大学生対象で2時間半はさすがにくる

今日は関西の有名私立大学の1年生お座敷です。大学生対象は幾度か話したことはありますが、2時間半ははじめてです。しかも、場所がホールです。まぁ、与えられたシチュエーションでやるのがお座敷ですから、よしとしましょう。
とりあえず学食でご飯を食べて会場へ。思ったよりも「ホール」です。というか、完璧にホールです。しかも学生さんは70人。ま、ええか(笑)。
で、話しはじめましたが、なかなか難しいですね。なにせホールなので、ソファのようなシートで隣とくっついてます。友だち同士で座るから、まぁ集中しにくいですよね。しかも、もたれられるから寝られる。しかも、午後イチです。てことで、寝る子続出。まいったな。
なんか、大学1年生って、もしかしたら高校4年生かな。それも、過去3年間抑圧されてきて、解放された4年生。なかなかの強者です。
途中インターバルを入れたので仕切りなおしです。後半は50分くらいです。まぁなんとかなるでしょう。てことで、映像見せたりしながら、後半戦を30分ぐらいで終わろうと思ってたら、すでに40分しゃべってることに気がついて、これはえらいことやと。昨日より1時間長くもらってるのに、やっぱりギリギリってどういうことよ。でもま、そんなもんかもしれませんね。ちなみに、後半戦の学生さんは、かなりガッツリ聞いてくださっていたみたいです。でもま、未来の小学校教員なので、学校の話は聞きますよね。
てことで、無事終了。コミュニケーションカードを書く時間を保障しなかったのに書けてるのはさすがです(笑)。でも、そんな中、一生懸命書いてて、結局書ききれない学生さんもおられて、なんかうれしかったな。
伝わり方は人それぞれ。でも、その場である反応が、こちらにも伝わるので、やっぱり一番うれしいな。

小学校のはしご

今日は午前午後のお座敷ダブルヘッダーです。しかも両方とも小学校。しかも、両方とも北摂のとある街。まぁ、午前のお座敷は、午後のスケジュールを聞いて入れてこられたんですけどね。
てことで、阪急に乗って最寄りの駅へ。さらにバスに乗って最寄りのバス停へ。少し歩くと、目的地です。なつかしいなぁ。ここ、かつて「小さい仲間」と出会った場所です。たしかあの時は、帰ろうと思ったけど、校門が閉まってて、しかたなしに塀を乗り越えて出たんだっけ(笑)。
で、お座敷開始。お客さんは5年生です。子どもだからといって楽はできません。というか、どちらかというと、子どものほうがパワーが必要です。しかも、与えられた時間は45分。身体が50分のリズムなので、これもしんどい。でも、かつてやったことがあるから、なんとかなるでしょう。
とりあえす、はじめのつかみで「笑ってもいいこと」を伝えて、そこからガチの話に持っていきます。そして、少しだけ知識を伝えて、あとはまたネタです(笑)。最終的に5分オーバーでしたが、給食の時間なのでノープロブレムとのことで、ホッとしました。
終わってから、子どもたちがワヤワヤ寄ってきてくれるのがうれしいです。そんななか、一人の子どもが握手を求めてきてくれました。そっか、なにかが引っかかったのかな。他にも何人かの子どもが残ってくれたり話しかけてくれたり。なんか、ホンワカした気持ちになりました。

で、駅前で昼ごはんを食べて、午後はとある小学校の教職員員研修です。与えられた時間は1時間半。かなり短いです。おわる自信がまったくありません。でも、「1時間半で」と言われてしまったので、しかたありません。「早口なので覚悟しておいてください」と前置きをして、いきなりフルスロットルです。それでももちろんフルバージョンは話せません。なので、話しながら、ところどころをそいでいって、なんとか5分オーバーで終了。それでももちろんネタは忘れません。まぁ、支店長さんがうれしそうにしておられたので、たぶん成功かな。

