今日のお客さんは小学校中学年の子ども一人。
さてと、どうする?なにせ、雪がないからコースのバリエーションがない。かと言って、まともなレッスンしても、そんなに意味があるとも思えない。
というか、子どもにとって一番大切なのは安全です。安全を担保することで、楽しむことができる。もちろん楽しむことの中にはチャレンジも入ります。でも、チャレンジと無謀は、また違います。無謀な挑戦は怖さを生み出し、それは姿勢の崩れや、さらには最悪ケガにつながります。そしてそれは「スキーの楽しさ」を奪ってしまう。
でも、与えられたシチュエーションの中でインストラクションするのが仕事です。てことで、少ないコースの中でもコースどりを考え、シュプールを変え、スピードを変え、変化をもたせながら、ひたすら滑り続けました。
午後からはストックをポールに見立てて滑ってみたり、遊びの要素も入れて、一日のレッスン終了。
たぶん楽しんでもらえたかな。そして、たっぷり疲れてもらったかな。ぐっすり寝て、明日のスキーも楽しんでもらえたらうれしいな。