ええ感じの人たちやなぁ

今日は午後からお座敷です。とは言え、無理しちゃいけないので、パートナーと一緒に車移動。たしかに車は傷口に負担をかけません。その分、楽です。でも、考え事なんかができないのが,ちょい困ったものです。
で、会場の小学校へ。
今回呼んでくださったのは、前に話を聞かれた方です^^;;。いや、前に聞いたなら「ネタバレ」してるわけで、もう聞かんでええやろと思うのですが、逆に言うならとてもありがたい話です。
で、とりあえず管理職の方に紹介され、ごあいさつ。でも、管理職が苦手なわたしは、さっさと会場に行ってスライド映す準備です。でも、なーんかフランクそうな管理職です。気になります。
で、はなしはじめると、その管理職の方、もっとも反応してくださっているうちのひとりです。ふむ。ここは大阪府。もしや…。
そんなことを考えながら、質疑応答の時間。ある方から、わたしの子どもの頃についての質問が出てきました。困った。だって、今から40年前、まだパンドラの筺が開く前の時代に「してほしかったこと」や「してほしくなかったこと」を聞かれても、「何もなかったです」って応えるしか方法がありません。まぁいうなれば「空を飛びたい」と思っていたわたしに「なにかしてほしかったこと」と言われても、自ら「無理」と思っているわけで「なにもない」としか答えられないんですよね。なので、「今」の「パンドラの筺が開いた」時代の子どもたちの声を、この間の「おべんきょ成果」をもとに少し話をしてみました。うん、自分の経験ではないところから話をするって、なんか「おべんきょ人」みたいです(笑)。
で、終わってから、校長室でちょこっと話。校長室、苦手です。「なにかバレた感」が押し寄せてきます。でも、ここで管理職の方が全開です。どうやら、教員のみなさんよりも管理職の方の方がはるかに前を進んでおられる感じです。これはすごいわ…。
てことで、話のあとのひとときを楽しんで、帰路につきましたとさ。

まだまだ五合目だけど

今回の「山」は、「三角点を間違えた」という感じかなぁ。
この登山は、まずは自分で山を見つけて、登頂ルートを見つけて、実際に登るって感じです。で、「ほら、登ったよ」って言ったら、登頂ルートを検討してもらって「うーん、そこ、三角点じゃないんじゃない?」って言われた感じです。
ちなみに、それを言う人は「この山」には登ったことがありません。ただ、たくさんの山を登ってきたから「わかる」だけのことです。それってすごいことだと、素直に思います。
でも、誰がなんと言おうと「この山」は、いまだわたしが見つけて、そしてわたししか登っていない山。だから、わたしが山頂に一番近いところにいるんです。逆に「そお、三角点じゃないんじゃない?」という指摘は、「ちゃんと三角点を踏ませたい」という思いなんですね。
だから、その思いに応えるのが今回の「山登り」です。たぶん、いま、五合目あたりまでルートを検証しました。このあたりまで来ると、気がつくと「あ、そこか…」みたいな感じで見えてくるはずです。てか、そうじゃないと困るし…。

リハビリ

とか言いながら、午前中に「お座敷」に行きました。移動はパートナー運転の車。まぁ、今日はリハビリです。座ったままでやることにしました。
はじまって30分くらい下あたりでものすごくしんどくなりましたが、1時間半ほど経過したところで突然復活しました。
なんなんだろう。これは…。
おかげさまで、1時間半で終わるはずのネタが2時間弱かかってしまいました。聞いていた人、たいへんやったやろなぁ…。

決断

ずっとどうするか迷っていたのですが、とりあえず決めました。
まずは、玖伊屋は欠席します。「行くつもりだったのか」と言われそうですが、実はパートナーが送ってくれて20時〜22時のみ限定参加を考えていました。でも、往復の時間とそれに伴うロスタイムを考えると、19時〜23時が「安静にしていない時間」になります。そのことのリスクを考えると、やはり「行かない」がいいだろうと。
それに伴って、禁酒の期間も延ばすことにしました。実は、玖伊屋で軽く乾杯と考えていましたが、玖伊屋に行かないなら呑まなきゃならないわけではない*1ので、導尿バルーンが抜けるまでは呑むのをやめようと。
もうひとつは、今年の全国在日外国人生徒交流会も欠席します。この間、わたしの役割としては、なぜか卒業生たちとバタバタしていて、今年はじめてほんとうに体制を組んで現役生たちのサポートに入る準備をしていました。なので、交流会当日は本部でおとなしく寝ながらの参加をしようと思っていました。そこが会議室で布団がない時のためにこんなもんまで買ってしまいました。が、たぶん行ってしまうと動かなきゃならない。さらに、呑まなきゃならない(笑)。そして、寝られない。そのことのリスクを考えると、行くのをやめることにして、本番は卒業生たちにまかせることにしました。
実は、わたしの状態を知った卒業生のみんなから「会いたいけど来るな」という「暑苦しい優しさ」にあふれたメッセージが届いていました。Tーますに至っては、「「いつきちゃん、本部でねっぱなしやわー」とか思いながらゼンコーなんてできるか!」という、ほんとうに「暑苦しいメッセージ」をくれました。そんなみんなの言葉に従うことにしました。
おかげさまで、副産物として、「山に登る*2」の時間が2日確保もできたわけでo(^^)o。

*1:もちろん、玖伊屋に行ったからと言って呑まなきゃならないわけでもないのではありますが^^;;