で、大阪に移動して、ダメダメ先輩と合流して、軽く飲み。にしても、立ち飲みは疲れるわ^^;。

仕事にまみれる

今日から2学期中間試験です。今回も外に出なきゃならない事態が発生しているので、職場にいる時はひたすら仕事です。
まずはカントクが2連発。いろんなものの持ち込みはダメなので、頭を使う以外やることがないです。さいわい1時間目は英語です。ふむふむ、こんなことをしてるのね。辞書なしで読む練習には最適ですね。2時間目は数学です。つまらん。読む気もおこりません。てことで、「おべんきょ」のシナリオを考えてました。
その後、採点の祭典開始です。今日は2クラス。重症患者については先週ケアをしましたが、他の子らはどうかなぁ。まぁ、ケアの効果はそれぞれですが、でもマシにはなったかな。その代わり、ケアから漏れた子がえらいことになってます。次のテストのケアの対象ですね。
その後、ノートの点検。
ぶっ通しで4時間ほど仕事をすると、さすがに腰がパリパリです。もう限界…。

やる気がおきない

今日は3連休であけておいた日です。できればおべんきょしたいなと思っていたのですが、どうにもこうにもやる気がおきません。
なんか、昼前に子どもが買い物に行くのでパートナーはそれについていくとか。「あんたも来る?来ぃひんよなー」って言われて、「なんなんそれ」とは思ったけど、たしかに行く気もおこらないから、「家でゴロゴロしてるわ」と答えておきました。
昼ごはんのビールも飲む気がおこらないわけではないけど、あえてやめておこうかと思ったので、炭酸水を飲んでごまかしたり。
でも、少しは片づけなんかをしなくちゃねということで、そこらのものを整理したり捨てたり。
夜になったらビールは解禁(笑)。
そんなふうにして1日がおわりました。
かなり焦るけど、でも、こういう日が必要だったんだと自分を納得させることにしましょう。

2日連続のカフェ

朝、なんとなく目が覚めてしまいました。7時か。もったいない(;_;)。でも、今日は早めに撤収をしたいので、まぁええか。
てことで、朝ごはんを軽くつくりながら撤収準備。ちなちに、玖伊屋の撤収で一番たいへんなのは、前の晩の残り物の処理だったりします。残り物だけだと少し少ないし、かと言って新しくつくると余ってしまうし。その塩梅が難しい。
それでもなんとか11時前に撤収を終えて、向かうは枚方市内の某所です。ここで、M口さんという方が、不定期開催のカフェを開催しておられます。わたしがはじめて参加したのは、もう1年以上前になりますか。ちなみに、これまでの参加メンバーを見ると
「なんじゃ、こりゃ」
な人ばかりです。わたしなんて、まったく歯が立ちません。きっと今回もすごい人たちなんだろな。
で、到着すると、やっぱりいました、H下ちゃん(笑)。飲んだくれだけどすごい人です。
それでも、キャラの立ち方で言えば、Iずみちゃんの次はわたしなので、先行逃げ切りで行こうかと。で、はじめのうちはワヤワヤ話をしていましたが、そうこうするうちに自己紹介タイムになりました。トップバッターはわたしらしい。困ったな。何を話そう。ま、高校教員って話かな。てことで、自己紹介したのですが、きっちり
「女の方ですよね?」
とクギを刺されてしまいました。もちろん答えは
「はい、だいたい」
です。やれやれ。
その後の皆さんの自己紹介を聞くと、なんかホントのほんとにすごい人ばかりです。
なんだろ。あるシチュエーションに置かれるということそのものは偶然とも言えます。でも、それをどう捉え、そこからなにをするかは「その人」なんですよね。で、「その人」のありようがあまりにもすごいです。しかも、そんな人たちが、自己紹介をはじめるとあちこちでつながりがあることがわかってくる。これかまたすごいです。通常の自己紹介は、例えば「質問→答え」なんですが、そういう自己紹介ではありません。ひたすら話が螺旋状にまわっていきます。
そんな自己紹介を楽しみながら、M口さんお手製のイタリアンがどんどん出てぎます。うまい!しかもお酒がハンパない。量もですが、質がすごい。実はこのために、あえてモーニングチューハイを抜いたんですよね(笑)。
あんまりにも楽しいので、飲み過ぎてしまい、気がついたら椅子の上で横になっていたのはいいとして、椅子から落ちてしまったりしました(笑)。
そんなこんなでお開きは10時過ぎ。あり?Iずみちゃん、帰るはずじゃ。
「いいんです。楽しかったから」
よかった(^^)
てことで、帰りはフラフラです。それでもなんとか終電にならずに家にたどり着けました。よかった。
家に着いたら、なぜかおなかが減っていたので、TKGを食べて、歯を磨いたら爆睡です。

