クリボー

で、午後からは滝井参り。
今日も別になにがどうということのない診察です。てか、O田さんとは、木・土・火と一日おきに会う予定なので、なにがなにやら。
まぁ、しばし作戦会議的な話をして、とりあえず待合室で仕事でもしようかなと。と思ったら、パソコンの画面がつかない。んー、コネクタがはずれたかな?てことで、早めにまんまるに行って、ドライバを借りて修理です。ま、すぐに直ったのですが、すでに他のメンバーがやってきていて、結局仕事はできないか…。
てことで、5時すぎからスタート。みんなで近況報告をして、鍋をつついて、ケーキを食べて。まぁ、いつもの「まんまるの会」自炊バージョンケーキ添えって感じです。ちなみに、今日はY野さんが久しぶりに来られたので、ガッツリとつかまえておしゃべり。
なんてことをしているうちに、10時半です。あちゃあ。明日は朝がややこしいから、早めに帰ろうと思ってたのに…。

無関心

今日はp4cの授業のある日です。
前期に比べて後期のほうが準備をしているかな、いい感じな時間がないわけじゃないという感じなんですが…。さてさて、今日はどうかなぁ。

今日は、まずは福島の高校生が輪になって話しているビデオを見て、その後クラスを半分にわけて、輪になって話し合おうかと。
ところが、固い。前回のキャッキャやってた感じがまったくないです。しかたないので、「何が違うのか」を聞くと、いくつかの答えが返ってきました。
ひとつは「テーマが難しい」。もうひとつは「メンバーの問題」。まぁ他に「めんどくさい」とか「そもそもこういうのがイヤ」とか、みんなはっきりと言ってくれます(笑)。
で、一番関心があったのが「メンバーの問題」なんですね。つまり「仲よし同士」なら話せるけど「知らない人」とは話せない。もちろん、その気持ちがまったくわからないわけではありません。が、やはりなぜなのか聞いてみました。すると、返ってきた答えが

  • 言葉が通じない
  • (自分の考えを)言っていいかどうかわからないから緊張する

なんていうのが出てきました。でも、一番驚いたのが

  • 知らない人が話すことには関心がない

でした。
いったい、なぜこんなんなんだろう。
Fぁよんさんといろいろ話していたのですが…。
もしかしたら、子どもたちは自分が揺らぐことがこわいのかなぁ。そして、他者を揺らがすこともこわいのかなぁ。
仲間うちであれば、まぁ、誰がどういうことを考え、誰がどういうことを話すかは、だいたい想像がつきます。そういう予定調和の中ではコミュニケーションがとれる。ところが、知らない人は何を考え何を話すかわからない。と同時に、自分が話すことが相手にどう伝わり、それによって相手がどう反応するかわからない。だから、こわい。
わたしなんかは、「わからないからこそ話さないとわからかい」と思うのですが、子どもたちは「わからないから、かかわらない」なんですね。それが「関心がない」につながる。
で、これ、他愛ない話なら、まぁいいのですが、社会的に必要なとき(例えば政治)なんかの場面で、これをすることは、まさに「政治的アパシー」ってやつにつながるのかな。とても深刻です。
で、どうすればこれを突破できるの。まぁ、ひとことで言うなら「関心を持つ」ことからしかスタートするしかないんでしょうけど、そのための具体的なプランが思いつきません。
困った…。