*2:おべんきょ結果のリライト

子どもとつくる貧困とひとりぼっちのないまち

今日は某人権教育研究会の夏季研究大会です。まぁ、自分の役割が役割なので、ちょいとリハビリがてら参加しようかと。てことで、パートナーの運転の車で会場まで向かうことにしました。ちなみに、会場はこないだまで入院していた病院のすぐ近くで、ついでに「お勘定」もすませてしまおうかと。
ただ、問題は服装なんですね。前回も「どん引き→騒然」となったけど、今回はもっとハードル高いしなぁ。なにせ、総括○○○○とか、某校○とかも来るしなぁ。てか、うちの新採も来るよなぁ。
でも、ここは根性決めてスカートで行きましょう。いや、単に「締めつけが緩いから楽」というだけのことなんですけどね。
で、会場に行って同僚と会うと、やっぱりどん引きされました。ま、しゃーないです。不徳の致すところでございます(笑)。

で、今日の講演は山科醍醐こどものひろばの村井啄哉さんです。村井さんとはこの時にはじめて出会って、なんとなく意気投合して、でも、それ以来会っていない人なんですね。なので、今日は存分に話を聞けるなと楽しみにしていました。
話の内容は、「こどものひろば」の発足当初からの歴史や、それからの変遷、さらには「子どもの貧困」にかかわる話です。「貧」に焦点をあてるのではなく「困」焦点をあてるとか、ボランティア大学生の組織化の話とか、既存のネットワークの利用とか、ほんとうに参考になる話がいっぱいありました。
が、たぶん、これ、わからない人にはさっぱりわからないでしょうね。というのは、村井さんの持っている力というか魅力というのは、おそらくは教員が持つべきと思われている方向とは斜め60度くらいずれているからです。例えば、ボランティア大学生を募るとする。たいていの組織は「やってほしいこと」があってボランティアを募る。なので、その「やってほしいこと」に合致しない大学生は来ないし、来ても定着しない。ところが村井さんは「集まった人がやりたいと思ったことを支援する」というスタンスです。いや、もしかしたら「支援」もしないかもしれない。でも「やりたいこと」のためなら、工夫をします。それを見守る感じ。すると、活動が広がっていきます。活動が広がった分だけボランティアも来るし、利用者も来る。ただし、お金もかかり仕事も増える。この最後のところを村井さんは担っておられるんですね。これ、すごいことです。すごく「ええかげん」な言い方をしておられますが、それもまた魅力ですね。
それから、話を聞いていると、まさに同和加配がかつてやっていたことを彷彿とさせます。あの頃は法律の後ろ盾のもと、お金と人が会った。それがないところで今、子どもの貧困のことが論議されている。おそらく「いろんなご託はいらんから、金と人をよこせ!」という気持ちだろうけど、それを自分のスキルで集めているんですね。
ということがわかるかどうかが、村井さんの話がわかるかどうかの分水嶺なのかな。で、もしかしたら、一般的なというか「教員らしい教員」にはわかりにくいところなのかもしれません。

ま、そんなこんなで、とてもおもしろい話が聞けました。
今日は体調あきませんから、また秋になったら呑みましょう。

リライト開始

今回はこないだ送ったおべんきょ結果のリライトです。
あの時、「一度組み立てたものをバラす「決意」」と「そのバラしたものを再度組み上げる「やる気」」を経験しましたが、それをもう一回やらなきゃなりません。
とりあえず、リライトのための「コメント」をじっくりと何度も読み返します。難しい…。書いてあることがわからん(;_;)。でも、何度も読み返す中で、「タクティクス」が浮かんできます。「ここはバラす」「こう組みかえる」「これを入れる」「これは抜く」。少しずつ少しずつ考えて、なにをどこと一緒にするのかしないのか。筋が通るのか通らないのか。そんなことを試行錯誤しながら考えます。
と、突然「いままでの完成稿」にはなかった考えが浮かびます。「あれが抜けてたのかぁ」。それを抽出することで、別のものが浮かび上がってきます。
とてもしんどいけど、やはりおもしろい。おもしろいけど、ものすごくしんどい。でも、この山は絶対に登り切ります。

「にじまい」との交流会

本来は28日の夜から沖縄に行く予定でした。てか、「大量出血」の時は「来週だったら大丈夫だろう」と思っていたので行くつもりをしていました。が、さすがに「転院」した時点で「これは無理やな」と思ってキャンセルしちゃいました。
で、今回沖縄に行く目的はふたつありました。ひとつはもちろんR球大@N入さんプロデュースで、もうひとつが「にじまい」というサークルとの交流会でした。これはこれでとても楽しみにしていました。が、今回どうしても無理ということで、急遽プログラムを変更して、skypeで交流をするということになりました。
19時半頃、skypeがつながりました。
そこから、映画「coming out story」のことからはじまり、カミングアウトにまつわるさまざまなことを話しあいました。
ひとことで「カミングアウト」と言っても、対象が親なのか、友だちなのか、会社なのか、それとも社会全般なのかによって、位置づけが変わったり、はたまた変わらなかったりします。その「相違点」をあげていくのは簡単なんですが、「共通点」をあげるのは案外難しいです。その難しさは、同じ「カミングアウト」であっても、「トランスのカミングアウト」「レズビアン/ゲイのカミングアウト」「部落出身のカミングアウト」にも同様にあります。それらの「相違点」をあげるのはあげるのは簡単だけど、「共通点」をあげるのは難しい。
さいわい、「にじまい」にはいろんな人が集まっておられます。だからこそ「相違点」を出しあいながら「共通点」を探ることができる。そんな論議ができたかな。
約1時間半、濃密な時間が過ごせました。
でも、来年は「生身の交流」がしたいな…。

すすまない…

リライトのタイムリミットまでそんなにあるわけではないです。でも、やはり「安静状態」ではなかなか頭がまわらない。
とりあえず、できそうなところから手をつけていかないと、どうしようもありません。この鈍った脳みそをどうにか動かさなきゃ。