インタビュー2発@くいや

さすがに今日もしんどいです。とにかく寝坊です。てことで、ゴロゴロ。と、外出したパートナーからメール。「定期忘れた」とのことです。やれやれ。では、外出先まで送りますか。そんなこんなをしてるうちに、お昼です。うーんと思ったけど、今日はハードになるから昼ビールはやめときましょう。
昼下がりにK野さん登場。人権学習の教材のこととか、近況報告とか。で、三条まで送ってもらって、おたふくです。
ちなみに、今晩は玖伊屋。明日の午後は別のところに行くので、前回に引き続き今回も前夜祭です。でも、ここでもお酒はセーブ気味。ビールをコップに3杯と焼酎お湯割りを1杯でおしまい。なにせ、今日はインタビューが2発あります。どちらが先になるから早いもの勝ちです。
1発目はO阪教育大学のサークルのインタビュー。基本的に卒論のインタビューはしんどいのであまり引き受けたくないのですが、サークルの冊子に載せるためのものを顧問の教員から頼まれたらしかたがないです。まぁ、こちらは質問項目を考えて、それに沿って質問してくれたので、期待される答えとは少し外し気味の答えを話していきます。ちなみに途中でガマンできなくなったので、ストロングチューハイロング缶をプシッ。そんなこんなで、約1時間のインタビュー終了です。
2発目は、遠路はるばる来られたらT京大学のDの方々です。なんでわざわざ来られたかというと、「障害✕学校教員シンポジウム」を聞かれたんだとか。いや、もうしわけない。ちなみに、D論とは関係のない共同研究だとか。かなりうらやましいです。
てことでインタビューがはじまったのですが、こちらは完全な非構造化インタビューです。「自由にどうぞ」って言われたら、それはそれで困ります。なので、適宜質問されながら、かなり自由に話をしていたのですが、さすがは学部を卒業されて、それでもなおかつ残っておられる方々です。キレ角鋭く来られるので、わたしも必死で考え答えます。そうこうするうち、質問がパタリとやみました。あり?みなさん頭をやたらひねっておられます。と
「ちょっと考えさせてください」
と言われたので
「じゃ、いったんやめますか。向こうに行って飲みましょう」
ということで、インタビュー中断。あとはみんながいるところでダラダラ話。と
「混乱してきました。少しみんなで話し合います」
とのこと。な、なにが混乱させたんだ?ビビります。
でも、仕方ないので、みなさんに別の場所をお伝えして、あとは好きにしてもらうことにしました。
で、しばらくウィスキー飲みながら話をしているうちに、優しい人が
「いつきさん、そろそろふとんを敷くから寝て」
と言ってくださったところで、わたしもシャットダウンです。

