ケーブルを変えると、なにごともなかったかのように映りました。そういや、HDMIケーブルに相性があるのを忘れてました(笑)。ビデオ担当の生徒の保護者から感謝されちゃいました。まぁ、そりゃ、すっきり映るよりも、なかなか映らなくて映った方がドラマティックだわな(笑)。てことで、ほっとひといき。
あとは、放送部の卒業式をやってみたりして、ダラダラ雑務。でも、雑務も手につかないし、おべんきょもなんかできません。なので、ダラダラ。まぁ、プレッシャーのあとのクールダウンですね。
てことで、1日終わったところで、おうちに帰りましょう。帰りに買い物しなくちゃ。と、買い物リストを落としてることに気づきました。あれ、ヤバイよ。「ビール・ウォッカ・ウィスキー」って書いてある。まぁでも、あれか。わたしのリストってわかるよな。そんな買い物リストをつくるのはわたしくらいしかいないわ。