二日酔いの治し方

朝、朦朧としています。それもそのはず、昨日友だちと呑んで、そのまま寝ちゃったしな。てか、どれだけ呑んだのか記憶ないし。
てことで、友だちの家から出勤です。アホです。
当然職場についてもしんどい。まぁ、二日酔いといえば二日酔いかもしれませんが、単なる睡眠不足という話もあります。まぁ、試験前の自習中だからええかと。
1時間目の授業で「しんどいねん」というと
「昨日、帰り際に「呑みすぎたらあかんよ」って言うたやん」
と、子どもがあきれた笑顔で言ってくれます。優しいなぁ。
それでも、今日は試験前の最後のチャンス。今回は、なにげに危機感を感じているのか、けっこう質問に来ます。なんか、子どもたちの成長を見ているようでうれしいです。でも、質問しながらも「しんどそう…」といういたわりがあるのが、本当に優しいな。
3時間目の授業では「重症患者」のケアです。でも、ふたりとも間違えずにすいすい解けていくところに快感を感じたみたいです。授業時間半分で、「スペシャルグループ、解散!」と宣言。みんなのグループにもどっていきました。もどっていった先の子どもたちを見ていると、なにげに勉強の輪に交ざっています。というか、ある子はグラフの書き方教える側にまわってるし。少しスキルを身につけることで、グループに溶け込めるんですね。その、ほんの少しの手助けが大切なんだなあと、あらためて思いました。
午後は「子どもの発達と保育」という科目に来られた講師の方の話を聞きに行きました。「キッズいわきパフ」の岩城敏之さんです。この方、わたしが小学校の時に参加していたキャンプのリーダーでした。当時からおもしろい人だったのですが、やっぱりおもしろい人でした。でも、おもちゃを通して文化や子育て、さらには未来を語ることができるって、すごいなと思いました。ちなみに、あいさつに行ったら、はじめはわからなかったものの、話しているうちに「子どもの頃と変わらへんな」と言われて、まぁそんなもんですよね。

そんなこんなで、いろんなことをやっていたら、気がついたら二日酔いも治ってました。
さてと、家に帰ってビールを呑もう!

絶句した

ここ1年ぐらい、いつも胸にバッチをつけています。

これ、前に鹿児島に行った時に「ゴミ混沌ストア」の方が展示されていて、すごく気になっていたけど、ネックレスだったので買うのを断念していました。ところが、そのあとのGID学会で、Y之内さんが「はい、これ」って胸につけてくれたのが、このバッチです。なので、大切に使わせてもらっています。
このバッチ、子どもからちょこちょこ「それ、かわいい」って言われます。
今日も
「そのバッチ、かわいい」
って言われたので
「レインボーバッチだよ。レインボーの意味、知ってる?」
「知らない」
「レインボーは多様性をあらわすんだよ。特に、性の多様性ね」
って言うと、
LGBTやろ」
と。さらに
「友だちにいるで」
「LかGかBかTか、どれ?」
「T」
とのこと。さらに
「でも、気持ちわかるわー。わたしも女なの、イヤやもん。男になりたい」
と、ここまではいいけど
「ね」
と、同意を求められたところで絶句です。
もしかしたら、この子、わたしのことをトランス男性予備軍とか思っているのか?
最近子どもたちがわたしのことをどう思っているのか、さっぱりわからない。

承認欲求のジェンダー差

毎朝、出勤途中、同僚とダラダラしゃべりながら歩いてます。たいていは「飲み過ぎた」みたいな話ですが、たまに「昨日こんなことを考えて」みたいなことも話します。
で、今朝の話は当然「承認欲求」の話です。「講演やったり起業したりってことを通して他者から依存されるみたいな人、トランス女性よりトランス男性のほうが多くて、これも承認欲求なのかな」みたいなことを話したら、その同僚さん、しばらく考えて答えられました。
同「それ、トランス男性というより男性に多いんじゃないですか?依存されるによって承認欲求を満たす人。かつては「家庭」だったけど、今は無理ですしね」
まさに!
い「で、女性は依存することで承認欲求を満たすわけですね?」
同「(笑)」
い「で、ふたりで幸せアピールをする」
同「幸せなのはいいことじゃないですか」
い「いや、アピールすることができるような幸せなんて、どこかうさんくさいです。幸せなんて、そんなのじゃなくて、「いろいろめんどくさいこともいっぱいあるけと、それでもまぁなんだかんだいって幸せなんだろうな」くらいがちょうどいいんですよ」
同「(笑)」
なんかもう(笑)。